二の腕の筋トレはイージーバーで変わる?握る角度と前腕の筋活動を読み分ける

ヨガとからだの記事のイメージ写真 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

直線と波形の差を、使い心地と並べて考える

曲がった持ち手に替えると、手の収まり方が変わる。その感想を選択に使うことは、直線バーと波形バーの差が小さく、主観的な快適さで選べるという比較研究の考察に沿っている。まず確かめたいのは、波形バーがダンベルに対して示した高い活動と、直線バーとの差が別の結果だという点である。[9]

直接比較で測ったのは、力こぶに当たる上腕二頭筋だけではない。前腕の腕橈骨筋も対象だった。二の腕という検索語で読み始めても、結果を読むときには筋肉の名前を分けておく。前腕の活動を示す結果を、そのまま腕全体の変化として受け取ると、測定した場所が曖昧になる。[9]

同じ器具でも、動きのどこを集計したかで説明は変わる。波形バーとダンベルの比較について、著者らは動作全体や下ろす局面に関わる筋活動の利点を述べている。この説明を「上げる瞬間から最後まで、どこでも一律に優れる」と縮めず、器具と局面を組にして読む。直線バーとの選択では、改めて両者の差が小さいという結論に戻る。[9]

たとえば練習メモには、バーの種類、握った場所、上げ下ろしのどちらで扱いにくかったかを書く。「手に収まる」と「下ろす途中で持ち直したくなる」は、次に道具を選ぶための異なる情報だ。快適さを言葉にするときにも、ひとまとめの好き嫌いより、動作の場面を添えた方が自分の選択を振り返りやすい。

同じカールでも、抵抗のかかり方は別の比較になる

補助的に、バーベルと自重をつり下げる器具での立位カールを比べた実験もある。筋トレ経験のある男性9人が参加し、最大挙上重量の70%に相当する条件で、疲労するまで動作を行った。18〜39歳の女性で同じ負荷や筋活動の違いが生じるかは、この男性の実験からは判断できない。[10]

自重をつり下げる条件では、持ち上げる局面の進行とともに抵抗が低下し、バーベル条件の方が平均の負荷と上腕二頭筋の筋活動が高かった。これは波形バーと直線バーの優劣を測った実験ではなく、カールという名前が同じでも、抵抗のかかり方まで同じにはならないことを示す比較である。腕橈骨筋についての直接比較は、波形バーの研究に戻って読む。[10][9]

この補助研究をバー選びの順位表に加える必要はない。自重を使う条件の結果から、イージーバーが直線バーより優れると結論することもできない。持ち手の角度を変えたのか、抵抗を生む仕組みを変えたのかを分けるための材料として位置づける。選択の答えは、選択肢どうしを比べた実験から探す。[10][9]

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

太い持ち手の研究と、曲がったバーを混同しない

器具を探していると、持ち手を太くする方法も目に入る。形が違うという点は共通していても、太さを変える実験と、握る向きを変える実験は分けて読みたい。太さの研究には、筋トレ経験のある男性15人が参加し、通常のバーと、太い持ち手を付けた条件を無作為の順番で試したものがある。18〜39歳の女性にも同じ結果が当てはまるかは、この男性の実験だけでは確定できない。[7]

この研究では、カールを含む各種目の最大挙上重量が、太い持ち手の条件で有意に低下した。ところが、筋活動の変化は種目で同じではなかった。体の前で重りを引く一部の種目や懸垂では、前腕や肩の筋活動が増え、上腕側の活動が減った。一方、コンセントレーションカールでは筋電図の活動に差がなかった。[7]

カールという名前が同じ棚に入っていても、「太くすれば前腕も二の腕も必ず強く働く」という結論にはならない。持ち上げられる最大の重さが減ったことと、カールの筋活動に差がなかったことが同時に起きている。器具の扱いにくさ、挙がる重量、電極で捉えた活動は、同じ数字の別名ではないのである。[7]

太い持ち手を試して重さを減らした経験がある人も、その変化を波形バーへそのまま持ち込まない方がよい。太さの研究は太さの条件、直線と波形の研究はその器具の条件で判断する。前腕という言葉が共通しているだけで研究をつなぐと、肝心の何を変えた実験なのかが抜け落ちる。[7][9]

負荷の比較でも同じ注意が要る。器具比較では、それぞれの最大挙上重量に対する65%が使われた。一方、太い持ち手では最大挙上重量自体が低下した。したがって「同じ重さを付けている」という記録だけでは、能力に対する負荷の割合までそろったことにはならない。器具が変わる日の記録には、重さと形を一緒に残しておくとよい。[7][9]

これは、手元で最大重量を測り直すことを勧める話ではない。研究の比較条件を理解するための整理である。いつものバーと違う器具で回数が減っても、それだけで筋力が落ちたと決めない。道具の条件が出力に関わりうるという結果を知っていれば、重さの記録を読み違えずに済む。[7]

立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

よくある誤解

「イージーバーは直線バーより、誰でも大きな筋活動を得られる」という理解は広げすぎである。直接比較した実験では、両者の差は小さいとされ、選択には主観的な快適さが挙げられた。ダンベルより高い活動という結果を、直線バーにも一律に当てはめないことが大切だ。対象と実験条件を越えて、万能な器具へ格上げする理由はない。[9]

「下ろす動きで前腕が気になるのは、力こぶを使えていない証拠」という決め方も早い。握りと局面を分けた研究では、下ろす局面で腕橈骨筋が上腕二頭筋より高い活動を示した。ここで示されたのは電極で捉えた筋肉間の活動差である。自分の感想をそのままこの測定値として扱わず、局面によって活動の関係が変わるという結果として読む。[5]

「握りやすいバーなら手首のけがを防げる」という期待も、使い心地の話から先へ進みすぎている。直線バーと波形バーの選択について示された快適さは、本人が感じる使いやすさの基準である。それを、長期の傷害予防が確かめられた意味へ読み替えることはできない。快適さは選ぶ材料として使い、医療上の保証にはしない。[9]

握り方の研究で参加者が男性だった点も忘れないようにしたい。男性の実験で得られた活動の特徴は参考になるが、女性の腕にも同じ大きさの差が出ると数字を移し替えることは避ける。目の前の自分にとっては、研究が与える比較の視点と、実際に扱った際の経験をそれぞれ持っておく方が実用的だ。[5]

今日からできること

  • 比較の相手を決める。直線バーからの持ち替えなら、ダンベルとの差を理由に優劣を決めず、直線と波形の差が小さかった結果を出発点にする。[9]
  • 動作の感想を上げる側と下ろす側に分ける。握り方の実験は男性12人で局面ごとの活動を調べており、全体の印象だけでは隠れる違いに目を向ける助けになる。[5]
  • 重さとバーの種類を一緒にメモする。器具比較の65%という負荷は各条件の最大能力に対する値であり、自分の普段の重さにそのまま置き換える数字ではない。[9]
  • 使い心地を道具選びの材料にする。直線バーと波形バーの差が小さかった比較では、著者らが主観的な快適さを選択の基準に挙げている。[9]
  • 10回という実験条件を、必ず守る練習回数にはしない。回数の処方を得たのか、器具を比較するための条件を読んだのかを分け、扱いやすさを含めて道具を選ぶ。[9]
筋トレ美女 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

オンザショア立川店で、運動を予定に置く

道具の違いを考える時間と、運動する時間を暮らしの中に置くことは、それぞれの課題である。オンザショア立川店は営業時間が8:00〜23:30、年中無休。JR立川駅北口から徒歩1分、東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3Fにある。仕事や用事の前後で、通う時間帯を検討できる場所である。

溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガのほか、常温のヨガ、ピラティス、パーソナルトレーニングがある。女性専用のキックボクササイズ、ボクササイズ、HIITもあり、ヨガだけで25種類以上のレッスンを用意している。運動を続ける場を選ぶ際には、種目と生活時間の両方から考えられる。

妊娠中は溶岩ホットヨガに参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。

ヨガの体験レッスンは税込1,980円で、60分のレッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルを含む。店の案内と料金で通い方を確認し、体験の予約を予定に合わせて検討できる。

参考文献

[5] Effects of grip variation on biceps brachii and brachioradialis electromyographic activity during concentric and eccentric phases of the barbell curl exercise — Uysal A, Karaduman B, Soslu R, Lök S, Govindasamy K, Tejaswi J, Uysal HŞ., 2026, BMC sports science, medicine & rehabilitation. DOI: 10.1186/s13102-026-01867-7

[7] Impact of Fat Grip Attachments on Muscular Strength and Neuromuscular Activation During Resistance Exercise — Krings BM, Shepherd BD, Swain JC, Turner AJ, Chander H, Waldman HS, McAllister M, 2021, Journal of strength and conditioning research. DOI: 10.1519/jsc.0000000000002954

[9] Differences in electromyographic activity of biceps brachii and brachioradialis while performing three variants of curl — Marcolin G, Panizzolo FA, Petrone N, Moro T, Grigoletto D, Piccolo D, Paoli A., 2018, PeerJ. DOI: 10.7717/peerj.5165

[10] The acute effects of bodyweight suspension exercise on muscle activation and muscular fatigue — Cayot TE, Lauver JD, Scheuermann BW., 2017, European journal of sport science. DOI: 10.1080/17461391.2017.1298670

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

ヨガとからだの小さな疑問のほかの記事

ヨガとからだの小さな疑問の一覧

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

💬 ご質問がある場合はこちらからどうぞ

オンザショアのチャットで質問する(24時間受付)

レッスン内容・料金・体験のご予約など、気になることをお気軽にお尋ねください。

author avatar
宮川涼 Founder
1

2

関連記事

ご体験予約