ダイエットの間食の納豆は混ぜるほど栄養が増える?糸の粘りと成分量を読む

ヨガとからだの記事のイメージ写真 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

成分の研究を、そのまま間食の効能にしない

納豆の粘質物の研究には、成分ごとに異なる働きを探すものもある。レバンとポリγグルタミン酸などを分けて調べた細胞実験では、マウス由来の免疫細胞で、免疫反応に関わる物質の産生を強く促したのはレバンであり、ポリγグルタミン酸や死菌では同様の作用が見られなかった。マウス由来の細胞での反応を、18〜39歳の女性が食べた際の反応にそのまま当てはめることはできない。[13]

さらに、特定のたんぱく質に対して免疫反応を起こすように処置したマウスでは、レバンを口から投与すると、そのたんぱく質に対する抗体の一種であるIgEや、特定の免疫反応が抑えられた。[13] 細胞とマウスを対象に、分離した成分の働きを探る研究である。18〜39歳の女性の食生活への効果を判断するには、人を対象にした食事の比較が必要になる。[13]

この研究から「粘るほど免疫によい」と考えるのは、成分を分けた実験の意図を取り落とす。ひとまとめにした粘質物の印象ではなく、どの成分が、どの実験で、どの反応に関わったかを調べているからだ。粘りの見た目に健康上の意味を全部乗せると、レバンとポリγグルタミン酸の違いさえ見えなくなる。[13]

発酵大豆食品を幅広く扱ったレビューは、発酵中に生まれる成分の可能性と、安全性に関わる問題の両方を整理している。また、生理活性成分について、動物や人での食事介入などによる検討の必要性を指摘している。[1] 食品に興味深い成分が含まれることと、その食品の食べ方に人の健康への確かな効果があることは、つながる可能性はあっても同じ命題ではない。[1]

間食としての納豆を考える際には、「何に効くか」を先に決めない読み方が役立つ。培養実験なら作られた物質、分析実験なら成分の内訳、動物実験ならその動物の反応をまず見る。その結果を人の生活に移すときに、何が変わるのかを確かめる。これなら、期待を大きくするために対象を省略せずに済む。

例えば、夕方に小鉢で納豆を食べる人が知りたいのは、食卓で混ぜる回数に意味があるかという具体的なことだ。一方、発酵装置で生産量を比較する研究の目的は、ある物質を作る条件を探すことにある。[11][12] 両方とも納豆に関係していても、答えようとしている問いが違う。論文の数字を使う前に、自分の疑問に近い操作をしているかを確認したい。

研究の読み方は、数字の後ろに短い札を付けるようなものだ。培地なら「菌が育った環境」、粘質物なら「食品から取り出した部分」、小腸内容物なら「動物の体内で採った試料」と言葉を添える。それだけで、同じ納豆という名前の下に異なる実験が並んでいることを確認できる。[6][11][14]

反対に、対象を省いた「粘りが増える」「吸収によい」という短い表現は、食卓での操作と結び付きやすい。知りたいのが混ぜ方なら、その表現を読んだ段階で、研究でも混ぜ方を比較したのかと立ち止まる。この確認は、納豆を選ぶことを難しくするためではない。関係のない数字を、自分に課す作業の根拠にしないためである。

成分の内訳が分かった場合でも、そこから必要な摂取量が自動的に決まるわけではない。粘質物の組成比を知ることは、間食の量を決める試験を行ったことにはならない。[6] 「何が入っているか」を説明する数字と、「どのくらい食べるか」を決める数字は、同じ欄に置かないほうがよい。

安全性についても、「発酵食品だから誰にでもよい」という一括りは避けたい。納豆を食べた後、遅れて強いアレルギー反応を起こした症例報告がある。報告された22歳の男性では、納豆を含む食事から10〜14時間後に反応が起き、医療機関での負荷試験でも摂取後に症状が現れた。加熱した納豆を食べた際にも反応していた。この男性患者の経過を、18〜39歳の女性一般の発症リスクにそのまま当てはめることはできない。[3]

これは症例報告であり、一般の人にどれほど起きるかを示す頻度のデータではない。それでも、食べてすぐに問題がなかったことや、加熱したことだけで安全と判断しない理由にはなる。[3] 納豆を食べた後の症状が気になる人は、自己流で混ぜ方を変えて確かめるのではなく、食べたものと時間の経過を医師に伝える対象である。[3]

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

よくある誤解

「糸が増えたら、栄養成分も同じ割合で増えた」という見方は、物性と成分量を同じものとしている。粘質物の比較研究では、粘度と組成を別々に調べており、たんぱく質部分と多糖類の種類も確認している。糸の見え方だけを、特定成分の増加率に換算する読み方は支持されない。[6]

とくに「増える」という言葉には注意したい。見える糸の本数、成分の重さ、食品全体に占める割合では、比べている量が違う。最初にどれを意味するか決めなければ、見た目が変わったという観察だけで、別の量まで増えたように話が進む。成分量を語るなら、成分量を測った結果に戻る必要がある。[6][11]

「菌が粘りの成分を作るのだから、食卓で混ぜれば同じように増産される」という読み方も飛躍である。培養研究では、材料の組み合わせや培地を変え、一定の条件で生産された物質を測っている。[11][12] 混ぜる回数を増やすことと、そうした培養条件を整えることは、同一の操作として扱えない。[11][12]

「粘質物に働きがあるなら、よく混ぜた納豆で同じ健康効果が得られる」という期待も、実験の段階を飛ばしている。カルシウムの研究はラットと試験管内での溶解性を、免疫反応の研究は分離した成分を使った細胞とマウスの反応を調べたものだ。人の間食で得られる効果の大きさや、混ぜ方の優劣を示す結果ではない。[13][14]

ただし、「混ぜる価値がない」と逆向きに決めつける必要もない。好きな食べ心地に整えることは、自分が食べやすいかどうかで判断できる。栄養を増やす義務として回し続けることと、好みのところで箸を止めることは、違う目的の行動である。

筋トレ美女 立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

今日からできること

  • 納豆を混ぜる回数を栄養の達成目標にせず、好みの食べ心地で止める。培養実験の21時間を、家庭での混ぜ方の基準に読み替えない。[11]
  • 粘質物の61%という値を見たら、何を分母にした割合か確認する。納豆全体のたんぱく質の割合として食事の計算に使わない。[6]
  • 発酵に関する数字は条件と一緒に読む。ショ糖5%、グルタミン酸1.5%は培地の条件であり、納豆への追加材料の指示にしない。[11]
  • 健康に関わる説明は、成分名と対象を組にして確かめる。カルシウムの溶解性を調べたラットの結果を、人での吸収の増加量に置き換えない。[14]
  • 食後の体調に心当たりがあれば、食べた内容と症状までの時間を医師に伝える。10〜14時間後の反応が報告された例もあり、混ぜ方や加熱で自己判断しない。[3]

間食を用意する時間に、分析実験まで引き受ける必要はない。自分で確かめられるのは、食べたいか、口当たりが好きか、食事の間にどう置くかという生活上の選択である。食品中の成分や体内の働きに関する話は、その問いを測った研究に任せる。この役割分担なら、好きで食べることまで健康効果で正当化しなくてよくなる。

オンザショア立川店で、生活に置ける時間を探す

食事の小さな選択と同じように、体を動かす時間も、自分の生活に置けるかを軸に考えたい。オンザショア立川店は、JR立川駅北口から徒歩1分の溶岩ホットヨガスタジオである。営業時間は全曜日8:00〜23:30、年中無休。出勤前や仕事帰りなど、予定に照らして通う時間を考えるための条件になる。

所在地は東京都立川市曙町2-14-10 エトロワビル3Fである。溶岩プレートを敷いたスタジオでのホットヨガに加え、常温のヨガやピラティスもあり、ヨガだけで25種類以上のレッスンがある。続ける仕組みを探すなら、選べる内容と時間の両方を見たい。

参加する内容を選ぶ際には、体調に関する条件も確認したい。妊娠中は溶岩ホットヨガには参加できず、常温のマタニティヨガがある。医師から運動を止められている方は利用できない。

ヨガの体験レッスンは税込1,980円で、60分のレッスンに、バスタオル2枚、フェイスタオル1枚、ヨガマットのレンタルが含まれる。

内容は店のトップ、料金は料金ページで確認できる。体験の予約を予定表と照らし合わせ、生活の中に置ける枠を探すところから始めたい。

立川駅徒歩1分年中無休の溶岩ホットヨガスタジオ

参考文献

[1] Impact of Bacillus in fermented soybean foods on human health — Gopikrishna T, Suresh Kumar HK, Perumal K, Elangovan E., 2021, Annals of microbiology.. DOI: 10.1186/s13213-021-01641-9

[3] [A case of “late-onset” anaphylaxis caused by fermented soybeans; Natto] — Suzuki S, Nakamura Y, Kawano Y, Nishioka K., 2006, Arerugi = [Allergy]. DOI: なし

[4] Microbial production and chemical transformation of poly-γ-glutamate — Ashiuchi M., 2013, Microbial biotechnology. DOI: 10.1111/1751-7915.12072

[6] Production of polyglutamic acid-like mucilage protein by Peribacillus simplex strain 8h — Sato S, Ichiyanagi N, Sugiyama K, Aburai N, Fujii K., 2023, Folia microbiologica. DOI: 10.1007/s12223-022-01000-4

[11] Simultaneous and selective production of levan and poly(gamma-glutamic acid) by Bacillus subtilis — Shih IL, Yu YT., 2005, Biotechnology letters. DOI: 10.1007/s10529-004-6936-z

[12] Production of poly-gamma-glutamic acid by Bacillus subtilis and Bacillus licheniformis with different growth media — Kedia G, Hill D, Hill R, Radecka I., 2010, Journal of nanoscience and nanotechnology. DOI: 10.1166/jnn.2010.2614

[13] Levan (beta-2, 6-fructan), a major fraction of fermented soybean mucilage, displays immunostimulating properties via Toll-like receptor 4 signalling: induction of interleukin-12 production and suppression of T-helper type 2 response and immunoglobulin E production — Xu Q, Yajima T, Li W, Saito K, Ohshima Y, Yoshikai Y., 2006, Clinical and experimental allergy : journal of the British Society for Allergy and Clinical Immunology. DOI: 10.1111/j.1365-2222.2006.02401.x

[14] Natto mucilage containing poly-gamma-glutamic acid increases soluble calcium in the rat small intestine — Tanimoto H, Mori M, Motoki M, Torii K, Kadowaki M, Noguchi T., 2001, Bioscience, biotechnology, and biochemistry. DOI: 10.1271/bbb.65.516

この記事の情報は2026年10月時点のものです。個別の健康状態については医師にご相談ください。

ヨガとからだの小さな疑問のほかの記事

ヨガとからだの小さな疑問の一覧

初日の汗は、予約した人だけが持ち帰れる。

体験レッスンを予約体験専用 03-6665-0898LINE

💬 ご質問がある場合はこちらからどうぞ

オンザショアのチャットで質問する(24時間受付)

レッスン内容・料金・体験のご予約など、気になることをお気軽にお尋ねください。

author avatar
宮川涼 Founder
1

2

関連記事

ご体験予約