アスタキサンチンと減量の距離 脂肪利用・血中脂質・運動併用で見えた違い

サーモンの切り身に葉野菜枝豆ラディッシュキュウリを合わせたサラダ 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

運動との併用試験は、運動なしのサプリ選びとは条件が違う

肥満の男性68人を対象にした2023年の試験は、対照、サプリ、運動、運動とサプリの併用という4群を設けた。各群17人で、期間は12週間。アスタキサンチンは1日20 mg、運動は高強度の機能的トレーニングを週3回、1回60分、計36回行った。[4]

機能的トレーニングを使うこの試験では、体重、体脂肪率、BMIなどの体組成・体格の指標や、脂質と代謝の指標に改善が報告され、肥満の男性では併用群の利益が大きかったとされる。[4] 血液の指標だけでなく、体の大きさや脂肪も評価した点は、減量に関心のある読者にとって意味がある。

この試験では、脂肪組織や筋肉から分泌される物質にも注目していた。CTRP9、CTRP2、GDF8という指標は事後解析で対照群との差があった一方、GDF15は対照群と同程度だった。運動を含む両群ではGDF15の低下も報告され、比べる群によって結果の記述が分かれている。[4] 体組成だけでなく、血中の代謝関連物質を同時に調べた構成である。

体重や体脂肪率が何kg、何ポイント変わったかの具体的な差や信頼区間は、この報告には記されていない。[4] 運動を伴う条件で改善が報告されたことと、その大きさを数字で示すことには情報量の差がある。

人の研究15本を集めた2026年の系統的レビューも、運動とアスタキサンチンを組み合わせた介入で、体組成、血中脂質、インスリン感受性などの改善を報告している。動物と試験管内の研究を除き、人を対象にした研究に絞った整理である。[8] 人の知見が少しずつ増えていることは確かだが、著者らは適切な用量や作用の仕組みを確かめる臨床試験がさらに必要だとしている。[8]

2020年のメタ分析と、この新しい系統的レビューは、扱う時期も評価する範囲も違う。[3][8] 新しいレビューは2020〜2025年の論文を検索し、炎症性の物質であるIL-6やTNF-αなどの低下、抗酸化能の上昇も整理した。運動を伴う介入では、体組成のほかにインスリン感受性や血中脂質も評価対象に含まれている。[8]

高強度の機能的トレーニングは、日常の活動量や運動経験に応じて取り入れ方を考える必要がある。肥満の男性を対象とした12週間の介入が扱ったのは、計36回の運動を含む条件だった。[4] 治療中であれば、取り組める運動の内容を主治医に相談する。

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

内臓脂肪と抗酸化の試験は、誰に何を測ったかまで見る

2型糖尿病のある44人を対象にした無作為化プラセボ対照試験では、1日8 mgのアスタキサンチンを8週間投与した。内臓脂肪量の低下に加え、中性脂肪や収縮期血圧などの低下が報告された。[5] 人で脂肪の変化が出た試験として扱えるが、対象は糖尿病のある参加者である。

この試験では、血糖に関わる測定も一様に動いたわけではなかった。フルクトサミンという血糖管理の指標は有意に低下したが、血中グルコースの低下はp=0.057で、著者らも境界的な変化としている。[5] 「糖の代謝が改善」という大きなくくりだけを見ると、どの検査項目に確かな差があったかが見えにくくなる。

この試験では、アディポネクチンの上昇と内臓脂肪量の低下がともにp<0.01で、超低密度リポたんぱくコレステロールの低下も報告された。[5] 糖尿病のある人や血糖を下げる薬を使う人が摂取を検討する場合は、治療との関係を主治医に、服薬との併用を薬剤師にも確かめたい。処方された薬を自分で減らしたり中断したりする根拠にはしない。

過体重・肥満の成人27人を対象にした別の無作為化二重盲検プラセボ対照試験は、12週間の血中脂質と酸化ストレスを調べた。アスタキサンチン群のLDLコレステロールとアポリポたんぱくBは開始時より低かった。一方、酸化ストレスの指標であるMDAとイソプロスタンはプラセボ群より低く、総抗酸化能は高かった。[6]

この研究では脂質を開始前と12週間後に測定し、酸化ストレスの指標は開始時、4週、8週、12週に測った。開始時には、酸化ストレスに関する4つの測定項目で群間の有意差なしという結果である。[6] 体重よりも、血中脂質と酸化ストレスの経過を詳しく捉えた試験である。

酸化ストレスを調べた成人23人の試験では、低い用量と高い用量の両方で、開始前より複数の指標が改善した。ただし、比較したのは1日5 mgと20 mgの摂取群で、期間は3週間だった。[14] 測定は開始時と1週、2週、3週に行われた。3週後のMDAは低用量群で34.6%、高用量群で35.2%低下し、イソプロスタンはそれぞれ64.9%、64.7%低下した。[14]

女性を対象にした知見もある。不妊を伴う多嚢胞性卵巣症候群の女性58人を対象とする三重盲検の無作為化試験では、8週間の投与で、空腹時血糖やインスリン抵抗性の指標、LDLコレステロール、酸化ストレスの指標などに改善が見られた。インスリン抵抗性は、血糖調節に関わるインスリンの働きに対する反応の鈍さを捉えるものだ。[17]

ただし、年齢、BMI、開始時の検査値を考慮して解析すると、空腹時インスリンと、インスリン感受性を表すQUICKIの有意差はなくなった。他の結果は変わらなかった。[17] 摂取条件は1日6 mgを2回、比較相手はプラセボで、血液検査と血圧の測定を開始時と終了時に行った。[17]

立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

よくある誤解

「抗酸化の数値が大きく改善したなら、脂肪も同じ割合で減る」という読み方には、測定対象の取り違えがある。用量を分けた成人の試験では、脂質の酸化に関わる指標の低下と、抗酸化に関わる指標の上昇を測っている。[14] それぞれの増減率の分母はその検査値であり、体脂肪量ではない。目立つ割合が書かれていても、お腹の脂肪へ換算する式は作れない。

「脂質の試験で良かった用量を選べば、減量にも最適だ」とも決められない。軽度の脂質異常がある人の試験では、中性脂肪で有意な変化が出た用量と、HDLで有意な変化が出た用量は完全には重なっていなかった。[15] 測る項目が変われば用量の評価も変わる。特定の指標で出た結果を、あらゆる目的に共通する推奨量へ置き換えない。

「短い試験で有害な影響がなかったのだから、誰でも長く使える」という理解にも留保が要る。糖尿病の試験は有害な影響なしと報告するが、それは対象と観察期間の決まった結果である。[5] 人の研究を集めた系統的レビューも、最適な用量を確かめる研究を求めている。[8] 服薬中、治療中、妊娠中など個別の条件がある人の判断は、主治医と薬剤師に確かめる対象になる。

今日からできること

  • 機能的トレーニングを取り入れる人は、指導を受けられる場で、運動経験に合う週あたりの回数を自分で決め、通う予定に組み込む。試験では肥満の男性が週3回、1回60分を12週間、計36回行った。[4]
  • 自転車運動をすでに続けている人は、一定の負荷でこぐ時間を自分で何分と決める。一定負荷の運動を扱った試験を参考に、普段の練習で無理なくこぎ続けられる長さを設定し、時間が来たら区切る。[7]
  • 自転車の競技練習をしている人は、距離を決めて走る課題について、自分の経験に合う走行量を何kmと決める。距離を固定して走り終える課題を扱った試験を参考に、普段の一定負荷の練習とは別の課題として、走り切る距離を具体化する。[13]
  • 糖尿病の治療中でサプリの摂取を考えている人は、目的を体重・内臓脂肪・血糖のどれに置くか主治医に相談し、併用している薬とサプリを薬剤師に伝える。糖尿病の参加者で内臓脂肪と血糖関連の項目を調べた試験を、相談の際の話題にする。[5]
立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

アスタキサンチンを調べた先に、駅近のヨガという選択

アスタキサンチンだけでなく運動の取り入れ方も考えるとき、JR立川駅北口から徒歩1分のオンザショア立川店は、通う経路から検討できるヨガの選択肢になる。

ヨガには25種類以上のレッスンがあり、溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガのほか、常温のヨガも扱う。ピラティスやパーソナルトレーニングもある。ヨガの体験に用意されたレッスンは60分で、税込1,980円にバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれる。

医師から運動を止められている方は利用できない。妊娠中の方は溶岩ホットヨガには参加できない。常温のマタニティヨガがある。サプリと薬を併用している人は、暑い環境で運動してよいかも主治医に相談し、常温のヨガを先に検討する。

所在地は立川市曙町2-14-10のエトロワビル3F、営業時間は毎日8:00〜23:30で、年中無休。店舗案内と料金表、ヨガの体験予約を掲載している。アスタキサンチンの情報を調べた後は、運動を続ける場で何をするかにも目を向け、ヨガのレッスン内容を確かめて体を動かす準備を進める。

参考文献

[1] Nutraceutical Potential of Astaxanthin in Muscle Metabolism, Exercise Adaptation, and Obesity. — Siqueira et al., 2025, Nutrients. DOI: 10.3390/nu18010080

[2] Effects of astaxanthin in animal models of obesity-associated diseases: A systematic review and meta-analysis. — Radice et al., 2021, Free radical biology & medicine. DOI: 10.1016/j.freeradbiomed.2021.05.008

[3] The effects of astaxanthin supplementation on obesity, blood pressure, CRP, glycemic biomarkers, and lipid profile: A meta-analysis of randomized controlled trials. — Xia et al., 2020, Pharmacological research. DOI: 10.1016/j.phrs.2020.105113

[4] Astaxanthin Supplemented with High-Intensity Functional Training Decreases Adipokines Levels and Cardiovascular Risk Factors in Men with Obesity. — Saeidi et al., 2023, Nutrients. DOI: 10.3390/nu15020286

[5] Astaxanthin improves glucose metabolism and reduces blood pressure in patients with type 2 diabetes mellitus. — Mashhadi et al., 2018, Asia Pacific journal of clinical nutrition. DOI: 10.6133/apjcn.052017.11

[6] Positive effects of astaxanthin on lipid profiles and oxidative stress in overweight subjects. — Choi et al., 2011, Plant foods for human nutrition (Dordrecht, Netherlands). DOI: 10.1007/s11130-011-0258-9

[7] Astaxanthin supplementation does not augment fat use or improve endurance performance. — Res et al., 2013, Medicine and science in sports and exercise. DOI: 10.1249/MSS.0b013e31827fddc4

[8] The Role of Astaxanthin as an Antioxidant and Anti-Inflammatory Agent in Human Health: A Systematic Review. — Malcangi et al., 2026, International journal of molecular sciences. DOI: 10.3390/ijms27020700

[13] The effect of astaxanthin supplementation on performance and fat oxidation during a 40 km cycling time trial. — Brown et al., 2021, Journal of science and medicine in sport. DOI: 10.1016/j.jsams.2020.06.017

[14] Effects of astaxanthin on oxidative stress in overweight and obese adults. — Choi et al., 2011, Phytotherapy research : PTR. DOI: 10.1002/ptr.3494

[15] Administration of natural astaxanthin increases serum HDL-cholesterol and adiponectin in subjects with mild hyperlipidemia. — Yoshida et al., 2010, Atherosclerosis. DOI: 10.1016/j.atherosclerosis.2009.10.012

[17] Astaxanthin supplementation impact on insulin resistance, lipid profile, blood pressure, and oxidative stress in polycystic ovary syndrome patients: A triple-blind randomized clinical trial. — Jabarpour et al., 2024, Phytotherapy research : PTR. DOI: 10.1002/ptr.8037

冒頭の写真: サーモンの切り身に葉野菜、枝豆、ラディッシュ、キュウリを合わせたサラダ(写真: Andy Li / CC0 / Wikimedia Commons)

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

ダイエットの科学特集のほかの記事

ダイエットの科学特集の一覧

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

💬 ご質問がある場合はこちらからどうぞ

オンザショアのチャットで質問する(24時間受付)

レッスン内容・料金・体験のご予約など、気になることをお気軽にお尋ねください。

author avatar
宮川涼 Founder
1

2

関連記事

ご体験予約