祖父母に預けられる子は太りやすいのか 世話をする大人と子どもの体重

ブラックバーンにある祖母と子どもを題材とした彫像を撮影した写真 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

支援で食べ方が変わっても、長期の体重差が出るとは限らない

祖父母への働きかけを考えるとき、観察研究の次に確かめたいのは介入試験である。Schwartzらの無作為化比較試験は、思春期の母親323人とその乳児、同居している場合には母方の祖母も対象にした。出産した施設と自宅で、授乳と健康的な離乳食について助言を行った。祖母を単に食事の問題点として扱うのではなく、支援を受ける側に含めた設計である。[15]

助言は出産施設で始まり、自宅でも出産後7日、15日、30日、60日、120日に行われた。入院中に情報を渡すだけで終わらず、乳児の食事が変わっていく時期を通じて家庭への支援を重ねる内容だった。[15]

この介入は、母乳だけを与える期間を延ばし、離乳食の開始を遅らせる効果があった。しかし、子どもが4〜7歳になった時点では、年齢に対するBMIや身長に差は認められなかった。過体重の割合は介入群39%、対照群31%で、有意な群間差はなかった。[15]

食事習慣にも、この追跡時点で群間の有意差はなかった。乳児期に変化した行動と、就学前に測った体格は、別々の結果として評価されている。[15]

別の結果を示すのが、イランの初産婦64人を対象にしたGharaeiらの準実験的なパイロット研究だ。受診した週を交互に使って群を分け、母方の祖母が同席する授乳教育と、母親だけが参加する教育を比べた。無作為化した試験とは異なるが、家族の参加で何が動いたかを具体的に見ることができる。[13]

祖母が同席した群では、退院時、出産後4週、8週に、母親の授乳への自己効力感が高かった。自己効力感とは、その行動を自分が行えると思える感覚である。一方、乳児の栄養の与え方には同じ時点で有意な群間差がなかった。親が自信を持つことと、実際の食べ方が変わることも、同じ結果ではなかった。[13]

授乳への自信を測る尺度の平均点は、退院時に祖母同席群60.15、母親だけの群56.84、出産後4週には61.71と56.62、8週には63.68と60.03だった。各時点の差は統計的に有意で、退院後にも群間差が見られた。乳児の食事の与え方は同じ時点に電話で尋ねており、自信と食事の両方を追う構成だった。[13]

母親が授乳を続けられると思えるようになることは、それ自体として読むべき結果だ。家族への支援を評価するときには、体重以外に何を目標としたかも確認したい。知識を共有したか、母親の手応えが変わったか、子どもの食べ方が変わったかという段階を分けると、期待の置き方も具体的になる。[13][15]

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家族の資源と、祖父母自身の活動も視野に入る

祖父母が出す食品だけでは、世代をまたぐ体格の関連を説明しきれない。Huangの研究は、米国の世代間データ2,128人を使い、祖父母の資産と孫のBMIの推移を検討した。親の社会人口学的な特徴や母親のBMIを考慮しても、幼少期に祖父母の資産が少ない子で当初のBMIが高く、幼少期に資産が増えることはBMIの増加が緩やかなことと関連していた。[1]

関連は白人の子でより明瞭で、黒人の子では同じようには見られなかった。祖父母の世代が持つ資源まで含めて、子どもの体格をめぐる社会的な条件を調べた研究だ。おやつの選択だけを切り取ると、こうした条件は見えにくくなる。[1]

Liの前向きの世代間研究は、孫2,613人と祖父母1,719人を結び付け、祖父母が長年にわたり貧困にさらされたことと、孫のBMIの伸び方を調べた。祖父母の貧困への曝露は、孫の情報収集に先立つ30年間に毎年確認された。女の孫ではBMIの増加傾向と正の関連があり、男の孫では明確な関連がなかった。親世代の社会経済的な条件とBMIを考慮しても、女の孫の関連は残った。[14]

資産をある時点で見る研究と、長期の貧困への曝露を追う研究では、捉えている時間が異なる。どちらも観察研究なので経済的な条件を変えればどれだけ体格が変わるかまでは分からないが、祖父母の育児を本人の意識だけで説明しない視点になる。家族の話し合いでも、食事を用意する費用や、世話を交代できる人がいるかといった、実行できる条件まで確認する方が現実に即している。[1][14]

世話をする祖父母自身にも目を向けたい。中国農村部の高齢者6,188人の調査では、孫の世話をすることは、身体活動に参加する確率が6.66ポイント高いことと関連していた。性別、年齢、教育、健康の自己評価、所得などを考慮した解析で、女性や60〜69歳で関連が強かった。孫の世話が祖父母を一律に座りがちにするという見方には合わない。[17]

調査全体では60%が孫の世話を担い、44.2%が身体活動に参加していた。研究者は、日々の世話の場面に身体活動の機会を取り入れること、既存の公共空間の活用、健康教育と養育者支援を提案している。子どもの体重と祖父母自身の活動は、同じ家庭の中で同時に検討できる、別の評価対象である。[17]

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よくある誤解

「祖父母の影響があるなら、親と祖父母が同じ方針なら必ずよい」という理解にも飛躍がある。中国都市部の就学前の子どもがいる343家庭を追ったZhaoらは、親と祖父母の共同養育の関係、養育者の食事への働きかけ、子どもの満腹への反応性を解析した。方針の一致や支援と、満腹への反応性との間には、親が健康的な食事を促す行動を介した負の間接的関連があった。[18]

満腹への反応性は、食べて満ちたことへの反応を表す指標である。食事への働きかけと子どもの反応には、互いを予測する関係も見られた。大人の方針から子どもへ影響が流れるだけでなく、子どもの食べ方に応じて大人の行動が変わる可能性も含む結果だ。[18]

家族で一致することと、一致した方針の中身が子どもの状態に合うことは、別の検討になる。合意を作る際は、大人の言い分が一致したかだけで終えず、子どもがどう応じているかにも目を向ける。この研究は、話し合いの成功を減量の成功と同一視しないための材料となる。[18]

「祖父母が関わる食事は、どれも不健康」という見方も粗い。食事の系統的レビューには、健康的な環境づくりや子どもの希望を尊重する関わりが含まれていた。すでにできていることを外して、困ることだけを列挙すると、研究が捉えた両面のうち片方が消える。好きな食品を覚えて用意してくれることと、満腹でも食べるよう勧めることは、別々に話せる。[11]

預け先について考える際にも、日々の育児を成り立たせている協力の中身を見ておきたい。主な世話を担うこと、同居すること、食事を出すことは、研究でそれぞれ扱われていた関わりだ。誰がどの場面を担うかを共有すると、おやつや食事で話したいことも具体的になる。[5][11]

今日からできること

  • 食べるよう勧める声かけを重ねていないか、親も祖父母も自分の回数を振り返り、減らす回数を決める。レビューで報告された頻繁な勧めを見直すため、子どもが断った後にも繰り返していないかに目を向ける。[11]
  • 食事を出す前に、子どもに食べたい量を尋ねて盛る。初めの量と追加する量を分けて決め、満腹と伝えたら追加を勧めるのを終える。レビューには、大きな分量や頻繁な勧めとともに、子どもの自律性を尊重する関わりも報告されている。[11]
  • 特別なおやつを用意する日は、糖や脂肪の多い食品だけでなく、子どもが好むベリー類なども候補に入れ、用意する種類と量を家族で決める。レビューでは、こうした基本的な食品を特別な楽しみとして渡す例もあった。[11]
  • 授乳の支援を受けるときは、普段世話をする祖母と説明を共有する機会を相談する。祖母同席の研究では妊娠中2回と退院前1回の教育を行い、母親の授乳への自信を評価していた。[13]
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孫の世話を交代したら、大人もヨガへ

60分のヨガ体験を行うオンザショア立川店は8:00〜23:30に営業しており、孫の世話を交代する祖父母や親は、送り迎えと重ならない時間帯を確かめられる。税込1,980円の体験料には、バスタオル2枚とフェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれ、世話の荷物とは別にこれらを持参する必要はない。

ヨガのレッスンは25種類以上あり、溶岩プレートを敷くスタジオのホットヨガに加え、常温で行うヨガもある。世話の分担を話し合う際には、大人が参加したいレッスンの時間も併せて確認したい。世話を担う大人の運動には、ヨガ以外にもピラティスや女性専用のキックボクササイズ、ボクササイズ、HIIT、パーソナルトレーニングが用意されている。

医師から運動を止められている方は利用できない。妊娠中の方は溶岩ホットヨガには参加できない。常温のマタニティヨガがある。ヨガを体験する大人は、世話の交代を頼む前に自身の参加条件も確かめる。

孫を預けた後に駅から向かう場合、JR立川駅北口から徒歩1分で、住所は東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3F。年中無休の店の情報は店舗の案内と料金で確認できる。孫を迎える用事と重ならない60分を、世話を交代する大人同士で決めてヨガの体験に充てる。

参考文献

[1] Grandparents’ wealth and the body mass index trajectories of grandchildren. — Huang, 2020, PloS one. DOI: 10.1371/journal.pone.0232491

[4] Grandparent Coresidence and Risk of Early Child Overweight and Obesity in Low-Income, Hispanic Families in New York City. — Katzow et al., 2022, Academic pediatrics. DOI: 10.1016/j.acap.2021.05.020

[5] Influence of Grandparental Child Care on Childhood Obesity: A Systematic Review and Meta-Analysis. — An et al., 2020, Childhood obesity (Print). DOI: 10.1089/chi.2019.0246

[10] Changes in the effects of living with no siblings or living with grandparents on overweight and obesity in children: Results from a national cohort study in Japan. — Ikeda et al., 2017, PloS one. DOI: 10.1371/journal.pone.0175726

[11] Grandparental dietary provision, feeding practices and feeding styles when caring for preschool-aged grandchildren: A systematic mixed methods review. — Marr et al., 2021, Obesity reviews : an official journal of the International Association for the Study of Obesity. DOI: 10.1111/obr.13157

[13] The effect of breastfeeding education with grandmothers’ attendance on breastfeeding self-efficacy and infant feeding pattern in Iranian primiparous women: a quasi-experimental pilot study. — Gharaei et al., 2020, International breastfeeding journal. DOI: 10.1186/s13006-020-00325-5

[14] Chronic exposure of grandparents to poverty and body mass index trajectories of grandchildren: a prospective intergenerational study. — Li, 2015, American journal of epidemiology. DOI: 10.1093/aje/kwu259

[15] The Effect of a Pro-Breastfeeding and Healthy Complementary Feeding Intervention Targeting Adolescent Mothers and Grandmothers on Growth and Prevalence of Overweight of Preschool Children. — Schwartz et al., 2015, PloS one. DOI: 10.1371/journal.pone.0131884

[17] Grandparental childcare and physical activity among rural older adults in China: evidence from the China longitudinal aging social survey. — Li et al., 2026, Frontiers in public health. DOI: 10.3389/fpubh.2026.1870262

[18] The Longitudinal Influence of Parent-Grandparent Coparenting Relationships on Preschoolers’ Eating Behaviors in Chinese Urban Families: The Mediating Roles of Caregivers’ Feeding Behaviors. — Zhao et al., 2025, Nutrients. DOI: 10.3390/nu17182961

冒頭の写真: ブラックバーンにある、祖母と子どもを題材とした彫像を撮影した写真(写真: JThomas / CC BY-SA 2.0 / Wikimedia Commons)

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

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