最新の体験料金は料金ページ、最新のスケジュールは体験予約ページでご確認ください。体験レッスンは、ヨガ・ピラティスが1,980円(税込/税抜1,800円)、キックボクササイズが4,980円(新規の方限定)です。
筋トレを始めたばかりの人に「どこを鍛えたいですか」と聞くと、ほとんどの人が鏡に映る場所を答えます。お腹、二の腕、太もも、お尻。誰も「背中」とは言いません。見えないのだから、当然です。
けれど、暮らしの中で一番よく働いている筋肉のひとつは、その見えない背中です。重いガラスのドアを手前に引くとき。スーパーのかごを持ち上げるとき。満員電車でつり革につかまって揺れをこらえるとき。床に置いた荷物を拾い上げるとき。どれも、背中の筋肉が「引く」仕事をしています。
この記事は、JR立川駅北口から徒歩1分の溶岩ホットヨガスタジオ、オンザショア立川店が書いています。うちではヨガのほかに、女性限定のパーソナルトレーニングを溶岩の部屋で行っています。今日は、鏡に映らないからこそ後回しにされがちな背中と「引く力」の話です。

「押す」ばかりの毎日、「引く」を忘れた体
現代の暮らしは、圧倒的に「前」でできています。パソコンのキーボードは体の前。スマートフォンも体の前。料理も、運転も、子どもの世話も、ほとんどの作業は腕を前に出して行います。
腕を前に出す姿勢が長く続くと、肩は前に巻き込み、背中の筋肉は引き伸ばされたまま、あまり使われなくなります。一方で、胸の前側の筋肉は縮こまりやすくなる。こうして、体の前と後ろの使い方に偏りが生まれます。
上半身の筋トレでは、動作を大きく「押す」と「引く」に分けて考えることがあります。腕立て伏せのように体から遠ざけるのが「押す」、ボートをこぐように体へ引き寄せるのが「引く」。初心者の筋トレは、どうしても腕立て伏せのような「押す」運動や、スクワットのような下半身の種目に偏りがちです。どちらも家で器具なしに始めやすいからです。
背中を鍛える「引く」運動は、本来なら鉄棒やケーブルのような、引っ張るための道具があるとやりやすい。だから自宅では後回しになり、ジムでもなんとなく避けられる。その結果、押す力に比べて引く力が弱いままの人が多いのではないか、と私たちは感じています。
初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。
背中の筋肉の、ざっくりした地図
背中と一口に言っても、いくつもの筋肉が重なっています。名前を全部覚える必要はありませんが、ざっくりした地図があると、「いまどこを使っているか」を意識しやすくなります。
- 広背筋(こうはいきん)。 脇の下から腰のあたりまで、背中の下半分を大きく覆う筋肉です。腕を上から下へ、前から後ろへ引くときに働きます。高い位置から物を引き下ろす、鉄棒にぶら下がって体を持ち上げる、といった動きの主役です。
- 肩甲骨のまわりの筋肉。 左右の肩甲骨の間にある筋肉(菱形筋など)や、首から背中の中ほどまで広がる僧帽筋(そうぼうきん)の中部・下部は、肩甲骨を背骨のほうへ寄せたり、下げたりする役目をします。
- 背骨に沿って縦に走る筋肉。 脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)と呼ばれる筋肉で、体を起こしたり、前かがみの姿勢を支えたりします。床の荷物を拾うとき、背中が丸まりすぎないように支えているのはこの筋肉です。
「引く」動きでは、これらの筋肉がチームで働きます。腕の力だけで引いているつもりでも、上手な人は背中から引いている。この「背中から引く感覚」をつかむのが、背中の筋トレの最初の、そしていちばん大事な一歩です。

背中を使う感覚のつかみ方
背中の筋肉は見えないので、使っている感覚がつかみにくいのが難しいところです。いきなり重いものを引くより、まず感覚を覚えるところから始めます。
肩甲骨を寄せて、下げる。 椅子に座るか立つかして、背筋を軽く伸ばします。両腕は体の横にだらりと下ろします。そこから、左右の肩甲骨を背骨のほうへ寄せ、そのままお尻のポケットに向かって下げるイメージで、三秒止めます。肩が耳に近づかないように。肩甲骨の間がじんわり熱くなる感じがすれば、そこが使えています。十回ほど繰り返します。
ひじで引く。 両腕を前にまっすぐ伸ばし、手のひらを向かい合わせにします。そこから、手で引くのではなく、ひじを後ろのポケットに入れるつもりで引いてきます。ひじが体の横を通り過ぎるところまで引いたら、肩甲骨が寄っているはずです。ゆっくり戻します。手首や指に力を入れすぎないのがコツです。「手は引っかけるフック、引くのはひじと背中」と覚えておくといいでしょう。
誰かに背中を触ってもらう。 一人で感覚がつかめないときは、家族に肩甲骨の間を軽く指で触ってもらい、「ここを寄せる」と意識しながら動かしてみます。触られている場所は、意識が向きやすくなります。パーソナルトレーニングで、トレーナーが背中に手を当てて「ここです」と伝えることがあるのも、同じ理由です。
引く前に、胸の前をほどいておく
背中を鍛えるとき、もう一つ覚えておきたいのが、反対側の胸の前をほどいておくことです。腕を前に出す姿勢が長い人は、胸の前の筋肉が縮こまりやすくなっています。そのまま背中を寄せようとしても、前側が引っ張り返してくるので、肩甲骨がうまく寄りません。
簡単なのは、ドアの枠を使う方法です。開いたドアの枠に、ひじを肩の高さで曲げて前腕を当てます。そのまま片足を一歩前に出し、胸を前へゆっくり押し出すと、胸の前から肩の前が伸びていきます。痛みのない範囲で、二十秒ほど呼吸を続けます。左右それぞれ行います。
筋トレの前にこれを一度やっておくと、背中を寄せる動きが少し楽になるのを感じるかもしれません。前をゆるめて、後ろを使う。体の前と後ろは、片方だけ鍛えてもうまく働かない、ひと続きの仕組みです。

自宅でできる「引く」動き
道具がない家でも、工夫すれば引く運動はできます。ここでは、筋トレの経験がない人や40代から始める人でも取り組みやすいものを挙げます。どれも、痛みのない範囲で、ゆっくり行ってください。
タオルを使ったローイング。 フェイスタオルの両端を持ち、腕を前に伸ばします。タオルが張るように左右に引っ張りながら、ひじを曲げて胸のほうへ引き寄せます。引ききったところで肩甲骨を寄せて一秒止め、ゆっくり腕を伸ばして戻します。タオルを左右に引っ張る力を強くすると、背中への負荷も増えます。十回を二〜三セットが目安です。
タオルの引き下げ。 タオルの両端を持って、両腕を頭の上へまっすぐ伸ばします。タオルを左右に引っ張りながら、ひじを曲げて、タオルを頭の後ろか首の前あたりまで引き下ろします。脇が締まり、背中の下のほうが働くのを感じるはずです。肩に痛みがある人は、無理に頭の後ろまで下ろさず、顔の前で行ってください。
片手をついてのダンベルロー(ペットボトルで)。 椅子の座面か低いテーブルに片手と同じ側の膝をつき、背中をまっすぐに保ちます。反対の手に水の入ったペットボトルを持ち、腕を床に向かってまっすぐ下ろします。そこから、ひじを天井へ引き上げるようにして、ボトルを脇腹のほうへ引き寄せます。腰をひねらないこと、背中を丸めないこと。左右それぞれ十回ずつが目安です。慣れてきたら、二リットルのボトルや、持ち手のある水の容器にしてもいいでしょう。
うつぶせの腕上げ。 床にうつぶせになり、両腕を頭の上に伸ばします。息を吐きながら、両腕と胸を床から少しだけ浮かせます。高く上げる必要はありません。こぶし一つ分でも十分です。腰が痛む場合はすぐにやめて、腕だけを交互に上げる形にしてください。
重さより「形」と「ゆっくり」
背中の筋トレで多い失敗は、重さを優先して形が崩れることです。重すぎるものを引こうとすると、背中ではなく腕と肩で無理やり引いてしまい、首や肩がつらくなります。腰を反らせて反動で引くと、今度は腰に負担がかかります。
最初のうちは、軽すぎるくらいの負荷でかまいません。大事なのは、次の三つです。
- 肩を上げない。 引くときに肩がすくんで耳に近づいたら、負荷が重すぎるか、腕だけで引いている合図です。
- ゆっくり戻す。 引くときより、戻すときのほうをゆっくりにします。ここで背中の筋肉がもう一度働きます。
- 呼吸を止めない。 引くときに吐き、戻すときに吸う。力むと息を止めがちなので、声に出して数えるのもいいでしょう。
国のガイドラインでも、筋力トレーニングは週2〜3日を目安にすすめられています(厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」)。背中だけを毎日鍛える必要はありません。週に二回、背中の日を作る。それを数週間続けると、掃除機を手前に引くときなどに、「あれ、前より楽かもしれない」と感じる瞬間が来るかもしれません。
40代から背中を鍛える理由
年齢を重ねると、筋肉の量は少しずつ落ちていくと言われます。腕や脚の筋肉は、歩いたり階段を上がったりする中である程度使われますが、背中の「引く」筋肉は、意識しないと使われる場面が少ない。だからこそ、40代からは意識して使っておきたい場所です。
背中の筋肉が働くと、肩を後ろに引いて胸を開く動きがしやすくなります。背中を丸めっぱなしにしない、という意味でも、背中を使う感覚を持っておくことには意味があると思います。
それに、暮らしの中で背中が弱いと困る場面は、年を重ねるほど増えていきます。重い荷物を持ち上げる。高い棚から物を下ろす。家族の介助をする。転びそうになったとき、手すりをつかんで体を引き寄せる。どれも「引く」力です。見た目のためだけではなく、これから先の暮らしを自分の体で回していくための筋肉だと考えると、背中を鍛える意味が少し違って見えてきます。
溶岩の部屋での背中のトレーニング
背中を一対一で見ていく場所は、35〜40℃の溶岩の部屋です。オンザショア立川店のパーソナルトレーニングは女性限定。イタリア産の天然溶岩石「バサルティーナ」の溶岩プレートを床に敷いた部屋で行います。
背中のトレーニングは、感覚をつかむまでが一番難しいので、一対一で見てもらえるパーソナルとの相性がいいと考えています。自分では背中を寄せているつもりでも、実は肩がすくんでいる。腰が反って反動を使っている。そういう、鏡では見えないクセを、そばで見ている人なら指摘できます。オンザショアでは、その日の体の状態や普段の姿勢のクセを聞いたうえで、その人に合った動かし方と回数を組み立てていきます。重さを増やす前に、背中を使えているかを見る。鏡に映らない場所だからこそ、そこを置き去りにはしません。
暑い部屋でのトレーニングは、体が温まりやすい一方で、普段より体に負担がかかります。水分をこまめにとり、気分が悪くなったらすぐに休むこと。それがいちばん大事な決まりです。
週1回・月4回で背中の動きを確かめていくパーソナルトレーニングには、45分と60分の枠があります。45分は会員が税抜39,920円(税込43,912円)、非会員が税抜50,000円(税込55,000円)。60分を選ぶ場合は、会員が税抜50,000円(税込55,000円)、非会員が税抜59,920円(税込65,912円)です。
医師から運動を止められている方は利用できません。持病やけがのある方、肩・腰・首に痛みやしびれのある方は、事前に医師に相談してください。
まとめ
背中は、鏡に映らないから後回しにされる筋肉です。けれど、腕だけでは支えきれない日常の動きを、後ろから受け持っているのが背中です。目につかない場所にも、暮らしを回す仕事があります。
前に腕を出してばかりの毎日では、背中は使われにくくなります。まずは肩甲骨を寄せて下げる感覚、ひじで引く感覚をつかむところから。タオルやペットボトルを使えば、自宅でも引く運動はできます。重さより形を、速さよりゆっくりを。肩を上げず、ゆっくり戻し、呼吸を止めない。週に二回、背中の日を作るだけでも、引く力は少しずつ育っていきます。
ここに書いた体の変化の感じ方には個人差があります。回数をこなすために痛みを押し切らず、その日の動きを止める判断も大切にしてください。
立川でパーソナルトレーニングを体験してみる
オンザショア立川店のパーソナルトレーニングは女性限定です。体験は1回 税抜4,980円(税込5,478円)で、事前決済です。溶岩の部屋で、背中の使い方を一対一で確かめてみてください。
ヨガ・ピラティスから体を動かし始めたい方には、期間限定の体験もあります。税抜1,800円(税込1,980円)を事前決済し、60分のレッスンに参加する形です。ヨガマットはレンタルでき、バスタオル2枚とフェイスタオル1枚も体験に含まれます。パーソナルでもヨガでも、体験当日に入会すれば、合計税抜20,000円(税込22,000円)の入会金・登録料は免除されます。
「背中を動かしているつもりなのに、腕ばかり疲れる」。そんな疑問は公式LINEに書いて送ってください。予約には24時間受付のWeb予約も使えます。レッスン中は電話に出られないことが多いため、予約や質問にはWeb予約かLINEをお願いします。
場所はJR立川駅北口から徒歩1分、東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3F。年中無休、毎日8:00〜23:30。鏡に映らない場所こそ、誰かに見てもらう価値があります。
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