深い呼吸でリラックス＆集中
たっぷりの酸素が脂肪を燃やす
ヨガのポーズがいわゆる体操と違うのは、深い呼吸をしながら動いていく点でしょう。
人間は意識していなくても自然に呼吸ができますが、それは呼吸が自律神経にコントロールされているから。そのため逆に呼吸を意識的に行うことで、呼吸から自律神経を整えることができるのです。
ヨガ（ホットヨガ）は呼吸を重視します。息の流れに乗せて身体の隅々に意識をゆきわたらせることで、各ポーズの効果が最大限に発揮されます。
ヨガには、緊張した身体をリラックスさせる効果がある。ヨガ呼吸法にもとづいた循環瞑想(Cycle meditation)は、単なる横臥休息と比べて、酸素消費量と呼吸数が低下し、呼吸量が増加するため、より高いリラクゼーション効果がある
古宮登他「ヨガの心理的効果についての調査研究」（2011）
ヨガ独特の呼吸で基礎代謝を高めて、ウエストを引き締める
多くの人が自然と行っている普通の呼吸では、横隔膜は1.5cmほど上下するだけです。それに対して、きちんと呼吸に意識を向けて行う、ヨガの深い呼吸では、大きく上下に肺が動いて、その結果、横隔膜が7～10cmも上下することにより、その横隔膜の動きで内蔵のマッサージやストレッチができます。
実は基礎代謝の半分以上を内蔵が消費しています。そのため、普段の生活でも深い呼吸を意識して、内臓を効果的に動かすことができるようになると、基礎代謝がアップして脂肪が燃えやすくなります。
ヨガの呼吸は、吸うときも吐くときも、基本的には鼻で行います。呼吸時にお腹を膨らませたり凹ませたりしながら、胸郭を広げて横隔膜を効率よく上下させましょう。深い呼吸を行うには、息を吸うことよりも、まずは吐く事に意識を向けた方が、結果的により深い呼吸に繋がります。肺の中の空気を大きく吐き出すと、肺の中が空っぽになって、すると肺の中に自然と新鮮な空気がたっぷりと入ってくるでしょう。この呼吸の循環で、ますます基礎代謝が高くなって脂肪が燃えやすくなります。
常に深い呼吸をしているヨガは、見た目にはゆっくりした動きでも、このように常に身体の中では脂肪が燃焼しているのです。
また、深い呼吸は横隔膜を鍛えます。横隔膜は肋骨から下腹にかけて広がって上半身を支えている筋肉ですが、この横隔膜の筋力が低下すると姿勢がくずれて下腹が突き出てきます。深い呼吸で横隔膜を鍛えると、代謝が上がるだけでなく、ポッコリお腹も引き締まります。
ヨガを続けると暴飲暴食が抑えられるように
また、ヨガを続けると、間食が減ったり、寝つきが良くなったり、早起きになったり、考え方が前向きになったりします。
それは、私達の食欲や生活ズムを歪ませていたストレスが、ヨガによって、アーサナに集中して意識を「今」に向け、深い呼吸によって自律神経が整えられことなどにより緩和され、ココロもカラダもリラックスできるようになるからです。そうすると、身体は自然にヘルシーでナチュラルな状態を心地よいと感じるようになり、ヨガを続けていると気が付けば暴飲暴食が抑えられるようになるのです。
続けることでメリハリのあるしなやかBODYに
１日５分でもヨガを続けていれば、数か月後には見違えるほどしなやかでメリハリのある身体になるでしょう。ポイントは続ける事です。
続けるには休むことも大切。ヨガができない日は無理をせずにお休みをして、レッスン中も疲れを感じたら楽なポーズでお休みをしましょう。
レッスンに行くまでは面倒だなと思っても、いざレッスンに参加をしてみると、帰りにはカラダもココロも驚くほど軽やかになって、レッスン前後の変化にびっくりした経験のある方も多いでしょう。ぜひ一度、立川唯一の溶岩ホットヨガ・スタジオ、オンザショアのレッスンに足を向けてみてください。
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立川ヨガ 立川エリア唯一の溶岩ホットヨガスタジオ「オンザショア」
| 【監修者】 | 宮川涼 |
| プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻修士号修了、同大学大学院同専攻博士課程中退。日本倫理学会員 早稲田大学大学院文学研究科にてカント哲学を専攻する傍ら、精神分析学、スポーツ科学、文学、心理学など幅広く研究に携わっている。 |
