溶岩ホットヨガが血流を改善する
溶岩ホットヨガが血流を改善し、若さの源、若々しい血管を作る
「溶岩ホットヨガがなぜからだによいのか?」をご説明する前に、そもそも「体によい」とはどいうことかについて考えてみましょう。
「何をどのように食べるのか?」という食生活や、日中の活動の仕方、睡眠などの生活習慣、運動の習慣やストレス対策など、様々な健康法があります。書店の健康本のコーナーでも、多種多様なタイトルの本が肩狭しと並んでいます。もちろん様々な健康法があって良いのですが、実は健康の概念とはとてもシンプルです。
健康とは「血流がよいこと」
究極的に言えば、健康とは「血流がよいこと」です。
血流の流れがスムーズになれば全身のすべてが健康になります。逆に、その血流が滞ってしまうと、どんな健康を実践しても意味がありません。つまり、実践した健康法が効果的であったとすれば、それはその人の血流が改善されたと言うことです。
「血流をよくする」効果とは、たとえば「胃腸にいい」とか「腰痛に効く」などの部分的なものでは無く、全身の全ての臓器や組織に好影響を与えるトータルケアです。
血流をよくするとなぜ全身が健康になるのか
では、なぜ血流をよくすると全身の全てが健康になるのでしょうか?それを理解するには、血液が果たしている役割を見ていきましょう。血液が果たしている最大の役割とは、全身の細胞組織に酸素や栄養を送り届けて、代わりに二酸化炭素や老廃物を回収する事です。
血液の流れがスムーズであればこそ、全身の細胞組織は十分な酸素を栄養を得ることができますし、さらには老廃物が蓄積することなく、活発に生命維持活動をおこなうことができるのです。仮に血流が滞ってしまえば、全身の細胞組織において酸素と栄養が欠乏し、細胞内に老廃物が溜まってしまう為、身体に様々な不調が現れます。
身体を守る免疫系に関しても血液は重要な働きをしています。
血液の成分の1つである白血球には、様々な種類の免疫細胞がありますが、この免疫細胞は血液の流れに乗って全身をめぐり、様々な不調や病気につながる病原体を探してパトロールしています。病原体を見つけると、病気を未然に防ぐべくすぐさま攻撃をして、また病原体に細胞が侵されてしまった場合には、その細胞を排除して体調を改善しようとします。つまり、免疫細胞の働きも、スムーズな血流があってこそなのです。
仮に血液の流れが滞ってしまうと、全身のパトロールが十分に行えず、病原体に打ち勝つための免疫力も低下してしまいます。また、免疫細胞だけでなく、あらゆる細胞組織の働きを調節して、生命活動を支えている様々なホルモンを全身に運んでいるのも血液です。
私たちの身体を構成する37兆個の細胞全てが健康であるためには、「血流がよいこと」が絶対条件なのです。
血流を良くするために ~溶岩ホットヨガは「血管の筋トレ」~
それでは、「血流をよくする」ためには、どうすれば良いのでしょうか。その答えは、「血管を鍛える」ことです。
血管は大きな血管である動脈と静脈、小さな血管である毛細血管にの3つに大きく分けられます。そして、血液は血管の中を流れていますが、その流れをコントロールしているのが自律神経です。つまり、血管を鍛えるためには、動脈と静脈、毛細血管という血管だけでなく、自律神経も整える必要があります。そのどちらもが得意なのが溶岩ホットヨガなのです。溶岩ホットヨガには血管と自律神経を鍛える絶大な効果があります。
「血管を鍛える」ためには、「血流をよくする」事が重要です。「血流を良くする」ために「血管を鍛える」には、手段はやはり「血流をよくする」と言うことになるのです。難しく考える必要はなく、ただ「血流を良くする」事を実践すれば、自然に血管が鍛えられ、その結果、ますます血流がよくなり血管もさらに強くなっていきます。
血管を鍛える方法は、ソフト面とハード面があります。
ソフト面は食事です。血管を傷つける高血圧を防ぐために塩分の摂取量を減らす、血管を柔らかくしなやかにする効果のあるEPA(エイコサペンタエン酸)や、DHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富に含まれるオメガ3系のオイルを積極的に取る、などがあります。
ハード面でお勧めするのがサウナや溶岩ホットヨガです。自律神経を整える効果があると同時に、血流の改善が期待できるからです。溶岩ホットヨガは全身の血液の流れを促進し、ヨガのポーズや呼吸、血流の改善、腸の活性化等から自律神経にも適度な刺激を与えます。このことによって、大きな血管である動脈と静脈、小さな血管である毛細血管、さらには自律神経のコンディションも向上させることができるのです。
同じ効果は運動によっても得られますが、溶岩ホットヨガは運動と身体を温める相乗効果が得られ、最も効率よく結果が得られます。
溶岩ホットヨガで血流をよくすれば、血管がしっかりと鍛えられて、その結果血流が更に良くなっていく。このように「血流をよくする」ことと、「血管を鍛える」ことが相乗効果を生むため、サウナを日々の習慣にすれば大きな健康効果が期待できます。
突然死を引き起こす合併症の危険もある動脈硬化や、毛細血管のゴースト化(お肌の老化が加速)など、血管における様々な健康リスクを予防・改善し、更には自律神経も整える溶岩ホットヨガによる健康効果は絶大であると考えられます。
ぜひ、みなさんにも、血管の筋トレともなる溶岩ホットヨガを一度ご体験して頂きたいと思います。
溶岩ホットヨガで自律神経はどうなるのか
溶岩ホットヨガを行うと、血流の改善とヨガの効果によって自律神経に適度な刺激を与えることで、日常的に崩れがちな自律神経のバランスを整えてくれます。自律神経は、自らの意思によって筋肉などを動かす神経とは異なり、私たちの意思とは関係なく、無意識下で働き続けている神経のことです。主に血管に沿うように全身へ張り巡らされ、血管やその他の内臓組織をコントロールしながら生命活動を維持するために働いています。この自律神経の働きのお陰で、睡眠中であっても呼吸は止まらず、心臓などの臓器も働き続けることができるのです。また、血液の流れをコントロールしているのも自律神経です。つまり自律神経とは人間の「生命維持装置」の様なものです。
自律神経には、活動時に優位になる「交感神経」と、リラックス時に優位になる「副交感神経」の2つがあり、どちらか一方が20~30%程度優位になる状態でバランスを取りながら、24時間365時間休むことなく働いています。簡単に言えば、私たちの体は交感神経が優位になると活動的になり、副交感神経が優位になると眠くなります。
自律神経がどのように血管に作用するのかといえば、交感神経が優位になると血管が収縮して血圧が高くなり、副交感神経が優位になると血管が拡張して血圧が低くなるのです。つまり、交感神経は血圧を高くすることで俊敏に体が動かせるように備えて、逆に副交感神経は血圧を下げて体を休める状態を整えているのです。自律神経の働きはよく車に例えられるのですが、交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキとよく解説される理由はここにあります。
では、溶岩ホットヨガを行うと私たちの自律神経はどうなるのでしょうか。
溶岩ホットヨガ中は、溶岩石の遠赤外線効果で、ジワジワと全身が温められるため、血管が拡張され、血液は体の中心部から皮膚に近い血管に多く集まります。血液の流れは、体温調整の役割も果たしているため、皮膚に近い血管に血液を集めることや発汗によって上昇する体温を外に放出して冷まそうとします。しかし、やがて暑さによって逆に交感神経が優位になります。レッスン終了後、室温で休むと体は徐々に通常モードに戻ります。
溶岩ホットヨガで、半ば強制的に自律神経の振れ幅を大きく働かせて、その後に休ませることで血液の流れがよくなり、自律神経のバランスが整いやすくなるのです。
自律神経のバランスの崩れがまねく健康リスクとは?
何かとストレスを受けることの多い現代社会では、自律神経のバランスを崩すことなく、1日を過ごすのは難しいでしょう。また、夜更かしによる睡眠不足やブルーライトを発するスマートフォンの使用など、自律神経のバランスを崩す要因は数えたらきりがありません。私たち現代人は、自律神経のバランスを崩さずに暮らすことは難しい、と覚えておいた方が良いかもしれません。いまの時代に最も大切なのは、自律神経のバランスは崩れるものだと自覚して、そのたびにきちんと正常に戻す努力をする事といえるでしょう。
いわば、生命維持装置として働く自律神経は、そのバランスを崩したまま放置すると様々な不調を引き起こして、思わぬ大病に結び付いてしまうこともあります。自律神経のバランスの崩れは、万病のもとなのです。
体のどこにも特段の病変は認められないのに、疲労感が消えない、頭が重い、イライラ感がある、食欲がない、頭痛、全身の筋肉や背中やお腹などが痛い、など、何となく調子が悪い時、医師から「不定愁訴」という診断を受けることがあります。不定愁訴の後ろには、自律神経のバランスの崩れが隠れているケースが非常に多いのです。
自律神経のバランスの崩れは、自律神経失調症の原因になります。自律神経失調症による主な自覚症状は、不安感や疲労感、不眠症、食欲の減退、発熱、異常な発汗、息切れ、過呼吸、めまい、便秘や下痢、嘔吐感など多岐に渡りますが、不定愁訴と同様に、医療機関で検査をしても原因となる病変が認められないケースがほとんどです。
自律神経失調症の診断を受けると、抗不安薬やホルモン剤などの薬が処方されますが、あくまで症状を緩和させるだけで、根本的な治療にはなりません。特段の病変が見当たらない不定愁訴や自律神経失調症を根本的に治すためには、自律神経のバランスを整えることが重要です。
さらに、大きな血管である動脈と静脈、小さな血管である毛細血管のコンディションはともに、自律神経の働きによって大きく左右されます。その理由は血管のコンディションを良い状態に保つには、血液の流れがスムーズであることが必要不可欠な条件であり、その血流をコントロールしているのが自律神経であるからです。アクセルの役割である交感神経とブレーキの役割である副交感神経とがバランスよく、相互に助け合いながら働いてこそ、血液はスムーズに流れるのです。
まとめると、溶岩ホットヨガによる最大の健康効果は、自律神経のバランスを整えることで血行を促進させて、血管を「筋トレ」するように強く、しなやかに鍛えることにあると言えるでしょう。
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スタジオ名 | 立川エリア唯一の溶岩ホットヨガスタジオ「オンザショア」 |
住所 | 〒190-0012 東京都立川市曙町2丁目14−10 エトロワビル 3F |
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事業内容 | 溶岩ホットヨガ、ピラティス、キックボクササイズ、ボクササイズ、HIIT、バトルロープ、総合格闘技、パーソナルトレーニングなど |
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【監修者】 | 宮川涼 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻修士号修了、同大学大学院同専攻博士課程中退。日本倫理学会員 早稲田大学大学院文学研究科にてカント哲学を専攻する傍ら、精神分析学、スポーツ科学、文学、心理学など幅広く研究に携わっている。 |