背骨と首のケアー背骨はヨガの中心

背骨はヨガの中心

背骨と首のケアについてお話しします。背骨は全身を支え、脊髄を守ってくれる健康の要です。ヨガは姿勢を矯正して正してくれるので、大切な背骨のケアにはうってつけです。ただ、闇雲にヨガをすればいい訳でなく、ある種の症状や疾患を予防・管理するために、簡単なアジャストメント(調整)方法を覚えておきましょう。

首を抑える女性
ストレートネックあるいはテックネックと呼ばれるスマホ首にお悩みの方、多くありませんか?

時に現代人は、スマートフォンやパソコンをよく使うため、前屈みになる姿勢をずっと維持していることが多いです。こうした前屈みの姿勢では、首や上背部に大きな負担がかかります。長時間前かがみでいると、首や上背部の筋肉が炎症を起こし、その結果痛みを生じるということが起きがちです。

ヨガを行うと、正しい姿勢を無意識に保てることができるようになり(意識的に正しい姿勢をキープするのは難しいですからね)、こうした通称「テックネック(スマホ首)」の症状を予防することができます。また、首の位置を正しく保つために必要な筋肉を強化するので、その結果症状も和らぎます。日常的な予防方法としては、後頭部で手のひらや壁、ヘッドレストなどを押しながら、数呼吸キープするといいでしょう。

時々、背中や腰に痛みがあるとヨガができないと誤解されている方が居ますが、逆です。そうした背中や腰に痛みを抱えている方にこそヨガは有効です。また、体が硬い方、たとえば立位前屈が床に手が届かない方なども、腰椎に違和感を覚えおられる方が多いかと思いますが、ブロックなどを使うことで床面に手が届くようになりますので、ヨガのポーズ(アーサナ)の効果を十分得ることができます。

背骨は、ヨガで最大のエネルギーの通り道とも言われる大切な部位です。ヨガのポーズの目的と効果は、背骨への刺激がほとんど。そこに手がついたり、足の動きがついたりしているといっても過言ではないでしょう。背骨の大切さは『続・ヨーガ根本経典』(平河出版社)、『シヴァ・サンヒター』2.1における次の表現からも読み取ることができます。

この肉体の中にメール山があって、七つの島に囲まれている。そこには河があり、海があり、山があり、田地があり、領主がいる。

ここに出てくる「メール山」が背骨のことです。背骨にある七つの島とはチャクラという生命エネルギーを司るスポットを意味しています。河とは脳髄液であり、ナーディといわれる全身を流れる「海」は体液など水のエネルギーの働きを、田地は、地のエネルギーで臓器や筋肉などの動きを示します。そして、領主こそが私たちヨガをおこなう者が最終的に目指す真の自己=アートマンを表すといわれています。

ここで大切なことは、背骨こそが身体の中心であると理解されているということです。身体の中心にそびえる「山」である背骨の健康を保つことこそが、身体の中のさまざまな自然要素のバランスをとるために重要だと考えられているということです。そのため、ヨガのポーズとしては、背骨を曲げ、反らせ、ねじることが重要になってくるのです。また、背骨をニュートラルな状態に保つ「山のポーズ(ターダ・アーサナ)」が、ヨガで基本のポーズとされている意味も、ここにあります。

姿勢を確認するときには「山のポーズ」をとって、背骨を意識してみましょう。身体が左右に傾き過ぎたり、前屈みの姿勢がくせになっていたり、ねじれていませんか?こうした身体は、すべて背骨である「メール山」がそびえにくい状態であるというわけです。その結果、エネルギーの流れの滞りやアンバランスなどが発生し、あなたの身体にあらゆるトラブルを引き起こします。ヨガのポーズをとるときには、まずは自分自身の身体の軸であり、山のように聳え立った荘厳が背骨を意識して行ってみましょう。

三つのドーシャをヒントにしよう

前屈、後屈、捻転の三つの基本の動きと身体の関係をもう少し、アーユルヴェーダのとの関係から深追いしてみましょう。アーユルヴェーダとは、インドで発達した伝統医学のことで、「生命の科学」ともいわれます。ヨガと同じようにインドの聖典『ヴェーダ』をもとに発展しており、生命観、身体観、宇宙観をヨガと共有している点がポイントです。ヨガの身体への影響を考えるときに、アーユルヴェーダの理論を使うとスムーズに説明することもとても多いものです。

アーユルヴェーダでは、あらゆるものごとは3つの質(ドーシャ)に分けられると考えられています。ヴェーダ、ピッタ、カパです。これらはサンスクリット語で、それぞれ、ヴァータ(Vata)は動く、ピッタ(Pitta)は燃える、カパ(Kapha)はまとめることを意味しています。

3つのドーシャの作用

ヴァータの動きの作用があり、ものを動かし、体内では情報伝達として働く。ピッタは変換の作用があり、ものを燃やし、形を変える。体内でも熱を作り、消化や代謝に関わる。カパは構造の作用があり、ものの骨組みを作る。体内では体力や免疫力に関わる。常に3つの質のバランスがとれていることが望ましいと考えます。

たとえば、アーユルヴェーダでは人が病気になるのは、この3つの質のどれかが身体に溜まり過ぎて過剰になるからと考えられ、どの質が溜まっているのか、溜まりやすいのかで、治療法が変わっていきます。ヴァータの軽く、冷たく、乾く質が過剰になると、腹部に溜まり、便秘や生理不順、冷え、腰痛などを引き起こすとされます。精神は緊張し、気持ちが落ち着かなくなってしまいます。

さらにピッタ。この熱く、シャープで情熱や体温、消化力に関わる質で、これが過剰になると、消化器系にとどまり、胃腸のトラブルや炎症などを引き起こすとされています。怒りやすくなったり、攻撃的な性格になるのもピッタの過剰が原因とされています。

カパの重く、遅く、粘り気の質が過剰になると、横隔膜から副鼻腔までの部位に留まり、呼吸器のトラブルや運動不足、食べ過ぎ、コミュニケーション不足などが起こりやすくなります。意欲は減退し、何事も消極的になると考えられています。この3つの質の過剰を解消し、身体のバランスを取るために、ヨガの3つの基本の動きがそれぞれ有効です。

前屈、後屈、捻転の3つの動きは、それぞれ、ヴァータ、カパ、ピッタを整えます。ドーシャが過剰になったときに、それを抑え、バランスをとってくれるのです。ヨガのポーズと対応させて考えてみましょう。身体を丸くしてお腹を温め、リラックスをもたらしてくれる前屈の動きのポーズは腹部に溜まった冷たいヴァータの過剰を穏やかにしてくれます。冷えや腰痛などの不調を整え、緊張していた精神をなだめる効果があります。

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【監修者】宮川涼
プロフィール早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻修士号修了、同大学大学院同専攻博士課程中退。日本倫理学会員 早稲田大学大学院文学研究科にてカント哲学を専攻する傍ら、精神分析学、スポーツ科学、文学、心理学など幅広く研究に携わっている。

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