大胸筋の筋トレはダンベルを縦に握る?手の向きと胸の働きを分けて読む

ヨガとからだの記事のイメージ写真 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

回数が増えた日は、握り以外の条件も見る

「向かい合わせて握ったら、前より多く押せた」。そんな日の記録は残す価値がある。ただし、回数の増加を握りの効果と決める前に、休み方を確認したい。ベンチプレスの反復回数は、同じ運動でもセット内の休息条件によって異なる結果が出ている。[6]

レクリエーションとして筋力トレーニングを行う男性12人の無作為化された条件比較では、最大挙上重量の約85%で限界まで反復した。続けて行う条件と、3回の反復ごとに10秒または20秒休む条件を比べている。20秒休む条件では、ベンチプレスの反復回数が連続条件の6.8±1.6回から11.4±2.9回へ増えた。男性の高負荷運動で得られた増加幅を、18〜39歳の女性にそのまま当てはめることはできない。[6]

一方、10秒休む条件は、連続条件に比べてベンチプレスの反復回数を有意には増やさなかった。同じ「途中で休む」でも結果は一致しない。また、これは高負荷で限界まで行う実験であり、自宅で休息時間をそのまま採用する勧めではない。比較したいなら休息条件も記録する必要がある、という読み方が適切だ。[6]

この休息の試験は同じ参加者が複数の条件を経験し、条件の順序を調整して比べている。それでも分かったのは、その日の実施条件による反復や生理的反応の違いである。回数を多く行えた条件が、そのまま長期の筋肥大で優れるという結論ではない。家庭の比較でも、今日の遂行能力を知る記録と、続けた結果を知る記録には別の役割がある。[6][7]

例えば、前回は連続で押し、今回は動画を止めて持ち直してから再開したとする。この場合、握りの変更と反復途中の休みが重なっている。「縦に握ったから回数が伸びた」と書くより、「握りと休み方を変えた日に回数が伸びた」と残したほうが、あとで判断しやすい。休息が反復回数に影響し得るという実験結果を、日常の記録に生かす考え方である。[6]

テンポも見落としやすい。健康な男性14人を対象とする無作為化クロスオーバー試験では、挙上速度を基にした方法と、テンポを基にした方法でベンチプレスを比較している。最大挙上重量の70%で限界に達するセットでは、速度を基にした方法のほうが総挙上負荷量は多く、筋肉が張力を受ける合計時間には有意差がなかった。18〜39歳の女性でも同じ差が出るかは、この男性対象の結果からは決められない。[19]

総挙上負荷量と張力を受ける時間は、運動量を捉える別々の指標である。動いた時間だけで総挙上負荷量を置き換えることはできない。この研究は握りの比較ではないが、握りを試す日に動かす速さまで変えると解釈が難しくなる理由を補っている。「ゆっくりだったから良い」とも「多く押せたから胸に最適」とも、単独の指標からは決めない姿勢が必要だ。[19]

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

自宅の比較では、答えより先に記録の欄を作る

研究を生活へ移すなら、まず何を比べたいのかを短い言葉にする。「手のひらを向かい合わせたときの押しやすさを確かめたい」なら、それが問いになる。胸を育てる最良の方法を一度で決める問いに広げると、その場の感触と長期の変化が混ざってしまう。筋活動の実験と継続した訓練の実験が測っているものは異なる。[2][7]

メモには、握りの向きに加えて、器具、姿勢、手幅、重さ、反復、休息、動かす速さを書き分ける。手幅と姿勢は握りの研究で異なっていた条件であり、休息と速度の管理は別のベンチプレス研究で結果に関わった条件だ。これらは実験室の再現を家庭に求めるためではなく、何が同時に変わったかを忘れないための欄である。[2][6][19]

記録する量を増やすことと、毎回すべてを改善することは別だ。「今日は向きを変えたが、重さも変えた」と分かるだけでも、その日の回数を握りだけの成果にしないで済む。逆に、前と似た条件で取り組めたなら、その範囲で押しやすさを比べる材料になる。家庭の記録には、比較できる日と比較しにくい日があってよい。

また、胸に意識を向けた感想と、測定機器で得た筋活動の値を同じものとして扱わないようにしたい。「胸を使った感じがした」は本人の運動の記録であり、「大胸筋の鎖骨側が約30%だった」は研究の特定の条件で得られた値だ。感想を消す必要はないが、研究の数字を感想の証明として貼り付けないほうが、判断は落ち着く。[2]

記録の結論を急がないために、研究の対象も欄外に残しておくとよい。握りの筋活動研究は身体活動のある成人を対象とし、速度低下の訓練試験は筋力トレーニング経験のある男性を対象としている。普段ほとんど重りを扱わない人が、経験者の研究条件をそのまま自分の出発点にする必要はない。対象が近いかを確認することは、論文を遠ざける作業ではなく、自分に使う際の範囲を決める作業である。[2][7]

誰かに相談するときも、「縦と横のどちらが正解か」だけでなく、使える器具や扱える負荷、慣れている動作を添えたい。研究者が種目選択に挙げたのも、筋活動以外に、負荷を扱う能力、技術の水準、競技への応用という要素だった。競技をしていない人にとっても、数値の高い種目を無条件に選ばないという視点は参考になる。[2]

立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

よくある誤解

「手のひらを向かい合わせるだけで、胸の上部の活動が必ず高くなる」という理解は、比較条件を省いている。約30%と約25%の差は、座位のニュートラルグリップのチェストプレスと、臥位の回内グリップのベンチプレスの間にあった。ダンベルの向きだけの勝敗に直さず、姿勢と器具を付けたまま覚えたい。[2]

「肩の筋活動が同じなら、安全性も同じ」という解釈も飛躍である。約24%で有意差がなかったのは三角筋前部の筋活動であって、傷害の発生率ではない。胸の筋活動の高低から、個人の肩に合う握りを判定することもできない。痛みのある動作を研究の順位で押し切らず、個別の健康状態の判断は医師に相談する領域だ。[2]

「筋活動が高いほど、必ず筋肉が大きくなる」という説明では、運動中の測定と長期の結果をつなぎすぎている。断面積を調べた訓練試験は、筋活動の比較とは別に、一定期間の訓練を組んで前後の変化を評価した。また、ある群だけに有意な変化があっても、群間の変化の差は別に検定する必要がある。握りを選ぶ際にも、目立つ数字の意味を途中で変えないことが大切だ。[2][7]

今日からできること

  • 比べる問いを「手の向きを変えたときの押しやすさ」に絞り、手幅と姿勢を併記する。成人20人の筋活動研究では、それらの条件も異なっていた。[2]
  • 約30%と約25%を筋肥大率として使わない。これは最大随意等尺性収縮を基準とする胸の鎖骨側の筋活動である。[2]
  • 回数を記録したら休み方も書く。男性12人の条件比較では、反復途中の20秒の休息でベンチプレスの反復回数が増えた。実験の負荷設定をまねる必要はない。[6]
  • 握りを変えた日にテンポも変えたか振り返る。男性14人の試験では、速度を基にした方法とテンポを基にした方法で総挙上負荷量が異なった。[19]
  • 続けた後の変化と、その場の手応えを別に残す。男性24人の8週間の試験のように、筋力や筋肉の断面積の変化を扱う研究は、筋活動実験とは評価の時間軸が異なる。[2][7]
筋トレ美女 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

オンザショア立川店を、動きを続ける予定に入れる

手の向きだけで種目を選ばず、器具や取り組む運動も含めて考える。その次に、継続する時間と場所を決めたい。オンザショア立川店は、JR立川駅北口から徒歩1分、東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3Fにある溶岩ホットヨガスタジオだ。営業時間は全曜日8:00〜23:30、年中無休である。通う時間を生活の予定と照らし合わせられる。仕事の前か帰り道か、休日か。運動の予定をどこへ置くかを、所在地と営業時間から検討する場所である。

溶岩プレートを敷いたスタジオのホットヨガに加え、常温のヨガ、ピラティス、パーソナルトレーニングがある。女性専用のキックボクササイズ、ボクササイズ、HIITも扱い、ヨガだけで25種類以上のレッスンがある。種目と時間を確認する入り口は店のトップである。

参加条件も予定と併せて確認したい。妊娠中は溶岩ホットヨガに参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。ヨガの体験レッスンは税込1,980円で、60分のレッスン、バスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルを含む。料金と体験の予約から内容を確認できる。

参考文献

[2] Comparison of Muscle Activity between the Horizontal Bench Press and the Seated Chest Press Exercises Using Several Grips — Muyor JM, Rodríguez-Ridao D, Oliva-Lozano JM., 2023, Journal of human kinetics. DOI: 10.5114/jhk/161468

[6] Effects of Continuous and Cluster-Set Configurations Performed to Failure on Performance and Physiological Responses in the Bench Press and Half Squat — Tsoukos A, Ververis A, Bogdanis GC., 2026, Scandinavian journal of medicine & science in sports. DOI: 10.1111/sms.70337

[7] Effects of Velocity Loss Programming in the Bench Press on Strength Gains and Hypertrophy — Mariscal Campón G, Asín Izquierdo I, Cornejo Daza PJ, Ortega Becerra M, Pareja B, 2026, International journal of sports medicine. DOI: 10.1055/a-2860-6331

[19] Bench-Press Performed With a Velocity- and Tempo-Based Approach: Are There Differences in Volume Load, Time Under Tension, and Metabolic Demands? — Fitas A, Miras-Moreno S, Oliveira JH, Cidrais M, Pezarat-Correia P, Schoenfeld B, 2026, Sports health. DOI: 10.1177/19417381261416535

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

ヨガとからだの小さな疑問のほかの記事

ヨガとからだの小さな疑問の一覧

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

💬 ご質問がある場合はこちらからどうぞ

オンザショアのチャットで質問する(24時間受付)

レッスン内容・料金・体験のご予約など、気になることをお気軽にお尋ねください。

author avatar
宮川涼 Founder
1

2

関連記事

ご体験予約