プロテインを氷で冷やすと薄まる?溶けた後の飲み残しまで見る一杯の確かめ方

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とろみや分離が違えば、残り方も観察する

水の量が同じなら飲み物の状態も同じ、と考える前に、食品としての配合にも目を向けたい。ヨーグルトに水と塩を加えた発酵乳飲料を対象に、ゼラチンやキサンタンなどを加えた製造実験がある。研究者らは、人による評価のほか、粘度や液体の分離を調べた。単に濃いか薄いかという言い方では捉えきれない性質を測っている。[10]

全体的な受容性の得点は、ゼラチン添加が4.31、キサンタン添加が4.33、混合添加が4.58、対照が4.12だった。保存30日後の液体分離の指標は、対照で45.07、混合添加で0.84と報告されている。これはその配合と保存条件での結果である。[10] スポーツ飲料の希釈試験とこの発酵乳飲料の製造実験は、食品も測定項目も異なる。とろみや分離を含む物性をそろえずに、スポーツ飲料の好みの順位からプロテインの残り方を予測することはできない。

研究では、流れ方にも特徴があり、力を加えて流す際に見かけの粘度が下がる性質を示した。温度と見かけの粘度の関係も調べられている。[10] したがって、この発酵乳飲料について語るなら、材料の割合だけでなく、どの状態で評価したかが大切になる。ただし、この性質をあらゆるプロテイン飲料へそのまま当てはめるべきではない。

自宅のコップでは、氷の隙間に飲料が残っていないか、底に粉が見えていないか、壁に付いたものを残したかを観察する。これは家庭で栄養量を精密分析する方法ではない。前の日との違いを説明するための記録である。氷の入った容器が重いままだから飲料を大量に残した、とは直ちに決めず、固体の氷と残液を言葉で分けておく。

また、見た目が均一な残液と、粉やかたまりが偏っている残り方を、同じ「少し残した」で済ませないほうが比較しやすい。残液の割合から成分量を考えるには、全体が均一だったという前提がいるからだ。均一かどうか分からない一杯を、計算だけできれいに片付ける必要はない。「底に残りがあった」という記録にも意味がある。

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冷たさによる変化と、栄養の働きは別の問い

温度で食品の性質が変わる研究を見つけたときは、何を冷やしたのかを確認したい。βカロテンを細かい油滴に含ませ、乳由来のたんぱく質であるβラクトグロブリンで安定化したモデル飲料の実験がある。対象は油を水の中に細かく分散させたナノエマルションで、飲み終えた人の筋肉を調べる試験ではない。[20]

この実験では、保存温度が5〜55℃の範囲で高くなるほど、βカロテンの分解による退色が速くなった。酸性度や塩の条件も調べ、油滴の凝集はたんぱく質の等電点付近などで不安定になった。等電点とは、たんぱく質の電気的な性質がつり合う酸性度のことである。ここで示されたのは、特定のモデル食品における物理的・化学的な安定性だ。[20]

乳のたんぱく質を使っているという共通点だけで、「氷を入れればプロテインの効果が保たれる」とは言えない。退色を測ること、油滴が集まること、飲んだたんぱく質が体で使われることは、同じ結果の別名ではない。研究対象と評価項目を組にして読む必要がある。[20] 温度という単語が出ただけで、自分のシェーカーの結論にはしない。

また、食品を扱った実験の温度を、そのまま自宅の保存方法や保存時間の基準に置き換えない。作った飲料をどう扱うかは商品の表示に従い、氷が残っていることだけを長く置ける根拠にしない。この記事で比べたいのは飲んでいる最中の状態である。残りをあとで観察するために、わざわざ飲料を放置する必要はない。

運動後の体感についても同じである。冷たくて心地よかったという感想は、その日の飲み方を選ぶ材料にはなる。しかし、心地よさから吸収速度や筋肉への効果まで説明しようとすると、測っていないところへ話が飛ぶ。氷入りを選ぶ理由を、飲みやすさの範囲で言葉にしてもよい。好きな飲み方に、壮大な効能を背負わせる必要はない。

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よくある誤解

「薄めるほど飲みやすくなる」と考える前に、試験で比べた条件を見たい。暑熱作業者の試験では2倍希釈の評価が最もよかったが、さらに薄い条件も比べていた。薄めるほど際限なく好まれるという結果ではなく、対象者、飲料、作業の条件がそろった比較である。[18] 自分の一杯でも、薄くした理由と、最後まで飲めたかを分けて確かめたい。

「おいしかったなら摂取量も多い」も別の話だ。発酵乳飲料の実験にある受容性の得点は、飲料をどれだけ摂取したかの数字ではない。[10] また、スポーツ飲料試験の平均摂取量を、好みの得点から計算したものとして読んではいけない。[18] 食品への評価と実際に飲んだ量は、研究でも家庭でも別々の欄に置くのがよい。

「見た目が変わったら栄養が失われた」とも即断しない。モデル飲料の試験では、油滴の凝集などの物理的な安定性と、βカロテンの分解などの化学的な安定性を区別して調べている。[20] 氷入りのコップで見えた変化にも、まず具体的な名前を付けたい。液面が上がった、底に付いた、残した、という観察から始めれば、曖昧な「効かなくなった」に飛ばずに済む。

今日からできること

  • 粉末、最初の液体、追加した氷を別々にメモする。研究の2倍希釈はスポーツ飲料の条件であり、自宅のプロテインに指定された配合ではない。[18]
  • ひと口の好みと、飲み終えたときの残り方を別に記す。発酵乳飲料の4.58という受容性の得点も、飲んだ量を表す数字ではない。[10]
  • 薄くしても好みが変わらない日は、成分まで同じだと決めない。発酵果汁では1対2と1対4の配合で官能的な品質と抗酸化活性の結果が一致しなかった。[3]
  • 冷たさの好みから、栄養の働きを採点しない。5〜55℃を扱ったモデル飲料の退色実験は、氷入りプロテインの筋肉への作用を評価したものではない。[20]
  • 比較する日は配合以外の変更も書く。作業者8人の結果を個人の正解にせず、残液、氷、底の付着を分けた自分の記録として使う。[18]

大切なのは、記録を増やすこと自体ではなく、次の一杯で何を変えるかを選べることだ。冷たさはよかったが量が多かったのなら、その感想をそのまま残せばよい。氷を足したのに飲み終える前の味を覚えていなければ、次はそこだけ確かめる。すべてを同時に調整しようとせず、何に困ったかを言葉にすると比べる目的が戻ってくる。

飲料を飲み切ることを義務にする必要もない。残した日は失敗ではなく、その日の一杯が自分にどう合ったかという情報になる。用意した粉末の量を、そのまま飲んだ量として扱わないために、飲み残しを気軽に記録するのである。氷が溶けるまでコップを見張るのではなく、飲み終えた瞬間に一度目を向ける程度でよい。

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オンザショア立川店で、運動の予定を具体的にする

飲み終えた一杯を片付けた後、次の運動も生活に入る予定として考えたい。オンザショア立川店では、溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガに加え、常温のヨガ、ピラティス、パーソナルトレーニングなどを扱う。ヨガだけでも25種類以上のレッスンがあり、通う種目を選ぶ材料になる。店の案内で内容を確認できる。

妊娠中は溶岩ホットヨガに参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。参加できる種目を確かめてから、運動の予定を具体的にしたい。

店舗はJR立川駅北口から徒歩1分、東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3Fにある。営業時間は8:00〜23:30で、年中無休だ。朝か帰宅前か、自分が通える時間帯と照らし合わせられる。

ヨガの体験レッスンは税込1,980円。60分のレッスンに、バスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルを含む。料金と持ち物を確認し、日時が決まったら体験の予約へ進める。

参考文献

[3] Surival of Lactiplantibacillus plantarum, metabolism of physicochemical properties, and sensory quality of coffee pulp fruit juice during fermentation — Duong TN, Pham TH, Hoang QB., 2026, Journal of food science and technology. DOI: 10.1007/s13197-025-06467-w

[10] Investigation of rheological, physicochemical, and sensorial properties of traditional low-fat Doogh formulated — Rahmati F, Mahjoorian A, Fazeli F, Ranjbar S., 2023, Food science & nutrition. DOI: 10.1002/fsn3.3647

[18] Effect of dilution of sports drink on water balance and beverage preference of heat-exposed steel workers — Horie S, Tsutsui T, Miyazaki S., 2003, Journal of UOEH. DOI: 10.7888/juoeh.25.1

[20] Physical and chemical stability of β-carotene-enriched nanoemulsions: Influence of pH, ionic strength, temperature, and emulsifier type — Qian C, Decker EA, Xiao H, McClements DJ., 2012, Food chemistry. DOI: 10.1016/j.foodchem.2011.11.091

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

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宮川涼 Founder
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