左党に嬉しいアルコールの効果

もちろん飲みすぎは必ず避けなければなりませんが、適量のアルコールか健康に良いとする研究は古くから沢山あります。近年ではたばこ同様、アルコールも百害あって一利なしとする研究結果もあります。しかし、そうはいっても飲みたいのが左党。適量を守りつつ、楽しくお酒をたしなむうえで、嬉しくなるアルコールの健康効果についてご紹介します。

飲酒により生産される血栓融解酵素

アルコールに強い人と弱い人の差は、アルデヒド脱水素酵素の遺伝子型ALDH2の多寡によって決まるとされています。一概には決めつけられませんが、1日に日本酒なら2合、ビールなら大瓶2本、ウイスキーダブルなら2杯、ワインならグラス2~3杯以内、焼酎は2~3合(お湯で半分に割った場合)を毎日飲む人は、動脈硬化を防ぐ善玉のHDLコレステロールが血液中に増加することが分かっています。

また、飲酒により血管内皮細胞からは、ウロキナーゼという血栓溶解酵素が産生され、脳梗塞や心筋梗塞の予防・改善に走行することが分かっています。倉敷芸術科学大学の須見洋行教授らが、120人の被験者に純アルコール量として30~60mlの日本酒、焼酎、ビール、ワインなどを飲ませて、ウロキナーゼの活性値を測定したものが、下の表です。焼酎が一番、血栓予防効果があることが分かります。

アルコールの種類人数血栓融解酵素の平均化活性
非飲酒者113478
日本酒37855
ワイン37801
ビール41712
ウイスキー18510
焼酎のお湯割り621,160
アルコールの種類別による血栓融解酵素の産生量

上記のような最新情報も含めて、これまで分かっているアルコールの効能は以下の通りです。

①ストレスを発散し睡眠をよくして、免疫力を高める

適切な飲酒により、脳を含めた全身の欠陥が拡張して血流を良くして、心身のストレスを緩和し、免疫力を高める。

英国の流感研究所のスミス博士らが、400人の被験者を対象に調査したところ、「ビールを大瓶1本半(またはワインをグラス3杯程度)飲む人は、ウイルス感染後に風邪を発症する確率は15%で、全くアルコールを飲まない人の45%に比べて約3分の1」であることがわかったそうです。

愛知大学の奥田拓道教授は、1996年に酒粕成分(日本酒)が、NK細胞の活性を高めて、免疫力を高めることを報告しています。

②がん抑制効果

デンマークの防疫研究所が1964年から1993年の30年間に2万8,000人の男女を調査したところ、

週にグラス1~13杯のワインを飲むと25%、
週にグラス14杯以上のワインを飲むと50%、

肺がんのリスクが低下すると発表しています。

また、元秋田大学医学部教授の滝沢行雄医学博士も、「日本酒に含まれる低分子量成分に、発がん抑制作用がある」という実験結果を発表しています。

③善玉コレステロールを増やして、虚血性心臓病(狭心症、心筋梗塞)を防ぐ

米国ボストンのベス・イスラエル病院のK・ムカマル博士らは「適酒は、心臓発作や心不全の発症を防ぐ」と発表しています。

1989年から1994年にかけて、心臓発作で同病院に入院した1,913人のうち、1995年までに死亡した人は317人で、飲酒量が週7杯以下の人の死亡率は20%少なく、週7杯かそれよりやや多い、中等度の飲酒者の死亡率は30%少なかったそうです(蒸留酒や醸造酒といったアルコールの種類は問わない)。

④脳卒中を防ぐ

日本酒1合未満の飲酒者は非飲酒者に比べて脳卒中の発症が少ないことが分かっていますが、米国コロンビア大学エルキンド助教授は、「ビールやワイン、ウイスキーやブランデーなどの蒸留酒等々、どんなアルコールも、1日
1~2杯の適量を守れば、脳卒中の発症リスクが非飲酒者より49%低くなるが、1日に7杯以上の飲酒者は、逆にリスクが3倍になる」(1998年)ことを研究発表しています。

⑤適量のアルコールは、糖尿病のコントロールを良好にする

糖尿病の患者にとって、アルコールの摂取はカロリーの過剰になるから控えるようにと指導されるのが、これまでの常識でした。平成14年1月に日本臨床内科医会が会員医師1,249人を通じ、1万2,821人の糖尿病患者とアルコール摂取量の状態を調べた結果を発表しています。

血糖のコントロールの良否を示すHbA1c(2~3ヶ月の血糖の平均を表す)の値と、飲酒量(日本酒換算)の関係を調べたところ、HbA1c 値(3.5~5.8%が正常)の平均値が3合未満の飲酒なら、むしろ血糖値のコントロールが良好、という事実が明らかにされました。


非飲酒者   7.12%
1合未満の人 6.93%
1~3合飲む人 7.03%
3合以上飲む人 7.31%

また、糖尿病患者の合併症として最も多い神経障害(手足のしびれ、知覚低下、インポテンツ)とアルコールの摂取量との関係も、2合未満の飲酒者は非飲酒者より発症頻度が低いことも分かっています。

また、米国のハーバード第爆のタナセスク博士らは、「適酒は、糖尿病患者の約80%の死因となる心筋梗塞の発症を減少させる」(2001年)と発表しています。

⑥適量の飲酒が脳を活性化し、ボケやアルツハイマー病を予防する

米国インディアナ大学のクリスチャン博士らは、ビール、ワイン、蒸留酒など、酒の種類にかかわらず、「1日に1~2杯の適酒は、学習能力や推理力を向上させる」(1997年)との研究を発表しています。アルコールが脳の血流を良くすることが要因だそうです。

また、フランスのボルドー大学のオウゴゴゾ博士らは、「65歳以上の3,777人を3年間追跡調査した結果、赤ワインを毎日3~4杯飲む人は、非飲酒者に比べて、ボケやアルツハイマー病の発症が4分の1以下」と報告しています(1997年)。

⑦胃液の分泌をよくして、食欲を増す

⑧適酒は、鎮静・睡眠作用がある

適度な飲酒は、脳や神経の興奮を抑えて、ストレスを摂って睡眠を深くし、疲労の回復に役立ちます。

以上、適酒をしている限り、「酒は百薬の長」”Wine is old man’s milk”ということになります。

ピンク色のカクテル
適酒をしている限り、「酒は百薬の長」

種類により異なるお酒の効能

①焼酎:血栓(心筋梗塞、脳梗塞)の予防

②白ワイン:食中毒の原因菌(E・コリー、サルモネラなど)の殺菌

③赤ワイン:含有成分のポリフェノールが心筋梗塞を防ぐ

④リンゴ酒:カリウムを多く含み、血圧を下げる

⑤ラガービール:ミネラル・シリコンを多く含み、骨を強化する

⑥黒ビール:大麦由来の水溶性食物繊維を含み、整腸作用に優れる

⑦ウイスキー:ウイスキーの樽材から溶出した香気には、ストレスによる脳の興奮を鎮め、気持ちをリラックスさせる働きをするGABAの働きを促進する。また、ウイスキーのお湯割りにレモンをしぼって入れるレモンウイスキーは、風邪の薬とされてきた。

ただし、「1杯は人酒を飲み、二杯は酒酒を飲み、三杯は酒人を飲む」というように、飲みすぎると薬どころか気狂い水に急変しますので、上戸の方は気をつけましょう。

その人にもよりますが、平均的には、日本酒換算で3合以上を5年以上毎日飲んでいる人は、

1.アルコール性肝障害(脂肪肝、肝炎、肝硬変)
2.すい炎
3.急性~慢性胃炎
4.高血圧症
5.アルコール性心筋梗塞(不整脈、心不全)

などにかかりやすくなるので、注意が必要です。

ただ、しっかりと汗をかき、気持ちよく身体を動かした溶岩ホットヨガの後の一杯は何にもかえがたいもの。適度な運動と健康的な食生活、そして体を動かした後の美味しい一杯を楽しみに、今日も立川溶岩ホットヨガ『オンザショア』へどうぞ。ご予約はこちらからどうぞ。ご来店をお待ちしております。

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【監修者】宮川涼
プロフィール早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻修士号修了、同大学大学院同専攻博士課程中退。日本倫理学会員 早稲田大学大学院文学研究科にてカント哲学を専攻する傍ら、精神分析学、スポーツ科学、文学、心理学など幅広く研究に携わっている。
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