体力をつけるランニングマシンは自走式でも同じ目標速度?曲面の負荷と体格を読む

ヨガとからだの記事のイメージ写真 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

息は重くても、着地の衝撃まで大きいとは限らない

「重く感じる」という日本語は便利だが、息の苦しさにも、着地の硬さにも使われる。曲面マシンの評価では、この言葉を分けたい。余暇にランニングをする27人の比較では、自走式で心拍数と主観的なきつさが高かった一方、頭やすねで測った衝撃の加速度は電動式より小さかった。対象は余暇に走る人たちであり、18〜39歳の女性の運動初心者にも同じ差が出るかは、この比較とは分けて考える必要がある。[3]

実験は、準備運動の後に、毎秒2.77m、毎秒3.33m、自分で選ぶ速度での8分間走を含むものだった。自走式で高くなった心拍数の平均効果量は0.51、主観的なきつさは0.34。小さくなったすねの衝撃の最大値の平均効果量は0.45だった。効果量は、この比較における差の大きさを表す指標であり、拍数や衝撃の単位そのものではない。[3]

これらは矛盾しない。同じ運動でも、心肺への要求と、測定部位に伝わる着地の衝撃は別の評価軸だからだ。息がきついから膝にも必ず大きな衝撃がかかっている、とは読めない。反対に、着地が柔らかく感じるから楽な有酸素運動だ、とも決められない。体感を言葉にするときも、呼吸、脚の疲れ、着地の感触を分けておくと比較しやすい。[3]

ただし、衝撃加速度の小ささは、将来のけがの少なさと同じ結果ではない。この研究から日々の練習を考えるなら、「けがを防げる機械」と名前をつけるより、「呼吸の負荷と衝撃の測定結果が別方向に動いた」と捉える。痛みのある人が機種を替えるだけで走り続けてよい、とする根拠にもならない。[3]

動きの自然さについても、単純な期待は修正したい。余暇に走る19人が、屋外、電動式、曲面の自走式を無作為な順番で走った比較では、関節の動きは、自走式の方が電動式より屋外との差が大きかった。自分でベルトを動かすから屋外をより忠実に再現できる、という見方は、この実験では否定された。余暇に走る人の結果を、18〜39歳の女性全般の関節運動にそのまま当てはめることはできない。[2]

それでも研究者らは、観察された関節運動の違いは機能面での重要性が小さい可能性があり、練習などに使える可能性を述べている。「屋外に最も近い」と「練習の道具として使える」は違う主張だ。自然という印象だけで優劣をつけず、心肺の負荷を確かめたいのか、屋外の動きを比べたいのか、自分の目的を先に置く必要がある。[2]

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

遅い記録を体力低下と判定する前に

いつもの速度が出ない日、運動の記録アプリには数字だけが残ることがある。しかし機種が違えば、その数字の意味も変わる。鍛錬した男性ランナー13人の比較では、電動式の試験で求めた最大速度の80%で、自走式の4分間走を完了できた人はいなかった。走り慣れた人でも、電動式から借りた速度目標が通用しなかったのである。対象は鍛錬した男性なので、18〜39歳の女性に同じ速度の限界を割り当てることはできない。[9]

これは、自走式に乗ると体力が失われるという話ではない。同じ対象者に、異なる機種で速度を対応させたときの反応である。最大速度は電動式で求めているため、その割合を自走式へ移すと、同じ余裕を表さなくなる。自分の記録でも、以前より遅いという結果を見てから原因を決めるのではなく、比較の条件を先に確かめたい。[9]

また、測っているのがその場の強度なのか、練習後の能力なのかを区別する必要がある。同じ速度で酸素消費や心拍数が高い結果は、その速度を保つための要求が大きいことを示す。それだけで「電動式より短期間で体力がつく」とは結びつかない。紹介した比較の直接の答えは、まず運動中の要求の差にある。[1][4][8]

体力をつける目的にも幅がある。通勤の階段で余裕を持ちたい人と、屋外で速く走りたい人では、記録に残したい情報も違うだろう。研究では曲面の自走式と屋外の関節運動が完全には一致せず、同じ速度の心肺負荷にも差があった。屋外のペースを測る代わりなのか、室内で負荷を調整する道具なのかを分けると、機種の評価を急がずに済む。[2][8]

記録帳には、速度とともに機種を書いておく、という使い方が考えられる。自走式に替えた日の欄にそのことが残れば、後から遅い数字だけを見て落ち込まずに済む。以前の電動式の記録と並べるときも、「速さは下がったが、今日は息が重かった」と記せる。異なる条件の記録を同じものとして採点しないための工夫である。[1][8]

きつさを見直す場合も、感覚だけですべてが分かると考える必要はない。成人10人の試験では、自走式の代謝上の強度差に対して、主観的なきつさの変化は小さいものだった。自分では少し重いだけと感じても、測定上の負荷は違っていた。このため速度、心拍数、きつさを互いの代用品にせず、併せて見るという判断につながる。[1]

速度を抑えた記録にも、その日の運動を理解する情報はある。楽なペースを選んだ参加者が自走式では遅くなった結果は、楽さをそろえれば速さがずれることを示している。何を一定にしたい練習なのかを先に決めると、数字の見方も変わる。[1]

立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

よくある誤解

「自走式で遅くなるのは、走り方が下手だから」という思い込み。成人10人の試験では、速度を隠して楽な強度を選ぶと、自走式の方が遅いペースになった。鍛錬した男性13人でも電動式を基準とした速度の走行に限界があった。遅くなったという事実だけで技術不足を決めつけることはできない。[1][9]

「電気を使わないなら、体への負荷も軽い」という思い込み。同じ速度の酸素消費や心拍数の比較では、曲面の自走式の方が高い要求を示した。動力の方式の名前から、運動する人の負荷の軽さを推測することはできない。静かな機械かどうかと、自分の呼吸が静かで済むかは別の話だ。[1][8]

「曲面なら、衝撃が小さくて屋外にも近い」というひとまとめの評価。衝撃加速度が小さい結果と、屋外より関節運動の違いが大きい結果は、異なる比較でそれぞれ示されている。衝撃、関節の動き、代謝をひとつの点数に丸めず、どの特徴を必要としているかを考えたい。[2][3]

傾斜の換算値も同じである。「自走式は傾斜6〜8%相当」とだけ覚えると、酸素消費量と主観的なきつさの比較という条件が抜け落ちる。実際には心拍数はその傾斜条件でも自走式の方が高かった。換算は説明の足場にはなるが、自分の速度や傾斜を自動的に決める処方にはならない。[4]

今日からできること

  • 電動式から自走式へ替えた日は、速度目標をそのまま義務にしない。成人10人では、楽な強度で自走式の方が遅いペースを選んだことを判断材料にする。[1]
  • 運動記録にマシンの種類と、その日のきつさを添える。男女14人では、同じ速度の心拍数も機種で違っていたため、速度だけを横並びにしない。[8]
  • 友人の速さを自分の基準にしない。体重と負荷の増え方に関連があった男女14人の結果を踏まえ、体格の違いも含めて自分の反応を見る。[8]
  • 息の負荷と着地の感触を別に振り返る。27人の比較では心拍数が高くても衝撃加速度は小さく、片方から他方を決められなかった。[3]
  • 坂道の換算値を使う前に対象と指標を確認する。男性選手10人の傾斜6〜8%との比較は、酸素消費量ときつさの結果である。[4]
yogaのレッスン前の様子生徒の足もとにあるヨガマット 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

オンザショアで考える、通える時間からの運動

運動の予定には、機械の目盛りと別に、通える時刻を書き込む場所も必要だ。オンザショア立川店は8:00〜23:30の営業で、年中無休である。所在地は東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3F、JR立川駅北口から徒歩1分。日々の予定に運動の時間を組み込む場所として、営業時間と立地を確認できる。

溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガに加え、常温のヨガ、ピラティス、女性専用のキックボクササイズ、ボクササイズ、HIIT、パーソナルトレーニングがある。ヨガだけでも25種類以上のレッスンがあり、続ける運動を検討する際の選択肢となる。

参加条件も先に確かめたい。医師から運動を止められている方は利用できず、妊娠中の方は溶岩ホットヨガに参加できない。妊娠中の選択肢には常温のマタニティヨガがある。

ヨガの体験は税込1,980円で、60分のレッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれる。店の案内と料金、体験予約を、生活の予定と照らし合わせる入口にしてほしい。

参考文献

[1] Increased physiologic intensity during walking and running on a non-motorized, curved treadmill — Smoliga JM, Hegedus EJ, Ford KR., 2015, Physical therapy in sport : official journal of the Association of Chartered Physiotherapists in Sports Medicine. DOI: 10.1016/j.ptsp.2014.09.001

[2] Curved non-motorized treadmills do not biomechanically replicate overground running better than motorized treadmills — Catalá-Vilaplana I, Liu T, Vienneau J, Nigg SR, Pérez-Soriano P, Encarnación-Mar, 2023, Journal of sports sciences. DOI: 10.1080/02640414.2024.2307774

[3] Treadmill and Running Speed Effects on Acceleration Impacts: Curved Non-Motorized Treadmill vs. Conventional Motorized Treadmill — Encarnación-Martínez A, Catalá-Vilaplana I, Berenguer-Vidal R, Sanchis-Sanchis R, 2021, International journal of environmental research and public health. DOI: 10.3390/ijerph18105475

[4] Physiological and Perceptual Demands of Running on a Curved Nonmotorized Treadmill Compared With Running on a Motorized Treadmill Set at Different Grades — Schoenmakers PPJM, Crisell JJ, Reed KE., 2020, Journal of strength and conditioning research. DOI: 10.1519/jsc.0000000000003571

[8] Non-motorized Treadmill Running Is Associated with Higher Cardiometabolic Demands Compared with Overground and Motorized Treadmill Running — Edwards RB, Tofari PJ, Cormack SJ, Whyte DG., 2017, Frontiers in physiology. DOI: 10.3389/fphys.2017.00914

[9] The physiological and perceptual demands of running on a curved non-motorised treadmill: Implications for self-paced training — Schoenmakers PPJM, Reed KE., 2018, Journal of science and medicine in sport. DOI: 10.1016/j.jsams.2018.05.011

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

ヨガとからだの小さな疑問のほかの記事

ヨガとからだの小さな疑問の一覧

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

💬 ご質問がある場合はこちらからどうぞ

オンザショアのチャットで質問する(24時間受付)

レッスン内容・料金・体験のご予約など、気になることをお気軽にお尋ねください。

1

2


Warning: Attempt to read property "show_author" on false in /home/c1531448/public_html/ontheshore.jp/wp-content/themes/heal_tcd077/single.php on line 165

関連記事

ご体験予約