
消化しやすさと、食後の血糖を分けて読む
糖質制限の麺を探していると、「高たんぱく」と「消化がゆっくり」と「血糖が上がりにくい」が、ひとまとまりの説明に見えることがある。だが、バナナ粉を使ったグルテンを含まないパスタの食品実験では、でんぷんとたんぱく質の消化は、それぞれ違う方向から評価されている。同じ食品の中でも、何の消化を測っているかで答えが変わる。[2]
この実験は、分離大豆たんぱく質か卵白たんぱく質をバナナ粉に加え、試験管内で消化を評価したものである。でんぷんの消化は、大豆たんぱく質を使ったものより、卵白たんぱく質を使ったもので低かった。一方、たんぱく質の消化は、卵白たんぱく質の場合より大豆たんぱく質の場合で高まった。消化という語だけを切り取ると、この違いを取り落とす。[2]
研究ではアミノ酸の構成や、たんぱく質の消化率を加味した栄養価の指標も変わっている。つまり、たんぱく質を加えた食品を評価するときには、その量だけでなく、構成と消化を併せて見る考え方が必要になる。ただし、この結果は特定のバナナ粉パスタの比較であり、小麦うどんや市販の大豆麺がすべて同じ順序になるという意味ではない。[2]
実験室での消化を、人が食べた後の血糖へそのまま移すこともできない。人での手掛かりとして、健康な参加者15人を対象にした無作為化予備試験がある。じゃがいも、パスタ、米を単独で食べる条件と、大豆または羊肉のたんぱく質を組み合わせる条件を比べ、たんぱく質量と羊肉由来の脂肪の条件をそろえた食事で、食後血糖、インスリン、主観的な食欲を測っている。[6]
18〜39歳の女性にそのまま当てはめるには、この健康な少人数の参加者による結果だけでは判断できない。[6]
その条件では、大豆と羊肉のどちらを組み合わせても、主食単独に比べて食後血糖反応が小さくなり、インスリン反応は増した。大豆の血糖反応は羊肉よりわずかに低かったが、差は小さく、統計的に有意な場合と有意でない場合があった。食欲も両方で同程度に抑えられ、たんぱく質の出所の違いより、主食へたんぱく質を組み合わせることの影響が目立った。[6]
ここで観察されたのは、配合された大豆麺同士の比較ではなく、主食とたんぱく質を組み合わせた食事への反応である。大豆原料で麺の構造を変える話と、食卓で主食に何を添えるかの話はつながるが、同じ実験ではない。市販の麺を選ぶ判断と、夕飯全体を組み立てる判断を分けると、研究を無理に広げずに使える。[2][6]
この予備試験では、食後血糖反応の低下とインスリン反応の増加が同時に起きた。血糖の線だけを見て、その食事が体の中でどう処理されたかを全部説明したつもりにならないことだ。対象は健康な少人数の参加者であり、病気の治療や個人の食事療法の判断は医師に相談する領域である。[6]
初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。
高たんぱくの配合でも、硬さの方向はそろわない
大豆以外も混ぜた研究を見ると、「たんぱく質が多い麺は硬い」という説明にも例外がある。セモリナ、脱脂大豆粉、キヌア粉、ライ麦粉、オート麦粉、大麦粉、米粉を組み合わせたパスタの配合実験では、たんぱく質と食物繊維の増加に伴い、硬さと最適な調理時間は低下し、調理損失は増加した。栄養成分の変化と、食感やゆで方の変化が一緒に起きている。[12]
この研究の最適配合では、対照のセモリナパスタより食物繊維が4.12倍超、たんぱく質が1.34倍超だった。ただし、材料がまとめて変わっているため、柔らかくなった理由を大豆粉だけに帰すことはできない。食べたときの総合的な受け入れやすさは対照より高かった。柔らかさや色の変化があることと、食べ手の評価が下がることも同義ではない。[12]
一方、運動する人向けのパスタを目指した別の配合実験は、異なる結果だった。セモリナに、えんどう豆の分離たんぱく質、オート麦粉、分離大豆たんぱく質、乳清たんぱく質、グルテンを組み合わせた。たんぱく質の水準が上がると、硬さ、最適な調理時間、調理損失はいずれも増加した。先ほどの多穀物パスタと比べ、硬さと調理時間の方向が逆である。[13]
後者の最適配合に含まれる分離大豆たんぱく質は5%であり、たんぱく質量が対照の2.9倍を超えたことは、複数の原料を組み合わせた結果だった。研究の名前に運動する人向けとあっても、ここで調べた中心は配合や硬さ、官能評価である。この数字を、その麺を食べれば運動能力が伸びるという結果に置き換えることはできない。[13]
こうした結果を選択に使うには、比較する材料と製法をそろえて読む。完成品の違いは、その組み合わせから生じる。大豆たんぱく質を使う加工食品のレビューが、分子間の結びつき、加工条件、物性と感覚面をまとめて扱うのも、この複雑さを反映している。粉の名前が同じでも、鍋に入る麺は同じ設計図でできていない。[7][12][13]
家庭で試すなら、自分がほしい食感を言葉にしておくと選び直しやすい。噛み切るときの硬さがほしいのか、つるりとした口当たりがほしいのか、持ち上げても切れにくいことを望むのか。食品実験も複数の項目を別々に測っている。ひと口の印象を「大豆っぽかった」で終わらせず、どの特徴が合ったかを残すのが実用的である。[3][11]

よくある誤解
「大豆を増やせば、いつものうどんのコシも強くなる」という理解は成り立たない。濃縮大豆たんぱく質入りの押出米麺では硬さが増したが、大豆たんぱく質の加水分解物を使った小麦麺では硬さと弾力が低下した。原料の形と土台の粉が違う以上、加えた量だけで予測できない。[3][11]
「高たんぱくなら、でんぷんもたんぱく質もゆっくり消化される」という理解も違う。バナナ粉パスタの実験では、卵白と大豆で、でんぷんの消化とたんぱく質の消化の比較結果が異なった。食べた麺が硬かったから血糖も上がりにくい、という近道にもならない。物性を測る試験、試験管内の消化、人の食後反応は、それぞれ確かめる問いがある。[2][6][11]
「大豆入りなら、ゆでる時間や調理損失は同じ」という理解にも注意したい。多穀物パスタでは配合の変化とともに最適調理時間が短くなったのに対し、複数のたんぱく質を加えた別のパスタでは長くなった。研究間で一律の調理時間は導けない。簡単なレシピほど、以前使った麺の記憶を今の袋へ持ち込まず、製品ごとの調理表示を確認したい。[12][13]
今日からできること
- 原材料名で主になる粉と大豆原料を確かめる。米粉と濃縮大豆たんぱく質の研究は配合0〜45%を比較しており、大豆入りという共通点だけでは食感を決められない。[11]
- 新しい麺は、その製品の調理表示を起点に試す。脱脂大豆粉を0〜15%加えたパスタの実験では調理時間が延びており、元の麺のゆで時間をそのまま使う根拠にはならない。[15]
- 試した後は、硬さと弾力、切れやすさを分けて言葉にする。加水分解度4.43%と7.47%の原料を比べた研究のように、同じ量でも原料の状態が食感を左右する。[3]
- 麺単体の表示に加え、主食に何を添えるかも考える。健康な15人の予備試験では、大豆と羊肉の違いより、主食にたんぱく質を組み合わせることの影響が目立った。[6]
- 栄養の数字を読むときは、増えた成分の出所を確かめる。たんぱく質が2.9倍超になったパスタは、大豆だけでなく複数の粉とたんぱく質を組み合わせた製品である。[13]

オンザショア立川店で、予定に入る運動を選ぶ
大豆麺では、噛んだときの硬さと消化の速さを別々に見てきた。運動を選ぶときも、麺の食感から効果を期待するのではなく、自分が通える時間と参加条件を確かめるところから始めたい。オンザショア立川店は8:00〜23:30、年中無休で営業している。夕飯の準備をする日も、外で食べる日も、生活の予定と照らして通う時間を検討できる。麺の配合を選ぶ判断と、運動を続ける場所を選ぶ判断は別に置き、それぞれの条件を確かめたい。
妊娠中は溶岩ホットヨガに参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガのほか、常温ヨガやピラティスなどを扱い、ヨガだけでも25種類以上のレッスンがある。場所はJR立川駅北口から徒歩1分、東京都立川市曙町2-14-10エトロワビル3Fである。
店舗トップと料金で通う場所としての条件を確認できる。ヨガの体験は税込1,980円で、60分のレッスン、バスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルを含む。体験予約は、時間と参加条件を確かめてから予定に加える入口になる。
参考文献
[1] Effects of exogenous proteins on retrogradation properties of rice starch, gel properties of raw rice flour and eating quality of fresh wet rice noodles — Wang S, Zhang Y, Wang L, Wang J, Hu Y, Wu F, Kang H, Wang H, Dou Z., 2026, Frontiers in nutrition. DOI: 10.3389/fnut.2026.1915300
[2] Effect of Egg White Protein and Soy Protein Isolate Addition on Nutritional Properties and In-Vitro Digestibility of Gluten-Free Pasta Based on Banana Flour — Rachman A, A Brennan M, Morton J, Brennan CS., 2020, Foods (Basel, Switzerland). DOI: 10.3390/foods9050589
[3] Effect of soy protein hydrolysates incorporation on dough rheology, protein characteristic, noodle quality, and their correlations — Guo X, Sun X, Zhang Y, Zhu T., 2022, Journal of food science. DOI: 10.1111/1750-3841.16247
[6] Effect of Lamb and Soy Protein on Postprandial Glycaemic, Insulin and Appetite Responses to Potato, Pasta and Rice in Macronutrient-Equalised Meals-A Randomised Pilot Human Intervention Study — Mishra SS, Stoklosinski H, Hedderley D, Dinnan H, Martell S, McKenzie M, Monro J, 2026, Nutrients. DOI: 10.3390/nu18142351
[7] A Comprehensive Review on Harnessing Soy Proteins in the Manufacture of Healthy Foods through Extrusion — Huang Y, Liu L, Sun B, Zhu Y, Lv M, Li Y, Zhu X., 2024, Foods (Basel, Switzerland). DOI: 10.3390/foods13142215
[11] Tomographical, rheological, and structural effects of soy protein concentrate in a gluten-free extruded noodle system — Yang G, Jeong S, Lee S., 2023, Journal of texture studies. DOI: 10.1111/jtxs.12766
[12] Optimization of novel multigrain pasta and evaluation of physicochemical properties: using D-optimal mixture design — Kamali Rousta L, Pouya Ghandehari Yazdi A, Khorasani S, Tavakoli M, Ahmadi Z, Am, 2021, Food science & nutrition. DOI: 10.1002/fsn3.2514
[13] Optimization of athletic pasta formulation by D-optimal mixture design — Kamali Rousta L, Ghandehari Yazdi AP, Amini M., 2020, Food science & nutrition. DOI: 10.1002/fsn3.1764
[14] Interactions between soy protein hydrolyzates and wheat proteins in noodle making dough — Guo X, Sun X, Zhang Y, Wang R, Yan X., 2018, Food chemistry. DOI: 10.1016/j.foodchem.2017.10.126
[15] Enrichment of pasta with different plant proteins — Kaur G, Sharma S, Nagi HP, Ranote PS., 2013, Journal of food science and technology. DOI: 10.1007/s13197-011-0404-2
この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。
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