食事制限だけで痩せる、が危険な理由

食事制限、食事療法はダイエットに有効です。しかし、それには危険性があることを理解して頂きたく思います。確かに、「運動する時間はないし面倒」と考える方が多いのは事実でしょう。中には極端な糖質制限を行い、朝はリンゴとゆで卵、ランチは蕎麦で、夜は炭水化物抜き、こういう食生活・食事制限をされる方もいらっしゃるかと思います。こうした食事制限は、おそらく最初は気持ちいいほど体重が落ちていくでしょう。気分が乗って腹筋運動でもしようもなら、瞬間的には腹筋が割れるかもしれません。

だが、こんな食生活が長く続くわけはありません、またある程度まで行くと痩せるのが止まってしまい、テンションも下がってしまいます。食べられないストレスも蓄積されていきます。そして、肝心なのは、こうした食事制限でのダイエットを行っていると、エネルギーを使ってくれる筋肉が落ち、基礎代謝や活動代謝は著しく下がっていき、いわゆる痩せにくい体質、脂肪が燃えない体に変わってしまい、脂肪がつきやすい体になってしまいます。

また、今流行の糖質制限はどうかというと、安価なご飯やパンを食べられない分を赤身肉や魚と言った良質なタンパク質や低糖類の野菜などを割高な食材で補うことになります。毎食ご飯やパンを食べてきた人の場合、食費が倍になるとまではいかなくても高いコストを払い続ける必要はあります。

また、糖分が不足すると、活力も失われていきます。よりアクティブに動きたい、人生を楽しみたいというのも難しくなってくるでしょう。食事量を減らせば痩せられるが通用するのは代謝が活発で筋力や成長ホルモンが増えている二十代前半まで。加齢によって筋量やホルモン量が低下した状態では、あまりオススメできません。食事制限ではなく、気持ちよく運動をして汗をかいて、基礎代謝を上げて痩せていくのが健康の基本です。

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【監修者】宮川涼
プロフィール早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻修士号修了、同大学大学院同専攻博士課程中退。日本倫理学会員 早稲田大学大学院文学研究科にてカント哲学を専攻する傍ら、精神分析学、スポーツ科学、文学、心理学など幅広く研究に携わっている。

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