インド哲学の古典「ヴェーダ」では、心(=ハート、ココロ)の奥に空間があると考えられていて、その空間をKHAN(カム)と呼んでいます。ハートの奥にある空間にすごく広がりがある状態が「スッカム(=喜び)」で、空間がギュッと縮こまった感覚を「ドゥッカム(=苦しみ」」と呼んでいます。ハートの奥の空間の状態によって幸せか苦しみか決まるというのが、インド哲学の古典「ヴェーダ」の考え方です。

別のコラムでもご紹介した、ヨガ(Yoga)の五鞘の考え方では、ココロ(マインド)は、人間の鞘の外から順に①カラダ、②呼吸、③マインド、と外側から3つ目にあります。そのため、ココロは身体の少し内側にあるといえるでしょう。また、ヨガ(Yoga)では脳で何かをするという考え方が無いので、ココロはカラダの内側全体にあるともいえます。現代人は頭で考えることが多いので、身体の内側が感じるとは少しイメージが付きにくいかもしれません。しかし、胸の奥の空間が広がっている感じが、嬉しかったり、明るい気分で、逆にその空間がギューっとなっていると、ショックを受けたり、悲しい気持ちでいる感じがするのではないでしょうか。

まずは簡単にヨガのココロについてみてきましたが、次に時代によって人間が、身体のどこを、何を、ココロだと捉えてきたのか見ていきましょう。

古代メソポタミア文明(紀元前3500年)では、相手の感情と一体化する感覚について、子宮や性器で感じるという表現があったそうです。また、紀元前17世紀ごろに中国で使われていた甲骨文字(漢字の原初形態)では、心という文字が男性器の様なかたちをしています。このことから、地域異なれどこの時代は、現代よりもより本能に近く、好きな人にあったら反応する部分がココロだと認識していた可能性があります。

これが、紀元後1~2世紀の頃になると、新約聖書に内臓が動くことが感情とと表現されており、紀元前6世紀頃に、古代ギリシャでホメロスによってつくられたとされる長編叙事詩「イリーアス」でも、横隔膜の語源となる言葉が心を現しています。また日本でも古事記(712年)に、腹で感じたことがその人の一番の本音であるという意味で「腹にある肝向かう心」という表現があります。(前述の、インド哲学の古典「ヴェーダ」も、紀元前1000年から紀元前500年頃に編纂され、ハートがココロだととらえているのでこの系譜に入るでしょう)ここでも、似たような時期に異なる地域で、腹のあたりがココロととらえられていた様です。

そして、近代では心はHeartと、心臓のあたりに上がってきました。今では更にハート(心臓)から頭(脳)まで上がり、頭(脳)で生まれたものがココロと感じている方もいるのではないでしょうか。心のセンサーが徐々に人体の上に上がってきた事により、過去に人間が感じてきた、性器や腹、胸の奥や内臓の反応として感じてきたであろうココロという動きを私たちが認識できなくなっている可能性もあります。これは現代の様に都市部に人が密集して生活をする中では必要な事なのかもしれません。満員電車などでは感じることを締め出す必要があるでしょう。いま都市部で生活をすると言うことは、部屋の窓を全て閉ざして生活をしているような状態でしょう。

このように脳が優位な現代において、ヨガのアーサナや呼吸、目を閉じて静かに座る瞑想は、自分の内側に意識を向ける作業です。続けるうちに自然と身体の色々な部分の反応をキャッチして、実は身体の隅々にあるかもしれないセンサーを取り戻す事に繋がるでしょう。静かに座るだけなら家でもできると思いますが、いざ瞑想をしてみようと思っても家で一人で続けるのはなかなか難しいものです。筋トレやエアロビクスなどの他の運動にないヨガ(Yoga)のメリットの一つに、エクササイズとしてのヨガと、ココロやカラダに意識を向けるYoga。この2つの効果を同時に得られるのが、ヨガ(Yoga)の大きなメリットの1つです。

ヨガ自体にもエクササイズとココロに同時に効果が得られますが、更に、立川唯一の溶岩ホットヨガ・スタジオ『オンザショア』は、溶岩石による遠赤外線と加湿により、まるでスチームサウナに入りながらヨガのレッスンを受けているような、スチームサウナとエクササイズ、ココロへのアプローチと、同時に3つものメリットを享受できるレッスンです。サウナが好きな方も、ヨガが好きな方も、運動をしたいけどちょっとまだ一歩踏み出せていない方も、既に身体を動かすと体調が整うことを実感している方も、ぜひ一度体感しにてみてください。

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