
繰り返す解凍は、初回の歯応えだけで判断しない
冷凍と解凍を繰り返す研究では、食感の指標が途中で増加から低下へ転じている。[13]ソウギョのすり身に豚背脂を配合し、−18℃で保存して毎週解凍と再冷凍を行った実験では、食感の指標は最初の凍結・解凍後にいったん増え、その後に低下した。[13] 初回の歯応えだけを、その後の品質の目安にはできない。
この実験は食感のほか、たんぱく質の構造、たんぱく質と脂質の酸化、たんぱく質の溶けやすさなども調べている。繰り返しの回数や脂肪の配合が増えると、たんぱく質の構造に関わる指標や溶解性が変わり、品質の低下と関係していた。[13] 酸化とは、ここでは脂質やたんぱく質に起こる化学的な変化である。単に氷が刺して水が出る、という説明だけでは収まらない。
ただし、豚背脂を加えた実験用すり身は、手元のちくわそのものではない。脂肪の影響を含めて設計された試験なので、市販品にも同じ順番、同じ幅で変化が出ると約束することはできない。[13] それでも、繰り返す温度変動を避けるという品質管理の方向は、この研究の実用上の提案と合っている。[13]
夕食の準備で袋を出し、使わずに戻し、翌日また出す。そのような扱いを見直すなら、まず商品の指示に従って、使う分と残す分をどう分けるかを考えたい。食べる直前の都合で全量を出し入れするより、予定を先に決めるための工夫である。研究上の根拠は温度変動と繰り返す凍結・解凍による品質変化であり、ここから特定の包装方法や解凍時間の優劣までは決めない。[2][13]
別の角度から見ると、歯応えが強いことを、保存状態の良さの証明に使わない方がよい。食品の冷凍を扱ったレビューは、長い冷凍保存で肉や魚製品がゴムのような食感になる問題も整理している。[2] 強く噛む必要があることと、元の弾力が保たれたことは別の感想だ。「硬い」「戻る」「水っぽい」を書き分けるだけでも、同じ言葉で違う状態を指す混乱を減らせる。
初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。
水、白さ、硬さは違うものを測っている
食感の変化を読むときは、研究が何を指標にしているかを先に見る。魚肉ソーセージの実験では、大豆由来の組織状たんぱく質、馬鈴薯でんぷん、豚脂の配合条件を調整し、冷凍保存中の保水性や食感を評価した。調整された配合でのゲル強度は1894.32g・cmだった。[15] これは、その試料のゲル強度であり、ちくわを選ぶための共通の合格点ではない。
その魚肉ソーセージを180日間追うと、保水性、白さ、食感指標、ゲル強度はいずれも低下し、解凍損失や加熱損失などは増加した。[15] 水を保つ性質が下がることと、硬さなどの性質が変わることを、並行して測っている。見た目の白さも評価対象だが、たんぱく質量とは別の指標である。[15]
白さはとくに、印象だけで意味を広げやすい。豚背脂の配合を変えたソウギョすり身の実験では、凍結・解凍の回数が増えると白さが低下した一方、脂肪の配合が多いほど白さは増した。[13] つまり白いという同じ見え方にも、異なる条件が関わる。解凍後に白く見えるから品質も成分も変わっていない、と見た目だけで判断する読み方には無理がある。
この違いは、スマートフォンで冷凍前後の写真を撮るときにも意識できる。写真は形や表面の様子を残すには便利だが、保水性や硬さの測定を代わりに済ませるものではない。研究は水の動きと力を加えたときの性質などを組み合わせて評価している。[7][8] 家庭では好みの記録として使い、実験と同じ精度の結果を得たつもりにならないことが大切だ。
間食の用意という目的に戻れば、必要なのは立派な測定装置より、比べる条件を見失わないメモである。商品名、表示に沿った扱い、冷凍前に期待していた食べ方、解凍後に気になった点を残す。好みに合わなかった経験も、次に買う量や使い道を決める情報になる。硬さの数字を暗記するより、「自分が困ったのは何だったか」を言葉にできる方が台所では役に立つ。
食べる人の評価と、装置の評価にも距離がある。硬さの低下を測ったすり身ゲル実験は、構造の保持を比較するために数値を使っている。[8] その数値だけでは、冷たい状態でそのまま食べたい人と、料理に加えたい人の好みを決められない。間食に用意したときの満足を確かめるなら、研究の順位を借りるより、予定していた食べ方で気になった点を残す方がよい。
その記録を体重の評価と結びつける必要もない。水が少なく、噛んだ感触が好みに合ったという経験は、それだけで保存方法を選ぶ材料になる。研究で見ているのは食品の網目や品質の変化である。[7][15] 食品の研究を暮らしに使うとは、研究が測ったものを日常の観察に対応させることだ。食感から人の体の変化まで推測を延ばさずとも、次の買い物や準備を考えるには十分な問いがある。

よくある誤解
「解凍で出た水の割合だけ、たんぱく質も失われた」という読み替えはしない。解凍損失や保水性、ゲルの硬さは、それぞれ別の品質指標として調べられている。たんぱく質の構造変化や溶けやすさの変化を扱った研究も、解凍液の量をそのまま栄養成分の損失率に置き換えるものではない。[7][13][15] 水の量から、食べた栄養の計算まで一足飛びには進めない。
「硬いほど弾力が保たれていて、間食にも優秀」という判断にも注意が要る。凍結・解凍後に食感指標がいったん上がってから下がる実験があり、レビューでは冷凍保存によるゴム様の食感も問題にされている。[2][13] 食べ応えという感想は大事にしてよいが、その感想を消化、満腹感、体重変化の効果にまで広げない。食感を測った試験は、食べた人の体重を測った試験とは違う。[7][8]
「論文の保存日数までは、どのちくわも保存できる」とも読めない。魚肉ソーセージの研究は、特定の配合と−18℃という条件で品質を評価し、120日後にも品質が許容できたと報告している。[15] その日数は市販ちくわ全般の期限ではない。研究条件を見て安心材料を探すより、実際に買った商品の保存方法や期限、解凍の案内に従う方が、目の前の食品に対応した行動になる。
今日からできること
- 購入した商品の表示で、冷凍の可否、保存方法、解凍の案内を確認する。研究の−18℃や180日という条件を、手元のちくわの保存指示として使わない。[15]
- 出し入れの予定を見直し、表示に沿って使う量を先に決める。毎週解凍と再冷凍を繰り返したすり身実験では、初回の食感の増加後に低下が起きた。[13]
- 解凍前後を比べるなら、まず同じ商品の中で、袋の水、噛んだ硬さ、戻る感触を分けて記録する。硬さが38.02%低下した実験も、その数字は栄養損失を表していない。[8]
- 別の商品を試したときは、でんぷんなどの配合も変わったことをメモする。すり身ゲルの比較実験では、でんぷんの状態が保水性と凍結・解凍への安定性に関わった。[7]
- そのまま食べたいのか、加熱して使いたいのかを決めてから食感を評価する。解凍損失と加熱損失は、魚肉ソーセージの研究でも別の指標として測られている。[15]

オンザショアで、予定を置く場所を持つ
間食の準備と同じように、運動にも日々の予定の中に置ける場所があると考えやすい。オンザショア立川店は、JR立川駅北口から徒歩1分の溶岩ホットヨガスタジオである。所在地は東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3F。営業時間は全曜日8:00〜23:30で、年中無休だ。
選択肢は溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガに加え、常温のヨガやピラティス、女性専用のキックボクササイズ、ボクササイズ、HIIT、パーソナルトレーニングがある。ヨガだけでも25種類以上のレッスンを用意している。
妊娠中の方には常温のマタニティヨガがある。溶岩ホットヨガには参加できず、医師から運動を止められている方は利用できない。参加条件と通える時間を確かめる入口として、店のトップと料金を案内している。
ヨガの体験レッスンは税込1,980円で、60分のレッスンにバスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれる。体験の予約で予定を確認し、間食を準備する日も、体を動かす日も、自分の生活に合う時間を選びたい。
参考文献
[2] Use of hydrocolloids as cryoprotectant for frozen foods — Maity T, Saxena A, Raju PS., 2018, Critical reviews in food science and nutrition. DOI: 10.1080/10408398.2016.1182892
[7] Influence of starch on freeze-thaw stability of Hypophthalmichthys molitrix surimi gel observed via ice crystal distribution and gel properties — Jiang X, Liang Q, Shi W., 2024, Food chemistry: X. DOI: 10.1016/j.fochx.2024.101995
[8] Investigation of the protective mechanisms of liquid nitrogen spray freezing and TGase cross-linking on the structural characteristics of surimi gels during frozen storage — Luo X, Ren G, Yang Q, An Y, Zhang J, Shirshin EA, Xiong S, Hu Y., 2025, Food chemistry. DOI: 10.1016/j.foodchem.2025.144343
[13] Interrelationship among protein structure, protein oxidation, lipid oxidation and quality of grass carp surimi during multiple freeze-thaw cycles with different pork backfat contents — Shang X, Guo J, Liu W, Wu H, Zhou Z., 2022, Journal of food biochemistry. DOI: 10.1111/jfbc.14319
[15] Processing Technology and Quality Change during Storage of Fish Sausages with Textured Soy Protein — You S, Yang S, Li L, Zheng B, Zhang Y, Zeng H., 2022, Foods (Basel, Switzerland). DOI: 10.3390/foods11223546
この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。
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