HIITで動きがスピーディになる

HIITを行うと俊敏性、つまりカラダの動きがスピーディになります。というのも、HIITを行うと、大腿四頭筋やハムストリングの筋肉量が増加するからです。太ももの前面である大腿四頭筋や裏側のハムストリングスは加齢と共にどんどん筋行く量が低下していく部位です。しかし、筋肉量の約6割が下半身に集中している人間にとってこれは手痛いものです。HIITでは、集中的にこれらの衰えやすく、筋肉量の豊富な部位を鍛えることが可能です。

いわゆる若さの一つの指標として「俊敏性」や「機敏さ」というものがあるかと思います。歳を取ってもキビキビとしている、といわれるのは若々しい証拠でしょう。そして、この人が素早い動きが出来るかどうかには、いわゆる速筋と呼ばれる瞬発的な筋肉の量が決め手となっています。

人の筋肉には他の箇所でも説明しているように大きく二つあります。一つは、今紹介した速筋で、もう一つが遅筋と呼ばれるものです。それぞれ筋肉の色の特徴から「白筋」「赤筋」と言われることもあります。遅筋は、持続力に影響するもので、普段からよく歩いている人は遅筋が発達し、ゆっくりしたペースであれば、高齢者でも長距離のウォーキングやハイキング、登山などができるものです。

しかし、普段から歩け歩けとしきりにウォーキングしている人でも、速筋は意識して鍛えていないと年齢と共にどんどん落ちていきます。特に落ちやすいのが冒頭でも紹介した大腿四頭筋とハムストリングス、そして腹筋です。

太ももにしてもお腹にしても体幹部、つまりカラダの支えとなる部分ですから、こうした部位の筋肉が衰えていくと自然と動作が緩慢になっていきます。これが典型的な老化現象です。つまり、速筋の衰えは、カラダの老化の目安になるわけですね。

その分かり易い指標が歩く速さ。街中を歩いていると同じ年代の一重も歩く速度は違いますね。もちろん、歩き疲れてゆっくりと歩いているというケースもあるでしょうが、いつもゆっくりと歩く人は基本的に速筋が落ちている傾向が高いです。

医師の中には「ゆっくり歩く人ほど死亡リスクが引く」と厳しいことを言う方もいます。これは一見極論じゃないかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はこれは医学的なデータの裏付けが存在しています。東京都が行った調査でも同様の結果が得られているのです。

たとえば、高齢者の歩く速度から、その高齢者があと何年生きられるか、というのはある程度予測することが可能だと言われています。

速筋は最大筋力の40%以上の負荷をかけなければ鍛えられませんが、ウォーキングは大腿四頭筋の最大筋力の僅か5%、早歩きでも15%ぐらいしか負荷をかけません。皆さんの中には、「足腰を鍛えるためになるべく階段を登ろう」と意識されて居る方もいらっしゃるでしょうが、残念ながら階段の上り下りも筋肉への負荷は15%ぐらいしかありません。つまり、ウォーキングや階段の上り下りでは速筋は鍛えられないわけです。

もし足腰を鍛えて、若々しい動きを取り戻したいなら、HIITがおすすめです。HIITで推奨される運動は基本的には全身の筋肉を使いますが、大腿四頭筋やハムストリングス、腹筋など大きな体幹を支える部位に負荷をかける運動が中心的です。HIITを行うと、持久力をあげるだけではなく、こうした大きな筋肉を鍛え、速筋を鍛えることが可能です。

HIITとは

HIITの具体的な説明

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【監修者】宮川涼
プロフィール早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻修士号修了、同大学大学院同専攻博士課程中退。日本倫理学会員 早稲田大学大学院文学研究科にてカント哲学を専攻する傍ら、精神分析学、スポーツ科学、文学、心理学など幅広く研究に携わっている。

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