ダイエットのプロテインは二酸化炭素で脱脂すると違う?残る脂質と濃度を読む

ヨガとからだの記事のイメージ写真 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

同じ加工名でも、圧力と組み合わせで結果は動く

大豆を用いた実験では、超臨界二酸化炭素に液化ジメチルエーテルを抽出を助ける成分として加えた。加える量を増やすと抽出速度と抽出された中性脂質量が増え、混合溶媒の20 MPaという条件で、二酸化炭素単独の40 MPaより多くの中性脂質が得られた。これは製造条件を比較した結果である。18〜39歳の女性の摂取量や食品選びの優劣へ、そのまま当てはめることはできない。[7]

この結果から分かるのは、「二酸化炭素による抽出」が単独の決まった処理ではないということだ。何を組み合わせるかで、抽出の進み方は変わる。だから説明文に二酸化炭素という語があっても、工程全体が二酸化炭素だけで成り立つと即断しない。逆に、この実験の組み合わせを、すべての食品原料が使っているとも考えない。[7]

前処理も同様である。先ほどのパブロバ属の実験では、抽出前の細胞破砕によって抽出収率が改善した。成績を見ているつもりで、実際には二酸化炭素の働きだけでなく、その前の準備も一緒に見ていることになる。加工名はいわば工程の表札だ。前処理から抽出までの手順を見て、結果を生んだ条件を確かめたい。[19]

「従来法よりよい」という表現を見たときは、何がよくなったのかを言葉にしてみたい。抽出量なのか、特定の脂質を選ぶ性質なのか、原料に残る成分なのか。この区別を置くと、大豆の中性脂質抽出とスピルリナのたんぱく質濃度を、同じ競技の順位のように並べずに済む。それぞれの研究で変えた条件と測った出口が違うからである。[7][10][19]

買い物のたびに製造設備を調べる必要はない。ただ、加工名だけを根拠に価格や栄養の優劣を決めそうになったときは、完成した製品の比較へ戻る。そのために研究の細かい条件を読む価値がある。工程の違いを知ることは、専門用語を暗記することより、比較できない数字を無理に比べない判断へつながる。[7][19]

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

酵素が働くことは、人の消化が速いことか

魚と魚の加工副産物を扱ったレビューは、油とたんぱく質、酵素を同時に回収する条件を整理している。温度は25〜45°C、圧力は10.3〜25 MPaなどで、魚油だけを抽出する場合より穏やかな条件だった。超臨界二酸化炭素で脱脂した試料由来の酵素は、有機溶媒で処理した試料に比べ、たんぱく質の変性が小さいことに伴い、高い活性を示したと報告されている。対象は魚由来の試料であり、18〜39歳の女性の消化のよさに直接結び付ける結果ではない。[3]

ここでの活性は、回収された酵素が働く程度である。プロテインを飲んだ人がどれくらい消化できたかという意味ではない。酵素もたんぱく質なので、「たんぱく質の働きを保つ」という加工上の関心と、「食品のたんぱく質が消化される」という栄養上の関心が、似た言葉で隣り合う。似ているために、読み違いも起きやすい。[3][9]

サバの内臓を用いた個別実験では、超臨界二酸化炭素で脱脂した粉から、消化酵素であるトリプシンを取り出して精製した。得られた酵素の性質は、アセトンで脱脂した内臓から得られる他の魚のトリプシン、とくに比較に挙げられたサバ類のものと同様だった。研究者は、有機溶媒による脱脂に代わる方法として有用と結論している。18〜39歳の女性が飲むプロテインの消化速度には、この酵素の性質をそのまま当てはめられない。[9]

この「同様だった」も大切な結果だ。新しい加工なら、あらゆる性質が高まるという物語にはならない。役立つ酵素を取り出せて、性質を保てること自体に製造上の意味がある。レビューの高い活性という結果と、個別研究の同様の酵素特性という結果は、対象や比較の違いを残したまま読むべきである。[3][9]

飲む側の問いに戻ると、加工後の粉が水にどうなじむか、酵素が働くか、人の体内でどう消化されるかは別々の評価になる。魚由来のトリプシンの結果から、植物由来の粉を飲んだ後の胃の感じを予測するのは飛躍だ。自分が探している答えが「製造に使えるか」なのか「飲んだ人に何が起きるか」なのかを確かめるだけでも、広告の読み方は変わる。[3][9]

筋トレ美女 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

よくある誤解

「脱脂率が高い」という数字を、完成した粉の脂質量として読んではいけない。抽出率を読むには対象と基準が要る。微細藻類の研究では、特定の脂質の高い抽出収率と、溶媒法より少ない総脂質抽出量が同時に成立した。抽出した油の数字だけから、完成品の脂質含量は決められない。数字の横に何の割合かを書き添えると、この取り違えを防ぎやすい。[19]

「たんぱく質濃度が高いほど、消化もよい」という読み方も分けたい。スピルリナの69.2から74.4 g/100 gという変化は、材料に含まれる量の結果である。魚の研究で測った酵素活性とも別の指標だ。濃度、働き、消化を同じ言葉に畳み込まず、どの性質を測ったかを残しておく必要がある。[10][3]

「二酸化炭素だから、すべて同じ仕上がりになる」という見方も合わない。大豆では補助溶媒の添加で中性脂質の抽出が変わり、微細藻類では前処理が収率を左右した。原料と工程の組み合わせを省いて、加工名だけで食品の順位を付けることはできない。研究が示す加工条件の違いは、選び方を難しくするためではなく、単純な優劣を避けるために役立つ。[7][19]

朝のシェイカーを持ったまま、体の中の脂肪まで脱脂される映像を思い浮かべる必要はない。ここで追ったのは、原料を分離したときの成分と性質である。材料のたんぱく質濃度や回収した酵素の活性を、ダイエットの達成度に読み替えない。この距離を保つと、加工の技術を過小評価せず、自分への効果を大きく見積もることも避けられる。[10][3][9]

同じ理由で、研究紹介に「機能性」という言葉が出てきたら、そのあとに何が測られているかを読む。回収した酵素を産業に使えるかという話と、人が食べて健康状態が変わるかという話は、それぞれ独立した評価である。魚の加工副産物のレビューは、酵素の回収と利用に価値を見いだしている。飲む食品の説明として紹介するときも、その価値を人への効能へ言い換えずに伝えたい。[3]

体重を変えることを目標にしていない人も、成分表示を読む場面には出会う。加工研究を読む目的は、食べ物を厳しく選別することに限られない。原料を無駄なく使う技術や、油と粉をそれぞれ利用する工夫を知ることにも意味がある。脂質加工のレビューとスピルリナの実験は、そうした資源利用と成分回収の問いを扱っている。[1][10]

今日からできること

  • 加工の説明を読むときは「抽出した油」「脱脂後の粉」「完成した製品」のどれについての話かを書き分ける。スピルリナの実験は、油と残った固形物の両方を評価している。[10]
  • たんぱく質量は比較する重さをそろえて読む。69.2から74.4 g/100 gという結果は、同じ重さの材料中の濃度の比較である。[10]
  • 大きな抽出率を見つけたら、何の脂質の数字かを確認する。98.7%という微細藻類の値は、トリグリセリドの抽出収率である。[19]
  • 消化のよさをうたう説明では、測った対象を確かめる。サバ内臓から回収した酵素の特性を、飲んだ人の消化の結果として受け取らない。[9]
  • 加工名で迷ったら、手に取る食品の成分表示へ戻る。大豆では抽出条件で取り出す中性脂質量が変わるため、方法の名前だけで残る量を決めない。[7]
立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

オンザショアで、通う時間を生活に置く

加工法を調べる時間と、体を動かす予定を決める時間は、どちらも生活の中に置ける。オンザショア立川店は8:00〜23:30、年中無休で営業している。朝の用事の前か、仕事や講義を終えたあとか、続けて通う時間を考えるための幅がある。場所は東京都立川市曙町2-14-10、エトロワビル3F。JR立川駅北口から徒歩1分である。

溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガのほか、常温のヨガやピラティス、パーソナルトレーニングを行っている。ヨガだけでも25種類以上のレッスンがあり、運動を続ける予定の中に、どの内容を置くか考えられる。

妊娠中は溶岩ホットヨガに参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。参加条件は店の案内で確かめたい。

ヨガの体験は税込1,980円で、60分のレッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれる。料金と体験予約を見て、生活の予定に入る時間を選べる。

参考文献

[1] Cleaner lipid processing: Supercritical carbon dioxide (Sc-CO2) and short path distillation — Grigaliūnaitė I, Ruiz-Méndez MV., 2023, Advances in food and nutrition research. DOI: 10.1016/bs.afnr.2022.12.001

[3] Sc-CO2 extraction of fish and fish by-products in the production of fish oil and enzyme — Jamalluddin NA, Ismail N, Mutalib SRA, Sikin AM., 2022, Bioresources and bioprocessing. DOI: 10.1186/s40643-022-00509-3

[7] Enhancement of Lipid Extraction from Soya Bean by Addition of Dimethyl Ether as Entrainer into Supercritical Carbon Dioxide — Kanda H, Fukuta Y, Wahyudiono, Goto M., 2021, Foods (Basel, Switzerland). DOI: 10.3390/foods10061223

[9] Mackerel trypsin purified from defatted viscera by supercritical carbon dioxide — Chun BS, Kishimura H, Nalinanon S, Klomklao S, Benjakul S., 2011, Journal of amino acids. DOI: 10.4061/2011/728082

[10] LC-QTOF-MS/MS for tentative identification of antioxidant peptides in defatted Spirulina platensis cakes obtained by supercritical CO<sub>2</sub> extraction — Cuesta-Ramos L, Sánchez-Moreno N, Salgado-Ramos M, Castagnini JM, Martí-Quijal F, 2026, Analytical and bioanalytical chemistry. DOI: 10.1007/s00216-025-06073-x

[18] Elucidation of the role of oleosin in off-flavour generation in soymeal through supercritical CO₂ and biotic elicitor treatments — Kumari S, Memba LJ, Dahuja A, Vinutha T, Saha S, Sachdev A., 2016, Food chemistry. DOI: 10.1016/j.foodchem.2016.03.028

[19] Comparative study of lipid extraction from microalgae by organic solvent and supercritical CO2 — Cheng CH, Du TB, Pi HC, Jang SM, Lin YH, Lee HT., 2011, Bioresource technology. DOI: 10.1016/j.biortech.2011.08.064

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

ヨガとからだの小さな疑問のほかの記事

ヨガとからだの小さな疑問の一覧

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

💬 ご質問がある場合はこちらからどうぞ

オンザショアのチャットで質問する(24時間受付)

レッスン内容・料金・体験のご予約など、気になることをお気軽にお尋ねください。

author avatar
宮川涼 Founder
1

2

関連記事

ご体験予約