
好みを変えるより、選べる食品を変えた試験
では、甘さを下げる試みは何も役立たないのか。炭酸飲料を用いた研究は、答えをもう少し細かくする。米国とメキシコで行われた二重盲検のランダム化比較試験では、普段から砂糖入り、または低カロリー甘味料入りの炭酸飲料を飲む人を対象に、6か月間、元の甘さを保つ条件、段階的に甘さを下げる条件、初めから甘さを下げる条件を比べた。習慣的に炭酸飲料を飲む人の結果であり、18〜39歳の女性全般への適用には、普段の飲み物や生活環境の違いを考える必要がある。[6]
米国の砂糖入り飲料を習慣的に飲む集団では、段階的に下げる方法も直接下げる方法も、甘さを下げた飲料への好みを維持するのに同程度に有効だった。一方で、甘さの強さの知覚には作用しなかった。米国の低カロリー甘味料入り飲料の集団と、メキシコの両集団では、知覚や好みへの有意な作用はなかった。[6]
この違いを消して「薄味には誰でも同じように慣れる」と書くことはできない。どこで暮らし、もともと何を飲んでいた人かによって結果が分かれたからだ。ただし、甘さを下げた両条件の参加者は、すべての集団で対照条件よりも甘さを下げた飲料を購入する意向が高かった。好みの尺度と、買ってもよいという評価にもずれがあった。[6]
購入意向は、実際の購入量でも、その後の食事量でもない。それでも日常に引き寄せれば、「自分の舌はもう変わらないから、この飲み物は無理だ」と決める前に、選択肢として受け入れられるか試す余地はある。大切なのは、甘さを下げた品を選べたという行動に、味覚が変わったという説明を無理に添えないことだ。[6]
摂取量を実際に変えた例としては、就学前児と保護者70組を対象とした4か月のランダム化比較試験がある。介入群は糖と甘さを抑えたおやつを毎日受け取り、保護者は栄養と歯の健康に関する教育を受けた。家庭から砂糖入り飲料を除く助言も含まれた。対照群は一般的な子ども向けのおやつと、保護者への一般的な健康教育だった。就学前児の結果を、18〜39歳の女性の摂取量の予測にそのまま使うことはできない。[4]
4か月時点で、介入群の子どもの添加糖摂取は対照群より1日当たり小さじ10.1杯分少なかった。群間差の95%信頼区間は小さじ6.2〜14.0杯分少ない範囲である。砂糖入り飲料からのエネルギーも1日103.3kcal少なく、その95%信頼区間は47.5〜159.2kcal少ない範囲だった。信頼区間は、差の推定にある不確かさを幅で示すものだ。[4]
ところが、最も好きな砂糖の濃度は変わらず、選ばれた低糖のおやつの好みや摂取量にも介入による変化はなかった。食事全体の添加糖を減らせたことと、舌が薄い甘さを好きになったことは一致していない。甘さの好みを先に変えなければ食べ方は変えられない、という順番を必要としない結果である。[4]
おやつの提供と保護者への教育を組み合わせているため、結果を「甘さを下げた効果」だけに帰すこともできない。家庭に置く飲み物と、用意されるおやつ、選び方に関する働きかけが一緒になった試験として読む必要がある。[4]
さらに、介入群では好む塩味の濃度が高くなる変化もあった。ナトリウム摂取量は変わらなかったが、糖を減らす食品づくりで塩味側にも注意を向けるべきことを示す結果だった。甘さだけを下げたという表示を、食品全体の評価の代わりにはできない。[4]
初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。
よくある誤解
「甘いお菓子を食べ続けると、必ずもっと甘い物が必要になる」。成人の半年間の試験では、甘さへの接触を変えても、好みや甘さの強さの知覚に群間差はなかった。系統的レビューでも長期の関係は一貫せず、「必ず」の部分は支持されない。特定の味が好きであることを、感覚が壊れている証拠として扱う必要はない。[3][16]
「お菓子を控えたのに甘い物が好きなままなら失敗だ」。低糖のおやつと家庭への教育を組み合わせた子どもの試験では、最も好む甘さが変わらなくても、添加糖と砂糖入り飲料の摂取は減った。好みが残っていることだけで、食べ方の変化を見落としてはいけない。甘い物が好きという答えと、今日何をどれだけ選んだかは、別々に確かめられる。[4]
「段階的に甘さを下げるのが、全員に最も効く」。炭酸飲料の試験では、米国の砂糖入り飲料の集団で段階的な変更と直接の変更に同様の作用があったが、他の集団では知覚や好みへの有意な作用は見られなかった。ゆっくり下げることを唯一の正解にする結果ではない。受け入れられる品を探すときに、変更手順そのものを厳しい課題にしなくてよい。[6]
子どもの短い試験も、慣れの説明には慎重さを求める。4〜7歳の65人を甘い飲料、酸っぱい飲料、水の群に無作為に分け、14日間毎日接触させた研究では、甘さの好みや甘い・酸っぱい製品の好みは介入の影響を受けなかった。後の測定で甘さの好みが上がっていても、その変化は介入によるものではなかった。対象は幼児・児童であり、18〜39歳の女性でも同じ反応になるかは、この試験からは判断できない。[7]
これは「前より甘い物が好きになった」という時間の変化を見ただけでは、原因を以前のおやつに決められない例でもある。研究は、比較する相手を置いて初めて、その介入で起きた差かを問い直せる。家庭での実感にも価値はあるが、昨日のお菓子を今日の気分の唯一の原因にする必要はない。[7]

今日からできること
- 甘さの印象と食べた内容を別に記録する。「甘かった」「好きだった」に加え、何を選んだかを残す。成人180人の試験も、知覚・好み・食品選択・摂取量を分けて評価している。[3]
- 甘さを下げた飲み物に替えるなら、段階的な変更と直接の変更をどちらも選択肢にする。6か月の炭酸飲料試験は、全員に同じ方法が優れるとは示していない。[6]
- 家に置くおやつと飲み物を一緒に見直す。70組の親子の試験で糖の摂取が減ったのは、低糖のおやつと保護者への教育を組み合わせた条件である。甘さだけを変える方法とは区別して参考にしたい。[4]
- 好きな味が残っていても、買う品や飲む物が変わったなら、その行動を記録に残す。4か月の子どもの試験では、最も好む砂糖濃度が変わらなくても摂取量は減った。[4]
- 空腹時と食後の評価を混ぜずに振り返る。99報を整理した甘さの好みのスコーピングレビューは、空腹か満腹かも好みに関係する要因として挙げている。[20]
記録を付ける目的は、おやつを食べた自分の採点ではない。買った飲み物を変えたのか、味の感想だけが変わったのか、話の対象を見失わないためだ。好みが変わるまで成功と呼べないという基準を置くと、実際の摂取の変化が見えなくなる。研究で別々に測った結果を、日々の観察でも別々のまま持っておきたい。[3][4]
たとえば、仕事が長引いた日の帰り道と、食事を終えて休んでいる夜とを比べて、欲しい甘さが違うと感じたとする。それをすぐに長年のお菓子の習慣で説明するより、まず空腹かどうかをメモに添える。甘さの好みに関係する条件を整理したレビューの読み方を、日常の観察に移すなら、このような小さな区別からである。[20]
年齢や空腹状態、遺伝に関わる要因など、甘さの好みに関係する候補は多い。99報を整理したレビューも、研究方法のばらつきから全体の解釈が難しいとした。さまざまな年齢や条件の人を扱うため、18〜39歳の女性にそのまま当てはめるには対象と条件をそろえた検証が必要である。人と同じ甘さを好きになることを目標にせず、自分が選んだ食品と生活の場面を確認するほうが、この問いには合っている。[20]
オンザショアで、味の採点と分けて運動の予定を持つ
甘さの好みを変える課題を抱え込むより、日々の予定に運動の場所を持ちたい。その選択肢となるオンザショア立川店は、営業時間が8:00〜23:30、年中無休のスタジオである。仕事の前後など、自分の生活のどこに通う時間を置くかを考えられる。
場所は東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3F。JR立川駅北口から徒歩1分にある。溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガに加え、常温のヨガ、ピラティス、女性専用のキックボクササイズ、ボクササイズ、HIIT、パーソナルトレーニングを用意している。ヨガだけでも25種類以上のレッスンがある。
参加する種目を決める際には、体の状態も確認したい。妊娠中は溶岩ホットヨガに参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている場合は利用できない。
ヨガの体験は税込1,980円で、60分のレッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれる。
通う条件は店舗の案内と料金で確かめ、時間が決まったら体験予約へ進める。食事の工夫と並べて、続ける予定を具体的に置くための場所である。

参考文献
[3] The Sweet Tooth Trial: A Parallel Randomized Controlled Trial Investigating the Effects of A 6-Month Low, Regular, or High Dietary Sweet Taste Exposure on Sweet Taste Liking, and Various Outcomes Related to Food Intake and Weight Status — Čad EM, Mars M, Pretorius L, van der Kruijssen M, Tang CS, de Jong HB, Balvers M, 2026, The American journal of clinical nutrition. DOI: 10.1016/j.ajcnut.2025.09.041
[4] Exposure to low-sweet snacks and caregiver nutritional and dental health education lowered children’s added sugar intake: a randomized controlled trial — Mennella JA, Coffman DL, Merchan MT, Croce CM, Smethers AD, Fisher JO., 2026, The American journal of clinical nutrition. DOI: 10.1016/j.ajcnut.2026.101272
[6] Change in liking following reduction in sweetness level of carbonated beverages: a randomized controlled parallel trial — Mah E, Kamil A, Blonquist TM, Rehm CD, Qu S, Stern P, Wilson AR., 2024, Scientific reports. DOI: 10.1038/s41598-024-77529-w
[7] Sweet and sour sips: No effect of repeated exposure to sweet or sour-tasting sugary drinks on children’s sweetness preference and liking — Mueller C, Zeinstra GG, Forde CG, Jager G., 2024, Appetite. DOI: 10.1016/j.appet.2024.107277
[16] Sweet taste exposure and the subsequent acceptance and preference for sweet taste in the diet: systematic review of the published literature — Appleton KM, Tuorila H, Bertenshaw EJ, de Graaf C, Mela DJ., 2018, The American journal of clinical nutrition. DOI: 10.1093/ajcn/nqx031
[17] Scoping Review and Evidence Map of the Relation between Exposure to Dietary Sweetness and Body Weight-Related Outcomes in Adults — Higgins KA, Rawal R, Baer DJ, O’Connor LE, Appleton KM., 2022, Advances in nutrition (Bethesda, Md.). DOI: 10.1093/advances/nmac090
[19] Perspective: Measuring Sweetness in Foods, Beverages, and Diets: Toward Understanding the Role of Sweetness in Health — Trumbo PR, Appleton KM, de Graaf K, Hayes JE, Baer DJ, Beauchamp GK, Dwyer JT, F, 2021, Advances in nutrition (Bethesda, Md.). DOI: 10.1093/advances/nmaa151
[20] Determinants of Sweetness Preference: A Scoping Review of Human Studies — Venditti C, Musa-Veloso K, Lee HY, Poon T, Mak A, Darch M, Juana J, Fronda D, No, 2020, Nutrients. DOI: 10.3390/nu12030718
この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。
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