ゴルフは運動になるのか 歩くラウンドとカート、体重と体組成で分かれる答え

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女性ゴルファーの筋トレ試験は、ラウンドとは別の証拠だ

女性に関する具体的な介入研究として、アマチュアの女性ゴルファー45人を無作為に分けた筋トレ試験がある。一方は従来型、もう一方はゴルフに特化した内容で、どちらもスイングで働く筋肉を対象にした。指導下で週3日、10週間のトレーニングを行った。[19] 歩くゴルフだけを続けた比較ではない点を、最初にはっきりさせておきたい。

完了したのは29人で、平均年齢は58.1歳だった。全身と内臓の脂肪量は両群を通じて低下したが、除脂肪量と骨密度には有意な変化がなかった。脂肪が何kg減ったかという大きさは、この研究の紹介文には示されていない。[19] 有意差があるという情報を、大幅に体形が変わるという言葉へ置き換えない。

競技の成績ではドライバーの速度と飛距離、7番アイアンの飛距離が伸びたが、7番アイアンの速度には有意な変化がなかった。身体機能テストにも改善があり、ゴルフ特化型と従来型の間で明確な優劣は認められなかった。[19] ゴルフのための運動は、名前に「ゴルフ専用」が入っていなければ役に立たない、という期待を弱める結果だ。

ただし、両群とも筋トレをしており、何もしない群との比較ではない。加えて、完了した人は途中で終えた人より年齢が高く、ゴルフをする頻度も多かった。[19] 最後まで参加できた人の結果を、最初に参加した全員や、これから始める人へそのまま広げることには慎重でありたい。

完了者の内訳は従来型15人、ゴルフ特化型14人だった。研究の実施場所は外来の運動施設で、トレーニングは監督下で行われている。[19] 自宅で自由にクラブを振った取り組みと違い、運動を実施する場と指導が組み込まれた条件である。

身体機能テストはどちらの群でもすべて改善し、その中で座ってメディシンボールを投げるテストは、開始時のドライバー速度との関連が最も強く、トレーニングへの反応も最も大きかった。[19] 飛距離だけを測った試験と比べると、競技成績と身体機能を同時に追っていたことが分かる。ゴルフのための体づくりを考える際に、スコア以外の目印も持てる研究だ。

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けがと食事は、活動量の話から切り離せない

ゴルフと健康の関係を広く整理したスコーピングレビューは、301研究を収めている。身体的な健康との好ましい関連を認める一方、けがでは背中の問題が最も多く、まれな頭部の事故も重大な結果につながりうるとした。[2] 身体活動とけがの両方が、この広い調査の対象だった。

より具体的なけがの調査では、703人のゴルファーから過去のけがを聞き取っている。報告されたけがの82.6%は使い過ぎによるもので、単発の外傷は17.4%だった。重症度が大きいものも21.7%あり、使い過ぎを避けられなければ慢性的で深刻な筋骨格の問題につながりうると指摘している。[16] この割合の分母は、報告されたけがの件数である。

この調査では、自分でバッグを担ぐことは腰、肩、足首の問題と関連し、10分以上のウォームアップには好ましい関連が見られた。[16] 過去を振り返る観察研究なので、準備運動をすれば必ずけがが防げるとまでは言えない。それでも、歩く距離を増やす話と、バッグを重くして負荷を増やす話を同じにしないための材料にはなる。

予防を扱った総説は、筋力、柔軟性、有酸素運動を含む競技向けの体づくり、プレー前の短い準備運動、身体能力や制約に合わせて指導を受けながらスイングを調整することを挙げている。[15] シーズン前から年間を通じた体づくりとして示されている。痛みがあるのに、歩けば消費が増えるという理由だけで押し通す読み方は避けたい。

食事については、ゴルフの栄養研究を整理した2024年のレビューが82研究を採用しているが、競技成績に対する栄養介入の証拠はまだ限られるとしている。エネルギーの維持、認知機能、体組成に栄養が影響しうる一方、必要なエネルギー量などは今後の研究課題に含まれる。[12] プレーした事実だけから、その日に食べ足してよい量を厳密に決めることは難しい。

栄養のレビューでは、認知機能、体組成、必要なエネルギー量、サプリメント、移動するゴルファーの栄養が今後の課題に挙げられている。[12] 検索では3,616件を見つけ、栄養、水分補給、エネルギー必要量、サプリメント、体組成とゴルフとの関係を扱う研究を選んだ。公開済みの論文だけでなく、未公表の報告も検索対象に含めている。[12]

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よくある誤解

「上手な人ほど長生きなら、ゴルフを始めれば寿命が延びる」という読み方は、観察研究の限界を越える。スウェーデンのゴルファー300,818人を調べたコホート研究では、年齢、性別、社会経済的状況で層別した標準化死亡比は0.60、95%信頼区間は0.57〜0.64だった。技能が高い群ほど低い死亡比も認められた。[18] 標準化死亡比は、比較の基準に対して観察された死亡の比を示す数字である。

著者ら自身、死亡率の低さをすべてゴルフによる身体活動で説明できるとは断定していない。[18] ゴルファーとして登録されている集団を追った結果であり、始める人と始めない人を無作為に分けた試験ではない。中年男性の歩行試験も年齢を合わせた対照との比較で、無作為割り付けの記載はない。[4] 集団の背景と参加条件を踏まえて結果を読む。

「ゴルフは頭にも良いのだから、体力も気分も全部良くなる」という期待にも線引きがいる。日本の65歳以上106人を無作為に分けた試験では、24週間のゴルフ練習を健康教育と比較し、論理的な記憶の成績に改善があった。一方、ほかの認知テストの一部、握力、歩く速さ、抑うつの尺度には有意な変化がなかった。[17] 練習は週に90〜120分、24週間の条件で行われ、介入後の評価を終えたのはゴルフ群53人、対照群47人だった。プログラムへの遵守率は96.2%である。[17]

「低衝撃の競技なら準備なしでも安心」という考えも修正したい。けがの総説は、プレーのし過ぎと技術の問題を使い過ぎによる障害の主な要因として挙げている。[15] 走って着地する衝撃が少ない印象と、スイングを繰り返す体への負担は別の話だ。健康のために始めた運動でも、続け方を検討する必要はなくならない。

今日からできること

  • 次のラウンドで歩くホール数を自分で決め、カート移動の一部を歩行に替える。予約するコースの利用条件と自分の体調を確かめて、歩く区間を選ぶ。歩くゴルフを調べた中年男性の比較試験を、移動の仕方を考える手がかりにする。打つ練習だけでなく、打つ場所まで歩く部分もラウンドの計画に入れる。[4]
  • スイングで使う筋肉を対象に、指導下の筋トレを週に何回行うか決める。女性ゴルファーの試験では週3日、10週間のトレーニングを行い、従来型とゴルフ特化型で同様の改善が見られた。この条件を参考に、経験と負荷に合う内容を指導者と選び、通える回数を予定表に入れる。[19]
  • ラウンドとは別に、ゴルフ練習を何週間続けるか自分で決める。高齢者を対象にした試験で取り組まれたのは、コースでのゴルフ練習だった。練習場に行く日を生活の中に置き、決めた期間は球を打つ練習にも継続して取り組む。コースへ出る機会だけを待たず、練習そのものを運動の機会にする。[17]
  • プレー前のウォームアップを始める時刻を決める。けがの調査では、準備運動の習慣とけがとの関連が調べられている。スタート時刻から逆算して体を動かす時間を確保し、到着してすぐに打ち始める流れを変える。クラブやボールの支度とともに、自分の体の準備も当日の行動に組み込む。[16]
yogaのレッスン前の様子生徒の足もとにあるヨガマット 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

ゴルフの休養日には、種目の違いも楽しむ

ゴルフ以外の運動にも目を向けるなら、オンザショア立川店にはヨガだけで25種類以上のレッスンがある。溶岩ホットヨガと常温ヨガの両方があるため、ヨガのレッスンを選ぶ際には、室内環境の違いも選択肢になる。溶岩プレートを敷いたスタジオのホットヨガに加え、常温で行うヨガも選択肢に入る。ピラティス、パーソナルトレーニング、女性専用のキックボクササイズ、ボクササイズ、HIITも扱っている。

ヨガを初めて受ける入口には、60分・税込1,980円の体験レッスンがある。料金にはヨガマットとバスタオル2枚、フェイスタオル1枚のレンタルが含まれる。医師から運動を止められている方は利用できない。妊娠中の方は溶岩ホットヨガには参加できない。常温のマタニティヨガがある。

JR立川駅北口から歩いて1分のエトロワビル3Fにあり、住所は東京都立川市曙町2-14-10。年中無休で8:00〜23:30に営業している。店舗案内にはレッスンの案内があり、料金とヨガ体験の予約も掲載されている。次のゴルフまでにヨガを試すなら、コースへ出ない日の外出に60分の体験を加える。

参考文献

[1] Golf and Physical Health: A Systematic Review. — Sorbie et al., 2022, Sports medicine (Auckland, N.Z.). DOI: 10.1007/s40279-022-01732-w

[2] The relationships between golf and health: a scoping review. — Murray et al., 2017, British journal of sports medicine. DOI: 10.1136/bjsports-2016-096625

[3] A rapid review to identify physical activity accrued while playing golf. — Luscombe et al., 2017, BMJ open. DOI: 10.1136/bmjopen-2017-018993

[4] A controlled trial of the health benefits of regular walking on a golf course. — Parkkari et al., 2000, The American journal of medicine. DOI: 10.1016/s0002-9343(00)00455-1

[12] Nutrition and Golf Performance: A Systematic Scoping Review. — O’Donnell et al., 2024, Sports medicine (Auckland, N.Z.). DOI: 10.1007/s40279-024-02095-0

[15] Golf injuries. An overview. — Thériault et al., 1998, Sports medicine (Auckland, N.Z.). DOI: 10.2165/00007256-199826010-00004

[16] Injuries and overuse syndromes in golf. — Gosheger et al., 2003, The American journal of sports medicine. DOI: 10.1177/03635465030310031901

[17] Effects of golf training on cognition in older adults: a randomised controlled trial. — Shimada et al., 2018, Journal of epidemiology and community health. DOI: 10.1136/jech-2017-210052

[18] Golf: a game of life and death–reduced mortality in Swedish golf players. — Farahmand et al., 2009, Scandinavian journal of medicine & science in sports. DOI: 10.1111/j.1600-0838.2008.00814.x

[19] A randomized trial of traditional and golf-specific resistance training in amateur female golfers: Benefits beyond golf performance. — Hegedus et al., 2016, Physical therapy in sport : official journal of the Association of Chartered Physiotherapists in Sports Medicine. DOI: 10.1016/j.ptsp.2016.04.005

冒頭の写真: ゴルフコースに広がるフェアウェイを写した、コース内の風景写真。(写真: Chris Heaton / CC BY-SA 2.0 / Wikimedia Commons)

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

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