ボクササイズの効果

00 ボクササイズって何?

ボクササイズというのは、ボクシング・エクササイズの略称であり、ボクシングでおこなうパンチ動作を中心に、フットワークやディフェンスなどの要素を取り入れたプログラムです。一般的な筋力トレーニングは胸や脚など、部分的に鍛えるのが特徴ですが、ボクササイズの場合は全身運動になります。一見ボクシングやボクササイズというと上半身だけの運動に誤解されがちですが、ステップワークや重心の移動、前後のステップ、ガードする際にしゃがみ込むなどすることを始めとして、そもそもパンチは手だけではなく下半身から腰を回して打つものなので、意外と強度の高い全身運動で、高いエネルギー消費が見込めるエクササイズなんです。

ちなみに、参考までに運動強度(メッツ)という単位でどれくらい強度が違うのか比較すると一般的なヨガがメッツ2~3ぐらいで、ボクササイズは8くらいが目安です。そういわれると、「キツそうで無理」と思われる方もいるかもしれませんが、別にプロを目指すわけでも勝負に出て勝つことを目指すわけでもないので、ミットを殴るのは「パン」といい音がしてストレス解消にもなりますし、意外と運動音痴といわれる方でもできてしまうところがあります。

01 シェイプアップ効果

ボクササイズのプログラムは、パンチやステップワーク、ディフェンスなど、さまざまなメニューをハイテンポで実践します。上半身から下半身まで全身を満遍なく動かすので、発汗作用が高く、高い脂肪燃焼効果に期待できます。ボクササイズは、ランニングなどの有酸素運動と、筋力トレーニングの無酸素運動を組み合わせたプログラムなので、脂肪燃焼効果が非常に高いです。

有酸素運動と無酸素運動を組み合わせたボクササイズは、いわゆるHIITと同じような効果を出し、短時間でもアフターバーン効果や成長ホルモンの分泌を促し、ダイエットや体力向上に極めて有効です。しかし、このように1回の運動効果は高いものの、身体の軽さや体調の変化を感じるのは、少なくても週2〜3回ペースを1ヶ月は継続することが大切です。

実際オンザショアでボクササイズを習われている方の例でいうと、最初の1ヶ月目で3~4㎏脂肪が減り、その後二ヶ月目で体重が減らなくなるが、体脂肪率が下がっていき筋肉がつき、三ヶ月目になると脂肪が減って筋肉がついたボディラインのメリハリが効いた体に変わる方が多いです。参考までに事例を挙げると、女性で体脂肪率を10%前後とかなり絞った体作りに成功された方や半年で30㎏程度のダイエットに成功された方がいます。

ボクササイズ女子
ボクササイズで美しく痩せる!

「早く効果を実感したいから毎日取り組みたい」という意気込みも大切ですが、いきなりハードルを上げすぎてしまうと、挫折をする原因にもつながるので、まずは週2〜3回など、無理のないペースで続けましょう。もちろん、最初は週1回ぐらいのペースからはじめてみるのも当然ありですよ。継続は力なりなので、根気よく続けるのが成功の秘密です。

02 何もしなくても一ヶ月で1㎏痩せられる「痩せ体質」に変わる

ところで、なんといっても、ボクササイズを続けると嬉しいのが、基礎代謝が上がり太りづらく痩せやすくなることです。いわゆる「痩せ体質」になれるわけですね。ボクササイズは、脂肪燃焼はもちろんのこと、筋肉量がアップするため基礎代謝の向上に期待できるのです。筋肉1㎏につき、運動をしている方は大体50㌍ぐらいの㌍が、家でゴロゴロするなど何もしなくても消費されます。なので、ボクササイズで3~4㎏ぐらい筋肉を増やすと、60~80㎉毎日余分に燃焼してくれるわけです。

「なんだ。たったそれだけじゃん」と思ったそこのアナタ!これはたった1日の話ですよ。これが、一ヶ月だと1,860㌍、~2,480㌍。三ヶ月だと、5,580㎉~7,440㎉ぐらい余計にカロリーが消費されるわけですね。もちろん、運動意外の面での㌍消費なので、ボクササイズの運動で使った㌍は全く計算にいれず、これだけの㌍が消費できるわけです。脂肪1㎏を燃焼するために必要な消費㌍は約7200㎉です。つまり、ボクササイズの運動以外は特に必要なく、鍛えた結果だけで、とりわけ何もしなくても脂肪が一ヶ月~2二ヶ月で1㎏ぐらい「痩せられる体質」になるわけですね。もちろん、これはあくまでも暴飲暴食などしないことを前提にしていることはお忘れ無く。

このように、ボクササイズは、ボクシングを元にしたエクササイズの動きをすることで、有酸素運動としてのカロリー消費がされるだけではなく、足腰や腕、胸、背中などの各部位の筋肉が鍛えられ、筋力増強と共に骨格筋を中心に筋肉の量が増えます。(▶筋肥大には総負荷量を高めよう)。そして、ボクササイズを通して鍛えられた筋肉によって、基礎代謝が上がり、エネルギー消費の効率が良くなり、太りづらく痩せやすい身体が手に入るわけですね。

03 ボクササイズでムキムキになる心配はいらない。

女性の場合、「ムキムキになりたくない」という方も多いでしょう。しかし、安心してください。男性ホルモンでも注射して、ゴールドジムで毎日ダンベルやバーベルを用いて8レップスで限界になる高負荷の筋力トレーニングを続けない限り、ボディビルダーのような体型にはなりません。理由は明白で、筋肉を合成するのはテストステロンという、いわゆる男性ホルモンの役割が、筋肉量増加には必要不可欠だからです。このテストステロンが、女性は殆ど分泌されません。女性は男性に対して、テストステロンの量が1/20しかありません。簡単に言うと、男性の1/20ぐらいしか筋肉がつかないということですね。とりわけ、ボディビルでもなく、ボクササイズのような有酸素性のエネルギーを重視している運動で女性が体がごつくなってしまうということはありません。

ボクササイズは、筋肥大や筋力UPはするものの、それがメインというより、有酸素運動と無酸素運動の一種ミックスであり、HIITとかなり似た性質を持ったエクササイズになります。だから、脂肪の減少と若干の筋肉量のアップやパンチやフットワークの動作により、ヒップアップや二の腕のたるみ、太もものシェイプアップなどに効果的なのです。その結果、比較的短期間で、バレリーナや新体操のアスリート、モデルのような女性らしいしなやかな身体が手に入ります。ボディメイクを考えている女性にはうってつけですね!

04 脂肪燃焼だけじゃない!ボクササイズの効果。

また、ボクササイズで行うパンチの動作は主に捻る・回旋運動が主体です。正しいフォームを身につける事で、楽しみながらインナーマッスルにアプローチすることが可能です!この捻る動作は消化管活動を促進し、便秘解消の効果も期待できます♪また、バーベルやダンベル、マシンを使った筋トレも大事ですが、こうした自重(自分の体重のみを使うと言うこと)でのトレーニングというのは、体幹やなかなか鍛えづらいインナーマッスル(深層部の小さな筋肉ですが、姿勢の維持などに大変重要な筋肉)を効果的に鍛えることが可能です。 姿勢矯正などに役立つわけです。

さらにボクササイズは当然ながら手のイメージが強いスポーツですが、つま先で地面を蹴るフットワークなど非常に足を使うスポーツです。ステップを踏んで、第二の心臓ともいわれるふくらはぎの筋肉が刺激され、血流が促進し、冷え性・むくみの解消。キュッと引き締まった下半身へと体を引き締める効果もあります。

ボクシングでダイエットする女性
女性アスリートのように美しく!

繰り返しになりますが、ボクササイズはあくまでも有酸素運動がベースなので、「ボディを引き締めたい」という女性だけでなく、「最近お腹が出てきて…」という体型がちょっと気になり出した男性の方にもオススメです。

05 気になるワンレッスンあたりのカロリー消費量は?

ボクササイズのレッスン1回で大体体重が50㎏の女性で常温でも600~800㌍を消費します。これが溶岩ホットヨガ環境下で行われると、運動強度(メッツ)が二倍程度になるので、少なく見積もっても大体1,200㌍から1,500㌍といった大量のカロリーを消費することが可能です。脂肪が1㎏燃焼するのに大体7,200㌍消費する必要があるので、月に6回程度のボクササイズのレッスンを受けることで、脂肪が1㎏落ちることになります。ボクササイズが最強のダイエット方法と言われるゆえんでもあります。

注意:大量の汗を発汗するのと、レッスンで大量のカロリーを消費するため、レッスン前には必ず食事を取り、レッスン時にはお水を多めにご持参ください。また、レッスン後にも速やかに炭水化物とタンパク質の補給をお願いしております。

06 アンチエイジング効果

ボクササイズは、効率の良い体をつくってゆく要素がたくさんあります。その大きな一つとして、ボクササイズトレーニングをしていると、嬉しい事に脳から成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンは、脳から出た指令を受けて下垂体(かすいたい)から分泌されます。そして、肝臓や筋肉、脂肪などのさまざまな臓器で行われている代謝を促進します。肝臓では、成長ホルモンを仲介するIGF-I(ソマトメジン-Cとも呼ばれます)という物質が作られています。成長ホルモンが分泌されることが促されると、お肌が若返り、悪玉コレステロールが減り、内臓脂肪が燃え、血糖値が正常になり、骨が強くなり、肌に潤いが生じ、疲れにくくなります。

右ストレートを打つ女性ボクサー
成長ホルモンを促しアンチエイジング効果も♪

近年、成長ホルモンはダイエットだけではなく、上述したように肌の若返りなどの効果もあることから、アンチエイジングとしても注目されています。よくハリウッドの有名女優さんなどが成長ホルモンの注射を打ったりされていますが、非常に成長ホルモンの注射は高価です。しかし、自分で運動すれば、無料でこの成長ホルモンが促されるわけですね。そして、内臓脂肪を中心に、脂肪を分解しエネルギーに変えたり、筋肉などの細胞を再生させてくれます。まるで魔法の薬のように思われるかもしれませんが、美容の世界ではまさに魔法の薬として美容クリニックなどで高価な値段で成長ホルモンが使われていたりするんですね。ちなみに、成長ホルモンは、通常、睡眠中か運動時に分泌されます。運動の中でも有酸素運動より、無酸素運動時に分泌される事が解っています。なので、ボクササイズをすることは、成長ホルモンを分泌することにぴったりです。

また、成長ホルモンが分泌されている時に、有酸素運動をおこなうと、より脂肪燃焼効果が高くなります。ボクササイズは有酸素運動+無酸素運動+成長ホルモンによるダイエット&アンチエイジングを実現できるのです。年齢と共に減ってゆく筋肉を補いつつ、体を引き締め、皮下脂肪も内臓脂肪もなくしてゆき、成長ホルモンによって、見た目も内面も若々しく変化していきます。未来を見つめて、美しく痩せて新しい自分を見つけましょう。

07 ストレス解消効果

ボクササイズは高い発汗作用があり、プログラム終了後の達成感がとても気持ちいいと評判です。やはりパンチングミットやサンドバッグにドスン、パチンと殴るのは爽快ですよね。また、パンチやフットワークのリズミカルな動作は日常生活で抱えているストレスを解消できます。プログラム終了後には間違いなく達成感と充実感で心が満たされているでしょう。全身運動なので疲労は感じますが、その心地よい疲労がその日の快眠を促します。さらに、動きに慣れるといつのまにか筋肉痛も感じなくなり(ちなみに、筋肉の疲れというのは乳酸ではなく、脳の疲れだと言うことが最近の研究で分かっています)、日常生活でも疲れにくくなるほどスタミナがついてきます。

鍛え上げられた女性ボクサー
ボクササイズで気分もスッキリ、汗と一緒に老廃物もシャットアウト!

08 食事制限するよりもボクササイズをしよう!

マッチョ志向の男性でもない限り歯を食いしばるような高強度の筋力トレーニングや減量中のボクサーのような食事制限を好む方は少ないはずです。我慢をしながら続けるのは、とてもストレスが溜まり、自分の中で限界を迎えると、暴飲暴食などリバウンドを引き起こす行動をとってしまいます。また、マシンを使ったエクササイズや毎回同じような運動をしているとすぐに飽きてしまうということも多いでしょう。そして、何よりも大事なことは食事制限をして痩せようとすると、筋肉も落ちてしまうので、基礎代謝が下がり、痩せにくい体質にどんどん変わっていってしまうということが怖いですよね。もちろん、今流行のファスティングのように、三日間だけ断食してみるということはありだと思いますが、三日間ファスティングしても体重が大きく減ったり、痩せ体質になるというよりは、内臓を休めたり健康を目的としたものなので、ダイエットには向かないと思います。

その点、ボクササイズはパンチを打つというスカッとした思いで、楽しく継続できる上に、単調な運動の繰り返しではなく、特に本格派のボクシングを極めようとすればするほど次から次へと取り組む内容が増えていき、飽きることなく、ストレスを溜めずに実践できます。そして、消費㌍が圧倒的に多いので、無理な食事制限をする必要は一切ありません。基本的に好きなものを食べていても痩せられます(暴飲暴食は例外です)。「これからも美ボディのままでいたい」「これから美ボディを目指したい」「体型の崩れを直したい!」と思っている方におすすめです。また、大きな声を出したり、音楽に乗りながらリズミカルに実践できるので、運動すること自体が楽しくなります。気持ちをリフレッシュしたいと思っている方にも最適だと思います!

For example

ストレートの打ち方

ジャブの打ち方

フリッカージャブの打ち方

フックの打ち方

アッパーの打ち方

スイングパンチの打ち方

スーパーマンパンチの打ち方

パッキャオ式飛び込みストレート

パーリング

ブロッキング

スウェー(スウェーバック)

ショルダーブロック

ヘッドスリップ

ボクササイズのオススメPOINT

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【監修者】宮川涼
プロフィール早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻修士号修了、同大学大学院同専攻博士課程中退。日本倫理学会員 早稲田大学大学院文学研究科にてカント哲学を専攻する傍ら、精神分析学、スポーツ科学、文学、心理学など幅広く研究に携わっている。

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