上段受け(Jodan-uke)とは?
■ 技の概要
上段受けは、
相手の顔面(上段)への攻撃を前腕で受け流す、防御技の代表格です。
✅ 直接受け止めず「そらす」「はじく」ことで力を逃がす
✅ 空手の基本型(かた)や組手(くみて)に必ず登場
✅ 受けながら体を動かすことで、攻防一体の動作にもなります
■ 技術構造と基本動作
【ステップ・バイ・ステップ】
構え
→ 両手を腰のあたりに引いて、正しい基本姿勢を作る。受け手の拳を反対側の腰にセット
→ たとえば右手で上段受けするなら、左腰に拳を置く。拳を顔の前を通して上げていく
→ 弧を描きながら拳が額の上に来るように。肘を軽く曲げて、額の上を守るように前腕をセット
→ 拳は額の外、肘は開きすぎず、肩幅の内側に。もう片方の手(引き手)は腰にしっかり引く
→ 攻防のバランスを取るために必須。
✅ 【理想の形】
肘は約90度、前腕は額の外、おでこを斜めに守る角度がベスト!
■ 実戦での応用ポイント
「ブロック」ではなく「そらす」イメージで!
➡ 硬いパンチをモロに受け止めるとケガしやすい。上段受けと同時に半身になってダメージを軽減!
➡ 腰を引く or 斜めに避けながら受けるのが上級テク。受けた瞬間に引き手から逆突きに繋げると反撃が成立!
➡ 型(かた)ではよく使われる連携です。
🥇 上段受けが得意な空手家・格闘家とその使い方
■ ① 喜友名 諒(きゆな・りょう)|【伝統空手・形競技】
世界空手道選手権・プレミアリーグで多数優勝
日本が誇る世界最高峰の「形(かた)」の達人
▶︎ 上段受けの特徴
「完璧な角度・タイミング・スピード」を体現した上段受けを披露
型の中で、攻撃と受けが完全に流れるように繋がっている
▶︎ 逸話
「喜友名の受けは防御ではなく、攻撃の布石」と称されるほど、受けながら攻める連動性が評価されている。
■ ② 森 義之(もり・よしゆき)|【フルコン空手・教則界のレジェンド】
フルコンタクト空手界での受け技解説の第一人者
実戦空手においても「受けの達人」と呼ばれる
▶︎ 特徴
上段受けを「その場で止める」のではなく、角度と体重移動を使って力を逃がす理論を提唱
実戦で「腕ではなく体幹で受ける」ことの大切さを解説
■ ③ 佐藤嘉洋(さとう・よしひろ)|【キックボクシング】
元K-1ファイター、ムエタイ戦士とも多く対戦
空手出身で、独特のガード&受け技を応用していた
▶︎ 応用例
キックボクシングでは「上段受け」の動きをベースに、
相手のハイキックやストレートを前腕でそらすディフェンスとして活用受け流しの後に「縦拳ストレート」や「膝蹴り」につなげる独自スタイルを確立
🔍 上段受けの豆知識・補足トピック
✔ 上段受けは「腕の力」ではなく「体幹」で使う!
腕でブロックするのではなく、
体全体(腰・肩・足の位置)で力を逃がすことが理想。
✔ 上段受けは「型」と「組手」で“意味”が違う
使用場面 | 意味 |
---|---|
型(かた) | 攻防一体・反撃の構えにつなげる美しいフォーム |
組手(くみて) | 実際に相手の攻撃をいなす、瞬間の守り動作 |
✔ 受けた後の「引き手」が攻撃につながる
上段受けと同時に反対の拳を腰に強く引くことで、
反対側の拳に力が集まり、逆突き(Gyaku-zuki)への連携が自然に生まれる!
✅ まとめ:上段受けの魅力
観点 | 内容 |
---|---|
技術的魅力 | 守りと同時に攻撃準備を整える技 |
実戦価値 | ハイキックやパンチへの対応・受け流し |
美的価値 | 形競技における見せ技としての重要性 |
連携性 | 上段受け → 逆突き、前蹴りなどに即移行可能 |
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【監修者】 | 宮川涼 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻修士号修了、同大学大学院同専攻博士課程中退。日本倫理学会員 早稲田大学大学院文学研究科にてカント哲学を専攻する傍ら、精神分析学、スポーツ科学、文学、心理学など幅広く研究に携わっている。 |