脂肪燃焼のお茶は二煎目も同じ成分?カテキンとカフェインの出方を研究で読む

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いれたあとに待つ時間も、お茶の条件になる

二煎目をあとで飲もうと、温かいまま置いておく。ここには「茶葉から成分を出す」という工程に加えて、「出したあとに保つ」という工程がある。緑茶のいれ方と加熱中の安定性を調べた実験は、この区別をはっきり示している。抽出した時点と飲む時点では、成分量が変わることがある。[6]

選んだ緑茶抽出液を80°Cで1時間保持すると、EGCGの残存率は蒸留水で38.4%、ミネラル水で1.4%となった。水のミネラル化が高くなるにつれて、保持後のEGCGが大きく減ったのである。ここでの残存率は、一定の加熱後にどれだけ保たれたかという数字であり、茶葉から何割取り出せたかを表す抽出率とは違う。[6]

たとえば「残存率が低い」という一文を見て、二煎目に残る茶葉の成分が少ない話だと思うと、比較する場所を取り違える。この実験が見ているのは、いれたお茶を加熱して保持した後の変化だ。急須に残った茶葉と、容器に移した液体は、測っている対象が違う。二煎目の話ほど、何の中に残るのかを言葉にしたい。[6]

同じ実験では、レモン汁で酸性にすると、水の種類にかかわらずEGCGの残存率が約95%に保たれ、化学的な抗酸化活性もおおむね保たれた。酸を加えることが、この実験条件での安定性に関わったという結果である。家庭でレモンを加えれば脂肪燃焼が増える、という意味の数字ではない。[6]

また、蒸留水の結果を見て、普段使う水をすべて変える必要もない。研究条件の説明と、生活で採用する選択肢は分けてよい。味や準備のしやすさを考えながら飲むお茶に、分析装置と同じ目的を背負わせる必要はないのである。研究を役立てるなら、いれた時点の成分値だけで、その後のお茶まで説明し切らないことを覚えておきたい。[6]

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抽出量、体内での変化、脂肪燃焼をつなぎ過ぎない

茶の抽出技術のレビューには、水だけでなく、水とエタノールの混合液などを使う方法や、超音波、マイクロ波などを使う方法が登場する。これらは目的の成分を効率よく回収するための技術である。抽出効率が高いという結果は、成分を取り出す工程についての評価であり、飲んだ人の体で同じ倍率の変化が起こるという説明にはならない。[4]

茶葉を電気的な処理などで前処理し、高温の水で成分を取り出した実験では、無処理に比べて総カテキン量が15.43%または25.09%増加した。条件には130°Cでの抽出が含まれる。急須でいれる二煎目とは異なる設備と工程を使った実験だ。数字だけを見て、家庭のお茶を濃くすれば同じ効果になるとは考えない。[16]

「抽出物」という言葉も見過ごせない。乾燥した茶葉を基準にした量、抽出物を基準にした量、飲み物の一定量に含まれる濃度は、分母が違う。抽出技術を比較する研究を読むときには、何に対する量なのかを確かめたい。研究の成分値をそのまま普段の湯飲みに当てはめないための、地味だが必要な確認である。[16]

ボランティアを対象に緑茶由来の成分を摂取してもらった研究では、その後の代謝物も調べられている。二重盲検の無作為化比較試験で、26人が緑茶とビタミンCのサプリメントを、24人が偽薬を3か月摂取した。尿を分析すると、緑茶摂取後に、体内で別の基が結び付いた抱合型の成分や、遊離型の成分が確認された。この結果を18〜39歳の女性が飲む二煎目の脂肪燃焼効果にそのまま当てはめることはできない。[5]

この研究の中心は、緑茶由来の成分と代謝物を測定する分析方法である。尿中に成分が確認されたことを、そのまま体脂肪の減少の証拠にすることはできない。飲み物に何が含まれるか、摂取後に何が検出されるか、体の状態がどう変わるかは、つながってはいても同じ測定項目ではないからだ。[5]

さらに、この試験は緑茶とビタミンCのサプリメントを使っている。急須でいれたお茶だけの試験として紹介するのも適切ではない。研究の対象と方法を添えることは、細かい注意書きではなく、結果がどんな場面に当てはまるかを読むための本体である。二煎目の価値を、この試験の人数や期間から直接決めることはできない。[5]

尿の分析では、結び付いた基を持つ抱合型が26種類、遊離型が3種類確認された。緑茶中の成分名を覚えることだけでは、摂取後の測定結果まで説明できないことが分かる。研究で調べたのは、体内で変化した形も含めて成分を回収し、分析する方法だった。成分が体に入る前と出た後を同じ姿と考えないことも、食品の研究を読む際の大切な視点である。[5]

関連する既存記事「脂肪燃焼のコーヒーはカフェインをどう抜く?除去の方法と残る成分を研究で読む」には、コーヒーの加工という問いを譲る。また「緑茶カテキンの減量効果はどれほどか 痩せる数字と普段のお茶の距離を読む」とは切り口を分け、ここで扱うのは抽出回数を考えるときの成分比較である。

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よくある誤解

「二煎目は味が薄いから、カフェインもなくなっている」という考えは避けたい。低温と高温を比較した研究では、カフェインなどの苦味成分、テアニン、色に関わる成分が別々に変化した。味の感じだけから、特定の成分がゼロかどうかを判定する使い方はできない。淡い色を見て安心したつもりでも、測ったことにはならないのである。[12]

「熱湯で長くいれれば、常に最良のお茶になる」とも限らない。沸騰水で抽出が増える一方、いれた後の加熱中にはEGCGが減り、その程度は水によって変わった。取り出す場面と、保つ場面で起きることを一括して扱うと、熱さだけが成分を決めるように見えてしまう。飲みやすさの好みと、抽出・安定性の指標は分けてよい。[6]

「抗酸化能の高い抽出条件なら、脂肪燃焼にも最適だ」という飛躍もある。低温抽出や抽出技術の研究は、茶の成分や化学的な活性を評価している。脂肪燃焼の強さを表す数値として読むべきものではない。研究の評価項目を確かめるだけで、お茶の色や濃さに、測定されていない役割まで期待することを避けられる。[4][17]

二煎目を飲むか捨てるかまで、研究の数字で決めなくてもよい。好みの香りをもう一度楽しむことと、成分量を保証することは別の選択だ。茶葉を使い切った満足感に、脂肪燃焼という説明を足す必要はない。実験で違いが出たという事実は、日常の飲み方を一律に採点するためではなく、確実さの範囲を知るために使いたい。[6][12][17]

今日からできること

  • 二煎目の味を比べたいなら、湯温や浸す時間もメモする。85°C・30分という実験値は、そのまま家庭の推奨レシピにせず、水と葉の条件を含む数字として読む。[17]
  • 水出しと湯出しは別の条件として考える。4°Cと80°Cの比較で出た40%超の差を、二煎目のカフェイン減少率へ置き換えない。[12]
  • 作り置きや保温を考える際は、いれた後の変化も意識する。80°Cで1時間保持した結果を、常温や冷蔵の保存期限には使わない。[6]
  • 成分表示や研究紹介を見るときは、茶葉、抽出物、飲料のどれを測った数字か確かめる。抽出量の15.43%増加を、人の脂肪燃焼の増加率と読み替えない。[16]
  • 二煎目の色や味だけで成分の有無を決めず、飲みやすい味かどうかを選択の中心に置く。テアニンが約9.2%高い条件でも、ほかの成分が同じように増えるわけではなかった。[12]
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お茶の時間と運動の予定を分ける、オンザショア立川店

お茶のいれ方を考える時間とは別に、体を動かす時間も予定に置きたい。オンザショア立川店は、JR立川駅北口から徒歩1分、営業時間は8:00〜23:30で年中無休である。朝から夜までの営業時間の中で、生活に合う時間を探すための場所として考えられる。

所在地は東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3F。溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガに加え、常温のヨガやピラティス、パーソナルトレーニングもある。ヨガだけで25種類以上のレッスンがあり、続ける仕組みを考える際の選択肢になる。

ヨガの体験レッスンは税込1,980円。60分のレッスンに、バスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれる。内容は店のトップ、料金は料金ページ、申込みは体験の予約で確認できる。

妊娠中は溶岩ホットヨガに参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。時間と参加条件を確かめ、自分の生活に運動の予定を置くために使う場所である。

参考文献

[4] Processing Technologies for the Extraction of Value-Added Bioactive Compounds from Tea — Raghunath S, Budaraju S, Gharibzahedi SMT, Koubaa M, Roohinejad S, Mallikarjunan, 2023, Food engineering reviews. DOI: 10.1007/s12393-023-09338-2

[5] High performance liquid chromatography tandem mass spectrometry dual extraction method for identification of green tea catechin metabolites excreted in human urine — Clarke KA, Dew TP, Watson RE, Farrar MD, Bennett S, Nicolaou A, Rhodes LE, Willi, 2014, Journal of chromatography. B, Analytical technologies in the biomedical and life sciences. DOI: 10.1016/j.jchromb.2014.09.035

[6] Brewing conditions and post-brewing handling shape the catechin profile and stability of tea infusions — Mika M, Wikiera A., 2026, Food chemistry. DOI: 10.1016/j.foodchem.2026.150884

[12] The chemical basis of aroma/taste and color formation in green tea infusion during cold brewing revealed by metabolomics analysis — Yang C, Wang Z, Xu M, Wei K, Dai Q, Wan X, Leong O, Lin R, Cui C, Hou R., 2025, Food chemistry. DOI: 10.1016/j.foodchem.2025.143788

[16] Improving the Extraction of Catechins of Green Tea (Camellia sinensis) by Subcritical Water Extraction (SWE) Combined with Pulsed Electric Field (PEF) or Intense Pulsed Light (IPL) Pretreatment — Hwang HJ, Kim YG, Chung MS., 2021, Foods (Basel, Switzerland). DOI: 10.3390/foods10123092

[17] Optimizing brewing conditions for low-temperature green tea infusions: Insights into functional and nutritional properties — Oracz J, Królak K, Kordialik-Bogacka E, Żyżelewicz D., 2025, Food chemistry. DOI: 10.1016/j.foodchem.2025.143241

[18] Identification and Quantification of Anthocyanin and Catechin Compounds in Purple Tea Leaves and Flakes — Abdel-Aal EM, Rabalski I, Mats L, Rai I., 2022, Molecules (Basel, Switzerland). DOI: 10.3390/molecules27196676

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

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