溶岩ホットヨガで得られる効果

溶岩ホットヨガでしか得られない一番の効果とは何かというと、「脳疲労が取れること」が挙げられます。実は、脳疲労の原因は、ぼーっとしている時にもいろいろと考えてしまうことによって、脳の70~80%のエネルギーが奪われることにあります。しかも、これは脳が自動的に考え始めてしまうので、意思の力ではどうにもなりません。

逆に、ぼーっとしていない時、たとえば、勉強をしたり、資料を作ってプレゼンをしたりして脳を能動的に使用している時でも、実は脳のエネルギー消費は、ぼーっとしている時と比べて、5%しかアップしません。何か意味のある作業を行っても、脳のエネルギー消費はたったの5%程度しか上昇しないのですから、ぼーっとしている時のエネルギー消費がいかに高いか、と言うことです。では、どうしたらその消費を抑えることができるのでしょうか。

そのカギが、「DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)」と、「CEN(セントラル・エグゼクティブ・ネットワーク)」です。

DMNはぼーっとしている時、脳が意識的に活動していない時にも働く脳回路です。意識的に活動していないとはいえ、忙しい現代人の中には常に懸案事項が頭の中を駆け巡っています。

また、ぼーっとしている時というのは、基本的には何もしていないので、外からの情報に敏感になる必要がありません。そのため、心は内を向き、外からの情報を受け流します。テレビを見ている時に、最初はちゃんと見ていたけれども、次第にノイズのように頭に入ってこなくなるようなイメージです。こうして、内側で思考が次々と沸き上がることによってDMNが働き続けて脳がどんどん疲れていきます。

一方、CENは、集中して仕事を行っている時に活性化する脳回路です。CENが活性化している場合は、眠気や空腹など、自分の内なる情報を遮断して、外のタスクに集中することができます。つまり、勉強や資料作りなどの目の前の仕事に没頭できると言うことです。

脳疲労を取るカギは「DMN」の消費量を減らすこと

DMNとCENが同時に活性化することは無く、一方が活性化するともう一方は不活性化するという、シーソーの様な関係にあります。

けれども、CENのエネルギー消費が5%程度であるのに対して、DMNは70~80%にも達します。これではまるで、大人と子供のしーその様です。

そのため、外のタスクに集中しようと思って、子供のように軽いCENが勢いよくシーソーに乗っても、もう一方のDMNが大きすぎるため、なかなかシーソーが傾きません。なんとかCENに傾いたとしても、その状態は長くは続かず、すぐtにDMNに切り替わってしまいます。

したがって、脳が最大限のパフォーマンスを発揮できるようにするためには、DMNの消費量をへらすことが非常に大切です。近年、瞑想(万度フルネス)に注目が集まっているのもこれと同じ理由で、ヨガはもともと修行僧の瞑想のために生まれたものです。更に溶岩ホットヨガはサウナと同じように、思考の停止にもつながります。これらヨガと溶岩ホットヨガのサウナ効果で、DMNの消費量が減ります。それにより、「脳がスッキリする」「脳疲労を防げる」「集中のスイッチが切り替わりやすくなる」「集中の状態がじぞくしやすくなる」などのメリットがあります。

決断力と集中力がアップする

高度情報社会の現在、次から次へと情報が入り込む現代人にとっては、よりスピーディーな意志決定が必要となります。また、それを支える集中力も必要でしょう。実は、溶岩ホットヨガに入る前と後の脳について20名を対象にMEG(脳内にわずかに発生する磁場変化をとらえて脳の機能を解析する検査)を用いて測定した結果があります。脳の様子を調べる機械としてはfMRIが有名ですが、これは血流を測定するものなので、電気活動がメインの脳の構造を直接見るわけではありません。それに対して、MEGは、防磁室に入って、200以上のセンサーを用いて頭部全体の電気的活動の結果生じる磁力を測定して、脳のどの部分が、いつ、どの程度の強さで働いていたのかを高精度に測定することが出来ます。そのMEGを用いた検査の結果で、溶岩ホットヨガに入った後は、被験者全員のα波が正常化していたことがわかりました。

α派というのは、リラックスしているときに出る脳波のため、出れば出るほど良いのではないかと思いがちですが、実はそうではありません。大切なのは正常なα派を出すことなんです。そもそも脳波というのは、周波数(一秒間に繰り返した波の数)によって分類されており、Hz(ヘルツ)という単位で表されます。そして、α波は8-13Hzに属するもののことをいいます。しかしながら、8Hzならα波だからいいんだ、13Hzならいんだ、というわけではありません。

確かにどちらもα波の範囲内ではありますが、本来正常なα波の平均値というのは、10Hzくらいです。だから、10Hzから離れすぎてはあまりよくありません。8にいってもよくありませんし、13にいってもよくないのです。認知症の人はこの周波数が10Hzよりも低下しています。また、振幅(周波数が波の数であるのに対して、振幅は波の高さ)が、適切な範囲内であることが脳にとってもっとも良い状態であることもわかっています。そして、溶岩ホットヨガに入った後はα波が正常化する、つまり、周波数も振幅も適切な範囲内にただされることがわかったのです。

こうしてα派が正常化すると、認知機能(ワーキングメモリー)や集中力が向上します。ワーキングメモリーというのは、情報を一定期間保持し、同時に処理する能力のことで、作業机にたとえられることがよくあります。ワーキングメモリーの容量が大きいというのは、作業机が大きいということで、仕事や勉強をするときにデスクが広い方が作業しやすいように、1度に多くのことを行うことができるようになります。狭いデスクだと必要なものをすべて並べておくことができないため、いちいち引き出しから出し入れをしなくてはいけませんが、ワーキングメモリーの容量が大きいとその必要がなく、効率的になります。1度に多くの情報を並べておけるため、何から着手すれば良いのかという優先順位をつけやすくなり、決断力もあがります。α波を正常化することで、ここぞと言うときに集中したり、意思決定のスピードをアップさせ、仕事や家事、勉強のパフォーマンスを大きく向上させてくれるでしょう。

アイディアやひらめきが舞い降りる

脳をオフにできず、常に70~80%のエネルギーが消費されていると、いわゆる「煮詰まった」状態になります。明日提出の企画書を準備するためにパソコンに向き合っているがいい切り口が思い浮かばない、クライアントに提案する販促イベントの目玉企画がありきたりであり新しいものが思いつかない、新サービスのアイデアを考えるがどれも使い古されたものである。など、一度に詰まると考えても何も思いつかず、時間だけが過ぎていくと言うことになります。

こういう時にこそ溶岩ホットヨガので番です。

ヨガ自体に、ポーズや動き、呼吸に集中することにより、頭を空っぽにする働きがあります。それに加えて、溶岩ホットヨガのサウナのような状態が頭を空っぽにすることに寄与するのです。

入浴とは異なるサウナならではの脳波が現れる

溶岩ホットヨガは溶岩浴をしながらヨガをする状態で、サウナの様な状態になります。

MEG(脳磁場)を用いた研究によると、サウナに入った後は右側頭頂葉の一部にβ波が増加することが分かりました。頭頂葉というのは一般的に感覚や認識、情報の分析を司る領域で、右側は音楽や空間把握、発想などを主な役割としています。大して左側は、理論的な思考や計算、言語的なものなどを司っています。なお、この実験では右利きの人しかいなかった為、右義気の人を前提に話をします。左利きの人の場合は左右が逆になります。

β波というのは、14~30Hzの脳波のことをいいます。α派が穏やかな涙とすると、β波はもう少し荒い波のイメージです。すまり、β波が増加すると言うことは、その部分が少し波立っていることで、ちょっとした緊張状態にあり、活動していることを表します。

そのため、何も知れいないすなわちリラックスしている時というのは、本来α波が増えβ波は減ります。例えば、入浴後はリラックス状態にあるためβ波は下がります。

ところがこのMEGを使った研究では右側頭頂葉の一部の領域でβ波が増加していました、測定を行ったのはサウナから出て安静にしていた時なのでβ波が減少していてもよさそうなのに、実際は増えていました。これは、入浴とサウナでは脳が受ける影響が異なると言うことです。

更にβ波が右側の頭頂葉に増加したと言うことは、感覚を司る領域が活動していると言うことで、つまりサウナに入るとアイディアが浮かびやすい状態になると言え、サウナに似た環境の溶岩ホットヨガでも同様のことが起きると言えるでしょう。

溶岩ホットヨガで感情的にならなくなる

もともとヨガには心を落ち着かせる作用があり、ヨガ自体にも自律神経を整える働きがあります、サウナのように溶岩ホットヨガの身体を温める作用にも自律神経を鍛える作用があります。

思わず感情的になってしまい公開した経験がある人は多いと思います。不用意な言動は周囲との関係を悪化させます。仕事をうまく回してパフォーマンスを発揮するには、感情のコントロールも必要です。

実はサウナに入ると感情をコントロールしやすくなるのです。イライラしていた気持ちが穏やかになったり、ネガティブな感情が払しょくされたり、平和な気持ちになります。これは、α波が正常化して、リラックス効果が高まることに加えて、自律神経がリセットされることも関係していると考えられています。

サウナ(=溶岩ホットヨガ)で自律神経が鍛えられてメンタルが安定する

自律神経というのは血流や臓器の働きを司っている人体の生体維持システムの様なものです。例えば熱い時に汗をかいて体温を調節したり、血管を拡張・収縮して血流をコントロールしたりしています。自律神経は交感神経と副交感神経に分かれていて、基本的には相反する働きを担いながらバランスを取り合っています。交感神経は車に例えるとアクセルの様なもので心身を興奮状態にする働きがあります。

いっぽう、副交感神経はブレーキの様なもので、心身をリラックスされる働きがあります。多忙なビジネスパーソンは、ストレスが多いため交感神経が優位な状態であることが多く、バランスが乱れがちです。しかし、サウナの様な暑い環境に身を置くと、人体の生体維持システムである自律神経が刺激され、鍛えられていきます。それによって、自治上生活においても交感神経、副交感神経の切り替えがスムーズにおこなわれるようになり、体調が改善し、結果としてメンタルが安定しやすくなります。

このように溶岩ホットヨガは、ヨガ自体の自律神経を整える働きと、サウナのような暑い環境に身を置くことによる二つの効果で自律神経を整えることができるのです。

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【監修者】宮川涼
プロフィール早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻修士号修了、同大学大学院同専攻博士課程中退。日本倫理学会員 早稲田大学大学院文学研究科にてカント哲学を専攻する傍ら、精神分析学、スポーツ科学、文学、心理学など幅広く研究に携わっている。

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