ワイドスクワットはランニング向き?足幅の選択と走りへ移る成果を分けて読む

ヨガとからだの記事のイメージ写真 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

組み合わせる練習では、単独の優劣と答えが変わる

長距離走者のメタ分析では高負荷筋トレが跳躍系より有望だった一方で、青年男子走者の比較試験では、重い負荷と跳躍を組み合わせた方法が通常の筋トレよりランニング効率を改善した。これは矛盾として片づけるより、比較している組み合わせが違うと読む方が正確である。跳躍だけを選ぶことと、高負荷筋トレに跳躍を組み合わせることは、同じ介入ではない。18〜39歳の女性への適用には、比較方法に加えて対象の違いも残る。[1][10]

青年走者の試験は、平均年齢16.75歳の男子32人を無作為に分け、8週間、週3回の補助練習を行った。両群とも普段の持久走練習は続けていた。重い負荷と跳躍を組み合わせた群では、通常の筋トレ群より、時速12、14、16kmで測定したランニング効率の改善が大きかった。対象が青年男子のため、18〜39歳の女性にも同じ差が出るかは別の検証が必要である。[1]

両群ともスクワットの最大筋力や跳躍成績には改善があった。それでも、走る効率の改善は組み合わせた群の方が大きかった。脚の最大筋力が伸びたという共通点だけでは、走る側の結果の違いを説明しきれない。補助練習の内容まで見る必要があることを、この青年男子の比較は示している。18〜39歳の女性への応用でも、最大筋力と走行時の効率を別々に評価する考え方を参考にしたい。[1]

ここで示された統計的な群間差は、暮らしの中で誰でも同じだけ楽に走れるという保証ではない。特に、対象が青年男子の距離走者である点は外せない。18〜39歳の女性が、自宅のワイドスクワットに跳躍を足す場合へ、そのまま結果を移すことはできない。研究のメニューを見て、そのまま自分の献立に写す前に、対象と環境を確認したい。[1]

したがって、ワイドスクワットを行う日の判断も「脚が疲れたから走る刺激は全部済んだ」では粗すぎる。研究で比較されていたのは、持久走練習を残したうえで何を追加するかだった。雨で予定を変更する日があっても、走る練習の全体を筋トレへ置き換える理由としては扱わない方が、研究の条件に沿う。[1][10]

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

ランニング側の記録を、筋トレの隣に置く

走りへの成果を知りたいなら、ワイドスクワットの回数や重さだけで評価を終えない。研究にならうなら、筋力を測る項目と走る課題を測る項目を分ける。日常の記録でも、スクワットで何を変えたのか、走る場面で何を比べたいのかを別々に書くのは、その考え方の応用である。[1][11]

例えば「前より多くしゃがめた」と「いつもの道を前より速く走れた」は、どちらも残す価値がある。しかし、その間を自動的に因果でつながない。無作為化比較試験では練習方法を分けて成績の変化を調べているが、個人の日記は同じ条件の比較試験ではない。変化を見つける道具として使い、理由の断定は急がないという姿勢が合う。[1][11]

回数だけで判断しない大切さは、ランニング以外の試験にも現れている。健康で活動的な若い成人23人を対象とした無作為化試験では、4週間の筋トレ後に、1分間の立ち座り回数は16%、推定1RMは36%増えた。一方、動作を続けるにつれて成績が落ちる程度、すなわち測定された疲労しやすさには効果がなかった。[8]

この試験では対照群に変化は観察されなかった。運動をした群の変化を見るだけでなく、比較相手を置いて評価している点も押さえたい。[8]

立ち座りはランニングではない。この試験から走る効率が上がるとは言えない。ただし、反復できた回数が増えたことを、何でも「持久力がついた」と呼ばないための実例にはなる。研究者は立ち座りの改善を、筋持久力より筋力に関係する増加として解釈している。自宅のスクワットの回数が増えたときも、走る持久力の証明とは分けて考えたい。[8]

もう一つ、軍の訓練生を対象とした試験では、高負荷と低負荷で筋力への効果が異なっても、敏捷性や筋持久力などの変化は同様だった。対象は女性5人、男性22人で、22週間の全身筋トレを比較した。高負荷群は下肢筋力の増加で低負荷群を9.9%上回り、その95%信頼区間は1.1〜18.6%だったが、運動能力の全項目で優位だったわけではない。男性が多い軍の訓練生の結果を、18〜39歳の一般女性へそのまま当てはめることはできない。[12]

この結果も、ワイドスクワットの足幅を決める研究ではない。意味があるのは、筋力と個別の運動課題を分けて評価する考え方である。ランニングが目的なら、筋トレの成績を褒める欄とは別に、走って確かめる欄が必要になる。重りの数字だけが伸びた時期にも、その記録は失敗ではなく、伸びた能力の場所を示している。[11][12]

立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

よくある誤解

「足幅が広いほどランニング向きになる」という考えには、慎重でありたい。走る効率を検討したメタ分析が比較しているのは、高負荷筋トレや跳躍系の方法、負荷、期間などである。そこから足幅を広げるほど有利だという順位は作れない。ワイドという名前と、走る成績に関する証拠は、いったん切り離して受け取る必要がある。[10]

「最大筋力が大きく伸びたなら、走りも同じ割合で伸びる」という理解も正確ではない。男性走者の試験では、筋力の増加率と距離走のタイム短縮率に大きな隔たりがあった。また、高強度インターバル練習で改善した距離と、筋トレで改善した距離も異なった。何を目的にした練習だったかで、成果の出る場所は変わっていた。[11]

「跳ぶ練習は効果がない」と決めることも早い。メタ分析では跳躍系単独の効率への推定は小さく、幅も広かったが、青年走者の試験では重い負荷との組み合わせが通常の筋トレを上回った。対象、組み合わせ、比較相手が変わると、問いも変わる。「勝った種目」を探すより、何に何を足した研究かを読む方が、練習を考える手がかりになる。[1][10]

今日からできること

  • 記録を筋トレと走る課題に分ける。4週間の男性走者の試験でも1RMと距離別タイムは別々に測っており、回数の伸びだけを走る成果にしない。[11]
  • 自重のワイドスクワットを、研究の高負荷筋トレと同じ条件として数えない。メタ分析には1RMの90%以上と、それ未満を分けた解析がある。[10]
  • 補助練習を増やす前に、走る練習が予定に残っているかを見る。青年走者の8週間の試験は、普段の持久走を続けたうえでの比較だった。[1]
  • 数回の手応えだけで足幅の正解を探さない。メタ分析では高負荷筋トレの6〜8週間と10〜14週間でも推定結果が違い、期間も評価条件になっている。[10]
  • スクワットの回数増加を、すべて持久力向上と呼ばない。若い成人23人の立ち座り試験では、反復回数の改善と疲労しやすさの変化は一致しなかった。[8]

このような記録は、誰かの研究結果を自分にも約束するためではない。何を変えた日に、どの課題が変わったかを見失わないためである。ワイドに構えること自体が目標ならスクワットの上達を、ランニングが目標なら走る場面の変化を確かめる。その両方を大切にすれば、脚が疲れた夕方の満足感と、走る成果への期待を、無理なく同じ予定表に置ける。[1][10][11]

yogaのレッスン前の様子生徒の足もとにあるヨガマット 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

オンザショア立川店を運動の予定に組み込むなら

走る練習と補助運動を予定表で分けるなら、通う場所もその役割から選びたい。オンザショア立川店では、溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガのほか、常温のヨガ、ピラティス、パーソナルトレーニングを扱っている。走る日とは別に、継続する運動の時間を設ける場所として検討できる。

妊娠中は溶岩ホットヨガに参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。参加条件を確認したうえで、店舗案内と料金から通い方を考えたい。

所在地は東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3Fで、JR立川駅北口から徒歩1分。営業時間は全曜日8:00〜23:30、年中無休である。女性専用のキックボクササイズ、ボクササイズ、HIITもあり、ヨガは25種類以上のレッスンがある。

ヨガの体験は税込1,980円。60分のレッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルを含む。体験の予約は、通える時間を確かめてから予定に組み込める。

参考文献

[1] Effect of complex training on lower limb strength and running economy in adolescent distance runners — Yu S, Zhou S, Peng D, Jie D., 2025, Frontiers in physiology. DOI: 10.3389/fphys.2025.1718150

[8] Assessing muscle fitness changes to resistance training in healthy young adults using the 1-min sit-to-stand test: insights from a mobile app analysis — Montemurro A, Ruiz-Cárdenas JD, Gruet M, Souron R., 2026, European journal of applied physiology. DOI: 10.1007/s00421-025-06010-x

[10] Heavy Resistance Training Versus Plyometric Training for Improving Running Economy and Running Time Trial Performance: A Systematic Review and Meta-analysis — Eihara Y, Takao K, Sugiyama T, Maeo S, Terada M, Kanehisa H, Isaka T., 2022, Sports medicine – open. DOI: 10.1186/s40798-022-00511-1

[11] Effects of high-intensity interval training and resistance training on physiological parameters and performance of well-trained runners: A randomized controlled trial — Trevisol Possamai L, Antonacci Guglielmo LG, Felix Salvador A, Denadai BS, Do Na, 2024, Journal of sports sciences. DOI: 10.1080/02640414.2024.2364425

[12] Superiority of High-Load vs. Low-Load Resistance Training in Military Cadets — Øfsteng SF, Hammarström D, Knox S, Jøsok Ø, Helkala K, Koll L, Hanestadhaugen M,, 2024, Journal of strength and conditioning research. DOI: 10.1519/jsc.0000000000004830

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

ヨガとからだの小さな疑問のほかの記事

ヨガとからだの小さな疑問の一覧

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

💬 ご質問がある場合はこちらからどうぞ

オンザショアのチャットで質問する(24時間受付)

レッスン内容・料金・体験のご予約など、気になることをお気軽にお尋ねください。

author avatar
宮川涼 Founder
1

2

関連記事

ご体験予約