免疫力を落とさない体温1℃上げホットヨガ
コロナ感染拡大がまだ収束しない今、体温を測る機会が増えた今、改めて平熱を知り「私って低体温かも!?」と感じた人も意外と多いのではないでしょうか?ここでは免疫力を落とさない!いや、免疫力を飛躍的にアップさせるホットヨガの効果について解説したいと思います。

01 体温低下は血管が収縮し、様々な不調を招く
人間の体温は四割以上が筋肉で作られています。現代人の体温が低下傾向にある大きな原因は、日常的な運動不足にあるといえます。現代社会は通信網や移動網など便利な暮らしになり、仕事だけではなく、家事などでさえも身体を動かす機会がなくなり、筋肉量が減っているケースが多いです。
理想的な体温は、36.5度から37.1度といわれており、逆に36度以下になると低体温に分類され、放置すると健康に様々な影響が出てしまいます。 特に女性の方は体温の影響で体に様々な不調がでるので、自分の体温を知ると共に理想的な体温に上げるアクションを起こす必要があるのです。
02 体温が下がると血管が収縮する
体温が下がってくると、身体は熱を逃さないようにするために血管を収縮させます。その結果、血行が悪くなり、酸素や栄養を各臓器に届けられなくなり、内蔵機能が低下します。
血液は私たちの体を構成する約60兆個もの細胞に栄養と酸素を送り届け、かわりに老廃物を持ち帰る働きをしています。その血液の中に、免疫機能を持った白血球が存在し、その白血球が体の中をめぐることで、体の中の異物をパトロールしているのです。

03 体温が下がると免疫力がダウン
つまり、体温が下がると血流が悪くなり、免疫力も低下し、体内に異物を発見しても、素早く駆除してくれる白血球を集めにくくなり、ウイルスや細菌に負けて発病しやすくなってしまいます。深刻な症状ではなく、身近な例でも、月経痛や便秘など様々な不調を起こしてしまいます。
このように、体温が下がると免疫力が低下し、病原菌全般に対する抵抗力が弱まることで、新型コロナウイルスだけではなく、風邪や月経痛、便秘など病気を招きやすくなります。
すべての病気は生き方の偏りから始まっている。それが生体へのストレスとなって低体温と高血糖がくる。低体温と低酸素はミトコンドリアの内呼吸を阻害し、解糖系中心の細胞へとシフトする。これが発ガンである。20億年前に私達の先祖(解糖系生命体)はミトコンドリア生命体との合体によって進化を開始している。しかし、低体温と低酸素が続くと20億年前の解糖系生命体へ先祖返りする。これがガン細胞をつくってくるわけで、悪条件下で生き延びる戦略ということができる。発ガン以外にも、低体温による体調不良や糖尿病や組織破壊の病気もこの流れで起こっている。
安保徹「病気の成り立ちと体温」(2008)
そこで、その対策として一番必要なのが意識的に筋肉を動かすことです。ヨガ、とりわけホットヨガやボクササイズ、キックボクササイズ、HIITなどのエクササイズをすると、基礎代謝が上がり、太りにくい体になるだけではなく、ストレスに強く、病気になりにくい健康な体に変わります。
また、新陳代謝が活発になり細胞レベルから若々しくアンチエイジングにもなる他、エネルギーを消費しやすい体になり、内臓脂肪の解消につながりメタボ対策や骨粗鬆症などの予防にもなりますし、腸のぜん動運動が活発になり、便秘や大腸がんの予防、脳の血行もよくなり、記憶力低下や認知症の予防など嬉しいメリットが様々あります。
また、ホットヨガ、ヨガでは、深呼吸をしながらゆったりと身体を動かすため、ふくこうかん神経を優位にして血流を促す効果もあります。ぜひ皆さんもホットヨガやヨガ、ボクササイズやキックボクササイズ、HIITなどの運動に取り組んで、新型コロナウイルスの感染予防だけではなく、冷え性やむくみ、月経痛や便秘などの日常的な困りごとの改善を図ってみませんか?
立川ヨガ 立川エリア唯一の溶岩ホットヨガスタジオ「オンザショア」
スポーツ庁のコロナ禍の健康二次被害についてのパブリックコメント

立川ヨガ 立川エリア唯一の溶岩ホットヨガスタジオ「オンザショア」

【監修者】 | 宮川涼 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻修士号修了、同大学大学院同専攻博士課程中退。日本倫理学会員 早稲田大学大学院文学研究科にてカント哲学を専攻する傍ら、精神分析学、スポーツ科学、文学、心理学など幅広く研究に携わっている。 |