ダイエットのおやつの黒豆は煮汁も黒い?種皮の色素と液体に移った後を読む

ヨガとからだの記事のイメージ写真 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

同じ黒豆でも、色素の中身は一定ではない

黒豆と聞くと、食品名に対応する決まった色素量があるように感じる。ところが、韓国で育てた黒豆24品種と比較用の系統を調べた研究では、総アントシアニン量などに品種間の有意な違いがあった。粒の重さで分けた群の平均では、大粒群で総アントシアニン量と総イソフラボン量が最も高かった。[15]

それだけを読めば、大粒を選べばすべての指標が優れるように思えるかもしれない。実際には総フェノール量は小粒群、大粒群、中粒群の順だった。抗酸化能を測る方法でも、DPPHでは大粒群が最大だった一方、FRAPとABTSでは小粒群が最大だった。測り方が違うと、先頭に来る群も変わったのである。[15]

これらの略語は、成分が反応する性質を調べる別々の試験の名前として受け取ればよい。「抗酸化」とひとまとめに表示されていても、実験で何を測ったかまで同じとは限らない。研究でも各測定値と色素やフェノール量との関係は一様ではなかった。黒豆同士の比較でさえ、単一の順位表には収まりにくい。[15]

栽培年と品種を比較した別の分析でも、アントシアニンやイソフラボンの含有量には大きな差が見られた。主要なアントシアニンとしてシアニジン‐3‐O‐グルコシドが挙がり、種皮と全粒を分けた評価では種皮のほうが高い活性を示している。原料の違いと、どの部分を測ったかの違いが、同じ食品名の下に重なっている。[18]

買ってきた黒豆を、前に食べた別の黒豆と比べる場面を考えてみる。汁が濃く見えたとしても、それだけで調理中にたくさん色素が出た証拠とはできない。出発点の成分に品種や年による違いがある以上、色を比べる前に原料が同じ条件かという問いが残る。研究の比較でそろえたものを、日常の比較でも意識したい。[15][18]

既存記事「フラボノイドで体重は減るのか アントシアニンの29試験で動いたのは血糖と脂質だった」には、成分と体重をめぐる広い問いを譲る。ここで扱うのは、黒豆のどの部分に色素があり、液体や別の食品に取り出したとき何を測っているかである。

疑問の続きは、体で確かめるのがいちばん早い。

空き枠を見て予約電話で予約 042-595-8039LINE

食べた後の色素は、鍋の中と同じ状態ではない

液に出た色素を残さず取りたいと思ったら、口に入った後も視野に入れたい。黒豆、ブドウ、紫サツマイモのアントシアニンを比べ、胃と腸の消化を試験管内で再現した研究がある。人に食べてもらって血液を測る試験ではなく、消化条件に置いた試料の変化を調べる実験だ。[19]

胃の消化段階では、どの試料でもアントシアニン量の有意な減少はなかった。腸の消化段階になると、総アントシアニン量は黒豆で40%、ブドウで45%、紫サツマイモで25%減った。食品が違えば、同じ消化の段階でも変化の程度は異なった。[19]

研究では、色素に結びつく糖や有機酸の構造の違いが、消化条件での安定性に関係すると考えられている。黒豆のアントシアニンと、ほかの紫色の食品のアントシアニンを、色が似ているから同じものとして扱えない理由になる。見た目の色のグループと、分子の組み立てのグループは重なり切らない。[19]

さらに興味深いのは、アントシアニンが減る一方で、その分解に由来するフェノール酸により、総フェノール量とABTSによるラジカル消去活性が増えたことだ。ラジカル消去活性とは、この実験で反応性のある物質をどれだけ処理したかを評価する指標である。元の色素の量と、別の反応を測った値が逆向きに動くことがある。[19]

だから「色素が減った」と「役立つ成分が全部なくなった」を同じ文にしてはいけない。他方、この試験管内の測定で人の健康効果を断定するのも飛躍になる。消化中に何が変わるかという研究と、食べ続けた人に何が起きるかという研究は、それぞれ違う問いに答えている。[19][1]

煮汁の色に関心を持つこと自体は、成分の存在に気づくよい入口だ。ただ、その時点の外観を食後まで保たれる価値の印として扱わない。鍋の中、食品の中、消化を再現した実験の中で、追跡しているものと条件を区別すると、色が残ったか消えたかだけの二択から抜け出せる。[11][14][19]

立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

よくある誤解

「煮汁が濃ければ、その分だけ痩せやすい」という考えは、液の色から人の変化へ飛び越えている。過体重または肥満とされた韓国の成人63人の無作為化二重盲検プラセボ対照試験では、黒豆種皮抽出物を1日2.5 g、8週間用いた。18〜39歳の女性にそのまま当てはめられるかは、この過体重・肥満の成人を対象にした試験だけでは判断できない。家庭の煮汁を飲む試験とも区別する必要がある。[1]

この試験では抽出物群で腹囲、ヒップ周囲径、血中の中性脂肪やLDLコレステロールなどの有意な低下が報告された。著者は、高食物繊維・低コレステロールの食事を維持する条件で、腹部肥満の予防に向けた機能性食品としての可能性を示している。有望な結果はあるが、その条件を落として黒い汁全般の効能にはできない。[1]

「黒い色素が多い食品なら、抗酸化の測定値はすべて高くなる」という思い込みも修正したい。黒豆の粒の重さによる比較では、色素量が最大の群と、抗酸化能の測定で最大となる群が、測定法によって一致しなかった。どの物質をどの試験で評価したかを飛ばすと、研究の一部分だけを強調してしまう。[15]

「色素が液へ出たら豆には価値がない」という見方は、色素に注目しすぎている。黒豆はたんぱく質や食物繊維なども持つ食品であり、種皮の色素だけが食べる対象ではない。液側に取り出した成分の研究と、豆全体の成分のレビューを並べれば、汁か豆かの勝ち負けにする必要はないと分かる。[4][11]

「試験で抗酸化能が高いから、人にも同じだけ効く」という読み方にも境界がある。ここで扱った食品分析や試験管内の実験が示すのは、試料の成分量や反応の変化である。人で確かめた研究は、食事条件を伴う種皮抽出物の試験だ。家庭の煮豆や煮汁の摂取量と健康効果を決める根拠にはならず、色だけで飲む量を増やす理由にはできない。[14][19][1]

今日からできること

  • 黒豆を小鉢へ盛ったら、豆を割って皮と中身を見てみる。外側の色と食べる全体を分けると、種皮の色素だけで豆の成分全体を判断せずに済む。[4][6]
  • 煮汁は色を濃くすることを目標にせず、豆と汁を別々に眺める。抽出法で収率が変わる研究を、家庭で長く加熱する理由に置き換えない。[11]
  • 買うときは黒さを比べる前に、煮豆か炒り豆かを確認する。焙煎で抗酸化能の測定値が変わった研究からも、原料名だけで加工後の食品を同じと扱わない視点が得られる。[14]
  • 煮汁を残すか迷ったら、色素を全部回収しようとして飲む量を増やさない。種皮抽出物の試験と家庭の煮豆を分け、おやつの選択を黒さだけで決めない。[1][11]
  • 健康効果をうたう紹介を見たら、食べた物と対象者を確認する。63人・8週間の試験で使われたのは種皮抽出物であり、自分のおやつと同じ条件かを確かめる。[1]

小鉢に残った汁は、色素の行方を考えるきっかけになる。ただし、毎回の間食を成分の回収実験にする必要はない。実験を読むときにそろえるべき条件と、食卓で楽しむ食品とは役割が違う。黒豆の研究を知る面白さは、濃い色を健康の合格印にすることより、見える色と測った中身の間にある過程に気づくことにある。[4][11][14][19]

筋トレ美女 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

オンザショアで、食卓とは別に動く予定を持つ

食べ物の色を調べる時間と、体を動かす予定は、それぞれ日常に置いておける。オンザショア立川店は、JR立川駅北口から徒歩1分、東京都立川市曙町2-14-10エトロワビル3Fにある溶岩ホットヨガスタジオだ。通う場所を決め、実際のレッスン時刻を確かめることが、続ける仕組みの出発点になる。

営業時間は8:00〜23:30、年中無休だが、開閉の時刻とレッスンの開始時刻は別である。年末年始の12/29〜1/3は通常のレッスンを休み、会員向けの特別の有料講座となる。予定を組む際には、その違いも確認したい。

溶岩プレートを敷いた室内でのホットヨガのほか、常温のヨガやピラティスもある。妊娠中は溶岩ホットヨガには参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。ヨガの体験は税込1,980円で、60分のレッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルを含む。予定や案内は店舗サイト、費用は料金ページ、体験の申込みは予約ページで確認できる。

参考文献

[1] Anthocyanin Rich-Black Soybean Testa Improved Visceral Fat and Plasma Lipid Profiles in Overweight/Obese Korean Adults: A Randomized Controlled Trial — Lee M, Sorn SR, Park Y, Park HK., 2016, Journal of medicinal food. DOI: 10.1089/jmf.2016.3762

[4] Black soybean (Glycine max (L.) Merr.): paving the way toward new nutraceutical — Kumar M, Suhag R, Hasan M, Dhumal S, Radha, Pandiselvam R, Senapathy M, Sampathr, 2023, Critical reviews in food science and nutrition. DOI: 10.1080/10408398.2022.2029825

[6] Association analysis of color characteristics, anthocyanin profiles, and antioxidant capacity in purple/black agricultural products based on targeted metabolomics — Ren X, Pu J, Nie Y, Wang Y, Huang S, Zhu D., 2026, Food chemistry: X. DOI: 10.1016/j.fochx.2026.104268

[11] Unravelling the effect of extraction on anthocyanin functionality and prebiotic potential — Hasan M, Tripathi K, Harun M, Krishnan V, Kaushik R, Chawla G, Shakil NA, Verma , 2024, Heliyon. DOI: 10.1016/j.heliyon.2024.e31780

[14] Effects of Storage and Roasting Condition on the Antioxidant Activity of Soybeans with Different Colors of Seed Coat — Koriyama T, Teranaka K, Tsuchida M, Kasai M., 2022, Foods (Basel, Switzerland). DOI: 10.3390/foods12010092

[15] Isoflavones, anthocyanins, phenolic content, and antioxidant activities of black soybeans (Glycine max (L.) Merrill) as affected by seed weight — Choi YM, Yoon H, Lee S, Ko HC, Shin MJ, Lee MC, Hur OS, Ro NY, Desta KT., 2020, Scientific reports. DOI: 10.1038/s41598-020-76985-4

[18] Comparative investigation on variations of nutritional components in whole seeds and seed coats of Korean black soybeans for different crop years and screening of their antioxidant and anti-aging properties — Lee JH, Seo EY, Lee YM., 2023, Food chemistry: X. DOI: 10.1016/j.fochx.2023.100572

[19] Stability assessment of anthocyanins from black soybean, grape, and purple sweet potato under in vitro gastrointestinal digestion — Ryu D, Koh E., 2022, Food science and biotechnology. DOI: 10.1007/s10068-022-01071-6

この記事の情報は2026年11月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

ヨガとからだの小さな疑問のほかの記事

ヨガとからだの小さな疑問の一覧

疑問の続きは、体で確かめるのがいちばん早い。

空き枠を見て予約電話で予約 042-595-8039LINE

💬 ご質問がある場合はこちらからどうぞ

オンザショアのチャットで質問する(24時間受付)

レッスン内容・料金・体験のご予約など、気になることをお気軽にお尋ねください。

author avatar
宮川涼 Founder
1

2

関連記事

ご体験予約