
色付きの表示は、皿とは違う働きを調べている
色が食生活に関係する研究は、食器だけではない。オーストラリアの成人2013人が参加したオンラインの無作為化選択実験では、全粒穀物の含有に関する色分け表示が、選ぶ商品と健康的だという判断にどう関わるかを調べた。対象は成人で、18〜39歳の女性に同じ選択の変化が生じるかは、この成人集団の結果だけでは判断できない。[3]
参加者は食品の4カテゴリーで、それぞれ全粒穀物の含有が異なる3つの候補を提示された。色分け表示がある群では、表示がない群に比べ、全粒穀物の含有が最も多い商品を選ぶ割合がカテゴリーごとに1.33〜1.77倍だった。健康的な順を正しく答える割合も高かった。[3]
この数字には不確実さを表す信頼区間も示されている。最も多く含む商品を選ぶ割合の比について、1.33の95%信頼区間は1.19〜1.48、1.77では1.58〜1.99だった。数字の幅を伴う比較結果であり、全員が同じ商品へ切り替えたという意味ではない。[3]
ここで選択を助けているのは、皿に塗られた色ではなく、食品の情報を伝える表示である。しかも、色分けと全粒穀物の情報を含む表示の有無を比べている。「特定の色を見るだけで空腹が弱まった」と読み替えることはできない。研究で確かめたのはオンラインでの選択と健康的だという判断である。[3]
食品の見た目を考えるときには、器の色と食品そのものの性質も分けたい。加工食品の糖を減らす方法を整理したレビューは、糖が甘味だけでなく、食感や色の形成にも役割を持つことを述べている。対象は加工食品の改良方法であり、18〜39歳の女性の食欲を直接比べた試験ではない。皿を替えることと、料理の材料を替えることは、同じ「見た目の工夫」でも条件が違うのである。[5]
たとえば、赤い皿のパスタを白い皿へ移す場面と、ソースの材料を変える場面を考える。前者では料理を保ったまま器を替え、後者では料理の中身にも手を加えている。家庭で色の違いを振り返るなら、何を替えたかを具体的にすることが出発点になる。色が似ているというだけで食品の中身まで同じと扱わず、器と料理を分けて眺めたい。[5][13]
昼休みに食品の包装を見る場面を考えると、色は「何を手に取るか」を考える入口になりうる。食事を盛った皿を見る場面では、すでに選んだ料理を食べている。買う前と食べる最中を分けるだけで、色に期待する役割も整理できる。研究の結果を使う場所は、結果そのものと同じくらい大切である。[3][13]
食欲を抑えるものを探すと、食器もラベルも同じ便利な道具に見えるかもしれない。だが、表示で商品を選びやすくすることと、食事量を減らすことは別の目標である。選びたい食品の情報を読む工夫には意味があっても、その効果を「青い皿の食欲抑制」の証明として借りることはできない。[3][13]
初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。
味の感じ方を変える工夫とも混同しない
塩分摂取を減らす方法を扱った歴史的なナラティブレビューも、感覚に関する工夫を取り上げている。ナラティブレビューとは、研究を文章で整理し、課題や考え方を見渡す形式の総説である。この総説では、色の手掛かりのほか、香り、音、食感などで、予想する塩味や感じる塩味に働きかける方法が検討されている。[19]
ただし、総説が取り上げるのは感覚的な方法だけではない。食品の塩を徐々に減らす方法、塩入れの穴の数や大きさを変える方法、食品中で塩を均一にせず分布させる方法など、さまざまな方向の工夫が含まれる。色だけを独立した万能策として提案してはいない。[19]
ここで区別したいのは、味をどう感じるかと、食べたい気持ちをどう感じるかである。塩味に関する工夫を検討したレビューを根拠に、青い皿なら食事量が減るとは判断できない。さらにレビューは、こうした方法の効果がどの程度続くか、複数の方法を組み合わせられるかを今後の課題に挙げている。[19]
たとえば「見た目で味が変わるらしい」と聞いたとき、その話が味の評価なのか、塩の使用量なのか、食事全体の摂取量なのかを確かめる。違いを細かく感じるかもしれないが、食生活の工夫として何を期待できるかを決める境目である。味の研究を空腹の研究として読むと、話が途中で別のものになってしまう。[13][19]
この区別は、近隣テーマの記事との境界にもなる。香りの問いは香りの研究へ、食事中の音やテンポの問いは音の研究へ、塩味と食べる量の問いは塩味の研究へ進めばよい。この記事の皿の色という細い入口から、食事に関係する感覚すべての答えを出そうとしない。
研究の設計による重みの違いも残しておきたい。食器の試験は、特定の条件で食べた量を直接比べている。塩分のレビューは、多様な方法を広く見渡している。片方の具体性と、もう片方の広さは、それぞれの長所である。広い総説の一節を使って、直接比較した試験の逆方向の結果を消すことはできない。[13][19]

よくある誤解
「赤い食器は食欲にブレーキをかける」という決め付けは、この昼食試験では支持されなかった。白より赤で摂取エネルギーが多かったからである。一方で、それを「赤い食器は必ず食べ過ぎを招く」と反転させるのも行き過ぎだ。特定の料理、対象者、短期の比較という条件を伴う結果として受け止めたい。[13]
「青い皿が比較に入っていないなら、青は効かない」という理解も違う。白・赤・黒の比較から、青の結果を決めることはできない。効くと宣伝する側にも、効かないと断定する側にも、青を実際に比較した根拠が必要になる。青を選ぶことと、効果が確かだとすることは同じではない。[13]
「少なく食べたなら、より満腹になったはず」という見方にも注意がいる。この試験では、摂取エネルギーに差があっても、満腹感などの平均評価には有意差がなかった。食べた量と主観を同じ指標として扱わないことが、この研究から持ち帰れる重要な点である。[13]
では、色の話はすべて無意味なのか。それも違う。色分けされた食品情報が商品選択に関係した実験はあり、味の感じ方に働きかける感覚的な方法も検討されている。ただし、選択、味、摂取量を区別する必要がある。「色には力がある」だけでは、今日の夕食で何が変わるかは決まらない。[3][19]
食器の効果を信じた自分を責める必要はない。買い物の途中で目に入る説明は短く、研究には条件が多い。確かめたいのは自分の意志の強さではなく、その説明が何を測った研究を使っているかである。食卓の道具に、人の食欲全体を引き受けさせないようにしたい。
今日からできること
- 食器の宣伝を読むときは、白・赤・黒のように実際に比較した色を確認する。青が含まれない試験を、青の優位性の根拠にはしない。[13]
- 色の効果を考えるなら、18〜30歳の女性54人という対象と、パスタの昼食という条件をセットで読む。家族全員の食卓へ一律に当てはめない。[13]
- 食事を振り返る際は、食べた量と満腹感を別の言葉で残す。この試験でも、摂取エネルギーの差と主観的な評価の有意差は一致しなかった。[13]
- 包装の色だけで食品を決めず、何を表す表示かを読む。成人2013人の選択実験で調べたのは、全粒穀物の情報を伴う色分け表示である。[3]
- 食器を買い替える前に、今ある同じ大きさの皿で盛り付けを考える。54人の試験は皿の大きさをそろえて色を比べた。料理も大きさも変えた日の感想から、色だけの効果を決めない。[13]
このような確認は、食事を毎回採点するためのものではない。食器を買うか迷った日や、色に関する強い説明に出会ったときに使えばよい。好きな皿で食べる楽しみと、研究の結果を正しく受け取ることは、両立できる。

オンザショアで、通う時間と参加条件を確かめる
食器は好きな色を選び、運動の場所は通う時間と参加条件を確かめて選ぶ。オンザショア立川店は、JR立川駅北口から徒歩1分の溶岩ホットヨガスタジオである。営業時間は全曜日8:00〜23:30、年中無休。東京都立川市曙町2-14-10、エトロワビル3Fにある。通う時間と場所を確かめ、生活の中で続ける仕組みを考えるための選択肢だ。
溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガのほか、常温のヨガやピラティス、パーソナルトレーニングもある。ヨガは25種類以上のレッスンを用意している。妊娠中は溶岩ホットヨガには参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。
ヨガの体験レッスンは税込1,980円で、60分のレッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルを含む。レッスンを続ける場所として検討するなら、内容は店のトップと料金ページで確認できる。体験の予約へ進む前に、自分が通う場面を具体的に思い描いておきたい。
参考文献
[3] Impact of whole-grain labelling on food choice and perceived healthfulness: A randomised choice experiment — Sengupta A, Trieu K, Beck EJ, Wu JH, Pettigrew S, Barrett EM., 2026, Nutrition, metabolism, and cardiovascular diseases : NMCD. DOI: 10.1016/j.numecd.2025.104406
[5] Sugar Reduction in Processed Foods: Industry Initiatives, Policy Interventions, and Future Directions — Hew PS, Ng WJ, Ee KY., 2026, Current nutrition reports. DOI: 10.1007/s13668-026-00808-7
[13] Impact of three different plate colours on short-term satiety and energy intake: a randomized controlled trial — Akyol A, Ayaz A, Inan-Eroglu E, Cetin C, Samur G., 2018, Nutrition journal. DOI: 10.1186/s12937-018-0350-1
[19] Behavioural Nudges, Physico-Chemical Solutions, and Sensory Strategies to Reduce People’s Salt Consumption — Spence C., 2022, Foods (Basel, Switzerland). DOI: 10.3390/foods11193092
この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。
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