関節-ヨガと解剖学

骨と骨が一つつながりになった可動部分が関節です。関節は、繊維性(不動、動かない)、軟骨性(少しの動き)、滑膜性(全域の動き)の3つの種類があります。

骨と骨は堅いもの同士です。堅いもの同士が直接触れあうと、お互いの堅さで骨がすり減ってしまいます。

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そこで、正常な関節部分の骨の表面は、軟骨というなめらかな層でおおわれています。軟骨には神経や血管がありません。水分が多く、関節にかかる衝撃を吸収し、関節をなめらかに動かす役目があります。

さらに関節部分は関節包という袋のようなものでおおわれていて、その内側にある滑膜という膜から、潤滑油の役割をする関節液が分泌されています。このようにして、痛みを感じることなく自由に関節を動かすことができるのです。

滑液は、潤滑剤とクッションの役目をしており、「非-ニュートン流体」である滑液は、水に溶かしたコーンスターチのように、圧力に応じて粘度が変化し、ドロドロになったり、サラサラになったりします。

デスクワークばかりで体を動かすことの少ないライフスタイルでは、滑液が薄くなり、効果が弱まっていきます。

ヨガ、そしてアサーナ(ポーズ)を実践することで、滑液が濃くなり、軟骨などの関節構造がよく保護され、痛みが軽減していくようになります。

健康な滑膜は粘度が高く関節の衝撃を和らげてくれます。

関節炎でお悩みの方も多いと思いますが、関節の摩耗は、骨関節炎(変形性関節症)を引き起こす恐れがあり、それが関節炎として痛みを伴います。臨床試験の結果、ヨガを行うことで骨関節炎と関節リウマチの両方の治療に安全且つ効果的であることが報告されています。

このように、適度な運動ストレスが軟骨を元気にしてくれるということがわかってきました。細胞が引っ張られると、関節軟骨の主要成分であるII型コラーゲンが湧き出してくるのです。

ただしそのためには、II型コラーゲンをつくり出すための役者がそろわなければなりません。ゆっくりと関節を動かすリズムのストレスが細胞に伝えられると、主役である転写因子SOX9(ソックスナイン)が細胞核の中で演じ始めるのです。

もちろんヒロインとなる細胞内シグナルSmad3(スマッドスリー)も核の中に飛び込んできて、SOX9のはたらきを盛り上げます。適度なストレスが細胞に伝わることで、普段は落ち着いた演技をみせる成長因子CCN2やTGF-βも、細胞外で躍動しはじめます。そしてII型コラーゲンが次から次へとつくり出されるようになります。

ヨガを通じて、ゆっくりと体を動かすことを楽しむ習慣をつけましょう。そうすれば細胞に適度な運動ストレスが伝わり、放っておいてもII型コラーゲンをつくり出してくれます。もうサプリメントに頼らなくてもいいかもしれません。

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【監修者】宮川涼
プロフィール早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻修士号修了、同大学大学院同専攻博士課程中退。日本倫理学会員 早稲田大学大学院文学研究科にてカント哲学を専攻する傍ら、精神分析学、スポーツ科学、文学、心理学など幅広く研究に携わっている。

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