運動前のコーヒーは水出しなら軽い?抽出温度と時間で変わるカフェインの読み方

ヨガとからだの記事のイメージ写真 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

色や酸味はカフェインの目盛りにならない

冷たい飲み物は、色や香りで選ぶことも多い。高圧二酸化炭素を用いる方法、従来の水出し、氷を使う点滴式抽出を比較した食品実験では、最も色が薄かったのは点滴式、最も濃かったのは高圧二酸化炭素による飲料だった。ところがカフェインとクロロゲン酸の濃度は、点滴式で最も高く、高圧二酸化炭素で最も低かった。[7]

クロロゲン酸はコーヒーに含まれるフェノール性成分であり、抗酸化の測定でも検討される成分だ。ここで大切なのは名称を覚えることより、色の濃淡と、個別に測った成分の多寡が逆向きだった点である。目が捉えているのは色であり、カフェインの測定には成分分析が必要だ。[4][7]

その比較では、酸性度を示す指標であるpHに製法間の有意差はなかった。さらに従来の水出しと高圧二酸化炭素の飲料には、香りの官能試験でも有意な差が知覚されなかった。成分分析で違いがあっても、人の感覚で同じように区別できるとは限らない。[7]

酸味が弱い、香りが柔らかい、色が淡い。どれも好みを言葉にするには役立つが、カフェイン量の測定値に置き換えられない。透明なカップを眺めても、そこに成分表示の目盛りは現れない。運動前にいつもの飲み物と比べたいなら、味の感想と量の情報を別々に置いておこう。[7][16]

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

抗酸化の評価が高くても運動向きとは決まらない

抽出研究にはカフェイン以外の指標も多い。アラビカの飲料をアメリカーノ、ペーパードリップ、フレンチプレス、水出しで比較した成分分析では、抽出方法によってカフェイン、クロロゲン酸の組成、総フェノール量、抗酸化活性が変わった。水出しは総ラジカル消去活性が最も高い一方、総フェノール量はフレンチプレスで最も高かった。[4]

ラジカル消去活性とは、測定系で対象となる反応性の分子を消去する働きの評価だ。この分析では、クロロゲン酸類が全飲料の抗酸化ポテンシャルの84%超を占めていた。同じ飲料を測っても、「どの成分の量か」「どの反応の評価か」によって、上位になる抽出法が変わりうる。[4]

先に読んだレビューは、全般に高温や長い抽出時間で抗酸化活性が高くなる傾向を整理していた。一方、この比較実験では低温で長く抽出する水出しが高い値を示した。温度だけの競争として読むより、時間も含む抽出条件と評価指標の違いを並べると、両方の結果を無理なく扱える。[1][4]

こうした化学的な評価は、カップの中で何が取り出されたかを知るためのものだ。測定値の高かった飲料を、運動の疲れを防ぐ飲料、誰にでも適した飲料へそのまま昇格させることはできない。実験の結論を使う場所を、成分の比較までに保つ必要がある。[1][4]

「成分が多く取れる」と「自分が飲む理由が増える」は別の判断である。研究を読む目的が運動前の一杯を整理することなら、抗酸化の順位を追いかけるより、カフェインを含む飲料の条件が変わったかどうかを確かめる方が、問いに近い。

研究間の数字を比べるときにも、同じ測定対象かを先に確かめる。超音波の実験にある対照からの増加率は、その装置で処理しなかった条件との比較である。水出しとフレンチプレスの違いを示す倍率として使うことはできない。比較相手を落として増加率だけを引用すると、抽出方法全体の順位があるように見えてしまう。[8][16]

立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

よくある誤解

「水出しは低温なので、カフェインも少ない」という決め方には反例がある。低温で長時間抽出した飲料とフレンチプレスを、総溶解固形分が似た状態で比較すると、水出しのカフェインが高かった。これを逆向きに一般化せず、低温という名前では量を確定できない、と読むのが適切だ。[16]

「すっきり飲めるから中身も薄い」という理解も切り分けたい。色の薄い点滴式抽出でカフェインが最も高かった比較があり、香りの官能評価で有意差が知覚されなくても、成分の差が見られた。飲みやすいという感想には、カフェインが少ないという保証は付いていない。[7]

「長く待つほど、どの成分も同じように増える」と考える必要もない。減圧実験では回数と各回の時間の組み合わせが影響し、超音波実験では装置の条件によって短い時間でも濃度が変化した。待ち時間は重要な条件だが、それだけで製法を代表させることはできない。[17][20]

「研究に最適条件とあるから、毎朝その通りに飲むべきだ」という読み方も避けたい。総溶解固形分を目標にした最適化と、官能評価を高める条件の選択では、目指すものが違う。研究でいう最適は、何を目標にして選んだかと一緒に読む言葉である。[13][16]

今日からできること

  • 水出しという名前に加え、抽出の説明があれば温度と時間を一緒に見る。4°C・24時間は研究の一条件として受け取り、自分の飲料と自動的に同一視しない。[16]
  • カフェイン量を比べるときは分母を読む。研究のmg/mLという飲料当たりの値と、mg/g coffeeというコーヒー質量当たりの値を、そのまま大小比較しない。[13][17]
  • 味の記録には色、酸味、香りを残してよいが、そこからカフェイン量を推定しない。点滴式で色が最も薄く、カフェインが最も高かった比較を思い出す。[7]
  • 抽出時間を変えて比べるなら、粉と水の比率も記録する。1:14という研究条件のように、時間と比率を別々の欄にして、何を変えたかが追えるようにする。[16]
  • 抗酸化の表示や説明を見るときは、カフェイン量の情報と分けて読む。抗酸化の総合評価と総フェノール量で、最も高い抽出法が異なった比較がある。[4]

飲み物を記録する際は、手元の表示が何を単位にしているか、その表示が飲む状態の液体を指しているかを確かめたい。カップの大きさだけを書くより、「量の単位」「飲んだ量」「抽出の説明」を分けて残す方が、後から比較の前提を見直しやすい。これは特定の摂取量を勧めるための記録ではない。

また、家庭で条件を変えたときも、見た目や味だけではカフェインの増減を測れない。研究の実験条件は、違いを考える手がかりである。手元に成分量の情報がなければ数値を作らず、分かる条件だけを残す。量が不明な飲み物を、低温という理由だけで少量扱いしないことが出発点になる。次に別の一杯を選ぶときも、まず確かめるのは水出しという呼び名より、その飲料について分かっている条件である。[7][16]

yogaのレッスン前の様子生徒の足もとにあるヨガマット 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

オンザショアで、飲み物と通う時間を別々に整える

運動に向かう日の段取りは、飲み物の選択と、通う場所の条件をそれぞれ確認して組み立てたい。オンザショア立川店はJR立川駅北口から徒歩1分、営業時間は全曜日8:00〜23:30で、年中無休である。朝の用事の前か、仕事の後か。継続する時間を考えるときには、まず場所と営業時間という具体的な条件から確かめられる。

所在地は東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3F。溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガに加え、常温のヨガやピラティスなどがあり、ヨガだけでも25種類以上のレッスンがある。種目の選択と予定の組み方を、続ける仕組みとして検討する場所である。

参加する種目には、体調に応じた確認も必要だ。妊娠中は溶岩ホットヨガには参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。ヨガの体験は税込1,980円で、60分のレッスン、バスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルを含む。持参するものを整理するときには、含まれるレンタル品も確認しておきたい。詳しい案内は店のサイト、費用は料金ページ、体験は予約ページで確認できる。

参考文献

[1] Variables Affecting the Extraction of Antioxidants in Cold and Hot Brew Coffee: A Review — Yust BG, Wilkinson F, Rao NZ., 2023, Antioxidants (Basel, Switzerland). DOI: 10.3390/antiox13010029

[4] Brewing-Method-Dependent Changes in the Bioactive Compound Profile and Antioxidant Potential of Coffee Beverages — Sęk M, Cięciel U, Tkacz M, Rohn S, Halagarda M., 2026, Molecules (Basel, Switzerland). DOI: 10.3390/molecules31122163

[7] Comparative Decoding of Physicochemical and Flavor Profiles of Coffee Prepared by High-Pressure Carbon Dioxide, Ice Drip, and Traditional Cold Brew — Wang Z, Zhou Y, Zong Y, Wu J, Lao F., 2025, Foods (Basel, Switzerland). DOI: 10.3390/foods14162840

[8] Effects of ultrasound treatment on physicochemical, sensory, and structural properties of cold brew coffee — Lee Y, Lee KG., 2025, Ultrasonics sonochemistry. DOI: 10.1016/j.ultsonch.2025.107401

[13] Optimization of Sensory Properties of Cold Brew Coffee Produced by Reduced Pressure Cycles and Its Physicochemical Characteristics — Kyroglou S, Laskari R, Vareltzis P., 2022, Molecules (Basel, Switzerland). DOI: 10.3390/molecules27092971

[16] Optimization of Cold Brew Coffee Using Central Composite Design and Its Properties Compared with Hot Brew Coffee — Zakaria NH, Whanmek K, Thangsiri S, Chathiran W, Srichamnong W, Suttisansanee U, Santivarangkna C., 2023, Foods (Basel, Switzerland). DOI: 10.3390/foods12122412

[17] Coffee brewing sonoreactor for reducing the time of cold brew from several hours to minutes while maintaining sensory attributes — Chiu SH, Naliyadhara N, Bucknall MP, Thomas DS, Smyth HE, Nadolny JM, Kalantar-Zadeh K, Trujillo FJ., 2024, Ultrasonics sonochemistry. DOI: 10.1016/j.ultsonch.2024.106885

[20] Process characterization and optimization of cold brew coffee: effect of pressure, temperature, time and solvent volume on yield, caffeine and phenol content — Kyroglou S, Thanasouli K, Vareltzis P., 2021, Journal of the science of food and agriculture. DOI: 10.1002/jsfa.11125

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

ヨガとからだの小さな疑問のほかの記事

ヨガとからだの小さな疑問の一覧

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

💬 ご質問がある場合はこちらからどうぞ

オンザショアのチャットで質問する(24時間受付)

レッスン内容・料金・体験のご予約など、気になることをお気軽にお尋ねください。

author avatar
宮川涼 Founder
1

2

関連記事

ご体験予約