
よだれと歯ぎしり:子供で目立った組み合わせ
意外な組み合わせもある。2026年の系統的レビューとメタ分析は、眠っているときの歯ぎしりと、唾液の量や成分の関係を調べた人の研究20本、合わせて4,543人を集めた[7]。
子供では、眠っているときの歯ぎしりが、寝ているときのよだれとよくいっしょに見られた[7]。両者の結びつきは有意で、オッズ比は2.88(95%信頼区間1.53〜5.42)だった[7]。ただし、研究のあいだのばらつきはとても大きかった[7]。大人では、測った唾液の量について2本の研究の結果が食い違い、1本は口の渇きの自覚との結びつきを見つけた[7]。
著者らは、証拠の確かさはとても低いとしたうえで、子供では歯ぎしりが唾液の多さと、大人では口の渇きの自覚と結びつくことが示唆されると結論している[7]。子供と大人で、向きが逆に見えるのが面白い。年齢ごとにそろえた手順の研究が要る、とも書いている[7]。
疑問の続きは、体で確かめるのがいちばん早い。
心の緊張と歯ぎしり:子供の研究で言えること
「ストレスで歯ぎしりをする」とよく言われる。子供については、どこまで言えるのか。
同じメタ分析は、4本の研究を統合し、歯ぎしりのある参加者では、ストレスに関わるホルモンのコルチゾールが唾液で高かったと報告した(標準化平均差0.86、95%信頼区間0.44〜1.29)[7]。ところが、睡眠の検査で歯ぎしりを判定した研究に限ると、有意な差はなかった[7]。判定の確かな研究で差が消える。この並びは、結論を急がない理由になる。子供だけに絞って、ストレスの物質と歯ぎしりを比べた結果は、この記事で読んだ中にはない。
年齢を分けない2017年の総説は、一人ひとりの段階での仕組みとして、ストレスへの敏感さや不安になりやすい性格が歯ぎしりの活動につながり、それが顎の関節や筋肉の痛みにつながりうる、という考え方を示している[6]。これは提案された仕組みで、子供で確かめられたものではない。
子供を含めて、注意欠如・多動症との関係を調べた研究もある。2026年の系統的レビューは、注意欠如・多動症のある人とない人を比べた観察研究16本、合わせて16,348人を集めた[8]。注意欠如・多動症のある人は、ない人より歯ぎしりのオッズが2.16倍だった(95%信頼区間1.72〜2.71)[8]。年齢層で分けた解析でも、子供、10代、大人のどこでも同じ向きの結びつきが見られた[8]。著者らの結論は、両者の結びつきの「可能性」を支持する、という控えめなものだった[8]。
ここで読み違えたくないのは向きである。注意欠如・多動症のある人に歯ぎしりが多いという数字は、歯ぎしりのある子供に何かの診断が付くという意味ではない。家で心の状態を判断せず、気になることがあれば小児科か歯科に相談する。

画面と甘い物は犯人か:13本の研究と48人の試験
スマホやタブレットの時間は、どうか。2026年の系統的レビューは、0〜18歳を対象に、画面の機器の使用と歯ぎしりの関係を調べた研究を集めた[9]。含まれたのは、ある一時点を調べた研究11本と、時間を追った研究2本だった[9]。8本は関係を見つけ、5本は有意な関係を見つけなかった[9]。
著者らの結論は、子供と10代で、画面の使用やその長さと歯ぎしりの関係は確立できない、というものだ[9]。1日の画面の時間が長い場合や、やめられない使い方の指標を調べた研究では、関係を報告したものもあったが、証拠の確かさはとても低かった[9]。
一方で、画面の時間と甘い物を同時に減らす試験がある。2025年のランダム化試験は、コロンビアとアルゼンチンの小児の診療所に通う4〜8歳の子供48人を、二つの群に分けた[14]。著者らは、歯ぎしりが脳の中の物質の変化と結びつき、その変化が加えた砂糖のとりすぎや画面の使いすぎと関わる、という前提から出発している[14]。
一つの群は「食べ物・遊び・家族」と名づけた介入を、もう一つの群は通常の助言と教育を受けた[14]。歯ぎしりの頻度は子供の睡眠習慣の質問票で、加えた砂糖は食べ物の頻度の質問で、画面の時間は日誌で、始める前と6週目と12週目に測った[14]。
介入の群では、通常の群より、加えた砂糖と画面の時間が有意に大きく減り、とくに始める前から6週目までの差が目立った[14]。回帰の解析では、テレビを見る時間と加えた砂糖を減らすことが、歯ぎしりの頻度が減ることと結びついていた[14]。著者らは、この介入が画面の時間と砂糖を減らし、その結果として歯ぎしりの頻度を減らしたと結論している[14]。
48人の試験で、画面と甘い物を一緒に動かしている。どちらが効いたのかは、この試験だけでは分けられない。13本の研究がまとまらなかった画面の時間を、単独の犯人にするのは早い。
歯ぎしりは、子供の毎日に響くのか
2025年の系統的レビューとメタ分析は、0〜12歳の子供で、眠っているときの歯ぎしりと、口の健康に関わる暮らしの質の関係を調べた観察研究を集めた[11]。含まれたのは8本で、そのうち4本、合わせて968人の子供のデータを統合した[11]。
歯ぎしりは、口の健康に関わる暮らしの質の低さと有意に結びついていた(オッズ比1.99、95%信頼区間1.09〜3.65)[11]。とくに症状の領域と、機能の領域で影響が大きかった[11]。家族に関わる項目では、有意な結びつきはなかった[11]。統合に入らなかった研究の結果は一貫していなかった[11]。
著者らは、歯ぎしりが子供の口の健康に関わる暮らしの質に悪い影響を与えると結論し、早く見つけて一人ひとりに合わせて対応する必要があるとしている[11]。同時に、因果の向きを確かめるには、時間を追う研究が要るとも書いている[11]。
治療や器具の効き目は、この記事では扱わない。子供の総説は、歯ぎしりへの対応には、睡眠の医師、心理の専門家、矯正歯科、小児歯科、顎の関節や顔の痛みの専門家が関わる、多くの職種の連携が要るとしている[12]。家で何かを選ぶ前に、まず歯科に相談するのが順番である。

よくある誤解
「子供の歯ぎしりは、歯の生え変わりのせい」。この記事で読んだ研究の中に、生え変わりの時期と歯ぎしりの関係を調べたものはない。年齢を分けない総説は、歯や顎の形のような要因より、生物学的、心理的、外から来る要因の関わりが大きいとする[6]。子供の総説も、原因ははっきりしないとまとめている[12]。
「歯ぎしりをする子供は、眠りが浅い」。睡眠の検査で測った指標は、歯ぎしりのある子とない子で違わなかった[17]。違いが出たのは、保護者が報告した眠りの質のほうで、歯ぎしりのオッズは1.92倍だった[17]。
「スマホやゲームの時間が原因だ」。13本の研究を集めたレビューは、画面の使用と歯ぎしりの関係は確立できないとし、証拠の確かさはとても低いとした[9]。48人の試験も、画面だけでなく甘い物を一緒に減らしている[14]。
今日からできること
- 音に気づいたら、何時ごろ、どのくらい続いたかを書き留める。割合を調べた研究の多くは親の申告で数えており[2]、相談のときの材料になる。
- 親自身の歯ぎしりも振り返る。親や保護者に歯ぎしりがある子供では、オッズが3.23倍だった[15]。大人の歯ぎしりは、同じサイトの大人の記事に譲る。
- 眠りの様子をいっしょに見る。保護者が眠りが悪いと感じる子供で歯ぎしりのオッズは1.92倍[17]、睡眠中の呼吸の障害とも併せて見られやすかった[18]。眠っているときの呼吸が気になるときは小児科に相談する。
- テレビの時間と甘い物を見直す。4〜8歳の48人の試験では、テレビの時間と加えた砂糖を減らすことが、歯ぎしりの頻度が減ることと結びついていた[14]。
- 画面の時間だけを犯人にしない。13本の研究では、関係は確立できなかった[9]。
- 器具や治療を家で選ばない。気になるときは、まず歯科に相談する[12]。
子供が寝た後の大人の時間を、オンザショアで
親の歯ぎしりと子供の歯ぎしりは、研究の中で結びついていた[15]。けれど、親が体を動かせば子供の歯ぎしりが減る、と示した研究は、この記事で読んだ中にはない。だからここでは効き目は書かない。書くのは、子供が寝た後の大人の時間をどこに置けるかという、店の事実だけだ。
体験レッスン(ヨガ)は税込1,980円で、60分のレッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが付く。場所は東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3F、JR立川駅北口から徒歩1分。
夜の遅い回は水曜と金曜の21時開始である。店は8:00〜23:30の年中無休だが、これは店の開閉の時刻で、レッスンの開始は別。12月29日から1月3日は通常のレッスンを休み、会員向けの特別の有料講座になる。
溶岩プレートを敷いたスタジオのホットヨガのほか、常温のヨガ、ピラティス、女性専用のキックボクササイズ、ボクササイズ、HIIT、パーソナルトレーニングがあり、ヨガだけで25種類以上のレッスンがある。妊娠中の方は溶岩ホットヨガに参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。予約は体験の予約、料金は料金のページ、店の全体はトップページへ。
参考文献
[2] Prevalence of sleep bruxism in children: a systematic review of the literature — Manfredini D, Restrepo C, Diaz-Serrano K, Winocur E, Lobbezoo F., 2013, Journal of oral rehabilitation. DOI: 10.1111/joor.12069
[3] Bruxism: An umbrella review of systematic reviews — Melo G, Duarte J, Pauletto P, Porporatti AL, Stuginski-Barbosa J, Winocur E, et al., 2019, Journal of oral rehabilitation. DOI: 10.1111/joor.12801
[6] Current Concepts of Bruxism — Manfredini D, Serra-Negra J, Carboncini F, Lobbezoo F., 2017, The International journal of prosthodontics. DOI: 10.11607/ijp.5210
[7] Exploring the relationship between sleep bruxism and saliva: A systematic review and meta-analysis — Li D, Chen H, Li J, Wei F., 2026, Dental and medical problems. DOI: 10.17219/dmp/212535
[8] Association between attention deficit hyperactivity disorder and bruxism: a systematic review — Thimoteo ACP, Coelho MS, Meller Dias De Oliveira J, Polmann H, Ronchi Lemos C, et al., 2026, Frontiers in psychiatry. DOI: 10.3389/fpsyt.2026.1762324
[9] Is bruxism associated with the use of screen devices in children and adolescents? A systematic review — Shqair AQ, Fernandez MDS, Lima CCB, Goettems ML, Muniz FWMG., 2026, Brazilian oral research. DOI: 10.1590/1807-3107bor-2026.vol40.054
[11] Impact of sleep bruxism on oral health-related quality of life in children: a systematic review and meta-analysis of observational studies — Costa MAA, Marques RS, Goettems ML, Demarco FF, Martins-Filho PR., 2025, Sleep & breathing. DOI: 10.1007/s11325-025-03394-0
[12] Advances in the understanding of pediatric sleep bruxism: A narrative review of recent literature — Al-Jewair T, Khalid A, Koch R., 2026, Journal of dentistry. DOI: 10.1016/j.jdent.2026.106583
[14] Effect of Screen Time and Sugar Consumption Reduction on Sleep Bruxism in Children: A Randomised Clinical Trial — Restrepo-Serna C, Caicedo-Giraldo M, Velasquez-Baena L, Bonfanti G, et al., 2025, Journal of oral rehabilitation. DOI: 10.1111/joor.13913
[15] Association between children’s sleep bruxism with that of their parents/guardians: A systematic review and meta-analysis — Santos-Júnior FDC, Shqair AQA, de Moura MS, de Deus Moura de Lima M, et al., 2025, Sleep medicine. DOI: 10.1016/j.sleep.2025.106662
[17] Association between sleep and awake bruxism with sleep quality and duration in children and adolescents: A systematic review and meta-analysis — Azario de Holanda G, Azario de Holanda T, Casarin M., 2025, Sleep medicine. DOI: 10.1016/j.sleep.2025.106681
[18] Sleep bruxism and sleep respiratory disorders in children and adolescents: A systematic review — Orradre-Burusco I, Fonseca J, Alkhraisat MH, Serra-Negra JM, Eguia A, et al., 2024, Oral diseases. DOI: 10.1111/odi.14839
この記事の情報は2026年11月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。
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