背負い投げ(Seoi Nage)
(英語:Shoulder Throw / Seoi Nage)
■ 技の定義・概要
背負い投げとは:
自分の背中に相手を乗せ、肩越しに前方へ投げ飛ばす技です。
✅ 柔道では「手技(てわざ)」の代表格
✅ 相手の腕を引き込み、自ら回転して投げる
✅ レスリングやMMAでもアレンジされた「背負い系タックル」や「投げ」が多く存在
🛠️ 技術構造|基本のステップ(右背負いの例)
【1】引き手と釣り手を使って相手を前に引き込む
相手の袖や首を引き、前のめりにバランスを崩させる
「相手を引き込む」のがすべての準備動作のカギ
【2】一歩深く入り、相手の腕を自分の脇に挟む
自分の体を相手の正面に対して90度近く入れる
相手の腕を脇でロックするようにする(=くぐらせる)
【3】腰を低くして背中に乗せる
膝を曲げて自分の重心を落とし、相手の重心を浮かせる
背中を相手の胸の下に「乗せるように」差し込む
【4】前方へ体を回して投げる
脚を踏ん張りつつ、腰・背中・腕の連動で回転させるように投げる
フィニッシュは前方へ「叩きつける」ような勢いで投げ切る
🎯 ワンポイントアドバイス・コツ・工夫
✔ ① 「入る角度」が命
→ 相手の正面に突っ込まず、斜め45度 or やや横から入ると成功率アップ
→ 腰の“差し込み位置”を意識しよう!
✔ ② 腕で投げない、腰と背中で投げる
→ 初心者は腕だけで投げようとして崩れがち
→ **「乗せる → 回す → 引き切る」**この流れが正解
✔ ③ 「入り方」と「投げの方向」は分けて考える
→ 入りは相手の前、でも投げは斜め方向に落とすようにすると失敗しにくい
→ 相手のバランスが崩れていれば、軽い力で大きく投げられる
✔ ④ 柔道以外では“改良版”が使われることも
MMAでは相手の背後に回った際に、片腕ロック型の背負い投げ風クラッチスラムが使われることもある
柔術やノーギでは「肩固め」などへ移行するトリガーとして背負い系動作が使われる
🥇 この技が得意な選手・活用例・逸話
■ ① 井上康生(柔道/シドニー五輪金)
柔道背負い投げの究極の美しさと実戦性を両立した使い手
▶️ 特徴:
引き手でしっかり崩し → 完全に乗せてから鋭く投げる
フィニッシュでは相手が“空を飛ぶ”ような完璧な回転
▶️ 逸話:
「背負い投げだけで世界を獲った男」と評される。
一本背負いとの使い分けも極めて巧み
■ ② 石井慧(柔道→MMA)
背負い投げのベースを活かし、MMAでは**“前崩し系の組み技”としてアレンジ**
▶️ 特徴:
壁際で相手の腕を引き込みながら、“半背負い”のように前に崩して倒す
寝技への連携が得意
■ ③ ダニエル・コーミエ(レスリング/UFC)
レスリング版背負い投げとも言えるボディロック+上体の回転から投げるスタイル
▶️ 特徴:
片腕で首を差し、もう片方で脇差し→体ごと担いで前に崩す“スラム風背負い”を使用
クラッチ式背負い投げがMMAでの一発逆転技として機能
■ ④ 浅倉カンナ(女子MMA)
身長差を逆に活かして、相手の手を引き込み→腰を差し込む女子版背負い投げ使い
▶️ 特徴:
テイクダウンだけでなく、バックポジション取りの導入技としても使用
✅ 背負い投げまとめ表
項目 | 内容 |
---|---|
投げ方向 | 自分の肩越しに前へ |
投げる原理 | 崩し+密着+回転 |
キーポイント | 角度・タイミング・重心移動 |
適用競技 | 柔道/MMA/レスリング/柔術など |
応用技 | 一本背負い、肩固め、スラム、バックテイク |
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【監修者】 | 宮川涼 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻修士号修了、同大学大学院同専攻博士課程中退。日本倫理学会員 早稲田大学大学院文学研究科にてカント哲学を専攻する傍ら、精神分析学、スポーツ科学、文学、心理学など幅広く研究に携わっている。 |