ガンジーとマザー・テレサに見るヨガの精神

ガンジーとマザー・テレサは、行った活動も宗教も異なるが、二人ともインドで人道上偉大な業績を残した人物だ。

01 ガンジー

ガンジーが展開し、イギリスの植民地だったインドの独立を目指した「非暴力・不服従」運動は、「サッティヤーグラハ」の思想に基づいている。サンスクリット語の「サッティヤ」(真実、または愛)とアグラハ(堅持、そこから生まれる力)が組み合わさった言葉「サッティヤーグラハ」は、真実の力または愛の力を意味する。ガンジーは「サッティヤーグラハ」に自分の一生をささげた。

1869年、イギリス支配下のインドに生まれたガンジーは、イギリス留学を経て弁護士となり、人種差別が著しかった南アフリカで人権運動を始めた。友人と読書会「求道者クラブ」を作ったガンジーは、「ラージャ・ヨガ」や「ヨーガ・スートラ」といったヒンドゥーの教典を読んでいるが、中でも「信仰を持っていた」とまで言うのがヨガの教典「バガヴァッド・ギータ―」である。ギータ―のしを書いた紙片を壁に貼り、毎日水阿木の際に見ていたガンジーは、13章分を暗記したという。「私にとって、ギータ―は行為における不可欠の指針になった」と生前の述べている。自らの血肉になったぎーたーから、ガンジーはインドの伝統的な思想「アヒムサ」を身に付ける。サンスクリット語「アヒムサ」は、「非暴力」、「害を与えない事」、「非殺生」を意味し、古代からインドの思想にある観念だ。「非暴力」は「ヨーガ・スートラ」に書かれている八支則の1つ目の「ヤマ(禁戒、自分や人や社会に対して悪を行わない事)」の中でも最初に挙げられる。ガンジーの「アヒムサ」の信念は固く、赤痢が悪化して死にかけた際、ヤギの乳を飲んで命を取り留めたことに対する自責の念を自伝につづっているほどだ。

「サッティヤーグラハ」運動の具体的な手段であった「非暴力は」、インドで脈々と受け継がれてきた観念に基づくもので、だからこそインド独立運動の手段となった事には大きな意味がある。前出の「ガンジー自伝」の訳注には、以下の一文がある。「ガンジーは、サッティヤーグラハを自分の目指す目標としたが、『それは敵に対してではなく、自分の自我に苦悩を与えることによって、真実を証明する事である』と言っている」。また、自伝でガンジーや次の様に描いている。「私は民衆をサッティヤーグラハに導こうと欲するものは、彼らに期待できる範囲内の非暴力を彼らに守らせなくてはならない、と固く信じている」。イギリス留学で西洋文化に触れ、そのうえでインド古来の思想を深く学んだガンジーにしかできない運動が「アヒムサ」を重要な要素とする「サッティーヤグラハ」運動だったといえる。

02 マザー・テレサ

「愛は、この世で最も偉大な贈り物なのです」と言う言葉を残したマザー・テレサは、常に「カーマ」(愛)をもって生きた。1910年ユーゴスラビアに生まれたマザー・テレサは18歳の時に修道女になり、インドの学校で教えていたが、一人でカルカッタのスラム街に入り、病人の世話をしたり子供に勉強を教えたりする活動を始める。マザー・テレサに賛同した修道女たちも共に働くようになり、ローマ方法に認可された修道会「神の愛の宣教者たち」として出発。「死を待つ人の家」、「孤児の家」、ハンセン氏病患者の理想の村「平和の村」など、数々の施設を創設する。1979年、ノーベル平和賞を受賞。2003年にはローマ・カトリック教会により「福者」に列せられていたが、2015年12月17日、法王が承認したことにより、最高位の崇敬の対象「聖人」に認定される見通しである。

マザー・テレサは「カルマ・ヨガ」の実践者と言われており、カルマ・ヨガは「行為のヨガ」であり、執着することなく行為そのものに心を集中させ、社会で言えば見返りを期待せず周囲に役立つ行動をする事を言う。「あなたの中の最良のものを世に与え続けなさい。蹴り返されるかもしれません。気にすることなく最良のものを与え続けなさい」。この言葉を残したマザー・テレサの障害は、まさにカルマヨガの精神を体現したものと言える。

準拠者以外の人が「聖人」に認定される条件は死後に2度の軌跡を起こすことだが、マザー・テレサへの祈りにより病気が治った人が二人いたことが奇跡と認められたという。しかし、「わたしは、不親切で、冷淡でありながら奇跡を行うよりは、むしろ親切と慈しみのうちに間違う方を選びたいと思います」と語っているマザー・テレサは、奇跡を起こしたかったわけではないようだ。何より重視していたのは、愛を伴った行為だった。

「協労者は行為に愛を表すべきです。私たちの愛の仕事は、平和の仕事に他なりません。より大きな愛をもって、てきぱきとこの仕事を果たしましょう。それぞれの仕事で毎日の生活で、家庭で、周りの人と一緒に」

ヨガの精神を感じるガンジーとマザー・テレサの生涯である。

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