ストレス解消に悲しい歌を選んでもよい?慰めと考え込みを分ける聴き方を読む

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悲しさが深まった実験も、同じ机に置く

慰めの話だけで選曲を決めると、逆方向の結果が抜け落ちる。若年成人85人を対象とした無作為化試験では、新型コロナウイルス感染症に関する映像で否定的な感情を誘導した後、音楽を用いた介入を行った。穏やかな音楽群28人、楽しい音楽群30人、悲しい音楽群27人という比較である。若年成人を対象とした結果であり、18〜39歳の女性に同じ反応が生じるかは、この比較だけでは判断できない。[1]

この実験では、穏やかな音楽と楽しい音楽は誘導された否定的な感情を調整する方向に働いた一方、悲しい音楽を聴いた若年成人は、より否定的な感情を経験した。悲しい音楽なら理解してもらえた気分になり、必ず回復するという説明には当てはまらない結果だ。[1]

ただし、この結果を受けて、悲しい歌はいつでも禁止、とするのも行き過ぎである。対象は若年成人であり、特定の映像によって感情を誘導した状況での比較だった。好きな歌を帰宅中に自分で選ぶ場面と、研究で設定された介入条件とを、そのまま同一視はできない。[1]

オンライン調査の慰めと、実験での否定的な感情の増加は、どちらかを消せばよい食い違いではない。前者は聴き手が見いだす報いを広く尋ね、後者は誘導された感情の後に介入を比較している。問い、対象、曲を聴く文脈が違う。悲しい音楽の可能性を認めながら、今の自分への反応は確認するという姿勢が、この両方を扱う方法になる。[2][1]

「楽にならないのは聴き方が足りないからだ」と、自分を曲に合わせる必要はない。少なくとも、否定的な感情が強まる反応は実験でも観察されている。好きな曲への評価と、今夜その曲を続けて聴くかどうかは、別々に考えてよい。[1]

また、穏やかな音楽を選ぶことと、陽気な曲で無理に盛り上がることも同じではない。この実験は穏やかな音楽と楽しい音楽を別の群として扱っている。悲しい歌以外の候補を考える際にも、「明るくできないなら何も選べない」という二者択一にする必要はない。[1]

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考え込みは、歌の暗さより選ぶ理由から点検する

考え込みが心配なとき、悲しい曲の再生回数だけを悪者にすると、なぜ聴くのかが置き去りになる。大うつ病性障害のある50人と、非うつ病の対照群50人を比較した研究は、悲しい音楽を求める動機に注目した。ここでいう自己確認の動機とは、悲しさを通して自分についての感覚を保とうとする動機である。患者群と対照群の比較であり、18〜39歳の女性一般の選曲理由にそのまま当てはめることはできない。[4]

この研究では、うつ病群の半数を超える参加者が意図的に悲しい音楽を選んだ。うつ病群では、快さを求める動機より自己確認の動機が強く、対照群では逆だった。悲しい曲を選ぶ行為は同じでも、その内側の目的は異なっていた。[4]

ただし、悲しい歌を好む人をこの結果だけでうつ病だと判断することはできない。また、この比較から、悲しい歌がうつ病を引き起こしたとも言えない。病気のある人と、ない人の選択や動機を比べた結果であって、好みから診断する検査ではない。[4]

日常に引き寄せるなら、「この気持ちを分かってもらえた」と感じたいのか、それとも「やはり自分はだめだ」という結論を確かめたいのか、と選ぶ理由を言葉にしてみる。これは自己確認の動機を扱った研究を踏まえた点検の例であり、反芻を測る尺度や診断法ではない。[4]

考え込みという言葉も、過去を思い出すことすべてへの否定として使わないほうがよい。系統的レビューでは、過去の出来事を思い出したり振り返ったりすることが、共感や気分の調整などの心理的な利益につながる説明に含まれている。振り返る内容と、その時間が自分にとってどう経験されるかを抜きに、思い出す行為だけを有害とは決められない。[10]

ここで区別したいのは、研究が示す「求める動機の違い」と、日常で気になる「同じ否定的な結論から離れにくい感覚」である。前者を手がかりに後者を点検することはできても、音楽を変えれば考え込みが治るとまでは言えない。生活に響くつらさが続く場合は、選曲だけで抱えず医師に相談するという線を残しておきたい。

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よくある誤解

「悲しい歌で慰められるのは気のせい」という見方は、経験の幅を狭める。オンライン調査では慰めや感情の調整が音楽を求める動機として報告され、レビューでも悲しさと快さの併存が検討されている。慰めは、必ず笑顔になることと同義ではない。[2][9]

逆に、「悲しい気分には悲しい歌が一番合うから、一番効く」という言い方も強過ぎる。悲しい気分のときに悲しい音楽を選びやすい実験結果はあるが、それは聴く前の好みを調べたものだ。否定的な感情が強まった音楽介入の結果もあるため、合うと感じることと、望む変化が起こることを分けたい。[8][1]

「生物学的な仕組みが説明できれば、万人向けの正解が決まる」という期待にも距離を置く。悲しい音楽の楽しさを統合的に検討したレビューは、生物学、心理・社会、文化という説明の層を比較し、どれかひとつだけで十分に説明できないと論じている。評価された根拠は、生物学的な層では弱いか存在せず、心理的な層では中程度、文化的な層では示唆的という整理だった。[11]

この整理は、悲しい歌の楽しさを否定するものではない。身近な経験があることと、その仕組みを十分に確定できることは別だからだ。特定の物質が出るから必ずストレスが消える、といった単純な物語に置き換えるより、快さ、共感、落ち着き、幸福感という違いを残すほうが、実際の聴き心地を説明しやすい。[11][17]

今日からできること

  • 選曲の前に、今ほしいのが「落ち着き」か「明るさ」かを短く書く。日常調査では両者が逆方向に動いていたため、感想を分けるための工夫である。[17]
  • 聴く前後で、リラックス感と幸福感を別々の言葉で振り返る。77人を対象とした研究の視点を借りた方法であり、点数をよくする課題にしない。[17]
  • 悲しい歌を選ぶ理由を、「慰めがほしい」「自分への否定を確かめたい」など、自分の言葉にする。各50人を比較した動機の研究から考えられる点検であり、診断として使わない。[4]
  • 聴いて否定的な感情が強まる日は、悲しい歌を続ける義務を外し、穏やかな曲も候補にする。85人の試験が扱った状況に限りはあるが、悲しい音楽だけが調整の道ではなかった。[1]
  • 友人と曲を勧め合うときは、曲名に加え、どんな気分になりたくて聴いたかを伝える。772人の調査でも音楽から得る報いは複数あり、好みの一致を効果の一致とは考えない。[2]

これらは、決まった時間や回数で改善を約束する聴取法ではない。研究で分かれた感情や動機を、日常で見落とさないための工夫だ。選ぶ前の自分、聴いている間の経験、終わった後の感覚を並べると、「好きだったのに今日は合わない」という感想も矛盾扱いせずに済む。[2][8][17]

曲を途中で変える日があっても、好きな歌との関係まで捨てる必要はない。悲しい曲という棚に、慰めも、共感も、気分が沈む経験も入りうるからだ。帰り道の選曲に必要なのは、悲しさを禁止する規則より、自分が求めた変化と実際に残った感情を照らす視点である。[2][1][17]

yogaのレッスン前の様子生徒の足もとにあるヨガマット 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

オンザショア立川店で、予定のある時間を持つ

聴き終えた後の過ごし方まで考えるなら、体を動かす時間を予定に入れる選択もある。オンザショア立川店は、JR立川駅北口から徒歩1分、東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3Fにある溶岩ホットヨガスタジオである。営業時間は8:00〜23:30で、全曜日共通、年中無休だ。生活の中で通う時間を考える際には、場所と時間を先に照らし合わせられる。

溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガに加え、常温のヨガ、ピラティス、パーソナルトレーニングなどがある。ヨガだけでも25種類以上のレッスンがあり、続けるための予定を組む場所として選択肢を確認できる。音楽による気分の研究を、当店のレッスンの効能へ置き換えるものではない。

妊娠中は溶岩ホットヨガに参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。ヨガの体験レッスンは税込1,980円で、60分のレッスン、バスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルを含む。料金と体験の予約を確認し、店のトップから通い方を検討できる。

参考文献

[1] Regulation of Mindfulness-Based Music Listening on Negative Emotions Related to COVID-19: An ERP Study — Liu X, Liu Y, Shi H, Li L, Zheng M., 2021, International journal of environmental research and public health. DOI: 10.3390/ijerph18137063

[2] The paradox of music-evoked sadness: an online survey — Taruffi L, Koelsch S., 2014, PloS one. DOI: 10.1371/journal.pone.0110490

[4] Sad as a Matter of Evidence: The Desire for Self-Verification Motivates the Pursuit of Sadness in Clinical Depression — Arens EA, Stangier U., 2020, Frontiers in psychology. DOI: 10.3389/fpsyg.2020.00238

[8] The influence of induced mood on music preference — Xue C, Li T, Yin S, Zhu X, Tan Y., 2018, Cognitive processing. DOI: 10.1007/s10339-018-0872-7

[9] Music evokes vicarious emotions in listeners — Kawakami A, Furukawa K, Okanoya K., 2014, Frontiers in psychology. DOI: 10.3389/fpsyg.2014.00431

[10] The pleasures of sad music: a systematic review — Sachs ME, Damasio A, Habibi A., 2015, Frontiers in human neuroscience. DOI: 10.3389/fnhum.2015.00404

[11] An integrative review of the enjoyment of sadness associated with music — Eerola T, Vuoskoski JK, Peltola HR, Putkinen V, Schäfer K., 2018, Physics of life reviews. DOI: 10.1016/j.plrev.2017.11.016

[17] Listening to the blues: An ecological momentary assessment of music choice in depression — Yoon S, Rottenberg J., 2021, Emotion (Washington, D.C.). DOI: 10.1037/emo0000911

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

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