会食で変わる食事量 ダイエット中に知りたい友人との食卓と量の同調

レストランのテーブルに複数の人が着席し同じ空間で食事をしている様子 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

食べ始める前と、食べ終えた後にも目を向ける

同席者の影響は、食事中に追加の皿を取る瞬間だけに起こるとは限らない。成人女性を対象にした2つの研究では、後で人と食べると分かっているだけで、ひとりで食べると分かっている場合より、自分に盛り付ける量が多くなった。対象者数はそれぞれ98人と120人で、量を決める時点にはひとりでいても、この違いが生じた。[18]

この研究では、まだ相手が食べている姿を見ていない。会食の予定そのものが、食事前の量の選択に関わっていたのである。成人女性が、相手の食べ方を目にする前から盛り付けを変えた点が、この研究の着眼点である。[18]

家で友人を迎える夕食を考えると、取り分ける前から「今日はみんなで食べるから」と料理を多めに用意しているかもしれない。レストランなら、話し始める前に追加の注文まで決めてしまう場面もある。このような例は、自分の量を確認する時点を、食事中だけでなく注文や盛り付けの段階にも置くきっかけになる。[18]

盛り付けの研究から考える工夫は、「最初に自分が食べる分を見えるようにする」ことだ。注文や取り分けを見直す場面を、食べ始める前にも置ける。[18]

では、会食で多く食べても、次の食事で自然に減って差し引き同じになるのだろうか。2022年の研究は、その疑問を短い期間で調べた。成人女性26人が、友人と食べる条件とひとりで食べる条件を入れ替えて、各条件で3日間のすべての食事を取った比較実験である。[6]

摂取量の平均は、友人との条件で3日間合計7310 kcal、ひとりでは6770 kcalだった。いずれも1食ではなく、3日間の合計である。この差は統計的に有意で、効果量はd = 0.51と報告された。同じ論文でも、3日間すべての食事を友人と取る実験と、会食後の生活を日記で追う実験では、比較している条件が異なる。[6]条件を入れ替える設計は、同じ参加者の条件による違いを見られる利点があるが、対象が少人数の成人女性であることと、実験室での食事という条件は残る。[6]

別の実験では成人女性63人が、実験室でひとり、または友人2人と食事を取り、その後3日間の飲食を電子日記に記録した。実験室の食事の平均は友人との条件で1209 kcal、ひとりで962 kcalだった。実験室の食事とその後の記録を合わせた4日間の平均も、友人との条件6396 kcal、ひとりの条件5776 kcalと、統計的に有意な差が残っていた。ただし、論文が報告した効果量は、実験室の1食ではd = 0.77、4日間ではd = 0.05とごく小さい。dは差をばらつきに対して表す指標であり、有意差の有無と差の大きさを分けて読む必要がある。[6]

この結果は、会食で増えた量が、その後の生活で必ず埋め合わされるとは限らないことを示唆する。ただし、その後の飲食は日記による記録であり、長期の体重変化を測った実験ではない。「翌日には必ず帳尻が合う」とも、「会食のたびに脂肪が増え続ける」とも、この研究だけでは言えない。[6]

数字の読み方にも気をつけたい。3日間や4日間の合計を、そのまま日常の会食ごとの上乗せ量として使うことはできない。実験のメニュー、相手、食事の場が自分の生活と同じとは限らず、平均は個人の予測値でもない。この研究が追ったのは摂取エネルギーであり、体脂肪の重さではない。[6]

2021年のレビューも、共食が長期のエネルギー収支や体重増加に与える影響を確かめる研究の必要性を指摘している。短期間の摂取量と長期の体重は、別々に確かめるべき結果である。ダイエットの話題では、この間を飛ばして結論が大きくなりやすい。[2]

会食後にできる観察としては、その夜だけを責めるより、次の食事まで含めて何を食べたかを振り返る方法が考えられる。量が自然に戻ったのか、追加が続いたのかを区別するためである。これは研究結果から考える実践案であり、食事を抜いて埋め合わせるよう求めるものではない。[6]

さらに、同席者との関係だけを記録しても、すべては分からない。会食の前に量を増やしたのか、食事が長くなって追加したのか、相手の量に合わせたのかでは、見直す場所が変わる。自分の食卓を実験室と同一視する必要はないが、研究が切り分けた場面は、曖昧だった「つい食べた」の中身を考える助けになる。[3][5][18]

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よくある誤解

「ひとりなら必ず少なく食べる」は、研究全体の結論ではない。2023年の系統的レビューは17研究を採用し、社会的促進に関する結果として、ひとりのときに量が増える研究が7件、ほかの人と食べると増える研究が5件、両方の状況で増えるとする研究が1件あったと報告した。著者らの結論も、ひとりのときに摂取量が増える傾向を述べている。[4]

これは、友人との食事で増加を確認した2019年のメタ分析と、全体の言い方が異なる。ただし、採用された研究もまとめ方も同じではない。2023年のレビューは英語で読める公開論文などの条件を設け、個々の研究結果を件数で示した。一方、2019年のレビューは友人と知らない人・知人を分けて実験を統合した。勝った論文を選ぶより、どの比較をまとめたかを見る必要がある。[1][4]

「人前で少なく食べる人は、影響を受けていない」という理解も違う。他者によく見られたい場面では量が減ることがあり、相手の量への同調も減らす方向に働き得る。他者の影響を受けることと、食べすぎることは同義ではない。食事量が減っただけで、その食事が本人に適切だったと評価することもできない。[5][10]

「会話を楽しむのが原因だから、黙って食べればよい」とも言い切れない。37人の比較実験では、注意がそれた知らない人との食事でも量は増えなかったし、盛り付けの研究では食事を始める前に違いが生じている。会話だけを犯人にすると、相手との関係や量を決める段階を見落とす。箸は動いていても、判決を急ぐ必要はない。[7][18]

食べる量の同調と、仲間から支えられて習慣を続けることも、別の問いである。継続の支援や集団での減量介入は、「ダイエットは仲間と続けると痩せるのか」の記事に譲る。ここで扱う研究からは、友人との食事がダイエットの敵だとも、仲間がいれば減量に成功するとも結論できない。[2][5]

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今日からできること

会食の研究で量が動いた場面を、注文、取り分け、追加に分けて試してみる。[1][18]

  • 注文や盛り付けの前に、最初に食べる分を決める。大皿料理は取り皿に分け、会食の予定だけで盛り付けが増えていないか量を見る。[18]
  • 大皿から追加するときは、相手の追加にそのまま合わせず、まだ食べたい料理を選んで取る。同席者の量だけを目安にしない。[5]
  • 食べ終えた後は追加の注文をいったん止め、会話を続ける時間と食べる時間を分ける。比較実験では友人との昼食で摂取エネルギーが18%増えていたが、この割合を自分の食事の削減目標にせず、追加の場面に目を向ける。[7]
  • 同席者との関係と食べた料理を7日間メモし、友人、家族、知人との食事を分けて振り返る。515人の観察研究が用いた記録期間を、自分の食卓を見渡す区切りとして使う。[3]
  • 会食後も3日間は食事や間食を記録し、追加が続いた場面を見返す。会食後の摂取量を追った研究でも、自然な埋め合わせが十分に起こるとは限らなかった。[6]

これらは研究の条件から考える生活の工夫であり、減量効果を確かめた処方ではない。

会食の多い週にも、オンザショアで動く予定を

会食で量が動く場面を振り返りながら、普段の運動の予定も続ける場所として、オンザショア立川店を生活の予定表に置くことができる。

ヨガの体験レッスンは60分で税込1,980円、ヨガマットのレンタルにバスタオル2枚とフェイスタオル1枚を含む。体験予約と料金の案内で申し込み先と料金を確認できる。

医師の指示で運動を控えている方は利用の対象外となる。妊娠中の方は溶岩ホットヨガには参加できず、常温のマタニティヨガを選べる。

JR立川駅北口から徒歩1分、東京都立川市曙町2-14-10のエトロワビル3Fにある。全曜日とも8:00〜23:30の営業で、休業日を設けず年中無休である。

ヨガの選択肢は25種類以上あり、常温のヨガのほか、溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガを扱っている。ヨガ以外を選ぶなら、パーソナルトレーニングやHIIT、ピラティス、ボクササイズ、女性専用のキックボクササイズが選択肢になる。会食の前後の予定を組む際には、店のトップの案内も参照できる。

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参考文献

  1. A systematic review and meta-analysis of the social facilitation of eating — Ruddock et al., 2019
  2. The social facilitation of eating: Why does the mere presence of others cause an increase in energy intake? — H. Ruddock et al., 2021. Physiology & behavior. DOI: 10.1016/j.physbeh.2021.113539
  3. Family and friends produce greater social facilitation of food intake than other companions. — J. de Castro, 1994. Physiology & behavior. DOI: 10.1016/0031-9384(94)90286-0
  4. The Effect of Eating Alone and Eating with Familiar or Unfamiliar Others on Food Intake: A Systematic Review — Noraishah Mohamed Nor et al., 2023. JANUARY 2023. DOI: 10.47836/mjmhs.19.1.35
  5. Modeling of food intake: a meta-analytic review — S. Spanos et al., 2015. Social Influence. DOI: 10.1080/15534510.2015.1008037
  6. Social facilitation of energy intake in adult women is sustained over three days in a crossover laboratory experiment and is not compensated for under free-living conditions. — H. Ruddock et al., 2022. Appetite. DOI: 10.1016/j.appet.2022.106141
  7. Situational effects on meal intake: A comparison of eating alone and eating with others. — M. Hetherington et al., 2006. Physiology & behavior. DOI: 10.1016/j.physbeh.2006.04.025
  8. Effects of the presence of others on food intake: a normative interpretation. — C. Herman et al., 2003. Psychological bulletin. DOI: 10.1037/0033-2909.129.6.873
  9. People serve themselves larger portions before a social meal — H. Ruddock et al., 2021. Scientific Reports. DOI: 10.1038/s41598-021-90559-y

冒頭の写真: レストランのテーブルに複数の人が着席し、同じ空間で食事をしている様子。(写真: Les Anderson lesanderson / CC0 / Wikimedia Commons)

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

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