最新の体験料金は料金ページ、最新のスケジュールは体験予約ページでご確認ください。体験レッスンは、ヨガ・ピラティスが1,980円(税込/税抜1,800円)、キックボクササイズが4,980円(新規の方限定)です。
火曜日の午後6時すぎ。立川駅北口のペデストリアンデッキに、改札のほうから人が押し出されてくる。その流れの中を歩いていて、ふと胸のあたりがざわざわしはじめる。何か嫌なことがあったわけではない。メールで叱られたわけでも、誰かと揉めたわけでもない。それなのに、みぞおちの少し上で、炭酸の泡が立つように何かが落ち着かない。
気づくと、息が浅い。吸っているのは胸のてっぺんだけで、お腹のほうはほとんど動いていない。喉の奥に、飲み込みきれない小さな玉がひっかかっている感じがする。ポケットから手を出すと、指先が冷たい。外はまだそれほど寒くない夕方なのに。肩はいつのまにか耳のほうへ寄っていて、バッグのひもが鎖骨の横に食い込んでいる。
理由のわからない不安は、頭より先に体に出ることがあります。そして厄介なことに、体に出たざわざわに気づくと、今度はそれが新しい不安の種になります。「この動悸は大丈夫なのか」「どこか悪いのではないか」。考えるほど、胸はもっと騒がしくなる。
オンザショア立川店は、JR立川駅北口から徒歩1分の溶岩ホットヨガスタジオです。この記事では、不安なときに体に何が起きると言われているか、ゆっくりした呼吸や体を動かすことがどう関わりうるか、室温35〜40℃の部屋を不安の強い日にどう使うか、あるいは使わないかを書きます。そして、いちばん大事なこととして、運動で様子を見てはいけない「病院に行くべき線」を、できるだけはっきり書きます。
先に断っておきます。私たちは「ヨガで不安が治る」とは書きません。汗をかいても、不安は流れません。流れていくのは汗だけです。それでも、ざわざわした日の体との付き合い方には、知っておいて損のないことがいくつかあります。

【緊急】迷わず119番を呼ぶべき危険なサイン
記事を最後まで読んでもらう前に、ここだけは冒頭に置いておきます。
次のような状態は、不安のせいかどうかを考えている場合ではありません。すぐに119番で救急車を呼んでください。代表的なものを挙げます。
- 急に始まった、強い胸の痛み。締めつけられる、押しつぶされる、焼けるような痛み
- 胸の痛みに、冷や汗や吐き気がともなう。痛みが肩や腕、あご、背中のほうへ広がっていく
- 息ができない。苦しくて言葉が続かない。唇や顔の色が悪い
- 気が遠くなる、意識がはっきりしない、倒れた
東京都内なら、救急車を呼ぶべきか迷ったときに相談できる「#7119」(東京消防庁の救急相談センター)もあります。ただ、上に書いたような強い症状があるときは、迷う時間そのものを惜しんでください。
「不安で大げさに騒いだら恥ずかしい」と考える人ほど、ここで我慢します。駅のベンチで、会社のトイレで、ひとりで耐えてしまう。けれど、救急で調べてもらって何も見つからなかったなら、それは恥ではありません。「心臓や肺に急ぎの問題はなかった」という、次の一歩のための大事な情報です。
初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。
不安は、まず体に出る
不安や緊張を感じたとき、体は危険に備える構えに入ると説明されます。大昔なら、草むらの向こうに獣の気配を感じたときの構えです。逃げるか、立ち向かうか。そのために心臓は速く打ち、呼吸は速くなり、筋肉はいつでも動けるように固まる。理にかなった反応です。
困るのは、目の前に獣がいないことです。いるのは、月曜の朝の会議や、返ってこないメッセージや、名前のつけられない漠然とした心配です。逃げる相手も、戦う相手もいないのに、体だけが構えたまま待っている。その構えが、具体的にはこんな形で出てきます。マットに座ったら、ポーズに入る前に肩の位置と胸の動きを見てほしい。肩が耳に近づいたままなら、まず腕を下ろす。膝の上に置いた手を開く。大きな動きを足す前に、いま力を入れている場所を一つずつ見つけるところから始めます。
呼吸が浅く、速くなる
まず、息を吸う位置を確かめてみてください。息が浅く速くなり、お腹ではなく胸の上のほうで吸うようになる。自分ではなかなか気づきません。気づくのは、大きなため息が出たときや、あくびのように深く吸い込みたくなったとき。「吸っても吸っても足りない」という感じがして、はじめて息のことを思い出す人も多いようです。
胸がざわつく、つかえる、心臓の音が聞こえる
胸の真ん中が重い。ざわざわする。締まる感じがする。ふだんは意識しない自分の心臓の音が、耳の奥で聞こえる。不安なとき、胸の感覚ばかりが気になってしまうことがあります。ただし胸の症状は、心臓や肺の病気、胃や食道の不調などでも出ます。自分の感覚だけで「これは不安のほうだ」と見分けることはできません。原因を決めつけず、後半の「病院に行くべき線」に照らしてください。
喉に何かがひっかかる
喉の奥に、小さな玉や綿がつまっているような感じ。飲み込もうとしても消えない。緊張した場面で気になる人もいますが、胃酸が上がってくる不調や、喉の炎症などで出ることもあります。喉だけの問題かどうかも、感覚では決められません。
手が冷たく、湿っている
緊張すると、指先が冷たくなることがあります。同時に、手のひらにはじわりと汗をかく。面接の待合室で、膝の上で握りしめた手が、冷たくて湿っていた記憶がある人は多いと思います。あれは、体が「備えている」しるしのひとつです。
肩が上がり、体が固まる
胸の上だけで息を吸おうとすると、肩まで一緒に持ち上げてしまうことがあります。だから、浅く速い呼吸と、肩が耳のほうへ上がる姿勢は、たいていセットでやってきます。首の後ろ、背中の上、お腹。体のあちこちが、いつでも走り出せるように少しずつ固まっていく。夕方になると首から肩にかけて板のように張っているのは、一日じゅう、どこかで身構えていたせいかもしれません。

体に出たざわざわが、次の不安を呼ぶ
ここまでの反応は、それ自体は体の正常な働きです。問題は、そのあとに続く流れです。
胸がざわつく。心臓が速いことに気づく。「心臓がおかしいのでは」と思う。その心配でさらに心拍が上がる。息が浅くなる。息苦しさを感じる。「このまま息ができなくなるのでは」と思う。ますます速く吸う。体の変化と心配が、互いを押し上げていく。
速く浅い呼吸が続くと、息と一緒に吐き出される二酸化炭素が多くなりすぎて、手足や口のまわりのしびれ、めまい、さらに強い息苦しさが出ることがあると説明されます。いわゆる過呼吸(過換気)です。皮肉なことに、このとき体は空気を吸いすぎているのに、本人は「もっと吸わなければ」と感じています。
紙袋を口に当て、自分の吐いた息を吸い直す「ペーパーバッグ法」は行わないでください。酸素が不足する危険があります。過呼吸のように見えても、喘息や心臓、肺の病気が原因なら、必要な対応も遅れてしまいます。息苦しさを紙袋で抑え込もうとせず、強い症状には冒頭の緊急対応を優先してください。
初めての発作を「いつもの不安」と扱わないこと。呼吸だけで原因を見分けることはできません。落ち着いたあとにも、後半の目安に沿って体の病気を調べてもらいましょう。
ゆっくりした呼吸と、体を動かすこと ― 落ち着く人がいる、という話
では、ざわざわが来たときに自分でできることはあるのか。正直に言うと、誰にでも同じように効く方法はありません。ここに書くのは「そうすると少し落ち着く、という人がいる」という、一般的な話です。
吐くほうを、少し長くする
ゆっくりした呼吸、とくに吐く息を長めにする呼吸で、気持ちが少し落ち着くという人は多いようです。速く浅い呼吸の反対を、体にやらせてみるということです。ここでは、息を整えようとするときに忘れないでほしいことを、ひとつだけ。
「深呼吸をがんばらない」ことです。胸がざわざわしているときに「大きく吸って」とやると、もともと吸いすぎている体に、さらに空気を押し込むことになりかねません。吸うのは、ふだんどおりか、少し控えめに。そのかわり、吐くほうを少しだけ長くする。秒数にこだわらず、数えられる長さで十分です。
呼吸を見張ると、かえって息が詰まる人もいる
ここは大事なところです。呼吸に意識を向けたとたん、かえって息苦しくなる人がいます。「ちゃんと吸えているか」「長く吐けているか」を見張りはじめると、呼吸が自分の手の中でぎこちなくなってしまう。もしそうなったら、呼吸の練習はやめてかまいません。目を開けて、部屋の中のものの色をひとつずつ見る。足の裏が床に触れている感じを確かめる。手を握って、開く。呼吸から注意を外すほうが、結果的に呼吸が落ち着く人もいます。
体を動かして、持って行き場をつくる
体を動かすことで落ち着く、という人もいます。座っていられないほどそわそわするなら、むしろ立ち上がって歩く。駅の階段をゆっくり上る。肩を回す。両腕を前後に大きく振る。体が「動く準備」をしているのなら、実際に少し動かしてあげると、ざわざわの持って行き場ができる感じがするのかもしれません。
運動が気分によい影響を与えうることは、広く言われています。ただ、それは飲めばすぐ効く薬のようなものではありませんし、効き方は人それぞれです。何もしないで横になっているほうが楽な日もあります。それも正解です。そして、どの方法も、治療の代わりにはなりません。

暑い部屋と、不安の強い日
ここからは、うちのスタジオの話です。
オンザショア立川店のレッスンは、イタリア産の天然溶岩石「バサルティーナ」を使った溶岩プレートの床の上で行います。室温は35〜40℃、湿度は60〜70%。部屋に入ると、熱と湿り気が顔にまとわりつきます。マットの上に座っているだけで、額に汗の粒が浮いてくる。ポーズを3つ4つ重ねるころには、汗があごの先からマットへ、ぽたりと落ちはじめます。
暑いと、心拍は上がる
暑い環境では、体は熱を外へ逃がすために、皮膚のほうへたくさんの血を回すと言われます。そのぶん心臓は忙しくなり、心拍は上がりやすくなります。立っているだけで、脈が速くなっているのを感じる人もいるはずです。
これは、不安の強い日に知っておいてほしいことです。暑さで心拍が上がる感じは、不安のときの動悸とよく似ています。体は「暑いから速い」だけなのに、頭のほうが「また来た」と読んでしまうことがある。そこから、さっき書いた流れに入っていく人もいるかもしれません。
先に知っておくだけで、読み違えが少し減るかもしれません。「この部屋では、誰の心臓も速くなる」。そう分かったうえで入るのと、知らずに入るのとでは、同じ心拍でも受け取り方が違ってきます。
不安が強い日の、部屋の使い方
不安が強い日に来るなら、次のことを覚えておいてください。
- 強い動きに付いていかない。 周りが立ちのポーズをとっていても、床に座っていてかまいません。仰向けに寝ていてもかまいません。背中の下の溶岩がじんわり温かく、汗が耳のほうへ流れていく。その感じが好きだという人もいます。
- 途中で部屋を出て、休んでいい。 胸が騒がしくなってきた、息が苦しい、気分が悪い。そう感じたら、我慢せずに部屋の外に出て休んでください。部屋に戻るかどうかは、落ち着いてから決めればいい。戻らない日があってもいい。
- 水分をとる。 来る前から少しずつ、レッスン中もこまめに、終わってからも。喉が渇いたと感じる前に飲むくらいでちょうどいいと思ってください。
- 不安が強く出ている最中には、わざわざ入らない。 胸がざわざわしているまさにそのときに、暑い部屋へ飛び込む必要はありません。少し落ち着いてからで十分です。来ない、という判断も、体と付き合う練習のうちです。
途中で部屋を出た人を、私たちは負けとは数えません。暑い部屋で1時間耐え抜くことは、何の勲章にもならない。自分の体が「今日はここまで」と言っているのを聞き取れたことのほうが、よほど価値があると思っています。
はじめての体験は、調子の悪くない日に
もうひとつ。はじめてスタジオに来るなら、できれば調子の悪くない日を選んでください。はじめての場所、はじめての人、はじめての暑さ。それが重なるだけで、心拍は上がります。そこに不安の強い日が重なると、体には少し荷が重いかもしれません。最初の1回は、「暑い部屋とはこういうものか」と知るための日にしてもらえたら十分です。
来る前と、帰ったあとのこと
暑い部屋に入る前後にも、気をつけておきたいことがあります。
コーヒーやエナジードリンクの飲みすぎは、動悸やそわそわした感じを強めることがあると言われます。不安が出やすい日は、仕事中の3杯目を控えてみる価値はあるかもしれません。お酒を飲んだあとは、暑い部屋に来ないでください。脱水になりやすいうえ、体の感覚がにぶります。空腹すぎる日、寝不足がひどい日、熱っぽい日も休みましょう。
帰ったあとは、汗が引くまで少し座って、水分をとってから歩きだしてください。デッキの夜風に当たると、汗をかいた首すじがすっと冷えていきます。
それから、ざわざわがいつ来るのかを、手帳やスマホに小さくメモしておくことをすすめます。何時ごろ、何をしていたとき、何分くらい続いたか。コーヒーを何杯飲んだ日か、よく眠れた翌日か。続けていると、自分なりの傾向が見えてくることがあります。そしてこのメモは、次に書く診察のときに、そのまま役に立ちます。
様子見をせず病院に行くべき線(内科・心療内科へ行く目安)
冒頭には、すぐに救急車を呼ぶべき状態を書きました。ここに書くのは、「救急ほど急ぎではないかもしれないけれど、運動や呼吸の工夫で様子を見ていい話ではない」線です。次のどれかに当てはまるとき、初めて発作のような症状が出たとき、また持病や怪我がある方・治療中の方が運動を始めるときは、医療機関に相談してください。
- 胸の痛みや圧迫感、息苦しさが、何日も続いている、または何度も繰り返す
- 動悸がなかなか止まらない。脈が飛ぶ、乱れる感じが繰り返す
- 気を失いかけた、目の前が暗くなった、ふらついて倒れそうになったことがある
- 不安や体の症状のせいで、仕事や家事、学校、通勤に支障が出ている(電車に乗るのが怖くなった、会議の前に毎回息が苦しくなる、など)
- 眠れない日が続き、日中の眠気や疲れで暮らしに支障がある(日数を数えて待つ必要はありません)
- 気分の落ち込みや、何をしても楽しくない感じが続いている
そして、「消えてしまいたい」「いなくなりたい」という考えが浮かぶなら、日を置かずに、身近な人や自治体の相談窓口に話してください。厚生労働省の「まもろうよ こころ」でも、電話やSNSの相談窓口が案内されています。
どこへ行けばいいのか
いちばん迷うのが、ここだと思います。
胸の痛み、動悸、息苦しさがあるなら、まず内科へ。 心臓や肺を診てもらえる内科や、かかりつけ医に相談して、心電図や血液検査などで体の病気がないかを確かめてもらいます。不整脈や甲状腺の病気、貧血、喘息などでも、不安に似た症状が出ることがあると言われます。体の病気を先に確かめるのは、遠回りではありません。
体の検査で大きな異常がないのに症状が続く、あるいは不安そのものがつらいなら、心療内科や精神科へ。 一般には、心療内科はストレスが関わって体に出る症状を、精神科は不安や気分の落ち込みといった心の症状を中心に診る、と説明されます。けれど実際には重なっている部分が大きく、どちらに行っても相談に乗ってもらえることが多いようです。迷ったら、近くで予約の取りやすいほうでかまいません。予約が先まで埋まっていることもあるので、思い立った週のうちに電話してみてください。
喉のつかえが続くなら、耳鼻咽喉科や内科へ。
会社に産業医や相談窓口があるなら、そこに話してみるのもひとつの道です。地域の保健センターや、都道府県の精神保健福祉センターでも相談を受け付けています。
診察のときに持っていくメモ
診察の時間は、思っているより短いものです。緊張していると、言おうと思っていたことの半分も言えずに帰ってきてしまう。だから、次のようなことを紙に書いて持っていくと助けになります。
- いつごろから始まったか
- 1回の症状が、何分くらい続くか
- 何をしているときに起きやすいか(通勤中、会議の前、夜寝る前、何もしていないとき)
- どんな感じか(締めつけられる、ざわざわする、脈が速い、脈が飛ぶ、息が吸いきれない)
- ほかに出る症状(手足のしびれ、めまい、汗、吐き気)
- 飲んでいる薬やサプリメント、コーヒーやお酒の量
- 眠れているか、食べられているか
さっきの「ざわざわのメモ」が、ここでそのまま使えます。
「異常なし」は「気のせい」ではない
検査で「異常はありません」と言われて、かえって落ち込む人がいます。「じゃあ、この苦しさは気のせいなのか」と。そうではありません。体に出ている症状は、本物です。異常なしというのは、急いで手を打たなければならない体の病気が見つからなかった、つまり原因の候補がひとつ減った、という意味です。そこから先は、不安そのものを手当てする段階に進めばいい。そのための窓口が、心療内科や精神科です。
運動前の相談では、室温35〜40℃・湿度60〜70%の環境であることも伝え、運動と暑さの両方について可否を聞いておいてください。薬を自分の判断でやめたり減らしたりしないことも、あわせてお願いします。
「ヨガで治る」と書かない理由
ホットヨガのスタジオが、こんなに病院の話を書くのは妙に見えるかもしれません。「ヨガで心も体もすっきり」と書いておけば、それで済むのかもしれない。
けれど、胸がざわざわする症状の裏に、心臓や肺や甲状腺の病気が隠れていることがあります。そういうときに「ヨガで治る」という言葉を信じて必要な治療が遅れる人が、ひとりでも出たらどうするのか。駅前の小さなスタジオの記事を読んだ誰かが、病院へ行くかわりに暑い部屋へ来て、そこで倒れたら。そう考えると、景気のいい言葉はとても書けません。
うちの床は熱いけれど、診察台ではありません。
そのうえで、私たちが差し出せるものもあります。週に1度、60分。汗をかき、息が上がり、最後に床に横たわって、心拍がゆっくり下がっていくのを体で通る時間です。上がった心拍が、ちゃんと下りてくる。その一往復を何度か経験しておくと、街なかで胸がざわついたときに「この速さは、いつか下りてくる」と思える人もいるかもしれません。もちろん、そうならない人もいます。
治療の代わりではなく、治療の横に置いてもらう運動。私たちのスタジオがそういう場所であれたらいい、と考えています。
まとめ
不安は、頭より先に体に出ることがあります。呼吸が浅く速くなる。胸がざわつき、喉がつかえる。指先が冷えて、肩が上がる。それ自体は危険に備える体の働きですが、体の変化に気づいた心配が、さらに体を騒がせる流れに入ることもあります。
吐く息を少し長くする、深呼吸をがんばらない、体を少し動かす。そうすると落ち着く人もいますが、誰にでも効く方法ではなく、治療の代わりにもなりません。
室温35〜40℃の部屋では、誰の心臓も速くなります。不安の強い日は、強い動きに付いていかず、床で休み、こまめに水を飲み、つらければ部屋を出てください。ざわざわの最中に、わざわざ入る必要はありません。
体の症状を、自分だけで不安のせいと決めない。緊急のサインは冒頭、続く症状と行き先は「病院に行くべき線」にまとめました。呼吸を整える工夫と、原因を調べることは別々に必要です。
体験の案内
オンザショア立川店では、ヨガ・ピラティスの体験レッスンを、期間限定で税抜1,800円(税込1,980円)で受けられます。体験は事前決済です。60分のレッスンに、バスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれているので、着替えと飲み物を持ってくれば大丈夫です。男性もヨガのクラスに通えます。
スタジオでは溶岩ホットヨガ、ヨガ、ピラティス、キックボクササイズ、ボクササイズ、HIIT、パーソナルトレーニングを行っていて、ヨガだけで25種類以上あります。不安が出やすいので最初はゆっくりしたものから始めたい、暑さが心配だ、といった相談も、公式LINEで気軽に聞いてください。
医師から運動を止められている方は、スタジオを利用できません。運動を始める前の相談は、上の「病院に行くべき線」にまとめました。妊娠中の方は溶岩ホットヨガには参加できませんが、常温のマタニティヨガがあります。
予約は24時間受け付けているWeb予約か、公式LINEから。レッスン中は電話に出られないことが多いので、予約や質問はLINEが確実です。
場所はJR立川駅北口から徒歩1分、東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3F。年中無休、毎日8:00〜23:30。胸のざわざわが落ち着いている日に、一度、熱い床の上で動いたあと、座って休むうちに脈が静かに落ち着いていく感覚を確かめに来てください。途中で部屋を出ても、誰も何も言いません。水を飲んで、座って、また息が戻ってくるのを待てばいいのです。
同じ分野のほかの記事
- 寝つけない夜は、吐く息のほうを長くする
- 仕事帰り21時のホットヨガは、眠りを邪魔するのか
- 朝8時に開くスタジオで、ずれた体内時計をそろえる
- 緊張が抜けない人へ ― 自律神経の「切り替え」を練習する
- 食いしばりと顎の力み ― ストレスが顔に出る人の体のほどき方
- シャヴァーサナ ― 最後の数分の「何もしない」が一番難しい
- 画面を見ない60分 ― 通知から離れる場所としてのスタジオ
- 週末の寝だめと月曜のだるさ ― 社会的時差ボケとヨガ
初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。






