サントーシャ(知足)──「今ここ」に満ち足りる力
「サントーシャ」は「足るを知る心」「今に満足する態度」を意味します。
現代人は“もっと、もっと”と常に外に求めがちです。
しかしサントーシャは、「今あるものに気づき、それに感謝する」ことで、心の安定を育みます。
立川のヨガスタジオオンザショアでは、「成果を求めないヨガ」「感じることを大切にするヨガ」をベースに、参加者の“今”を尊重する指導がされています。
「今日は身体が重い。それでも動けることに感謝」
「ポーズが完成していなくても、自分を褒めよう」
「理想と違っても、それが今の私」
こうした内なる肯定感は、競争と比較の多い社会の中で、自分を支える強力な心の軸になります。
【4】タパス(苦行・熱意)──“火”を絶やさず、自分を燃やし続ける
「タパス」は「内なる熱」「自己鍛錬」を意味し、いわばヨガ的な“情熱”の象徴です。
それは苦しみに耐えるというより、「決めたことを継続する意志」「怠惰に負けない集中力」のこと。
現代的にいえば「習慣化の力」「継続力」とも言えるでしょう。
毎日5分間、静かに呼吸に意識を向ける
習慣的に早寝を心がけ、体を整える
感情に支配されそうになったとき、呼吸を整える
こうした“火を灯す行為”がタパスです。
オンザショアの朝ヨガや夜ヨガでは、「同じ時間、同じ空間で、同じ自分と向き合う」ことの価値が繰り返し強調されます。
タパスは、「やりたいときにだけやる」ではなく、「やると決めたからやる」という意志のヨガなのです。
【5】スヴァーディヤーヤ(読誦・内省)──“読む”のは経典ではなく「自分」
「スヴァーディヤーヤ」は伝統的には「聖典の読誦」を指しますが、現代的には「自己探究」「内省」「気づき」と解釈されています。
私たちは日常の中で、自分を見失いがちです。
忙しさ、他人の期待、社会のテンプレートの中で、「自分とは何か」を忘れてしまいます。
スヴァーディヤーヤは、そうした中で“自分を読む”時間を持つことです。
日記を書く(ジャーナリング)
呼吸瞑想で内面の状態を観察する
他者との対話を通して、自分の価値観を発見する
オンザショアでは、ヨガレッスン後に「今日の気づき」を言語化する時間があり、それがまさにこの“読誦=自己読解”の実践になっています。
【6】イーシュワラ・プラニダーナ(神への明け渡し)──“ゆだねる”という信頼の技法
「イーシュワラ・プラニダーナ」は、「神への献身」「宇宙への信頼」を意味します。
神という言葉に抵抗がある方は、「大いなる流れにゆだねること」「自分をコントロールしすぎないこと」と捉えても構いません。
頑張ってもどうにもならないこと、計画通りにいかないことがあるからこそ、「自分のベストを尽くしたあとは、手放す」という心の態度が必要になります。
ヨガでは、ポーズがうまくいかないとき、レッスンの流れが思い通りでないときにも、「今この瞬間にゆだねる」姿勢が大切にされます。
オンザショアでは、最後のシャヴァーサナで「すべてを手放して大地に身を委ねましょう」というガイドがあります。
このときこそ、イーシュワラ・プラニダーナの実践なのです。
おわりに──ニヤマは“自分と仲良くなるヨガ”
ニヤマとは、外側ではなく内側に光を当てる教えです。
掃除をするように心を整え、自分を責めるかわりに認め、日々の熱意を失わず、静かな観察を続け、そして流れに身を委ねる。
それはつまり、**「自分と仲良くなるためのヨガ」**です。
忙しい現代社会の中で、自分と向き合う時間はなかなか持てません。
だからこそ、ヨガを通して「心の姿勢」を整えるこの5つの実践は、まさに現代人の“精神の栄養”と言えるでしょう。
あなたも、まずは今日一つのニヤマからはじめてみませんか?
そしてそのはじめの一歩を、立川のヨガスタジオオンザショアで共に踏み出してみてください。
📩 自分の心と静かに向き合う時間を|立川のヨガスタジオオンザショア
🧘♀️ “ヨガ=ポーズ”ではなく、“ヨガ=心の調律”へ。ニヤマの実践を暮らしに。
立川で学ぶ「ヨガの思想」
『ヨーガ・スートラ』を学んでヨガを深く知る(1)
『ヨーガ・スートラ』を学んでヨガを深く知る(2)
『ヨーガ・スートラ』を学んでヨガを深く知る(3)
『ヨーガ・スートラ』を学んでヨガを深く知る(4)
『ヨーガ・スートラ』を学んでヨガを深く知る(5)
『ヨーガ・スートラ』を学んでヨガを深く知る(6)
『ヨーガ・スートラ』を学んでヨガを深く知る(7)
『ヨーガ・スートラ』を学んでヨガを深く知る(8)
『ヨーガ・スートラ』を学んでヨガを深く知る(9)
『ヨーガ・スートラ』を学んでヨガを深く知る(10)
『ヨーガ・スートラ』を学んでヨガを深く知る(11)
『ヨーガ・スートラ』を学んでヨガを深く知る(12)
『ヨーガ・スートラ』を学んでヨガを深く知る(13)
『ヨーガ・スートラ』を学んでヨガを深く知る(14)
『ヨーガ・スートラ』を学んでヨガを深く知る(15)
バガヴァッド・ギーターの教え(ヨガの古典の経典を通してヨガを学ぶ)
バガヴァッド・ギーターの教え(ヨガの古典の経典を通してヨガを学ぶ)(2)
バガヴァッド・ギーターの教え(ヨガの古典の経典を通してヨガを学ぶ)(3)
バガヴァッド・ギーターの教え(ヨガの古典の経典を通してヨガを学ぶ)(4)
バガヴァッド・ギーターの教え(ヨガの古典の経典を通してヨガを学ぶ)(5)
バガヴァッド・ギーターの教え(ヨガの古典の経典を通してヨガを学ぶ)(6)
バガヴァッド・ギーターの教え(ヨガの古典の経典を通してヨガを学ぶ)(7)
バガヴァッド・ギーターの教え(ヨガの古典の経典を通してヨガを学ぶ)(8)
お勧めのヨガスタジオ
ヨガを定期的にレッスンしたい方や、豊富なバリエーションからヨガやピラティスだけで無く、ボクササイズやキックボクササイズ、HIITなどのエクササイズをしたい方には、立川駅徒歩1分、国内唯一の、イタリア溶岩石「バサルティーナ」を使用した、立川溶岩ホットヨガスタジオ「オンザショア」をおすすめしたいと思います。バサルティーナは火山石の中で最も美しい色調と流れがある溶岩石で、古代ローマの時代より建築家に愛されてきました。現在も国内外の有名ブランドや、美術館などにも好まれて利用されています。イタリア中部バーニョレッジョで採掘されるバサルティーナについて、また溶岩石の効果についてより詳しくお知りになりたい方はこちらをどうぞ!
スタジオ名 | 立川エリア唯一の溶岩ホットヨガスタジオ「オンザショア」 |
住所 | 〒190-0012 東京都立川市曙町2丁目14−10 エトロワビル 3F |
TEL | 042-595-8039 |
事業内容 | 溶岩ホットヨガ、ピラティス、キックボクササイズ、ボクササイズ、HIIT、バトルロープ、総合格闘技、パーソナルトレーニングなど |
特徴 | 50種類の豊富なレッスンと早朝から深夜まで開催しているヨガのレッスンなど |
対応エリア | 立川、西国分寺、国分寺、国立、昭島、東大和、日野、青梅、あきる野、府中、武蔵村山、福生、羽村、八王子など |
定休日 | 年中無休 |
URL | https://ontheshore.jp/ |
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【監修者】 | 宮川涼 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻修士号修了、同大学大学院同専攻博士課程中退。日本倫理学会員 早稲田大学大学院文学研究科にてカント哲学を専攻する傍ら、精神分析学、スポーツ科学、文学、心理学など幅広く研究に携わっている。 |