エナジードリンクと体脂肪 短時間の代謝上昇と10週間の運動併用で異なる結果

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飲む人の体重が重い、という観察はそろっていない

大学の新入生585人を対象にした調査では、直近の週にエナジードリンクを飲んだ人は17.5%だった。飲む人は体格指数、すなわち身長に対する体重の指標が高い傾向にあり、飲用は炭酸飲料や冷凍の食事を多く取ることとも関連していた。飲み物だけでなく、その人の食生活と一緒に見ている調査である。[8]

対象は米国南西部の大規模大学に入学した学生で、平均年齢は18.7歳、女性は56%だった。直近の週の飲用と食事を本人が回答しており、解析では性別、人種・民族、体格指数を考慮していた。炭酸飲料と冷凍の食事の多さは、こうした要因を考慮した後にも飲用との関連が見られた項目である。エナジードリンクだけを追加して体重変化を比べた実験とは、調べ方が違う。[8]

一方、若い成人を20歳から22歳まで追った研究では、飲用頻度と体格指数、メタボリックシンドロームおよびその構成指標に、将来に向けた有意な関連がなかった。同じ時点で比較した際には、一部の脂質指標に関連があったものの、年齢によって向きもそろわず、追跡解析では有意な関連が確認されなかった。[5]

頻繁に飲む人では、同時点の体格指数とメタボリックシンドロームの可能性に正の関連があったものの、有意ではなかった。メタボリックシンドロームのオッズ比は20歳で1.11、22歳で1.28だった。オッズ比は比較相手に対してその状態の起こりやすさを表す指標だが、ここでは数値が1を上回っていても、有意な関連は確認されていない。体格指数だけでなく代謝の指標を調べた点に、この研究の幅がある。[5]

この研究で重要なのは、調べたのが飲用の「頻度」だった点である。著者らは、今後は飲んだ量を含め、もっと長い期間を調べることを求めている。たまに大きな容量を飲む人と、少量を頻繁に飲む人を、頻度の情報だけで細かく区別するには限界がある。有意な関連がなかった結果を尊重すると同時に、どの情報で比較したかも残したい。[5]

追跡研究では、飲料だけでなく食事と身体活動も本人が回答し、採血と身体計測が行われた。20歳時点では、ときどき飲む人で、いわゆる善玉のHDLコレステロールが低く、空腹時中性脂肪が高い関連があった。22歳時点では、ときどき飲む人の空腹時中性脂肪が低い関連を示した。いずれも同時点での比較であり、2年間の追跡で有意な関連は見られなかった。[5]

学生の調査が尋ねた食事には、甘い菓子、塩味の菓子、外食、果物、野菜、牛乳、朝食も含まれていた。学生全体では果物、野菜、牛乳、朝食の摂取が少ないと報告されている。ただし、尋ねた食品すべてがエナジードリンクと関連したという結果ではなく、飲用との関連として示されたのは炭酸飲料と冷凍の食事だった。飲む缶だけでなく、同じ週に何を食べていたかまで見る調査から、生活のまとまりが見えてくる。[8]

20歳と22歳の追跡研究は、Raine Studyの参加者を対象にし、20歳で1236人、22歳で1117人を調べた。飲料、食事、身体活動は自己申告だが、血液と身体の測定も行っている。学生の調査が直近の週の食事との重なりを捉えたのに対し、こちらは後の時点の代謝指標との関係も検討した。それでも、飲用頻度から将来の体格や代謝指標への有意な関連は得られなかった。日常の食行動と同時に関連することと、後の体の変化を予測することは、それぞれ別の結果として残る。[5][8]

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糖を抜いても、睡眠という論点は残る

青少年の睡眠を扱ったレビューでは、エナジードリンクの利用と短い睡眠や質の低い睡眠との関連、睡眠の特徴と脂肪の蓄積との関連が、比較的強い根拠を持つと整理されている。一方、飲用が直接身体活動を減らすという根拠は弱く、飲む時間や状況、利用する人の集団に左右されるという評価だった。[1]

レビューでは研究の設計、一貫性、対象年齢、想定する経路との直接性から根拠を分類した。睡眠を制限した青少年の実験は、食品選択や報酬への反応、認知、自分の行動を調節する働きとの関係を支えていた。飲用から睡眠を経た体重変化の大きさは、このレビューの結論には含まれていない。[1]

同じレビューは、飲用を睡眠不足や疲労に気づく手がかりとして捉える。眠いから飲むのか、飲むことが眠りを乱す側にも働くのか。実生活では片方の説明だけで片づけにくい。飲料を減らすだけでは青少年の睡眠不足の解決は見込みにくく、飲む時間への配慮、睡眠衛生、画面の管理、活動の支援などを組み合わせる考え方を示している。[1]

家に思春期の子がいる読者には、大人の運動用の飲み物をそのまま共有しない視点も要る。インド小児科学会の指針は、小児と青少年にカフェイン入りエナジードリンクを勧めない。これは小児の食生活を対象にした勧告であり、成人の体重変化を測った試験とは役割が異なる。家族で同じ缶を選ぶ際にも、対象年齢の違いを残して考える。[19]

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よくある誤解

「代謝が上がるなら、脂肪も多く燃えているはず」という読み方は早い。健康な18〜22歳の女性10人が、糖とカフェインを含む飲料と、標準化した量の糖を含む比較飲料を別の日に飲んだ試験では、エナジードリンク側で糖質の酸化が増え、脂質の酸化が減った。酸化とは、ここでは体がエネルギーとして利用する過程を指す。どの燃料を使ったかと、消費量全体とは分けるべき指標なのである。[2]

ただし、この測定は飲む前後の短時間に行われている。「脂質の利用が減った」という結果から、飲めば長期的に必ず太ると反対方向へ飛ぶのも適切でない。著者らも、糖とカフェインを組み合わせて続ける場合の代謝や体脂肪への影響は、さらに調べるべきだとしている。この実験の参加者は一晩の絶食後に飲み、飲む前と後のそれぞれ30分間、安静時の呼吸を測定していた。[2]

「運動前なら、どの成績も良くなる」という理解も広すぎる。プロの女性バレーボール選手19人による無作為化二重盲検クロスオーバー試験では、握力、垂直跳び、無酸素性パワーを測った。条件全体で比べた右手の握力には差があったが、飲料条件と測定前後の時間を組み合わせた変化に有意差はなく、急性摂取による身体能力の改善は認めなかったという結論だった。[14]

この結果と、運動能力への利益を認める学会の見解は、どちらも読む価値がある。学会の見解は持久的運動や反復スプリントなどへの可能性を挙げる一方、成分や量、課題に応じた検証も求める。特定の選手の課題で効果がなかったから全運動で無効ともいえず、全般的な見解があるから個々の人に効くとも決められない。体重管理で知りたい体脂肪の結果は、先に挙げた運動併用の試験が扱っている。[3][14]

今日からできること

  • 普段エナジードリンクを飲む成人は、運動する日としない日を見渡し、週に飲む本数の上限を今より少なく自分で決める。飲んだ分のエネルギーを食事と合わせ、ほかのカフェイン入り飲食物も重ねないよう選ぶ。[3]
  • 筋力運動と持久的な運動を組み合わせる日を週に何回設けるか、自分の生活に合わせて決める。飲料を買う日ではなく、実際に体を動かす曜日を先に押さえる。[18]
  • 体組成を確かめる間隔を何週間ごとにするか自分で決め、同じ方法で測る。運動を続けた期間と測定値を一緒に残し、飲んだ直後の元気さだけで判断しない。[18]
  • 家庭で小児や青少年の飲み物を買う際は、カフェイン入りエナジードリンクを選択肢から外す。運動用という印象だけで大人と同じ缶を渡さない。[19]

本数や運動回数、測定間隔は生活を見直すために本人が決めるもので、安全な摂取量や減量効果が保証された条件を示すものではない。

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エナジードリンクと、体を動かす場所の役割

飲料だけでは体組成の改善がなかった試験を読んだ後は、体を動かす場所を具体的に考えたい。オンザショア立川店は、常温のヨガも行っている。溶岩プレートを敷いた部屋で行うホットヨガのほか、ピラティスも扱い、ヨガのレッスンだけでも25種類以上から選べる。

医師から運動を止められている方は利用できない。持病や服薬があって飲用にも注意を要する人は、暑い環境でのヨガについても主治医に尋ね、まず常温での参加から考える。妊娠中の方は溶岩ホットヨガには参加できない。常温のマタニティヨガがある。

JR立川駅北口から徒歩1分の立地で、住所は東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3F。年中無休で、どの曜日も8:00〜23:30に営業する。仕事帰りや休日に体を動かす場として、通える時間帯を探せる。ヨガを60分体験する料金は税込1,980円で、マットとバスタオル2枚、フェイスタオル1枚のレンタルが付く。店舗紹介・料金案内・ヨガ体験の予約に詳細がある。エナジードリンクを買うだけで運動した気分になる日には、缶を選ぶ手を止めてヨガに参加する機会を作る。

参考文献

[1] Energy Drink Use and Adolescent Sleep Debt: Implications for Obesity, Cognition, and Physical Activity. — Sakkas et al., 2026, Nutrients. DOI: 10.3390/nu18182946

[2] Are energy drinks contributing to the obesity epidemic? — Rush et al., 2006, Asia Pacific journal of clinical nutrition.

[3] International society of sports nutrition position stand: energy drinks and energy shots. — Jagim et al., 2023, Journal of the International Society of Sports Nutrition. DOI: 10.1080/15502783.2023.2171314

[5] Energy drink intake and metabolic syndrome: A prospective investigation in young adults. — Trapp et al., 2020, Nutrition, metabolism, and cardiovascular diseases : NMCD. DOI: 10.1016/j.numecd.2020.06.012

[8] Energy drink consumption is associated with unhealthy dietary behaviours among college youth. — Poulos et al., 2015, Perspectives in public health. DOI: 10.1177/1757913914565388

[14] Acute Consumption of an Energy Drink Does Not Improve Physical Performance of Female Volleyball Players. — Fernández-Campos et al., 2015, International journal of sport nutrition and exercise metabolism. DOI: 10.1123/ijsnem.2014-0101

[16] What are the health implications associated with the consumption of energy drinks? A systematic review. — Burrows et al., 2013, Nutrition reviews. DOI: 10.1111/nure.12005

[17] Effects of Bang® Keto Coffee Energy Drink on Metabolism and Exercise Performance in Resistance-Trained Adults: A Randomized, Double-blind, Placebo-controlled, Crossover Study. — Harty et al., 2020, Journal of the International Society of Sports Nutrition. DOI: 10.1186/s12970-020-00374-5

[18] Low-calorie energy drink improves physiological response to exercise in previously sedentary men: a placebo-controlled efficacy and safety study. — Lockwood et al., 2010, Journal of strength and conditioning research. DOI: 10.1519/JSC.0b013e3181aeb0cf

[19] Indian Academy of Pediatrics Guidelines on the Fast and Junk Foods, Sugar Sweetened Beverages, Fruit Juices, and Energy Drinks. — Gupta et al., 2019, Indian pediatrics.

[20] Thermogenic effect of meltdown RTD energy drink in young healthy women: a double blind, cross-over design study. — Rashti et al., 2009, Lipids in health and disease. DOI: 10.1186/1476-511X-8-57

冒頭の写真: 複数の種類のエナジードリンクが写り、それぞれの容器の外観が見える。(写真: Oto Zapletal / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons)

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

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