母と子が、同じ師範代からそれぞれ極真空手を習う|「押忍」が家の言葉になる、立川の1対1の道場

この記事は2026年10月時点のお知らせです。
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夜の立川駅北口。ビルの三階から降りてきた母親と娘が、デッキを駅のほうへ歩いていく。そんな場面を、少し思い浮かべてみてください。

娘が、今日もまた腰が高いって言われた、とこぼします。母親は少し笑って、お母さんも同じことを言われた、と返す。デッキの合流点で立ち止まったとき、二人とも、なんとなく膝を少しだけ曲げてみる。改札の手前で、娘が小さく「押忍」と言い、母親も小さく「押忍」と返す。周りを行き交う人は、誰も気づきません。

これは想像の場面です。けれど、この道場では、ふつうに起こりうる帰り道でもあります。母親と子どもが、同じ師範代から、それぞれの稽古を受けている家族なら。

この記事を書いているのは、JR立川駅北口から徒歩1分の溶岩ホットヨガスタジオ、オンザショア立川店です。同じ場所で、ワールド極真会空手連盟 東京支部として極真空手を教えています。教えるのは、極真空手 三段・師範代で、東京支部長を務める代表。稽古は代表との1対1のパーソナルで、対象は女性と子ども(小中学生。男の子も習えます)です。

つまりここでは、母親も子どもも、同じ代表から空手を習えます。今日はその「同じ」が、家族の中に何を持ち込むのかについて書きます。母と娘に限らず、母と息子、姉妹、祖母と孫娘のような、女性の家族と子どもの組み合わせを思い浮かべながら読んでください。

ヨガとからだの記事のイメージ写真 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

同じ代表から、母も子も、それぞれの稽古を受ける

子どもの習い事の先生と親との距離は、たいていこれくらいのものです。送り迎えのときに会釈をする。ときどき何かの連絡が来る。あとは、子どもが家で話す「先生がね」の中にだけ、その人がいる。

先生の言ったことは、子どもの口を通って親に届きます。子どもは子どもの言葉で話すので、途中で形が変わる。「腰を落とせって言われた」が、何をどう直されたのか、親にはよく分からない。分からないまま「そう、がんばったね」と返す。それが悪いわけではありません。どこの家でも、だいたいそうです。

この道場では、子どもに空手を教えている三段・師範代が、そのまま母親にも空手を教えます。子どもは別の若い指導者が受け持ち、師範代は大人だけを見る、という分け方ではありません。母親も子どもも、代表が1対1で見ます。

だから、子どもの「腰を落とせって言われた」を、母親は自分の太ももで分かります。あの立ち方を、あの声で、あの角度から直されたのだな、と。同じ人から同じ言葉を受け取っているので、子どもの話を、翻訳なしで聞けるのです。

ただし、同じ代表から習うといっても、稽古の中身まで同じではありません。四十代の母親の体と、九歳の子どもの体は違います。仕事帰りで肩が固まっている日もあれば、運動会の練習のあとで脚が棒のようになっている日もある。1対1の稽古は、その日のその人に合わせて組み立てるものです。母親には母親の稽古があり、子どもには子どもの稽古があります。

同じなのは、土台のほうです。礼をして始め、礼をして終えること。立ち方を大事にすること。突くときに息を吐くこと。そして、強さとは何かを考えながら体を動かすこと。そこは、母親にも子どもにも、同じ三段の目から同じように渡されます。

母親の拳と子どもの拳の、両方を知っている師範代がいる。家族にとって、それは思っているより大きなことかもしれません。

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

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観客席から、道場の床へ

子どもの習い事での親の役目は、だいたい決まっています。申し込む。送り迎えをする。費用を払う。発表の場があれば見に行く。家では「今日はどうだった?」と聞く。どれも欠かせない役目で、親がいなければ、子どもの習い事は一日も回りません。

けれど、その役目のどこにも、親自身が汗をかく場面はありません。親はいつも、観客席にいます。

観客席から見る空手は、きれいです。子どもが構えて、突いて、礼をする。それを見て「がんばってるね」と言う。ただ、構えたまま立ち続けるだけで太ももがどれだけ震えるか、突きのたびに息を吐き切るのがどれだけ苦しいか、最初の押忍がどれだけ照れくさいか。それは、観客席からは見えません。

母親が自分の稽古を持つと、この見えない部分が、自分の体の中に入ってきます。そうなると、子どもにかける「おつかれさま」が、少しだけ違う重さになる。同じ苦しさを知っている人の「おつかれさま」になるからです。

もうひとつ、親自身の時間の話もあります。子どもが生まれてから、自分が何かを新しく習い始めたという人は、案外少ないのではないでしょうか。習い事は子どものためのもので、親はそれを支える側。気づけば何年も、自分は「教わる人」をやっていない。

この道場では、母親は子どもの付き添いではありません。自分の稽古を、自分の名前で受ける、ひとりの門下生です。子どもの習い事を「見ているだけ」で終わらせないというのは、子どもの稽古に口を出すことではなく、親が自分の稽古を持つことなのだと、私たちは考えています。

もちろん、子どもが始めたから親も始めなければいけない、ということはありません。観客席から応援する役目に徹したい人は、それでいい。ただ、この道場には、親自身が稽古する床もある。子どもを送り届けた場所が、自分も拳を握る場所になる。その選択肢を知っておいてほしいのです。

yogaのレッスン前の様子生徒の足もとにあるヨガマット 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

家の中に、同じ言葉が増える

母親と子どもが同じ代表から習っていると、家の中に、二人にだけ通じる言葉が少しずつ増えていきます。

押忍

押忍は、空手の道場で、あいさつにも返事にも使う言葉です。道場では、姿勢を正し、相手に向かって言う。軽い言葉ではありません。

それが家に持ち込まれると、少し形が変わります。宿題は終わったのかと聞くと、押忍、と返ってくる。お風呂が空いたよと伝えると、押忍、と返す。半分は冗談です。けれど、冗談で言う押忍と、道場で頭を下げながら言う押忍の重さが違うことを、二人とも知っています。

同じ言葉の、ふざけていい場面と、ふざけてはいけない場面。その線を親子で同じように引けていること自体が、小さな稽古なのかもしれません。

礼

道場の礼は、始まりと終わりに区切りをつけるためのものです。

家の中でこの礼がいちばん役に立つのは、意外な場面かもしれません。親子げんかのあと。言い過ぎたと思っても、なかなか「ごめん」が出てこない。そういうときに、どちらからともなく、道場でするように軽く頭を下げる。言葉が出ないときに、形のほうが先に出てくれる。礼には、そういう使い道もあります。

そううまくいく日ばかりではないでしょう。それでも、謝るときの形をひとつ、親子で同じものを持っている。それだけで仲直りの入り口が少し広くなる、と感じる家族もいるかもしれません。

立ち方

空手には、前屈立ちや騎馬立ちといった、いくつもの立ち方があります。どの立ち方から教わるかは、人によっても、稽古の進み方によっても違います。

けれど、どの立ち方も、家の中で練習できます。台所でお湯が沸くのを待つあいだ。歯をみがきながら。テレビのコマーシャルのあいだ。そして、親子で同じ立ち方を知っていると、ある日こういうことが起こります。

子どもが母親の立ち方を見て、膝が内側に入ってる、と言う。

子どもに直されるのは、少し悔しいものです。けれどそのとき子どもは、自分が代表に言われたことを、自分の言葉で親に伝えようとしています。教わったことを人に伝えようとすると、自分の中でもう一度整理し直すことになる。直したほうも、直されたほうも、台所でもう一度稽古をしているのです。

子どもに立ち方を直される日が来たら、それはたぶん、いい日です。

大人が初心者になる姿を、子どもはめったに見ない

子どもから見た大人は、たいてい「もうできる人」です。料理ができる。電車の乗り換えを知っている。仕事をしている。分からないことを聞けば、だいたい答えてくれる。子どもは、大人が何かをゼロから覚えていく姿を、ほとんど見たことがありません。

空手を始めた母親は、ここで初心者になります。立ち方を直される。突きの途中で息を止めてしまう。蹴りでぐらつく。前の回にできたことが、次の回にはまたできなくなっている。

それを、子どもは知ることになります。お母さんも、できないんだ。お母さんも、直されているんだ。それでも、また次の稽古に行くんだ。

できないことを、続ける。言葉にすれば当たり前のこの姿勢を、親が自分の体で見せられる場面は、大人になると、そう多くありません。うまくいっている背中より、うまくいかないのに続けている背中のほうが、子どもにとってはずっと真似しやすいのかもしれません。

子どもの上達に、親が驚く

反対の向きもあります。

子どもの体は、大人より早く新しい動きになじむことがあります。気づいたら、子どものほうが腰が低く、突きがまっすぐになっている。母親は、自分が同じところでつまずいているからこそ、その差にはっきり気づきます。

親が子どもをほめるとき、「上手になったね」は、どうしてもぼんやりした言葉になりがちです。けれど同じ稽古を知っている親なら、「前より膝がまっすぐ前を向いてる」「最後まで息を吐けてる」と、具体的に言えます。具体的な言葉でほめられると、ちゃんと見てもらえていることが、子どもにも伝わりやすいものです。

子どもに追い越されて、悔しさより先に驚きがくる。そんな場面に出会う親もいるでしょう。それは、自分も同じ床に立っている人にしか味わえない驚きです。

立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

「強さとは何か」を、夕飯の食卓で話す

この道場は、総合格闘技や柔術、古武術の技も積極的に取り入れながら、強さとは何かを追い求めています。そして、その土台に置いているのが、大山倍達総裁の極真精神です。

頭を低くして(謙虚)、目を高くして(野心)、口を閉じて(静寂)、親孝行を基本とし、他を利する。

子どもにとっての強さは、たいてい「勝つこと」から始まります。漫画やアニメ、運動会のかけっこ。強い人は勝つ人で、弱い人は負ける人。それは自然な出発点です。

けれど、母親も同じ代表から稽古を受けていると、強さについて、少し違う角度から話せるようになります。強いのに、頭が低い。強いのに、自慢しない。同じ代表に習っている二人なら、それを抽象的な言葉ではなく、実際に目の前に立っている一人の人の姿として思い浮かべられるからです。

強さとは何か、という問いは、夕飯の食卓に持ち帰るのにちょうどいい大きさをしています。答えを出す必要はありません。たとえば、こんな問いを、どちらからともなく投げてみる。

  • 今日の稽古で、いちばんむずかしかったのはどこ?
  • 何を直された? 直されて、どう思った?
  • 強い人って、どんな人だと思う?
  • 強いのにやさしい人って、身の回りにいる?
  • 強くなったら、その強さを何に使いたい?

最後の問いには、極真の精神がひとつの答えを置いています。他を利する。強くなった分だけ、人の役に立つ。けれど、それを親が先に言ってしまわなくてもいい。子どもが自分で考えて、そこへたどり着くのを待つ時間も、親子の稽古のうちです。

「親孝行を基本とし」が、二つの向きを向く

極真の精神に「親孝行を基本とし」という言葉が入っていることは、親子で空手を習う家族にとって、少し特別な意味を持つかもしれません。

子どもにとっての親孝行は、分かりやすい。送り迎えをしてくれる人、稽古を応援してくれる人に、ありがとうと言うことです。

では、同じ代表から稽古を受けている母親にとってはどうでしょう。母親は親であると同時に、誰かの子どもでもあります。道場でこの言葉を聞くとき、母親の頭に浮かぶのは、自分の子どもではなく、自分の親の顔かもしれません。

同じ一つの言葉が、子どもの中では親のほうを向き、親の中ではそのまた親のほうを向く。祖母と孫娘がそれぞれ習っているなら、三つの世代が、同じ一行の上に並ぶことになります。言葉は同じでも、立っている場所によって向きが変わる。それを食卓で話してみるのも、悪くない夕飯の時間です。

母と娘だけではない

ここまで母親と娘を中心に書いてきましたが、組み合わせはほかにもあります。この道場で空手を教えている対象は、女性と、小中学生の子ども(男の子も女の子も)です。

母と息子

男の子も、小中学生なら空手を習えます。息子にとって、母親が空手を習っているという事実は、強さのイメージを少し揺さぶるかもしれません。強いのは、体の大きい人だけではない。母親が真剣に構えている姿を知っている息子は、強さを、体の大きさとは別の物差しで測るきっかけを持つのかもしれません。

姉妹

姉と妹が、それぞれ代表から1対1の稽古を受ける。年が離れていれば、姉は大人の女性として、妹は子どもとして。年が近ければ、二人とも子どもとして。

姉妹は、どうしても比べられがちです。家に帰ってから、どちらの突きが速いかで言い合いになる日もあるでしょう。けれど1対1の稽古は、それぞれが自分の課題と向き合う時間で、姉と妹を同じ物差しで並べる場ではありません。稽古の場で比べられないことを知っている姉妹は、家の中の比べ合いとも、少し違う付き合い方ができるかもしれません。

祖母と孫娘

孫の空手をきっかけに、祖母が自分も習ってみたいと考えることもあるでしょう。孫に押忍の言い方を教わる祖母、というのは、なかなかいい眺めです。

ただ、体の状態は人によって大きく違います。久しぶりに体を動かす方は、運動から離れていた期間や今の体の状態を、公式LINEで先に伝えてください。

父親と、大人の男性について

ここは、はっきり書いておきます。この道場では、大人の男性に空手は教えていません。父親や祖父が、母親や子どもと同じように空手を習うことはできません。

では父親は蚊帳の外かというと、そうではありません。関わり方は、いくつもあります。

一つは、応援と送り迎えです。JR立川駅北口から徒歩1分なので、仕事帰りに駅で待ち合わせて、そのまま一緒に帰るという形もとりやすい場所です。

もう一つは、家の中の「聞き役」です。家族の中に一人だけ空手をしていない人がいると、その人の素朴な質問が、思いがけず役に立ちます。押忍ってどういう意味? 前屈立ちって何? と聞かれて、母親と子どもが答えようとする。説明しようとすると、自分がどこまで分かっていて、どこから分かっていないのかがはっきりする。聞き役の父親は、二人の稽古のいちばん身近な復習相手です。

そしてもう一つ。オンザショアのヨガのクラスには、男性も参加できます。大勢で受けるホットボクササイズのクラスにも、男性が参加できます。母親と子どもは空手を、父親はヨガのクラスを、と、家族それぞれが同じ場所で自分の稽古を持つ形もあります。なお、スタジオのヨガのクラスは16歳から入会できるもので、小中学生の子どもは溶岩ホットヨガには参加できません。

始める前に知っておいてほしいこと

親子で始めるときに、気をつけてほしいことがあります。

  • ケガや持病のある方、気になる症状がある方は、大人も子どもも、始める前に医師に相談してください。
  • 医師から運動を止められている方は、利用できません。
  • 妊娠中の方は、常温のマタニティヨガのクラスを除いて利用できません。 溶岩ホットヨガにも参加できず、空手の稽古も受けられません。下の子を授かった時期は、まず体を優先してください。
  • お子さんの体のことで気になる点(以前のケガ、ぜんそくなど)は、相談のときに先に伝えてください。 知っているかどうかで、稽古の組み立てが変わります。
  • 子どもの前で、親が無理をしないこと。 親子で始めると、親のほうがつい格好をつけたくなります。けれど、無理をして痛めるところを見せるより、「今日はここまでにします」と言えるところを見せるほうが、ずっといい稽古です。

ここに書いた体の感じ方や家族の変化には、個人差があります。

まとめ

この道場では、母親も子どもも、極真空手 三段・師範代の代表からそれぞれ1対1の稽古を受けられます。稽古の中身はその人の体に合わせて違っても、礼、立ち方、呼吸、そして強さとは何かを考える土台は、同じ三段の目から渡されます。

母親が自分の稽古を持つと、子どもの習い事は「見ているだけ」のものではなくなります。家の中には押忍や礼や立ち方のような、二人に通じる言葉が増える。子どもは、大人が初心者として直され、それでも続ける姿を知る。親は、同じ難しさを知っているからこそ、子どもの上達に具体的な言葉で驚ける。夕飯の食卓では、強さとは何かを、同じ代表の姿を思い浮かべながら話せる。そう感じる家族もいるかもしれません。

母と息子、姉妹、祖母と孫娘という形もあります。父親や大人の男性は空手の対象外ですが、応援と送り迎え、家の中の聞き役、そして男性も参加できるヨガのクラスという関わり方があります。

立川で空手の相談をする

空手(極真空手)の稽古は、ワールド極真会空手連盟 東京支部長で、極真空手 三段・師範代の代表との1対1のパーソナルです。対象は女性と子ども(小中学生・男の子も)です。

相談は公式LINEから送ってください。お子さんの稽古の相談は、保護者の方からお願いします。母親ご自身とお子さんの両方について相談したいときは、ひとつのメッセージにまとめて書いてもらってかまいません。お子さんの学年、男の子か女の子か、空手を考えたきっかけ、体のことで気になっていること。思いつくままで大丈夫です。レッスン中は電話に出られないことが多いので、LINEがいちばん確実です。

場所は、オンザショア立川店と同じ、東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3F。JR立川駅の北口から徒歩1分です。

父親やご家族が先にスタジオのヨガのクラスを試してみたいときは、ヨガ・ピラティスの体験レッスンがあります。期間限定で税抜1,800円(税込1,980円)、事前決済です。60分のレッスンに、バスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれています。予約は、24時間受け付けているWeb予約か、公式LINEからどうぞ。

改札の手前で交わす、小さな押忍。家族の中に、その言葉がひとつ増えるところから、始めてみませんか。押忍。

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