運動習慣のアプリは競争すると続く?ランキング参加と数か月後の歩数を読む

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競争相手の選び方は、まだ単純な正解にできない

半年の試験では、前週の歩数が近い相手と組む仕組みが使われた。しかし、これを「相手は必ず自分と同じくらいがよい」と一般化するのは早い。職員を対象とした6週間の集団介入では、開始前の歩数が少ない人、多い人、中程度の人をどう組むかが検討された。週ごとのランキング、励ましや情報のメッセージ、集団の歩数チャレンジを含む介入である。職場で組まれた集団の結果を、18〜39歳の女性が私生活で選ぶ相手との競争に当てはめる際は、参加環境の違いを考える必要がある。[12][13]

その研究の全体分析では、集団構成や歩数水準に関する有意な交互作用は見られなかった。交互作用とは、ここでは時間による変化が、組み合わせや元の歩数に応じて違うかという見方である。一方、集団チャレンジに参加した人に限る分析では、その関係が現れた。歩数増加が大きかったのは、中間の測定時点、歩数が少ない人、少ない人と多い人を組み合わせた集団だった。[12]

この結果と似た実績の相手を組む試験は、比較する条件をそろえて読む必要がある。対象者、期間、競争の組み方が違い、全体と一部の参加者の分析でも結論の重みが違う。活動量の違う人と比べることが役立つ場面もありうるが、集団チャレンジに参加した人で見られた結果を、すべての利用者の法則にはできない。[12][13]

夜に順位を見て散歩に出たくなる人もいれば、同じ画面を見ても距離が遠すぎると感じる人もいる。その違いを考える材料として、小規模な実験もある。座りがちな人を対象に、活動的な比較相手と座りがちな比較相手を提示し、順位や追い越された通知などを用いた。各研究の参加者は6人、4人、4人で、比較の各段階は7日間だった。座りがちな人の少人数実験から、18〜39歳の女性全般の反応を予測することはできない。[14]

多くの参加者で身体活動は増えたが、効果の方向と大きさは、参加者、課題の種類、相手を提示する順番によって違っていた。少人数で短期間の研究なので、半年先の継続を保証する結果ではない。それでも、「強い相手を置けば誰でも頑張る」という一本道の説明には収まらない。競争に向いているかを、自分の性格だけで決めつける必要もない。[14]

アプリ選びに置き換えるなら、参加後に相手や集団を見直せるかを確認する、という提案になる。これは研究で保証された最適設定ではなく、比較条件による違いを踏まえた使い方の工夫である。ランキングをやめるか続けるかだけでなく、同じ競争の中でも組み方を変える余地があるかを見る。勝てない自分を責める前に、比較の条件を点検したい。[7][12][14]

順位を見るときに、分母も意識したい。参加者全員の中での位置なのか、似た実績の小集団での位置なのかによって、表示の意味は変わる。仕事のある日と休日で歩き方が違う自分に、固定された相手が合うとは限らない。実績に応じて組み替えた試験と、集団構成を検討した研究は、相手の存在だけでなく組み方までが介入の一部だと教えている。[12][13]

競争相手と同時に、競争の中で求められる課題も点検したい。政府機関の職員を対象とした8週間の無作為化試験では、個人と部署のランキングを備えたアプリを使い、課題を本人の能力や望む目標に合わせる群と、共通の基準で設定する群を比較した。歩行、自転車、運動の課題があり、一部の課題の難しさを2週間ごとに更新する設計だった。政府機関の職員という参加環境で得られた結果なので、18〜39歳の女性の生活全般に同じ設定が合うかは別の問いである。[4]

この試験では、プログラムへの関わりは時間とともに低下した。それでも、開始時に自分の目標を立てていた参加者では、関わりが高かった。個別化の影響は、特に運動の頻度を調整する場合に見られ、能力を伸ばしたいという目標を持つ人で目立った。順位を用意すれば時間による離脱が消える、という結果ではない。[4]

ここで評価されたのは参加や利用の程度であり、歩数が一律に増えたという話ではない。だが、競争の相手ばかりを見て、課題の設定を見落とさないための材料になる。距離や時間を引き上げることと、運動する回数を調整することは違う。実際、この試験の結論は、強度より頻度の個別化が有望だとするものだった。[4]

たとえば、忙しい日の帰り道にさらに長く歩くことだけを課題と考えるのか、生活に入る運動の機会を考えるのかで、画面から受け取る要求は変わる。これは特定の設定を全員に勧める処方ではない。ランキング参加と目標設定を分けて確認し、どの課題なら自分の予定に置けるかを検討するための視点である。目標そのものの決め方は、隣の記事で扱う歩数目標の調整という問いにもつながる。[4]

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よくある誤解

「ゲーム要素があれば、目標達成も増える」は、紹介した成人の試験では支持されなかった。増えたのは平均の利用日数で、目標達成日数には差がなかった。利用日数が伸びた結果を小さく扱う必要はないが、それを歩数目標の達成という別の成果に置き換えることもできない。継続という言葉を使う前に、何が続いたのかを確認したい。[3]

「下位になる人には意味がない」も言い過ぎだ。利用データの研究では、もともと座りがちだった人は、首位にならなくても歩数増加が見られた。一方、よく歩いていた人の歩数は平均で減っていた。勝敗だけでなく、開始前と比べた活動の変化を見る必要がある。競争の画面に表示される評価と、研究者が数えた行動の変化は一致するとは限らない。[7]

「半年効果があったなら、競争を卒業しても習慣は完成している」という読み方も避けたい。半年の試験は、毎週のレースや日々の課題を続けている期間の歩数を扱った。自動的に歩き始める感覚を確かめた結果として使うものではない。運動の回数と自然に始める感覚の違いは、隣の「運動習慣は毎日できれば身についた?行動の回数と自然に始める感覚を分けて読む」で扱う。[13]

そして、ここで示した歩数増加を、体重減少や体型の変化に読み替えない。この問いへの答えとして比較しているのは、アプリの利用、目標達成、歩数である。順位を上げることも、体を小さくすることも、全員に共通する目的にする必要はない。生活の中で歩く機会が増えたかを評価する記事として、成果の置き場所を明確にしておきたい。[3][13]

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今日からできること

  • アプリを選ぶ前に、「記録を続けたい」のか「歩く機会を増やしたい」のかを書き分ける。9か月の評価を含む試験でも、平均113日対81日の利用差と、目標達成日数に差がない結果は並存した。自分の目的に対応する記録を見るための工夫である。[3]
  • 競争の人数と組み方を確認する。6か月の試験は前週の歩数が近い他の9人と組む仕組みだった。「ランキングあり」という説明だけで同じ介入だと判断せず、相手が更新されるか、日々の課題もあるかを確かめたい。[13]
  • 順位の隣に自分の歩数を置いて振り返る。利用データでは、全体で1日370歩の増加という推定でも、元の活動量によって増減が分かれた。順位が下がった日の実績も、自分の以前の生活と比べて読むための提案だ。[7]
  • 合わないと感じたら、相手の構成を見直す。6週間の職員向け介入では全体分析とチャレンジ参加者に限る分析で結果が異なった。似た相手と違う相手のどちらが最適かを先に決めず、参加条件と実際の行動を照らし合わせたい。[12]
  • 短期の盛り上がりだけで採点しない。7日間ずつ比較した小規模研究と、6か月の試験は、答えている期間が違う。導入直後に歩けた場面を記録し、競争に参加している間の生活で再び作れるかを見る。毎日勝つことを条件にする必要はない。[13][14]

オンザショア立川店で、順位以外の予定も持つ

友人に追い越されるたびに運動を追加するのが負担なら、順位ではなくレッスンの開始時刻を予定の軸にしてみる。オンザショア立川店はJR立川駅北口から徒歩1分にある溶岩ホットヨガスタジオだ。営業時間は8:00〜23:30、年中無休で、全曜日同じ時間で営業している。朝の予定にするか、仕事帰りの予定にするかを、生活の動線から考えられる。

所在地は東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3F。溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガに加え、常温のヨガやピラティスもあり、ヨガだけで25種類以上のレッスンがある。歩数の競争とは別に、通う種目と場所を選ぶ接点になる。

妊娠中の方は溶岩ホットヨガには参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。

ヨガの体験レッスンは税込1,980円。60分のレッスンに、バスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれる。内容と持ち物を照らし合わせ、予定に入れるところから検討できる。

店舗情報は公式サイト、料金、体験の予約で確認できる。

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参考文献

[3] Gamification in a Physical Activity App: What Gamification Features Are Being Used, by Whom, and Does It Make a Difference? — Maher CA, Olds T, Vandelanotte C, Plotnikoff R, Edney SM, Ryan JC, DeSmet A, Cur, 2022, Games for health journal. DOI: 10.1089/g4h.2021.0207

[4] Evaluating the Impact of Adaptive Personalized Goal Setting on Engagement Levels of Government Staff With a Gamified mHealth Tool: Results From a 2-Month Randomized Controlled Trial — Nuijten R, Van Gorp P, Khanshan A, Le Blanc P, van den Berg P, Kemperman A, Simo, 2022, JMIR mHealth and uHealth. DOI: 10.2196/28801

[7] Health Wearables, Gamification, and Healthful Activity — Hydari MZ, Adjerid I, Striegel AD., 2023, Management science. DOI: 10.1287/mnsc.2022.4581

[12] Physical Activity and Social Comparison: The Importance of Group Composition in an Employee Fitbit Intervention — Wentz JR, Wilhelm Stanis S., 2024, Health promotion practice. DOI: 10.1177/15248399231160152

[13] Gamifying accelerometer use increases physical activity levels of individuals pre-disposed to type II diabetes — Francis SL, Simmering JE, Polgreen LA, Evans NJ, Hosteng KR, Carr LJ, Cremer JF,, 2021, Preventive medicine reports. DOI: 10.1016/j.pmedr.2021.101426

[14] Stepping Up: An Evaluation of Social Comparison of Physical Activity During Fitbit Challenges — Nastasi JA, Curry EM, Martinez RE, Arigo D, Raiff BR., 2022, Journal of technology in behavioral science. DOI: 10.1007/s41347-022-00241-x

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

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