最新の体験料金は料金ページ、最新のスケジュールは体験予約ページでご確認ください。体験レッスンは、ヨガ・ピラティスが1,980円(税込/税抜1,800円)、キックボクササイズが4,980円(新規の方限定)です。
突きを出す瞬間、体は一枚の板になります。
足の裏から膝、腰、背中、肩、肘、拳。全部がほんの一瞬だけ、ひとつに固まる。その一瞬のために、息を短く鋭く吐き切る。空手の稽古は、言ってしまえば、その「固まる一瞬」を何百回も練習する時間です。
溶岩ホットヨガの部屋では、まるで逆のことをしています。35〜40℃、湿度60〜70%の空気の中で、イタリア産の天然溶岩石「バサルティーナ」の床にマットを敷き、吐く息に合わせて、肩を、腰を、股関節を、少しずつほどいていく。固めるのではなく、緩める。速くではなく、ゆっくり。
JR立川駅の北口から徒歩1分、エトロワビルの3階。オンザショア立川店は溶岩ホットヨガのスタジオで、同じ場所で、ワールド極真会空手連盟 東京支部として極真空手も教えています。教えるのは、極真空手 三段・師範代で、東京支部長を務める代表。稽古は、代表との1対1です。
大きな総合ジムのように、何でも揃っているわけではありません。あるのは、溶岩の床と、三段・師範代の目です。力を出す稽古と、力を抜く稽古を行き来するには、それで足りると私たちは考えています。
一見ちぐはぐなこの組み合わせが、実は一つの体を表と裏から鍛えている。今日はその話をします。

正反対に見えて、同じものを稽古している
空手とヨガを並べると、違いばかりが目につきます。
空手は、力を出す。拳を握り、体を固め、速く動く。気合いの声が出る。ヨガは、力を抜く。指先まで緩め、体をほどき、ゆっくり動く。部屋は静か。
けれど、もう一歩だけ近づいて見てみると、二つが向き合っているものはよく似ています。呼吸。股関節と足首。体の中心。左右の違い。そして、動いたあとの静けさ。空手はそれを「出す側」から、ヨガは「抜く側」から稽古している。
力を出せる人が、力を抜けるとはかぎりません。逆に、力を抜くのが上手な人が、ここぞという一瞬に力を集められるともかぎらない。出すことと抜くことは、別々の技術です。そして、どちらか片方だけを続けていると、もう片方がいつの間にか置き去りになる。
固めることしか知らない体は、そのうちほどけなくなります。ほどくことしか知らない体は、固めるべき一瞬に芯が通りません。二つの稽古は、お互いの置き去りを拾い合う関係にある。この記事では、呼吸、股関節と足首、体幹と左右差、静けさという順番で、それを見ていきます。
なお、ここに書く体の感じ方には個人差があります。柔軟性や体幹が「こうなる」と言い切るつもりはありません。二つを続けている人が気づきやすいことを、言葉にしてみる記事です。
初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。
呼吸——一瞬で吐き切る空手、時間をかけて吐き切るヨガ
空手の稽古では、突くとき、蹴るときに息を吐きます。気合いの声は、その鋭い吐く息に声を乗せたものです。体が固まる一瞬と、息が出ていく一瞬を重ねる。息を止めたまま突くと、肩に力が入り、体が浮いてしまう。だから、短く、鋭く、吐き切る。
極真空手には「息吹(いぶき)」と呼ばれる呼吸法もあります。そのやり方の細かいところは、文字で読むより、稽古の中で代表から直接教わるほうがいい。ここでは、極真の稽古の中に、呼吸そのものを鍛える時間がある、ということだけ書いておきます。
ヨガのクラスでも、呼吸は主役です。ポーズを深めるときに吐く。吐く息を、吸う息より長くするよう声をかけられることもあります。長く、細く、静かに。肺の底まで空にするつもりで吐いていくと、吐き終わりに、体のどこかがふっと緩むのを感じる人がいます。
速さはまるで違います。空手は一瞬、ヨガは何秒もかけて。けれど、どちらも「吐き切る」ことを稽古しているのは同じです。
おもしろいのは、片方の稽古がもう片方の呼吸を照らすことです。空手で吐き切る感覚をつかむと、ヨガの部屋で言われる「最後まで吐く」がどこまでなのか、体で分かりやすくなる。ヨガで長く吐く癖がつくと、空手で何本も突いたあと、上がった息を戻すのが少し楽になったように感じる人もいる。速く吐く練習と、長く吐く練習。呼吸の幅が、両方の向きに広がっていくわけです。
溶岩ホットヨガの部屋は、湿度60〜70%。最初のうちは、湿った温かい空気に慣れず、息が浅く速くなりやすいと感じるかもしれません。そんなときこそ、空手で覚えた「吐くことから始める」が役に立ちます。吸おうとするより、まず吐く。吐き切れば、次の息は勝手に入ってくる。暑い部屋の中で落ち着きを取り戻す方法として、これほど手元にある道具はありません。

股関節と足首——高い蹴りも、深い立ち方も、根は同じ場所にある
空手の蹴りが高く上がるかどうかは、脚の力よりも、股関節がどれだけ動くかに左右される部分が大きいものです。軸足で床をつかみ、蹴り足の付け根を開き、膝をたたんで、伸ばす。股関節が固いと、その途中で骨盤ごと傾いて、上半身が後ろへ逃げていく。
立ち方も同じです。腰を深く落とす立ち方、たとえば騎馬立ちのような姿勢では、股関節と膝と足首が、同時に深く曲がる必要があります。足首が固いと、かかとが浮いたり、上半身が前に倒れたりする。空手の土台は立ち方だ、とよく言われますが、その土台の下には、股関節と足首という、もう一段下の土台があります。
ヨガのポーズには、股関節をゆっくり開いていくもの、足首を曲げたまま重心を落としていくものが、たくさんあります。空手の稽古では一瞬で通り過ぎる関節の角度を、ヨガでは何呼吸もかけて、じっくり味わう。速い動きの中では気づけない「ここで引っかかる」という場所が、ゆっくりの中では見えてきます。
蹴りの稽古で、軸足のかかとがどうしても浮いてしまう。その原因が、ヨガの部屋で足首を曲げたまましゃがもうとしたときに、ようやく腑に落ちる。そういう順番で分かることもあります。
溶岩の床の上で体が温まっていると、いつもより動かしやすく感じる人は多いようです。ただし、ここには落とし穴が一つあります。温かいと、いつもより伸びる気がして、つい深追いしやすい。空手で高い蹴りを出したい人ほど、ヨガの部屋で「もう少し」を重ねがちです。
伸ばすのは、痛みの手前まで。ヨガの部屋で股関節を無理に開いて、次の空手の稽古で脚の付け根を痛めては本末転倒です。蹴りの高さは、毎週の積み重ねの先にあるもの。一回のヨガで取り戻すものではありません。
体幹と左右差——同じ体を、二つの角度から見る
空手の突きは、腕で打つものではありません。足で床を押し、その力を腰で回し、背中から肩、肩から拳へと送る。途中のどこかが抜けていると、力は拳まで届かない。体の中心、いわゆる体幹がぶれると、突きも蹴りも、見た目より軽くなります。
ヨガのポーズで片脚立ちになったり、体を板のようにまっすぐ保ったりするときに使っているのも、同じ体の中心です。ただ、ヨガでは、その中心を「固めて耐える」というより、「ぶれないまま呼吸を続ける」ように使う。息を止めて固めれば、ポーズは一瞬だけなら保てます。けれど、呼吸をしながら保とうとすると、どこに余計な力が入っているかが、すぐにばれる。
空手は、体の中心に力を集める。ヨガは、体の中心を保ったまま、まわりの力を抜く。同じ場所を、反対の向きから使っています。
左右の違いにも、二つの稽古は別の角度から光を当てます。
空手の基本の稽古では、左右どちらでも構え、どちらの手でも突き、どちらの脚でも蹴ります。利き手の突きと、反対の手の突き。並べてみると、速さも、まっすぐさも、驚くほど違う。
ヨガでは、多くのポーズを左右の両側で行います。右はすっと入るのに、左は途中で止まる。右の股関節は開くのに、左はつまる。暑い部屋で汗をかきながら、自分の体の左右がこんなに違ったのかと、初めて知る人もいるかもしれません。
ここで、1対1の稽古が意味を持ちます。ヨガの部屋で見つけた「左の股関節がつまる」を、次の空手の稽古で、代表にそのまま伝えられる。代表は、三段・師範代の目で、その日のあなたの立ち方と蹴りを見ながら、左側の稽古の組み立てを変えることができる。大勢が並ぶ稽古で、一人ひとりの小さな気づきを毎回拾い上げるのは、簡単なことではありません。ヨガで拾った気づきが、空手の稽古にまっすぐ届く。教える人の目が一人に向いているからこそ、できることです。

黙想と、ヨガの最後の休む時間——動いたあとに止まる
空手の道場では、稽古の始めと終わりに、正座をして目を閉じる黙想の時間があります。上がった息が少しずつ静まっていくのを待ち、頭の中に残ったざわつきを、床に置いていく時間です。
ヨガのクラスの終わりにも、仰向けに横たわって何もしない時間を置くことが多くあります。シャバーサナと呼ばれる時間です。
たとえば溶岩ホットヨガの部屋で、レッスンの最後に仰向けになる。汗で湿ったマット越しに、溶岩の床の温もりが背中へ上がってくる。天井を見ていた目を閉じると、さっきまで聞こえなかった自分の鼓動が、耳の奥で鳴っている。空手の黙想とは姿勢が違います。座るか、寝るか。けれど、「動いたあとに、いったん止まる」という順番は同じです。
道場が大切にしている大山倍達総裁の極真精神には、「頭を低くして(謙虚)、目を高くして(野心)、口を閉じて(静寂)、親孝行を基本とし、他を利する」という言葉があります。このうちの「口を閉じて(静寂)」は、稽古のあとの黙想の静けさとも、ヨガの最後の時間の静けさとも、どこかでつながっているように思えます。
激しく動いたあとに、静けさがある。静けさを知っているから、また動ける。空手の黙想を知っている人は、ヨガの最後の時間に、ただ寝ているのとは違う静けさを見つけるかもしれません。ヨガの最後の時間に慣れた人は、空手の黙想で、目を閉じて何もしないことに戸惑わなくなるかもしれません。
道場はまた、総合格闘技・柔術・古武術の技も積極的に取り入れ、強さとは何かを追求しています。力を入れることだけが強さではない。その問いは、溶岩の床の上で力を抜いて横たわる時間とも、遠くないところにあるはずです。
週の組み立て方の例
では、実際に二つを組み合わせるなら、どんな一週間になるのか。正解は一人ひとりの生活と体で違うので、ここに書くのは、あくまで「たとえば」の話です。
たとえば、こんな組み立てがあります。
- 空手の稽古の日。 代表と1対1で、立ち方、突き、蹴りの基本を繰り返す。体の芯に力を集める日。
- その翌日か翌々日に、ゆったりしたヨガのクラス。 稽古で張った太もも、ふくらはぎ、肩まわりを、溶岩の床の上でゆっくりほどく。前の稽古で気づいた左右の差を、ポーズの中で確かめる。
- 次の空手の稽古の前に、もう一度ヨガのクラス。 股関節と足首を温かい部屋で動かしておき、整えた体で、次の稽古の基本を打つ。
固めて、ほどいて、整えて、また固める。一週間を一つの輪にするイメージです。
回数や曜日は、仕事や家のことと相談して決めてください。週に一度の空手と、週に一度のヨガでも、輪はちゃんと回ります。大事なのは、どちらか片方に偏りすぎないこと、そして、疲れの残った体で無理に両方を詰め込まないことです。
同じ日に続けてやるかどうかも、体の状態しだいです。空手の稽古で汗をかいたあとに、すぐ35〜40℃の部屋へ入るのは、慣れないうちは負担が大きいこともあります。最初は日を分けて、体がどう反応するかを見てから考えても遅くありません。暑い部屋に入る日は、前もって水分をしっかりとっておくことも忘れずに。
スタジオは年中無休で、朝8時から夜23時30分まで開いています。朝のヨガで一日を始める週もあれば、仕事帰りの夜に入る週もある。空手の稽古の曜日や時間は公式LINEで相談するので、ヨガの予定は、自分の生活に合わせてそのまわりに置いていけます。
二つとも選べるのは誰か
ここは正確に書いておきます。
- 空手(極真空手) の稽古の対象は、女性と子ども(小中学生・男の子も)です。稽古は代表との1対1のパーソナルで、大人の男性は対象外です。
- ヨガのクラス は16歳以上が対象で、男性も参加できます。20歳未満の方は保護者の同意書が必要です。
つまり、この場所で空手とヨガの両方を続けられるのは、16歳以上の女性です。20歳未満の方がヨガのクラスに参加するには、保護者の同意書が必要です。小中学生のお子さんは空手の稽古の対象ですが、ヨガのクラスには入れません。大人の男性は、ヨガのクラスには参加できますが、空手の稽古は受け付けていません。
あわせて、体についての決まりも書いておきます。
- 医師から運動を止められている方は利用できません。
- 持病や怪我のある方は、事前に医師に相談してください。
- 妊娠中の方は、溶岩ホットヨガには参加できません(常温のマタニティヨガのみ)。
- どちらの稽古でも、途中で気分が悪くなったり、痛みが出たりしたら、無理をせずに休んでください。
まとめ
力を出して固める空手と、力を抜いてほどく溶岩ホットヨガ。正反対に見える二つは、同じものを違う側から稽古しています。
- 呼吸。 空手は一瞬で吐き切り、ヨガは時間をかけて吐き切る。どちらも「吐き切る」稽古です。
- 股関節と足首。 高い蹴りと深い立ち方の根っこを、ヨガではゆっくり確かめられる。ただし、温かい部屋での深追いは禁物です。
- 体幹と左右差。 空手は中心に力を集め、ヨガは中心を保ったまま力を抜く。ヨガで見つけた左右の差は、1対1の稽古なら代表にそのまま届きます。
- 静けさ。 空手の黙想と、ヨガの最後の休む時間。動いたあとに止まる、という順番は同じです。
週に一度の空手と週に一度のヨガでも、固めて、ほどいて、整えて、また固める輪は回ります。三段・師範代が1対1で見る空手の稽古と、溶岩の床の上で体をほどくヨガのクラスが、立川駅北口から徒歩1分の、同じビルの3階にあります。
立川でヨガの体験と空手の相談をする
ヨガと空手では、入口が違います。
ヨガ・ピラティスの体験レッスン は、期間限定で税抜1,800円(税込1,980円)、事前決済です。60分のレッスンに、バスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれています。体験当日に入会すると、入会金と登録料(税抜20,000円/税込22,000円)がかかりません。予約は、24時間受け付けているWeb予約か、公式LINEからどうぞ。
空手(極真空手)の稽古 は、ワールド極真会空手連盟 東京支部長で、極真空手 三段・師範代の代表との1対1です。曜日や時間、進め方の相談は、公式LINEから送ってください。お子さんの稽古の相談は、保護者の方からお願いします。
「ヨガのクラスに通いながら、空手も始めてみたい」「空手の稽古とヨガのクラスの組み合わせ方を相談したい」。そういう相談も、公式LINEで受け付けています。
場所は、東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3F。JR立川駅北口から徒歩1分です。
拳を固めた同じ体で、溶岩の床に背中を預ける。その往復を、立川で始めてみませんか。押忍。
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