利き足はいつ決まる?子どもの成長で変わる足の好みと決まった年齢を探す落とし穴

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学童期にも、難しい動作の成績と好みはそろわない

Musalekの研究では、8〜10歳の小学生210人について、まず観察課題で手と足の好みを調べた。その後、手の巧みさを測る4種類と、足を測る3種類のテストを行い、動作の成績が好みの測定とどれだけ対応するかを検討した。対象は学童であり、18〜39歳の女性に同じ対応の強さをそのまま当てはめることはできない。[17]

同じ特性を測るはずの方法どうしがどれほど対応するかを、ここでは収束的妥当性と呼ぶ。複雑な手のテストでは、その値が0.56〜0.89だったのに対し、複雑な足のテストでは0.25〜0.46と低かった。難しい足の動作で上手だった側を選ぶだけでは、足の好みを十分には捉えにくい結果である。[17]

足を打ち付けるフットタッピングのテストだけは、0.65〜0.85という許容できる対応を示した。著者は、これは比較的大まかな運動であり、足でものを巧みに扱うような複雑・微細な課題は、この年齢群の左右の好みを判断する指標として適さない可能性を指摘した。傾向は男女ともに見られた。[17]

学童期の利き足を調べるには、運動テストの選び方が重要になる。難しい課題では、動作の成績と好みの対応が弱かった。テストが難しくなるほど、好みだけではなく、その動作を扱う技能も結果に入る。この研究は、足の好みを調べる課題の選択に注意を促している。[17]

親子で遊ぶ場面なら、うまくできた足を本人の好きな足と決めつけず、何を選んだかと何ができたかを分けて受け止める。同じように、大人がヨガで片側の動きを苦手に感じたとしても、その感覚を子どもの頃の利き足が決まった証拠にする必要はない。好みと成績は、比べる前から同じものではない。[17]

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支える側の成績にも年齢による違いがある

蹴る足の話から、支える側に目を移してみる。右利きの手と右利きの足を持つ4〜10歳の子ども38人を対象にした研究では、床に加わる力を測る装置で、姿勢の制御を調べた。片脚立ちや荷重を伴うしゃがみ動作、安定性の限界を調べる課題が用いられた。対象は子どもであり、18〜39歳の女性の姿勢制御の左右差にそのまま当てはめることはできない。[19]

参加者は4〜6歳、6〜8歳、8〜10歳の年齢群に分けられ、左右の成績には群による違いが見られた。若い群では右側、年長の群では左側の成績がよかった。右足型だけを集めても、姿勢を保つ課題でよくできる側は、年齢群をまたいで同じではなかったのである。[19]

著者は年齢が結果に関わると考え、6〜7歳ごろの前庭系、つまり体の傾きや動きの感覚に関わる仕組みの成熟が、年少群と年長群の違いを説明するかもしれないとした。これは説明の候補であって、その年齢に利き足が確定すると示した結果ではない。[19]

また、年少の子ども全員の右足が、その後左足に変わったと読むのも違う。この研究は年齢群の成績を比べたものであり、好みが右の子どもで姿勢制御に左右差があることを示している。利き足の側を答える質問と、支えている間に体をどう制御するかという質問は、研究の上でも切り分けたい。[19]

この区別は、保護者が運動の様子を話すときにも使える。「足が変わった」より「蹴るときは右を選び、支える課題では左が安定して見えた」と伝える方が、観察した出来事に近い。左右差を消す目標を先に置かず、どの役割での差なのかから話を始めるための言葉である。[17][19]

yogaのレッスン前の様子生徒の足もとにあるヨガマット 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

遺伝は関わるが、親の足から子の答えは決められない

親子で同じ側を好むことには、遺伝研究からの手がかりもある。Schmitzらは英国の親子の追跡集団で、最大5,028組の父母と子の組み合わせ、および最大5,931人の子どもの遺伝情報を用いて、手・足・目の左右の好みを調べた。これらの人数は解析ごとの最大数である。親子集団の研究であり、18〜39歳の女性だけに同じ関連の強さがあるかは、この結果から判断できない。[14]

親が左側を好むと、子どもも同じ特性で左側を好む可能性が高く、足では父親より母親との関連が強かった。さらに、左右の分類を数量として扱った足の好みでは、遺伝情報の違いから推定する遺伝率が0.23だった。手・足・目に共通して寄与する遺伝的な因子も示された。[14]

ここで0.23は、ある子どもの足の23%が遺伝で作られるという意味ではない。集団で見られる個人差と、測定した遺伝的な違いとの関係を推定した値である。「母親が左だから子どもも左に決まり」と、家族のプロフィールから個人の結果を確定する数字ではない。[14]

この研究のもうひとつの論点は測り方だ。左か右かだけの分類より、程度を含む数量的な測定が、左右の好みに関わる遺伝を捉えるのに適していると著者らは述べた。家庭での会話も「右なの、左なの」で閉じず、「どの動作なら、どのくらいその側を選ぶのか」まで開いておける。[14]

したがって、利き足の発達は、親から受け取った傾向だけでも、その場の練習だけでも説明を終えられない。親子の関連を扱う研究と、物の位置で選択が変わる実験は、違う層を見ている。前者は個人差の背景、後者は目の前の選択を考える手がかりになる。[10][14]

遺伝率を読む際にも、測り方を忘れたくない。著者らが示した値は、性別、年齢、祖先集団の影響を調整し、好みを数量化した解析のものだ。単純に左右だけを尋ねた調査の値へ、そのまま置き換えることはできない。遺伝の話になった途端に足の好みが固定した運命へ変わるのではなく、ここでも何を測った数字かが問われている。[14]

よくある誤解

「幼児期の終わりには全員の利き足が完成する」。幼児の観察では混合型が見られ、メタ分析でも子どもに混合型が多かった。一方、幼児の研究内では全体の分布に年齢群差がなく、単純に年齢を重ねるほど同じ速度で確定すると読むことはできない。年齢を締切にするより、動作と好みの組み合わせを見たい。[4][5]

「右手なら右足、左手なら左足である」。手と足の関連はあるが、一致は必須ではない。幼児の研究では右手・混合型の足という組み合わせも大きな割合を占めた。手足の答えがそろわないこと自体を、観察の誤りとして捨てない姿勢が必要だ。[1][5]

「昨日と違う足を使ったら、利き足が変わった」。右足型の子どもも、物の位置と課題によって左足の選択が増えた。その日の行動を長期的な変化と呼ぶ前に、何をどこに置いて、どんな動作を頼んだかを確認したい。見えた左右差の意味は、場面と一緒に読む方が正確になる。[10]

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今日からできること

  • 子どもの足を見るなら、どちらを選んだかと、どちらが上手だったかを別々に書く。8〜10歳210人の研究でも、複雑な足の成績と好みの対応は弱かった。[17]
  • ボールの位置や頼んだ動作も添える。右足型30人の実験では、課題の難しさと位置が選択に関わった。観察の条件をそろえてから比べたい。[10]
  • 利き手から足を推定せず、足の行動そのものを見る。3〜5歳の研究で混合型の足は39%であり、手の分類をそのまま移せなかった。[5]
  • 蹴る場面と支える場面は別の記録にする。右手・右足型の4〜10歳38人でも、姿勢制御の左右差には年齢群による違いがあった。[19]
  • 公園のボール遊びでは、ボールを正面や左右に転がし、子どもが自然に出した足で蹴って遊べる機会をつくる。右足型30人の実験では位置によって左足の選択も増えた。これは研究を踏まえた遊び方の提案であり、利き足を変える訓練ではない。[10]

オンザショアで、左右を比べる時間を生活に置く

足の左右を考えたあとには、体を動かす時間を生活のどこに置くかという問いも残る。オンザショア立川店は、JR立川駅北口から徒歩1分、東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3Fにある溶岩ホットヨガスタジオだ。通う場所を選ぶときには、研究の数字とは別に、経路や時間を具体的に確かめておきたい。

溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガのほか、常温のヨガやピラティス、パーソナルトレーニングがある。営業時間は8:00〜23:30で、レッスンの開始時刻とは異なる。年末年始の12/29〜1/3は通常レッスンを休み、会員向けの特別の有料講座になるため、予定は日付と合わせて確認する形になる。

妊娠中は溶岩ホットヨガに参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。参加条件とクラスは店の案内で確かめたい。ヨガの体験は税込1,980円で、60分のレッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルを含む。料金と体験予約を確認し、生活に組み込める回を選ぶ。

参考文献

[1] The measurement of foot preference — Chapman JP, Chapman LJ, Allen JJ., 1987, Neuropsychologia. DOI: 10.1016/0028-3932(87)90082-0

[4] Four meta-analyses across 164 studies on atypical footedness prevalence and its relation to handedness — Packheiser J, Schmitz J, Berretz G, Carey DP, Paracchini S, Papadatou-Pastou M, Ocklenburg S., 2020, Scientific reports. DOI: 10.1038/s41598-020-71478-w

[5] Associations between hand and foot preference in 3- to 5-year-olds — Gabbard C., 1992, Cortex; a journal devoted to the study of the nervous system and behavior. DOI: 10.1016/s0010-9452(13)80158-x

[10] Influence of target location, task complexity, and gender on children’s use of their preferred foot — Dahmen R, Dahmen R, Fagard J, Ghamgui S., 2023, Experimental brain research. DOI: 10.1007/s00221-023-06678-7

[14] Quantitative multidimensional phenotypes improve genetic analysis of laterality traits — Schmitz J, Zheng M, Lui KFH, McBride C, Ho CS, Paracchini S., 2022, Translational psychiatry. DOI: 10.1038/s41398-022-01834-z

[17] Skilled performance tests and their use in diagnosing handedness and footedness at children of lower school age 8-10 — Musalek M., 2014, Frontiers in psychology. DOI: 10.3389/fpsyg.2014.01513

[19] Computerized static posturography and laterality in children. Influence of age — Bourelle S, Dey N, Sifaki-Pistolla D, Berge B, Gautheron V, Cottalorda J, Taiar R., 2017, Acta of bioengineering and biomechanics. DOI: なし

この記事の情報は2026年11月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

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