瞑想のやり方
まずは、いつもの生活の中で、ゆっくりと座る時間が持てて、日常を離れることができればそれで成功です。最初は自分が楽な姿勢で座り(椅子に座っても問題ありません)、軽く背筋を伸ばしましょう。まずは呼吸に意識を向けて自分の外、周りへ向かう意識を自分の内側へと向けます。周りへ向かう意識を切り離します。じっと座っていると、あれこれ考えが浮かんできますが、静かに座っているからこそそれらに気が付くことができているのです。思い浮かんだことや、音、においなどは、そこに意識を向けず、それらを流していきます。何かに夢中になっている時に、周りの音が聞こえなくなることがありますが。そのような状態を作り出したいのです。
集中できなくても続けることが大切です。夜寝る前など、10分でも良いので、まずは続けみましょう。
瞑想を行うことで、本来の自分と出会える
ヨガには瞑想が含まるまでの8ステップ、八支則がありますが、8つもステップがあるのは、飛び回っている意識を急に1つにまとめて瞑想状態に入る事が非常に難しいからです。そこでアーサナプラーナーヤマ―を行い、意識を集中させます。こうすることで外に向かっていた意識を自分の内側に向けて瞑想に入りやすくしているのです。
瞑想のゴールは自分の「プルシャ(本当の自分、真我、魂)」とつながる事です。ヨガのポーズや瞑想を通して、理性や自我をそぎ落としていき、それらに隠れていた、真我だけの状態を目指します。真我だけの状態になることができれば、本来の自分らしく生きることが可能になり、楽に生きられるようになるからです。
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【監修者】 | 宮川涼 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻修士号修了、同大学大学院同専攻博士課程中退。日本倫理学会員 早稲田大学大学院文学研究科にてカント哲学を専攻する傍ら、精神分析学、スポーツ科学、文学、心理学など幅広く研究に携わっている。 |