美的生活♪朝ヨガベーシック 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

このシリーズについて

スポーツ科学・運動科学の35の主題について、一次文献にあたって整理した記事をまとめました。どれも「何が分かっているか」と同じ分量で「どれだけ確からしいか」を書いています。

そのため、結論が歯切れの悪いものが少なくありません。効果量は出ているが確実性は低い、統合すると有意だが感度分析で消える、研究どうしで結論が食い違っている——こうした状態を、そのまま書いています。断定できるところは断定し、できないところは「できない」と書く、という方針です。

各記事には出典の一覧を付けてあります。本文中の引用は、すべて出典リストの文献と対応しています。

5つの系統で並べています

スポーツ科学は、生物学から社会科学、工学まで広い範囲にまたがります。ここでは次の5系統に分けて並べました。

系統扱うもの本数
生物・医科学系生理学、免疫、内分泌、骨5本
行動・心理・運動制御系運動学習、注意、動機づけ、発育発達6本
人文社会・政策系公衆衛生、教育、社会階層、規制5本
工学・データ・測定系計測機器、統計、指標の妥当性4本
実践・コンディショニング系睡眠、栄養、ウォームアップ、リカバリー、周期5本

生物・医科学系

からだの中で何が起きているか、という問いです。ただしこの系統でも、「よく知られた説明」が検証に耐えていない例がいくつも出てきます。

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行動・心理・運動制御系

どう練習すれば身につくか、どう教えれば伸びるか。この系統には、教科書に載っている定説が出版バイアスの補正で縮んだ例が複数あります。

人文社会・政策系

誰がどれだけ運動できているか、制度は何を実現しているか。個人の意志の問題に見えていたものが、構造の問題だったという所見が並びます。

yogaのレッスン前の様子生徒の足もとにあるヨガマット 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

工学・データ・測定系

数字をどう測り、どう読むか。この4本は互いに接続していて、通して読むと1本の話になります。順に読むと、後の記事が前の記事の前提を説明する形になっています。

実践・コンディショニング系

選手や運動する人が実際に手を動かす部分です。この系統には、広く実践されているのに証拠が追いついていないものと、定説が新しい解析で覆りつつあるものが混在しています。

通して読むための補助線

25本を書き終えてみると、測定系の4本が他の記事への注釈になっていました。同じ形の問いが繰り返し現れたためです。

問い扱っている記事
平均としての正確さと、1回の測定の信頼性は別かウェアラブル(17)
「信頼性が高い」ことと「変化を検出できる」ことは別か最小可検変化量(19)
その指標は本当に何かを測っているかACWR(18)
その効果量はどれだけ確からしいか効果量と再現性(20)

この4つは、他の21本を読むときにも使えます。たとえば「メンタルトレーニングの効果量 g = 0.83」という数字を見たとき、標本サイズはどれだけか、信頼区間はどこにあるか、再現されているか——と問い直すことができます。実際、その数字は感度分析で有意でなくなりました。

繰り返し現れた留保

25本のどれにも、次のような但し書きが入っています。

  • 効果はあるが、GRADE による確実性の評価は「低い」または「非常に低い」
  • 統合では有意だが、研究デザインの質で選別すると消えた
  • 出版バイアスを補正すると効果量が縮んだ
  • 信頼区間の下限がゼロに接している
  • 研究数が少なく、標本が小さい

これらは個々の研究の欠点というより、この分野全体の構造から生じています。その構造自体を扱ったのが「効果量をどう読むか」の回です。

ただし、これは「スポーツ科学は信用できない」という話ではありません。こうした問題を実測し、公表し、改革を提案しているのは、この分野の研究者自身です。自分たちが推した統計手法を撤回した例もあります。読む側にできるのは、その自己点検の成果を受け取ることです。

書き方について

25本を通して、次の方針で書いています。

方針具体的には
効果量と確実性を切り離さない「d = 0.5 の改善」だけを書かず、GRADE の評価を併記する
対立する結果を並置するどちらが正しいかを決めず、両方を数字とともに示す
研究デザインを明記する横断研究、対照群のない研究、症例集積はその旨を書く
否定的な結果も同じ比重で扱う「差がなかった」という結果を省略しない
書誌を推測で補わない著者名が確認できない文献は、その旨を明記するか採用しない
「有意差なし」を「同等」と書き換えない検出力が足りない研究では、差があっても検出できない

数字は、抄録に記載されているものだけを使っています。本文で言及したすべての文献は、各記事末尾の出典リストに対応しています。

これらの記事は公表された研究の要約であり、診断や治療の助言ではありません。扱っている研究の多くは観察研究であり、集団レベルの関連を示すものです。持病のある方、治療中の方、痛みのある方は、運動の内容や量について主治医にご相談ください。

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