ヨガは自律神経に負担をかけない疲労回復法
ヨガは疲れをとる
自律神経を疲れさせると疲労感が抜けなくなります。また、一度衰えたら自律神経は戻ることがありません。では、自律神経に負担をかずに、賢く日々の疲れをとるのに適している運動は何か。代表的な例の1つに、ヨガ(Yoga)があります。散歩やストレッチと並んで、ヨガ(Yoga)は実践することにより疲労回復の効果が期待できます。

運動の負荷の大小にかかわらず、運動をすると体内に「疲労感のもと」となる「疲労因子FF」という物質が現れ、それに伴って「疲労回復因子FR」も現れます。軽い運動であれば疲労因子FFはそれほど増えずに数時間で減少するため、疲労回復因子FRが優位となって細胞の修復が進み、結果的に疲れが取れるのです。
また、疲労回復因子FRは疲労因子FFとセットで現れることが多いため、軽い運動を習慣にすれば、徐々に疲れにくい身体になっていくとも考えられます。ただ、軽い運動でも飽きを感じたら、自律神経が疲れているサインです。決して無理をせず飽きたら気が向くまでお休みするのも続けるためのポイントです。
ちょこちょこ席を立ってミルキング・アクションを活性化

疲労物質の代謝を促すには、血液やリンパの流れをスムーズにすることが不可欠です。ヨガ(Yoga)は普段使わないインナーマッスルを使う事により、血液やリンパの流れをスムーズにして、むくみや疲れを取るのに適しています。ただ、会社で突然ヨガを始めるのは現実的ではありません。そんなときはちょこちょこ席を立って脚の筋肉を刺激して、血液やリンパの流れを促しましょう。そうすることによって疲労物質の代謝が促されます。
下半身の血液は、ふくらはぎをはじめとする足の筋肉が収縮都市間を繰り返すことで心臓に還流しています。このポンプ作用を「ミルキング・アクション」と呼びます。
座りっぱなしから立ち上がるだけでも血流は上がりますが、歩いたり、簡単なエクササイズやストレッチをすれば、ミルキング・アクションが働いて、更にめぐりがスムーズになり、疲労物質が排出されます。デスク作業中ならトイレに行ったり、ドライブ中ならコンビニやサービスエリアに立ち寄る程度でも効果があります。会社で人の目が気になる時はトイレの個室でストレッチをすると更に効果的ですね。この時に水分補給も行うと、より体の循環がアップします。

座ったままの状態は疲れを呼びます。会社や自宅、ドライブ中など、思いついたときに気軽に実践してめぐりの良い疲労しらずの体を手に入れましょう。そして仕事終わりの、溶岩ホットヨガ「オンザショア」~ontheshore~のヨガ(YOGA)レッスンもお忘れずに♪

立川ヨガ 立川エリア唯一の溶岩ホットヨガスタジオ「オンザショア」

【監修者】 | 宮川涼 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻修士号修了、同大学大学院同専攻博士課程中退。日本倫理学会員 早稲田大学大学院文学研究科にてカント哲学を専攻する傍ら、精神分析学、スポーツ科学、文学、心理学など幅広く研究に携わっている。 |