彼氏とのハグの効果はけんかの翌日にも残る?嫌な気分と仲直りを分けて読む

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同じ抱擁でも、安心の合図になるとは限らない

恋人との関係の安全性を扱ったレビューは、愛情的な接触を、感謝、受容、関係への投資、力関係と並ぶ手がかりとして挙げている。相手が自分を大切にしているか、特定の場面で自分に応じてくれると信頼できるかを、人はこうした合図から判断するという整理である。恋人との関係を扱うレビューであり、18〜39歳の女性のけんか翌日の反応を直接確かめた結果としては扱えない。[9]

そのレビューでは、安全だと感じる程度に応じて、相手とのつながりを増やそうとするか、傷つくことから自分を守ろうとするかが変わると説明されている。また、慢性的に信頼しにくい人が合図を悲観的に読み取り、不必要に身を守ってつながりを損なう可能性も論じている。[9] 触れ合いをどう読むかには、普段の信頼も関わるという見方だ。

ただし、この説明を「嫌がるのは信頼する力が足りないからだ」と相手に当てはめるのは避けたい。個人の反応をレビューで診断することはできない。いま抱き合いたいか、先に話を聞いてほしいか、距離を置きたいかは、目の前の本人に確かめる問いである。理論の言葉を、相手の返事を無効にする道具にしない。

夕食の片付けをめぐって言い合いになったとして、「抱きしめたい」と「片付けの分担を決めたい」は、別々に口にできる。ここで提案したいのは仲直りの技法ではなく、話題の整理だ。触れ合いを受け入れたことを、分担への同意に読み替えない。触れ合いを断ったことを、関係全体への拒否に読み替えない。

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翌朝の気分を、眠りだけで説明しない

夜に抱き合って翌朝少し楽なら、「よく眠れたからだろうか」と思うかもしれない。非性的な社会的接触と睡眠の質を扱ったナラティブレビュー、つまり研究を論述的に整理するレビューでは、愛情的な接触や動物との接触などが、よりよい睡眠の予測因子になるという予備的な知見を紹介している。[7]

ただし、そこで既存研究の多くを占めていたのは、臨床集団に対するマッサージなどの接触療法である。その知見を18〜39歳の女性の日常のハグにそのまま当てはめることはできない。ハグを含むほかの形の社会的接触については研究が少なく、接触の種類や対象集団ごとの関係、説明する仕組み、成り立つ条件を確かめる研究が必要だとしている。[7] マッサージの研究を、そのまま恋人との抱擁に移すことはできない。

レビューは、安心感などの関係・認知面と、神経生物学的な面を、接触と睡眠の関連を説明し得る仕組みとして検討している。[7] 可能な仕組みを整理したことは、けんかの日のハグが睡眠を改善し、そのため翌日の気分が変わったと証明したことではない。気分の追跡研究と睡眠のレビューをつないで、新しい実験結果を作らないようにしたい。[1][7]

日常では、眠れた感じ、目覚めたときの気分、話し合いへの納得感が一緒に動いているように思えることがある。それでも、振り返るときは言葉を分けられる。「眠れたが、約束の話はまだ気になる」「嫌な気分は薄れたが、楽しい予定を立てる余裕はない」と書けばよい。全部を「ハグが効いた」にまとめるより、自分の状態を伝えやすい。

また、翌日の気分との関連を調べた研究では、女性と男性の間、結婚またはそれに近い関係にある人とそうでない人の間で、関連の違いは見られなかった。開始時点で感じていた社会的支援の個人差によっても関連は違わなかった。[1] 社会的支援とは、周囲から支えてもらえるという認識のことである。

この結果は「女性ならもっと効く」「交際中だけの特別な現象だ」という読み方を支えない。一方で、違いが見られなかったことを、誰にとってもまったく同じ作用があると訳すのも行き過ぎだ。[1] 朝の自分を、性別や交際状況から決められた標準的な反応に合わせる必要はない。

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よくある誤解

「けんかした相手が抱きしめれば、翌日まで必ず効く」は、研究より強い言い方である。成人を連日調べた研究が示したのは、対人トラブルがある日のハグと気分の関連であり、恋人に特定のハグを実施させて翌日の変化を比べた因果の検証ではない。[1] 翌日の結果を示した研究があることと、翌日までの効能が保証されることは違う。

「ハグで前向きな気分が翌日も増える」も、結果に合わない。翌日の否定的な気分の増加が小さいこととは関連したが、肯定的な気分との関連は見られなかった。[1] むしゃくしゃする感じが落ち着くことと、わくわくすることを同じ目盛りで扱わない。相手が笑顔にならないことを、抱擁への採点にしないほうがよい。

「ハグさえあれば言葉はいらない」という理解にも注意が要る。成人の接触を扱った理論的レビューは、関係に対する認識の変化を仕組みに含め、別のレビューは、感謝や受容なども関係の安全性を読む合図に挙げている。[9][13] ハグだけを、それらのやり取りから独立した万能の信号として取り出す説明ではない。

例えば、抱き合っても「さっきの言い方は嫌だった」と言ってよいし、話を続ける気持ちになれなくてもよい。こうした選択は研究で効果が確立した手順という意味ではなく、気分と合意を混ぜないための実用上の整理である。研究を知ったことが、相手に触れさせる義務にも、自分が触れなければならない義務にもならない。

今日からできること

  • けんかのあった日を振り返るなら、当日の気分と翌日の気分を分けて書く。14日間の調査も時間を追って両者を区別している。記録自体に気分を改善する効果を期待するのではなく、自分の言葉を整理するために使う。[1]
  • 「楽しい気分が戻ったか」と「嫌な気分が残っているか」を別に尋ねる。翌日の研究結果は両者で違った。楽しそうにできない朝も、気分の一面だけで昨日の触れ合いを評価しない。[1]
  • 抱き合いたいときは、相手も望んでいるかを言葉で確かめる。関係の安全性をめぐるレビューでは、接触は複数ある合図の一つである。その整理を踏まえ、返事を聞くことを生活上の出発点にしたい。[9]
  • ハグの話と、未解決の話を分ける。「いまはそばにいたい」と「予定の決め方はあとで相談したい」を併記してよい。気分の調査が測ったのは肯定的・否定的な気分であり、話し合いの合意そのものではない。[1]
  • 睡眠を振り返るときは、翌朝の気分から眠りの改善を逆算しない。睡眠のレビューは関連を支持する一方、接触の形ごとの検証を求めている。眠れた感じと気分は、それぞれの実感として扱う。[7]

けんかの翌朝に、昨日の抱擁へ答えを全部背負わせなくてよい。研究が捉えたのは、日々の対人トラブルと気分の間にある関連の違いである。[1] 出勤する前の玄関で、仲直り済みかどうかを急いで判定する代わりに、まだ話したいことがあると伝える。そのための言葉まで、腕の中に省略しないでおきたい。

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オンザショア立川店で、自分の予定を持つ

人との予定とは別に、自分で選んで続ける時間をカレンダーに置きたい日もある。オンザショア立川店は、JR立川駅北口から徒歩1分、東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3Fにある溶岩ホットヨガスタジオである。溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガのほか、常温のヨガ、ピラティスもある。ヨガだけで25種類以上のレッスンがあり、続ける種目を選ぶ場所として考えられる。

営業時間は8:00〜23:30、年中無休である。ただし、店の開閉時刻とレッスン開始時刻は別であり、予定は実際のレッスンに合わせて組む。年末年始の12/29〜1/3は通常のレッスンを休み、会員向けの特別の有料講座となる。

妊娠中は溶岩ホットヨガに参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。ヨガの体験は税込1,980円で、60分のレッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれる。内容は店のトップ、費用は料金ページ、申込みは体験の予約で確認できる。

参考文献

[1] Receiving a hug is associated with the attenuation of negative mood that occurs on days with interpersonal conflict — Murphy MLM, Janicki-Deverts D, Cohen S., 2018, PloS one. DOI: 10.1371/journal.pone.0203522

[7] A narrative review of research linking non-sexual social touch to sleep quality — Xie Y, Feeney BC., 2024, Journal of sleep research. DOI: 10.1111/jsr.14174

[9] Regulating relationship risk: Partner responsiveness as a safety signal — Murray SL., 2023, Current opinion in psychology. DOI: 10.1016/j.copsyc.2023.101582

[13] Affectionate Touch to Promote Relational, Psychological, and Physical Well-Being in Adulthood: A Theoretical Model and Review of the Research — Jakubiak BK, Feeney BC., 2017, Personality and social psychology review : an official journal of the Society for Personality and Social Psychology, Inc. DOI: 10.1177/1088868316650307

この記事の情報は2026年11月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

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宮川涼 Founder
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