ヨガで瞑想をしている時、頭の中はどうなっているの?

ヨガと瞑想の効果
ヨガと瞑想

瞑想をしていると雑念が湧いてくる経験は誰にでもあるでしょう。どうして雑念は止まらないのでしょう。どうしたら瞑想になるのか。瞑想をしている時の脳の状態をみていきましょう。

瞑想の入り口はヨガだけではありません。ヨガのアーサナで集中する様に、「集中」するためにマントラなどの意味のない音に集中したり、瞑想用の複雑な図形に意識を向けることも有効です。音は連想しないように意味のない言葉を、そして図形は1つのことに忙しく働くように複雑なものを選んで脳に処理させることで集中ができます。音と図形を両方一緒に使えば、脳は忙しくなって集中しやすくなるでしょう。

普段は思考や判断で脳内ネットワークが活発に反応しあっています。それを瞑想でネットワークをオフにしていき集中状態になるのです。集中状態とは雑念がほとんどない状態の事で、集中し続けていると無になる瞬間がぱっと一瞬出てくることが分かるとおもいます。それでも集中していると無になる頻度が増えていって、やがて長い時間無の状態となり、瞑想状態が訪れます。

瞑想時の脳の働きは?

瞑想しているときの頭の中
瞑想をしている時、頭の中はどうなっているのだろう?

脳は目から情報が入って来ると、後頭部あたりの視覚野で情報を感知します。視覚野の隣にある視覚連合野で見たものを記憶と照合して額の奥にある前頭前野で情報を判断します。雑念が湧いているとこのネットワークが脳全体で活発になります。活発だった反応がだんだん少なくなって1つに絞られていくと、雑念が減って集中が高まります。瞑想で無の状態になるとよく言われますが、これは脳内のネットワークが切れて前頭前野に情報が上がってこないので情報を処理しなくて済み、多田のアイドリングをしている状態です。実際には視覚野には目からの情報が入っていてきており、感覚器官では暑い寒いなどを感じているのですが、1つのことに集中していると、指示命令系統が低下します。

また、眠っている時と瞑想をしている時の脳の状態も似ていると言われています。眠っている時でも感覚からの情報や記憶は前頭前野へ次々と上がってきますがネットワークが切れているので前頭前野は判断を行いません。空を飛ぶ夢も実際なら危険だと前頭前野が判断するので実際に富んだりはしません。しかし眠っている時は前頭前野が働いていないため気持ちよく飛んでしまうと理解されています。

このように瞑想は脳内のネットワークをオフにしていく作業で、本能的には実は不安定な状態で命を守るための反応スイッチを切っていく行為ともいえます。そのため瞑想は同じ場所や同じ時間帯等、決まったルーティーンで行うことにより、身体と脳に危険が無い事を覚えさせることによってよりは入りは少なるのです。

瞑想が脳にもたらす効果とは?

瞑想は脳へポジティブに働く
瞑想が脳にもたらす効果とは

瞑想は脳機能を鍛えてくれます。ストレス反応は本来は生き延びるのに不可欠な反応です。ストレスを処理しているのは、前述したように額の奥にある前頭前野ですが、危険なことを察知すると、緊張するなどのストレス反応が起こるのは脳にエネルギーと血液を送って生命維持のために、必死に考えなければならないからです。ストレス反応は本来、数十分したら解除されるようにプログラムされていますが、あまりに頻繁にストレスに反応していると、スイッチが切れにくくなって常に緊張状態になってしまいます。疲れ果てた前頭前野は適正な判断ができなくなって、何かにつけて大変だ、大変だと反応するようになってしまうのです。瞑想はこの前頭前野のスイッチをオフにする作業です。前頭前野を十分に休ませて訂正な判断を取り戻すことができるようになります。瞑想を習慣化している人は前頭前野が活性化されて判断機能が強化されてゆくのです。また脳内チン性物質であるGABAが分泌されて、脳の雑念を静かにしてくれます。瞑想をすると心が動じなくなるのは本当の様です。

瞑想時のカラダの反応は?

瞑想は身体へも影響
瞑想時のカラダの反応は?

人はストレスを感じると、ストレスホルモンが分泌され、視床下部からストレス反応が出ます。そして体の中でいろいろなホルモン分泌の仕方が変わります。ホルモンの分泌によって、体内が命の危険にされされている緊急事態に備えた状態になるのです。中には分泌が止まっては困るホルモンもあり、その一つが抗炎症や免疫を強化するプロスタグランディンE2(PGE2)です。PEG2には胃の粘膜保護やカルシウムを吸収して骨を増強する働きがあります。しかし、それらの分泌がストレスホルモンでによって止まってしまうのです。すると、おできや口内炎になりやすくなったり、骨がもろくなったり胃が荒れやすくなったりします。瞑想をすると、身体の緊急体制のスイッチがオフになって、副交感神経が優位になります。PGE2が正常に分泌されて、自然治癒力や免疫が正常になっていくのです。また通常、副腎皮質ホルモンが出ると副腎のレセプターで感知して副腎皮質にフィードバックしてホルモンが止まる仕組みになっています。しかし、ストレスによってレセプターが上手く働かなくなって分泌が止まらなくなるケースがあります。そのようなときもストレス反応のスイッチをオフにする瞑想を繰り返すとレセプターの機能が回復します。ストレス反応によって遺伝子に必要なスイッチが切れていたり、余計なスイッチが入っていると、構成にも遺伝されるという研究もあります。瞑想は遺伝子のスイッチを正常にする効果も期待できるのですね♪

瞑想を行うには、ヨガのポーズを20分ほど行ってカラダの緊張をほぐしてから行うと瞑想しやすくなります。毎日やってみることで、自分の中のスイッチを1つずつオフにしていく過程を習慣化することができ、瞑想状態に入りやすくなります。せっかくヨガを始めたら、瞑想の方もトライしてみてください。布団に入って寝る前に行ってみると実施のハードルが下がるかもしれませんね。

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【監修者】宮川涼
プロフィール早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻修士号修了、同大学大学院同専攻博士課程中退。日本倫理学会員 早稲田大学大学院文学研究科にてカント哲学を専攻する傍ら、精神分析学、スポーツ科学、文学、心理学など幅広く研究に携わっている。

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