フラフープで腰回りは細くなるか 重いフープを使った小さな比較試験の結果

フラフープを使って体を動かしている人たちの様子を収めた横長の写真 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

ゲームのフープとフラダンスは区別する

画面に合わせてフープの動きをするゲームでも、楽しさとエネルギー消費が調べられている。18〜35歳の成人100人が参加した実験では、それぞれが有酸素運動型とバランス型のゲームを行い、消費と楽しさを測定した。参加者には女性50人、過体重の人55人が含まれていた。[5]

有酸素運動型の中では、フープのゲームはジョギングのゲームより楽しいと評価された。一方、標準体重の参加者と男性ではジョギングのほうがエネルギー消費は大きく、過体重の参加者と女性では両ゲームの差は認められなかった。「楽しいほうが常に多く消費する」という単純な並びにはなっていない。[5]

このゲーム実験は、各参加者が有酸素運動型とバランス型をそれぞれ10分行うものだった。性別と体重を考慮して比べた場合、有酸素運動型の消費はバランス型より、体重1kg・1時間当たり2.70kcal大きく、95%信頼区間は2.41〜3.00だった。これは比較したゲームの種類の間の差であり、フープのゲーム単独の消費量を示す数値ではない。[5]

ゲームは10分ずつ実施し、消費の差は体重1kg・1時間当たりに換算して示された。実施した時間と、結果を表示する単位をそろえて読むと、短時間の測定の意味が捉えやすい。さらに、楽しさは有酸素運動型でのエネルギー消費と関連していた。研究者らは、運動をそのまま再現する遊びと、遊びの中に運動を組み込む形の違いに注目している。[5]

バランス型との比較にも、見落としたくないねじれがある。有酸素運動型のほうが消費は大きかったが、楽しさではバランス型が上回った。運動という同じ棚に並んでいても、消費を目指して選ぶのか、楽しさを重視して選ぶのかで評価は変わる。[5]

もう一つ、名前が近くても混ぜられないのがフラダンスだ。乳がん経験者を対象とする文化的なダンスの予備試験では、体の測定だけでなく、気分や生活の質についての質問票、空腹時の採血も用いられた。測定時点は開始時、介入終了の6か月時点、その後の12か月と24か月である。報告された活力・活動性の改善は統計上有意で、血液中の指標にも変化があった。運動を増やせたかという実行面に加え、体格、気分、血液の評価を組み合わせて経過を追った予備試験だ。[4]

12か月まで完了したのは8人で、週あたりの中強度の運動が増え、介入後も腹囲の低下が保たれていた。一方、体格を示すBMIには有意な変化がなかった。[4]

ダンスの予備試験では、体の測定だけでなく、気分や生活の質についての質問票、採血も用いられた。報告された活力・活動性の改善や、血液中の指標の変化は、対象者の運動を多面的に捉えるための情報である。[4]

検索で「フラ」の文字が見つかることと、同じ運動を調べていることは別だ。実物の輪を回す、ゲーム内の課題をこなす、集団で踊る。この記事でゲームとダンスも紹介する理由は、加重フープの試験数を多く見せるためでなく、研究の境目を示すためにある。腹囲の結果を見つけたら、その前に誰が何をした研究かを読む。それだけで取り違えを減らせる。[1][4][5]

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

よくある誤解

「歩行よりフープのほうが健康によい」と、勝者を一つに決めるのは急ぎすぎだ。加重フープと歩行の比較では、歩行で収縮期血圧が有意に下がり、HDLコレステロールが増えた一方、フープではそれらの有意な変化は認められなかった。フープではLDLコレステロールが有意に下がっている。腹部に関わる結果だけで、血圧や血液の評価まで同じ順位になるわけではない。[1]

この結果は、血圧が気になる人に自己判断で特定の運動を処方する話でもない。研究で評価した項目の違いを示すものだ。腰回りの変化を目的に選んだ運動を、血液の数値にも万能だと考えると、本人が確認したかったものを見失う。持病がある人が運動方法を変えるときは医師に相談し、気になる検査項目も伝えるとよい。[1]

「筋肉が働けば、その運動を続けたあとの持久力も証明された」という受け取り方にも距離を置きたい。筋活動を調べた運動遊びの実験と、実際にフープを続けた後の持久力検査は、別の時間幅、別の参加者、別の測り方の研究だ。その場で筋肉を使うことを、将来の能力向上の証明として扱わない。[2][6]

「もっと重いフープならもっと細くなる」についても、重量を変えて効果を比べた結果として紹介できる材料はない。比較試験で使用した重量を知ることと、重量が増すほど効果が増すと考えることの間には飛躍がある。器具を重くするほど研究結果に近づく、という選び方は避けたい。[1]

また、試験中の平均時間は、毎日それだけ回せば同じ結果になるという約束ではない。人が実際に行った時間の平均と、効果が出る最小量は違う。歩行について報告された歩数も、全てが追加の運動だったと読み替えない。試験の数字をそのまま自宅のノルマにすると、数字は細かくても根拠の意味が変わってしまう。[1]

フープを取り入れる価値は、細くなるという一語だけでは測れない。何が変わるのを期待して始め、実際には何が変わったのか。その答えを、腰回り、体の中身、運動後の感覚のそれぞれに持てることが大切だ。輪が回るかどうかを楽しむ日と、成果を確かめる日を、同じ採点表に押し込めずにいたい。[1][2][3]

立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

今日からできること

  • 加重フープに取り組むなら、開始日と終了日を決めて続ける区切りを作る。比較試験の期間は6週間、実施時間は平均12.8分/日だった。この平均は参加者の実施状況として参考にし、1回に回す分数は無理なく終えられる長さに設定する。[1]
  • 歩行を選ぶ日は、出発前に歩く時間を決め、フープの日と分けて実行する。気分を比べた実験では、フープ群も歩行群も30分間の運動を行った。日常では自分の体力と使える時間に合わせて、歩く長さを調整する。[3]
  • 体を動かすゲームを使うなら、有酸素運動型とバランス型を別々に試す。実験では各10分ずつだったので、その実施時間を参考に、遊ぶ前に終了時刻を決める。フープの動きを使うゲームも、有酸素運動型の選択肢に含まれていた。[5]
  • 腹囲と体重は同じ欄にまとめず、開始時と取り組みを終えた時点の値を別々に残す。6週間ずつの比較試験でも、腹囲の減少の差と体重の変化の差は異なる結果だった。自分が見たい変化が腰回りなのか体重なのかを、測る前にはっきりさせる。[1]

フラフープを置いて出かける日

自宅でフラフープを回す日とは別に、駅から歩いて通う運動の場を持つなら、JR立川駅北口から徒歩1分のオンザショア立川店が選択肢になる。ヨガには25種類以上のレッスンがあり、溶岩プレートを敷いたスタジオのホットヨガのほか、常温のヨガとピラティスもある。ヨガ以外の種目には、女性専用のキックボクササイズやボクササイズも用意されている。

医師から運動を止められている方は利用できない。妊娠中の方は溶岩ホットヨガには参加できない。常温のマタニティヨガがある。ヨガの体験では60分のレッスンに参加し、料金は税込1,980円となる。バスタオル2枚とフェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルもその中に含まれている。

店は東京都立川市曙町2-14-10のエトロワビル3Fにあり、年中無休で8:00〜23:30に営業している。自宅のフープに加えて通う場合には、この営業時間の中から外出できる時間帯を選べる。料金の案内とヨガ体験の予約がある。フラフープを片づけて外に出る日には、ヨガに参加する60分と駅までの往復をひと続きの外出として組み立てる。

yogaのレッスン前の様子生徒の足もとにあるヨガマット 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

参考文献

[1] Effects of Weighted Hula-Hooping Compared to Walking on Abdominal Fat, Trunk Muscularity, and Metabolic Parameters in Overweight Subjects: A Randomized Controlled Study. — Lahelma et al., 2019, Obesity facts. DOI: 10.1159/000500572

[2] A six-week trial of hula hooping using a weighted hoop: effects on skinfold, girths, weight, and torso muscle endurance. — McGill et al., 2015, Journal of strength and conditioning research. DOI: 10.1519/JSC.0000000000000653

[3] A pilot study of women’s affective responses to common and uncommon forms of aerobic exercise. — Stevens et al., 2016, Psychology & health. DOI: 10.1080/08870446.2015.1095917

[4] Using a cultural dance program to increase sustainable physical activity for breast cancer survivors-A pilot study. — Loo et al., 2019, Complementary therapies in medicine. DOI: 10.1016/j.ctim.2019.102197

[5] Novel approaches to obesity prevention: effects of game enjoyment and game type on energy expenditure in active video games. — Lyons et al., 2012, Journal of diabetes science and technology. DOI: 10.1177/193229681200600415

[6] When core training meets play: Comparing trunk muscle activation and motivation across conventional exercises and games-based approaches. — Vera-Garcia et al., 2026, Psychology of sport and exercise. DOI: 10.1016/j.psychsport.2026.103199

冒頭の写真: フラフープを使って体を動かしている人たちの様子を収めた横長の写真(写真: NPS / Public domain / Wikimedia Commons)

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

ダイエットの科学特集のほかの記事

ダイエットの科学特集の一覧

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

💬 ご質問がある場合はこちらからどうぞ

オンザショアのチャットで質問する(24時間受付)

レッスン内容・料金・体験のご予約など、気になることをお気軽にお尋ねください。

author avatar
宮川涼 Founder
1

2

関連記事

ご体験予約