胴タックル

胴タックルは、両足タックルや片足タックルのように、低い姿勢から入るタックルと違って、相手による膝蹴りなどのカウンターを受けにくというタックルです。つまり、胴タックルは、自分の体勢を崩すことなく入れるタックルのため、相手の膝蹴りによるカウンターを受けずにタックルを行える利点があるタックルです。元々はレスリングのグレコローマンスタイルの技で、たとえば往年のヒクソングレイシーがよく使っていましたね。
胴タックルは、構えた状態より、前足を相手の足の間に素早く踏み込みながら相手の左腕を体と一緒に抱え込みます。もちろん、相手の腰の後ろでしっかりとクラッチを組みます。その後、相手をしっかりと抱えたら体をビタッと密着させて頭部で相手の顎を押し上げながらそのまま後ろへ倒します。
その際に相手のバランスが良くなかなか倒れない場合は、小外刈りや小内刈りで足を引っかけて倒します。
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【監修者】 | 宮川涼 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻修士号修了、同大学大学院同専攻博士課程中退。日本倫理学会員 早稲田大学大学院文学研究科にてカント哲学を専攻する傍ら、精神分析学、スポーツ科学、文学、心理学など幅広く研究に携わっている。 |