抗てんかん薬と体重の増減 バルプロ酸の代謝変化とトピラマートの追跡研究

書類の置かれたテーブルに座り白い錠剤の入ったシートを手に持つ人物 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

肥満治療の試験は、てんかんの処方と条件が違う

以下は医療管理下で対象や併用する介入を定めた試験の紹介である。

体重減少に関する研究には、てんかん患者の経過を追うものに加え、肥満の人の体重管理を目的にした試験がある。Astrupらは、低エネルギー食で減量した肥満の成人について、トピラマートによる体重維持を調べた。最初の食事介入で一定以上の減量を達成した人を、薬か偽薬に割り付けた試験である。全員に生活習慣の改善計画もあった。[19]

この試験では、最初に701人が参加し、その80%が開始時体重の8%以上を減らして無作為割り付けに進んだ。その後、試験は新しい製剤の開発のためスポンサーによって早期終了された。有効性の解析対象は、終了までに44週間の治療を完了した人だった。入り口の人数と、最終的に効果を評価した人数を分けて読む必要がある。[19]

44週時点の登録時からの減量は、トピラマートの異なる用量の群で15.4%と16.5%、偽薬群で8.9%だった。この数字には、割り付け前の低エネルギー食による減量も含まれる。薬を始めてからその全量が減った、と読み替えると、薬の寄与を大きく見積もってしまう。主な有害事象は中枢神経系に関わるものだった。[19]

女性を対象にした別の無作為化二重盲検試験では、多嚢胞性卵巣症候群に肥満などを伴う人に、食事介入とメトホルミンを用い、トピラマートか偽薬を追加した。多嚢胞性卵巣症候群は、この研究で体重とホルモン、代謝を評価した対象の疾患である。トピラマート追加群30人、偽薬追加群31人を比べた。[14]

体重減少はトピラマート追加群で大きかったが、アンドロゲンというホルモンの指標、脂質、心理社会的な評価は両群で改善した。追加群で改善した項目を、すべて追加薬だけの成果として数えることはできない。また、異常感覚は追加群で多かった。体重の好結果と、体が感じる不都合は並んで起こりうる。[14]

さらに、フェンテルミンとトピラマートの併用薬を扱ったレビューでは、無作為化比較試験で、特定の用量の併用群は開始時から平均約10%の体重減少を示したと報告された。この成績は、徐放性という薬をゆっくり放出する製剤を含む組み合わせの結果である。てんかんの治療にトピラマートを単独で使う場合と、薬の構成も治療目的も異なる。[7]

このレビューは同時に、心拍数の増加と、妊娠可能な女性での児の口唇口蓋裂のリスクへの注意を挙げた。当時は心血管への影響を調べる研究が進められていた。体重の減少が確認されたことと、長期にわたる安全性の確認が済んだことは、別々に扱うべき問題である。古いレビューを、現在の承認や処方の案内として使うことも避けたい。[7]

体重以外の成果も、その指標に即して読む。2型糖尿病を伴う過体重・肥満の成人130人の試験では、生活習慣改善を併用したうえで、56週の体重変化は併用薬群−9.4%、偽薬群−2.7%だった。血糖管理の指標であるHbA1cの変化も、それぞれ−1.6%、−1.2%と報告された。体重の変化率と血糖の指標の変化は、同じ数字の種類ではない。[18]

この論文では、別の試験の糖尿病のある集団を取り出した事後解析も示されている。初めからその問いを設定して割り付けた試験と、終了後に集団を取り出した解析では、検証の位置づけが違う。併用薬の糖尿病薬を減らせる可能性に触れた報告を読んでも、本人が糖尿病薬を調節する理由にはしない。併存する病気も含めて管理された試験の結果である。[18]

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よくある誤解

「体重が減ったなら、副作用も少なかったはずだ」。併用薬をまとめたSmithらのレビューでは、体重減少とともに、異常感覚、めまい、味覚の変化、不眠、便秘、口の渇きが報告されている。長期安全性データの不足にも言及した。体重のグラフと、日常生活での困りごとは別の評価軸である。痩せたという理由で、ほかの変化を診療の話題から外さない。[12]

安全性には、体重から見えない領域もある。眼科の立場からのレビューは、トピラマートを使った患者で、急性の続発性閉塞隅角緑内障の症例が報告されていると注意を促した。これは眼の病気に関わる報告で、体重減少量から安全性を推定できない例である。この論文から頻度は算出できないが、処方する医師が把握すべき問題として扱われている。[16]

「もとの体格や性別を見れば、誰がよく痩せるか分かる」。肥満のある思春期の人へのフェンテルミンとトピラマートの試験を用いた二次解析では、222人について、開始時の体格指数、年齢、性別、抑うつの状態、認知機能などが検討された。いずれも、偽薬に比べた体格指数の減少を統計学的に有意には予測しなかった。[11]

これは、成人のてんかん患者で開始時の体格と減少が関連した報告と、表面だけ見ると食い違う。だが、年齢、治療目的、単独薬か併用薬か、測った結果が異なる。ある集団で見つかった関連を、別の集団の個人予測に持ち込めないことを示す組み合わせである。予測に使えるかどうかは、その対象と方法で検証する課題だ。[11][20]

「子どもでも体重が減れば成功だ」。トピラマートによる減少のレビューは、子どもの成長が損なわれる可能性に注意を向け、栄養面で弱い立場にある成人にも言及している。自分で摂取エネルギーを増やせない患者では、減少を見過ごさない視点が要る。肥満の治療試験の減量率を、成長中の子どもや食事に支援の必要な人の目標に流用しない。[10]

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今日からできること

  • 食べられる量が減った日は、普段の食事を何回に分けると食べやすいかを自分で決め、分けて食べる。一度に用意した食事が負担になるなら、一回分を小さくして残りを別の機会に回すなど、自分が取り組みやすい分け方を選ぶ。トピラマート使用中は摂取エネルギーの低下が早期の体重減少と関連しており、減らす工夫より、必要な食事を取る工夫を優先する。[10][20]
  • 食事の用意に支援が必要なら、家族や介護者と一緒に、何日分の食事を準備するか決めて用意する。本人が食事を用意する負担と、支える人が手伝える日を合わせて考える。食べる量を減らす計画にせず、食べられた分に合わせて次の準備を調整する。本人が食べられる量を確保するための段取りにし、食事を支える人も服薬中の体重変化に関わるという研究の視点を生かす。[5][10]
  • すでに主治医から認められている身体活動を、生活のどの時刻に行うか自分で決めて取り入れる。てんかん患者の追跡研究では、食事の管理に加えて活動の少なさも体重経過に関わる可能性が考察されている。まず普段行っている活動を続ける時間をつくる。家で過ごす日の予定にその時間を組み込み、支援が必要なら一緒に活動できる人とも予定を合わせる。体重を早く減らすために活動を増やす目標にはせず、続けやすさから時間帯を選ぶ。[5]
  • 体重を測る曜日と時刻を自分で決め、同じ条件で測った値を残す。食べられる量や味覚の変化なども同じメモに添え、診察に持参する。体重を追う研究と、栄養や副作用への注意を、自分の経過を伝える手がかりにする。[5][10][12]

食事の分け方や準備、活動の時刻は生活を整える提案であり、これらの方法自体の減量効果を試した研究ではない。[5][10][20]

服薬中の活動を考える、暑さとレッスンの内容

食事を支える人や活動の少なさも考察された抗てんかん薬の研究は、体重の経過を生活とともに見る視点を示す。[5] オンザショア立川店で活動の場を検討する際も、服薬中の体重だけで運動の内容を決めない。暑いスタジオの利用は主治医に確かめ、まず常温のヨガから考える。医師から運動を止められている方は利用できない。妊娠中の方は溶岩ホットヨガには参加できない。常温のマタニティヨガがある。

同店はJR立川駅北口から徒歩1分、東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3Fにある。営業時間は毎日8:00〜23:30で、年中無休。食事や服薬を含む生活の予定に照らして、通える時間帯を考えられる。ヨガは25種類以上あり、ホットヨガのスタジオには溶岩プレートを敷いている。

ほかにピラティスやパーソナルトレーニングも扱う。ヨガ体験は60分で税込1,980円。ヨガマット、バスタオル2枚、フェイスタオル1枚のレンタルを含む。店のトップでレッスンの案内を、料金のページで費用を確認でき、申し込みはヨガ体験の予約から行える。服薬中に続ける活動として、主治医に確認した範囲とレッスンの内容を合わせて検討する。

yogaのレッスン前の様子生徒の足もとにあるヨガマット 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

参考文献

[4] Antiepileptic drugs influences on body weight in people with epilepsy. — Hamed, 2015, Expert review of clinical pharmacology. DOI: 10.1586/17512433.2015.991716

[5] Topiramate-induced weight loss depends on level of intellectual disability in patients with epilepsy. — Iwaki et al., 2018, Epilepsy & behavior : E&B. DOI: 10.1016/j.yebeh.2018.03.010

[7] Combination phentermine and topiramate extended release in the management of obesity. — Alfaris et al., 2015, Expert opinion on pharmacotherapy. DOI: 10.1517/14656566.2015.1041505

[10] Topiramate-induced weight loss: a review. — Verrotti et al., 2011, Epilepsy research. DOI: 10.1016/j.eplepsyres.2011.05.014

[11] Predictors of BMI reduction with phentermine/topiramate in adolescents with obesity. — Bensignor et al., 2025, International journal of obesity (2005). DOI: 10.1038/s41366-025-01821-6

[12] Phentermine/topiramate for the treatment of obesity. — Smith et al., 2013, The Annals of pharmacotherapy. DOI: 10.1345/aph.1R501

[14] Topiramate Added to Metformin for Obesity Control in Women With Polycystic Ovary Syndrome. — Marchesan et al., 2025, The Journal of clinical endocrinology and metabolism. DOI: 10.1210/clinem/dgae637

[15] Valproate-induced insulin resistance and obesity in children. — Verrotti et al., 2009, Hormone research. DOI: 10.1159/000197868

[16] Topiramate, pseudotumor cerebri, weight-loss and glaucoma: an ophthalmologic perspective. — Alore et al., 2006, Seminars in ophthalmology. DOI: 10.1080/08820530500509325

[18] Weight-loss therapy in type 2 diabetes: effects of phentermine and topiramate extended release. — Garvey et al., 2014, Diabetes care. DOI: 10.2337/dc14-0930

[19] Topiramate: long-term maintenance of weight loss induced by a low-calorie diet in obese subjects. — Astrup et al., 2004, Obesity research. DOI: 10.1038/oby.2004.206

[20] Predictors of weight loss in adults with topiramate-treated epilepsy. — Ben-Menachem et al., 2003, Obesity research. DOI: 10.1038/oby.2003.78

冒頭の写真: 書類の置かれたテーブルに座り、白い錠剤の入ったシートを手に持つ人物。(写真: Shixart1985 / CC BY 2.0 / Wikimedia Commons)

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

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